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2007年05月27日

1巻目の「姫武将政宗伝 ぼんたん!!」

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「姫武将政宗伝 ぼんたん!!」(1)/阿部川キネコ
幻冬舎・バーズコミックス
5/24発売

          
時は戦国。奥州・伊達家では、長子の梵天丸がすくすくと育っていた。
だが伊達家には、近隣諸国に聞かせられない秘密があって…。なんと梵天丸は女の子だったのだ!
(幻冬舎公式サイトより引用)
          
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
伊達政宗が実は女だった、という設定のもとで、その幼少時からの姿を追う歴史大河コメディ。
作者が作者なのでお笑い一辺倒だと思ってると、けっこうしっかり読めて驚く。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
伊達家に生まれたとある少女が、疱瘡を患い片目を失った時から男子として育てられることとなり、幼いうちに禅僧である虎哉宗乙にあずけられ、そこで教育を受けることになる。…と、これだけ書くと史実に則した固めのストーリーのようですが、基本的にはギャグコメディ調。
幼少時の無邪気さやあどけなさをコメディタッチで描きながらも、大器としての片鱗を見せつつ、大名家同士の策略に巻き込まれていく、という流れ。

けっこうドタバタ気味のギャグコメディやりながらも、シリアス展開となると途端に子供ながらに切れ者としての才覚を見せる梵天丸。硬軟のメリハリを付けた構成と、このギャップから生まれるかっこよさが良いね。
また、登場人物には史実においても伊達政宗と深く関わっていくことになる片倉景綱、虎哉宗乙、最上義光、伊達成実、原田宗時といった人物らを配置。歴史マニアでもなけりゃこのへんはついていけない設定ですが、それぞれの人物が作者独自のアプローチで特徴的に描かれているため、漫画のキャラとしてきちんと立っているのは偉い。

基本的に4コマでしか見ることの無い作者による長編ストーリー物ということでどうなるんだろと思ってましたが、予想以上に手応えは有り。

【こんな人に読んでほしい】
歴史好きは当然として、萌え系ファンタジーアクションとしても読める。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 2007年05月27日 01:27

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