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2007年06月19日
1巻目の「妖怪のお医者さん」

「妖怪のお医者さん」(1)/佐藤友生
講談社・少年マガジンKC
6/15発売
ビバ! 妖怪!
ちょっと笑えて、ちょっとHで、ちょっと泣ける! 妖怪を退治しない妖怪まんが。ただいま大人気!
ちょびっと霊感ありの春日琴子のクラスにいる、なんだか地味〜な男の子・護国寺黒郎。
なにやら怪しく思って、あとをつけてみたら、なんとその正体は「妖怪のお医者さん」だった! そしてスケベだった!!……怪しすぎる!!! そんな漫画です
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
ちょっとした霊感のある少女と、霊を治す少年とのオカルトラブコメ。
序盤の構成がなかなかに面白く、期待してみるのも良いかと。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
霊や妖怪を祓う家系ではあるが、霊感は少しだけしか持っていない少女が一人。その力のために幼い頃からイジメにあい、妖怪に対してはネガティブなイメージを持っている。
かたや、地味で目立たないメガネ男子は妖怪の傷や病気を癒す力を持ち、妖怪に対して友好的であり、妖怪も彼に信頼を寄せている。
そんな2人が出会い、互いの能力に気付いたことから始まるオカルトアクション+ラブコメ。
まず目に付くのは、最初の導入となるエピソードを、最初に少女の主観で描き、次にまったく同じ経過を男子の主観で描いていること。1巻の大半を使ってこれをやってます。
それぞれに1人ずつ生い立ちやバックボーン、内面性を描き出すことで、相互にキャラへの理解が深まるようにできてます。
ただちょっと気に入らないのは、ドラマとして主題の収束するポイントが「人間は、温かい」「妖怪は、優しい」といった、なんか陳腐なヒューマニズムに終始してる点。
アクションはなかなか読ませるし、コメディリーフやサービスシーンもそつなく挟み込み、ラブコメとしても微笑ましく見守っていける展開になるだろうとは思うんですが、肝心要のシリアスな展開の、ここぞとぐっと盛り上がるところで、青臭いこと大上段から言われちゃうと、ちょっと寒々しいんだが…。
少年漫画だから仕方ないと思うしかないのかなぁ。でももうちょっとうまくやれると思う。
【こんな人に読んでほしい】
話にもう一段階深みが出ればかなり面白くなりそうだが、今のままではよくあるアクションラブコメ止まり。それでも基礎的なポテンシャルは高いけど。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 2007年06月19日 01:04
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