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2007年03月29日

1巻目の「夏の魔術 上」

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「夏の魔術 上」/原作:田中芳樹 漫画:ふくやまけいこ
講談社・シリウスKC
3/23発売
上下巻同時発売

          
大学生の耕平と小学生の来夢は運命に導かれるように、ほかの7人の乗客と共に謎の蒸気機関車によって奇怪な館「黄昏荘園」に運ばれた。
田中芳樹原作の傑作ゴシック・ファンタジー、上下巻同時刊行!
「小説がコミック化されたというより、作品世界が本来の形で実体化したようなものです。」――田中芳樹
(講談社公式サイトより引用)
          
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
人には無い特別な能力を持った主人公が、偶然居合わせた人々と不思議な空間に迷い込む、というホラーサスペンス。
ミステリ的な盛り上がりと謎解きが面白く読めるジュブナイルファンタジー。質は高めよ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
電車でちょっとした旅行に出かけた主人公。彼には人には無い能力がある。
で、旅先で起こったとあるトラブルをきっかけに、一人の少女と出会い、またそこに居合わせた人々とともに不思議な場所へと足を踏み入れる。てな内容。

ファンタジー設定を持つものの、ある特別な空間に放り込まれた男女数人がそれぞれの役割を持って立ち振る舞い、ストーリー全体の謎に立ち向かうといった流れは孤島ものとかのそれに近く、主人公の能力も手伝って全体的にミステリとして読める。
というか、不思議設定がありながらも、まっとうな少年少女向けミステリとして面白いんだ、これ。

【こんな人に読んでほしい】
絵柄がちょい低めの年齢向けっぽいですが、謎解きと個々の人間ドラマがしっかり楽しめるんで。性別年齢問わず。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 2007年03月29日 00:59

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