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2007年05月26日

1巻目の「もう俺、ハエでいいや」

mouore-haede.jpg
「もう俺、ハエでいいや」(1)/久正人
講談社・KCデラックス
5/23発売

          
みんなコソコソ読んでいる、モーニングの深夜枠!!
「どうでもいい」のに引っかかる、キモカワイそう系1コマ漫画!
(講談社公式サイトより引用)
          
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
濃さのある絵と脱力感をともなう言葉とで、独自の「イタい風景」を繰り出す1コマ漫画作。
くだらないんだが一度見たら忘れられなくなるなぁ。タイトルもインパクトあるし。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
濃ゆくてキチャナイ系のギャグ絵柄と路上詩人風の筆文字ギャグ言葉とでネタとする内容。
一般週刊誌の最後に載ってるような1コマ漫画が脱力的アナーキーさとくだらなさを持つとこうなる、とでも言えばいいか。

描かれる風景は決まってどこかの誰かの「イタい有様」で、こう、うっかり日常で目撃したらイラッと来るような、そういう感じ。
こういうギャグは発想を形とする言葉自体がネタとして先に立つもんですが、この作品では絵の力もありまして。詠われる言葉とともに描かれる、微妙な人物の微妙な表情に、やはりイラッと来るわけですな。
他者をあざけ、さげすむ快感をうまく引き出してくれる漫画です。

日常的あるある系キモ光景がネタのメインですが、けっこうシュールだったりワンダーがあったりするギャグも有り。単調にならないのは良いことだ。
情景と言葉と一発でネタの世界を広げる力もあるんだよなぁ。

【こんな人に読んでほしい】
ギャグ作品としての面白さはあるが、けど1コマ漫画集を本として買うかなぁということでちょっと考え込んでしまう…。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 2007年05月26日 00:03

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