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2007年03月08日
1巻目の「三丁目の猟奇」

「三丁目の猟奇」/唐沢俊一&ソルボンヌK子
ミリオン出版
3/2発売
豊かではなかったけれど、明日につづく「事件」があった…。懐かしき昭和30年代のダークサイドを描く、教養マンガエッセイの決定版。
昭和三十年代を照らしていた希望の光がまばゆいものであればあるほど、その光によって形づくられる影は濃く、また、大きい。
昭和三十年代の犯罪史をひもといてみると、そこには、ほかの時代の犯罪にはみられない、ユニークさと、時代を反映させた新形式を合わせ持った犯罪が目白押しなのである…。
(ミリオン出版公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
実録エッセイ漫画的に、昭和30年代の猟奇犯罪をネタ話として語る一冊。
えげつない話の連続ではあるんだが、やっぱ事実は小説より面白いのである。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
昭和30年代に時代を絞っての実録コラム的なエッセイ漫画。合間にテキストで当時の世相とその暗部としての血なまぐさい事象を色々と解説してくれてます。
紹介コメントにあるように、漫画として紹介される事件のその端々に、その時代特有の香りが漂ってくるのが面白いところ。
殺人の本質は今も昔も変わらないのに、それが犯罪としての事件の事象を追ってみると時代性が見え隠れするんですな。
ドラマ性を廃し客観性のみでショートページ教養マンガの体裁をとっているためサクサク読みやすいものの、扱ってる内容が内容であるだけに、一気に読んでいくと胃もたれ起こしますな…。しかしそれだけ、質とボリュームで腹のふくれる漫画です。
しかし何故に人はこういうダークでアングラなものに心ひかれるんだろうね。
【こんな人に読んでほしい】
猟奇、鬼畜、狂気の世界が好きなら。サブカル的教養を得る一冊としても。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 2007年03月08日 00:30
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