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2007年04月14日
1巻目の「マイガール」

「マイ ガール」(1)/佐原ミズ
新潮社・バンチコミックス
4/9発売
恋人の訃報と共に笠間正宗のもとにやってきた幼い少女は、亡き恋人が内緒で育てた5歳の娘…。
凸凹親子の優しくて切ないネオ・ホームドラマ。
(コアミックス公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
恋人の死によって突然に娘ができてしまった主人公が、ぎこちなくも少しずつ父親として成長していく姿を描く、叙情性豊かなホームドラマ。
うっかり気を抜くと泣ける。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
高校時代に出会った女性が留学し、彼女を忘れることもできないまま数年が経ち、ある日突然に、恋人の訃報とともに娘と出会うことになるという出だし。
んでまぁ、20代前半の若者が四苦八苦しながら子育を始める姿とともに、主人公と娘とで、最愛の者を亡くしてしまった傷を互いに癒していくという内容。
最初からいきなり喪失と悲嘆のドラマとして始まる物語ですが、本編部分には大仰なドラマ性は無く、父子家庭及び新米パパとして周囲や親とのちょっとしたトラブルを交えつつも日常的な生活を送り、徐々に家族の姿ができあがる、という感じ。
その代わり、登場人物同士で行き交う心情を丁寧に描き、大きな喪失と新たな出会いを経験した主人公が、心の成長とともに見つけていく思いのひとつひとつが鮮やかに描かれます。
ここぞっていう時に放たれる言葉のひとつひとつに、大切な何かを気付かせてくれるような力強さがあるんですな。
切なくてあったかい。なかなか良いマンガ。
【こんな人に読んでほしい】
押しつけがましい泣かせドラマではなくて、地味でもこう、じんわりあったかいドラマが好きなら。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 2007年04月14日 00:27
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