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2007年05月29日
1巻目の「まんが極道」

「まんが極道」(1)/唐沢なをき
エンターブレイン・ビームコミックス
5/25発売
「漫画」という「業」に取り憑かれた人々の、面白うてやがて悲しき人生奇譚、第1弾!! 生きていく上で必要なことを、すべて漫画から学んだ者たちと、生きていく上で全然必要でないことまで、すべて漫画から学んだ者たち。
漫画に生き、漫画に死ぬ人々の悲劇、喜劇、その他もろもろを描いて描いて描きまくった、唐沢なをき画業21周年(ぐらい)記念作品、待望の単行本化第1弾!
(エンターブレイン公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
漫画に憧れを持ってしまったがために、その人生を狂わされてしまう人々の姿をギャグとして描く作品。
夢をあきらめきれない人々の痛さに笑えたり笑えなかったり。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
主に漫画家志望のキャラを中心に、漫画創作とプロとしてのデビューにまつわる悲喜こもごもをギャグとしてお笑いにしている内容。
飛び抜けた才能があるわけでもない登場人物達が、うっかり因果な夢を抱いてしまったがゆえに起こる悲劇的な行く末をとびっきり滑稽に描いております。
毎回違うモチーフと違うテーマを扱うので、なかなか飽きない。
漫画にまつわる人々のカリカチュアライズがきついのでギャグマンガだな、と一応読むものの、ギャグ要素を抜きにしてシリアスでやると、途端に痛々しくて救いようの無い漫画になるのが分かっちゃうのがたまらない。
少しでもこういった創作に対する夢を持った経験があると、これは笑え無い漫画となるのですな。夢を追う人々の持つ負の側面がこれでもかって描かれるわけで。
登場人物達に待つのはたいていがバッドエンドだしなぁ。
この漫画を普通に笑って読める人はある意味幸せ。
【こんな人に読んでほしい】
ちょっとでもクリエイターとしての夢を持ったことがあるなら。自虐的に読むのも過ぎ去った過去を笑うのもそれは自由。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 2007年05月29日 01:09
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