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2008年01月02日
1巻目の「Doubt」

「Doubt」(1)/外海良基
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
性別も年齢もバラバラの男女が、突如密室に放り込まれ、犠牲者も出る中で疑心暗鬼に陥りながら脱出策を見つけるという、密室パニックサスペンス作。
なんちうかこう、雰囲気だけのスリラーだったりしないかなぁと変な不安があったのですが、いやいやどうして。
けっこう読ませるドラマになってますよ。
ストーリーは、ネットで集う仲間達のオフ会、という形で集まった主人公達が、その最中に全員が突然の拉致にあい、目が覚めた時には廃ビルの密室に監禁されていた、というもの。そして1人ずつ犠牲者が出ていき、「この中に犯人がいる」と互いに疑惑を持ちながらも、限られた情報とルールの中で脱出を試みるというもの。
主人公達は互いに疑いの目を向けながら、密室の中を探索していくわけですが、探索手段の制約と制限を設けてありまして、これが話のキーとなっております。
このへんの作りは非常にゲーム的でありまして、能力バトルものを読んでるくらいに分かりやすい。
ゲーム的要素を複雑になりすぎないようにし、登場人物同士の心理戦を中心に据えるという作りも的を射ている点だと思いますよ。掲載紙はガンガンだし。
普通の密室サスペンスとは一味違う仕掛けを用意しながらも、人物ドラマとして盛り上げ方が非常に巧い作品。
設定には色々とツッコミどころといいますか、無茶もあるんですが、それを感じさせない張り詰めた雰囲気の盛り上げ方で一気に読めちゃいますな。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 2008年01月02日 03:06
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