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2007年04月22日

1巻目の「逆転裁判」

gyakuten-saiban.jpg
「逆転裁判」(1)/脚本:黒田研二 漫画:前川かずお
講談社・ヤンマガKC
4/6発売

          
大ヒット“法廷バトル”ゲームを本格ミステリー漫画化!!!
オリジナル脚本で始まる新事件!!
(講談社公式サイトより引用)
          
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
本格ミステリ作家を脚本に迎えての、ゲームからのコミカライズ。でもストーリーはちゃんと完全新規なのでファンも安心。
キャラや絵柄はアニメっぽいディフォルメのなされたものですが、中身はかなり本格。
ゲームで怒濤の盛り上がりを見せる裁判シーンもうまく再現されてます。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
コミック版となってどうなるかと心配してましたが、なかなかに読み応えがありつつも原作ファンも喜ばせる作りで嬉しい出来映え。

まず1話目はいきなり裁判パートからで、証人も少なくて、検事が亜内で、1日目だけで解決、とゲームの流れを踏襲しています。また裁判パートが最初にあることにより、盛り上がりのある展開でぐっと作品に没入できる感じになってます。
犯人、証人といった新規オリジナルキャラも、ネーミングやその風貌は逆転裁判のあの独特の過剰な世界をうまく再現しています。……原作知らないとちょっと引くかな、とは思いますが。

しかしながら、やっぱ脚本がしっかりしているってのが大きい。
証拠や証言が次々に上がっていく中で一発逆転、怒濤のごとくトリックやアリバイを崩していく展開は読み応えありますな。そのぶんネーム多くてちょっぴり疲れるが。
小説家による脚本であっても、写真や動画に対しての「異議あり!」も見せ、ゲーム原作、漫画作品であるうえでの視覚的な仕掛けも見せてあります。

1巻目では、1話目裁判パート、2話目探偵パートまでを収録。
構成上、どうしても1つの事件は尺が長くなりそうなので、じっくりつきあっていきたい漫画。

【こんな人に読んでほしい】
原作ファンは読んで損無し。漫画的誇張は大きいが、本格ミステリとしても行けるぜ。
原作ファンの場合は絵がちょっとハードル高いかな。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 2007年04月22日 01:36

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