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2007年06月13日

1巻目の「マップス ネクストシート」

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「マップス ネクストシート」(1)/長谷川裕一
ソフトバンク・フレックスコミックス
6/9発売

          
麻生河七勇太の日常は、ある日、目の前で行き倒れた異形の男に一杯の水を差し出したことで、終わりを告げた。
その水と引き替えにと男に託された少女こそ、銀河最強の宇宙船『ネクシート号』の舵輪−−ミュズだった!
(ソフトバンク公式サイトより引用)
          
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
ごく普通の少年がとある少女と出会ったことから、銀河系を巻き込んだ謎と冒険の舞台へと旅立つことになるという内容。
SFアドベンチャーの正統にして本格派。まぁオタ指向ではあるけれども。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
とある少年のもとへ、突然に流星が落ちてくる。それは宇宙からの生命体で、1杯の水と引き替えに1人の少女を託されたことから、銀河系全てを巻き込む謎のただ中に主人公が巻き込まれていく、という内容。

歪められた地球人の歴史、銀河系規模の宇宙戦争、日常との離別や超常的な能力の戦艦。そして傍らに美少女。スペースロマン全開のSF作。
しかし内容は変に小難しいこともなく、冒険アクションとしての文法通りに読みやすく無理のない展開でありながら、細かな設定やシチュエーションの端々に、「ああ俺、SF読んでるなぁ」という充実感がある。ある種のノスタルジックさえも。

特徴として一つ感じたのは、主人公がやむにやまれぬ事情とはいえ、自発的に地球を後にして宇宙へと繰り出すという流れ。
惜別の思いを残しながらも生まれ育った故郷を離れ。まだ見ぬ世界へ一歩を踏み出すという、寂しさと同時に生まれる冒険への期待。こういった入り口を持つアドベンチャーアクション作は近年ではあまり見ない。
近頃のファンタジーアクション全般に言えることだが、たいていの場合、帰るところがあったりあるいはホームグラウンド内でのみドラマが描かれたり、もしくは元々が旅続きで不定住だったりするもんで。
そこをあえて故郷との離別を描いてみせるってのはこだわりだろうねぇ。そしてそれは嬉しいことでもある。

【こんな人に読んでほしい】
しっかりできた漫画なので読むだけなら誰でもいけるが、絵のタッチと宇宙SFてのはやっぱ年齢層高くなるかなぁ。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 2007年06月13日 00:44

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