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2007年01月01日
2007年の始めに、不景気な話をしようか
元旦、目が覚めると不安感がのしかかってきて寝床から動けない。
うちの一家は毎年の正月には親族一同が集まるわけですが、おいらはここ何年か顔出しておらず、今年はちゃんと行かなきゃな、と思っていたのに、朝起きてこれではとてもそんな気分になれず。
昨夜まではちゃんと行くつもりでそのように家族には伝えてあっただけに、親兄妹から大ブーイングを浴びる。
「おばーちゃんがっかりするよ。会えるうちに会っておかないと・・・」という妹の言葉が刺さる。痛い。
そんな暗い気分で迎えた正月。
どうせだったら暗い話でも語ってみようか、と思いまして。
いろいろと聞いた話とかそんなんで漠然と適当に書いてますんで話半分に・・・。
2006年を振り返ると、というかここ3年くらいずっとそうですが、不景気な話題ばかりが聞こえてきましたねぇ。
書店とかエロゲとかいうよりも、地元鹿児島の本屋、CDやらDVDやらのショップについて、どこそこが撤退だの縮小だの店を閉めただの、そんなんばかりだったような気がします。
前からCDが売れなくなってきていると言われてましたが、今はDVDも売れなくなってきているようでして。
また、これはちょろっと伝え聞いた話なんですが、DVDがあんまり売れないもんだからそのしわ寄せが中〜小規模ショップにまわってきているようで、ある一定以上の売り上げの無いお店に対して、流通側が仕入れ値の上昇といった切り捨てに等しい対処を行ったりもし始めているようです。
漫画雑誌は相変わらず売れない売れないという声ばかりですが、今のところ単行本としてのコミックスが売れなくなったという話は聞きません。
ただ、ベストセラーが出たからと言って、その作品の掲載誌が売れるようになるわけではない、てことになるわけで、ジャンルがこれだけ増えても、買う側は決まったものしか買わないわけで。
マンガの種類が細分化する一方で読み手は一部の範囲で固着してしまうと、全体的に見てマンガの売り上げも落ちていくのかなーなんて考えます。
落ちていくといってもものすごく緩やかに、10年とか20年先の話だとは思いますが。
おいらの担当であるエロゲもきっついもんなぁ。
業界団体の集まりに足を運んだ時は、余所の店のどこもが口を揃えて「売れてない。ひどい」とか言うし。
実際、2006年のエロゲの売り上げ見てみると、きっついことになってますよ。
売れるものは売れるんですが、ロングセラータイトルは激減。
廉価版や低価格ソフトの多発も、正直なところやめてくれって感じですな。
売れなくなってるわりに、エロゲの業界としての問題点は何も解決してないし。
あきれたというか唖然としたのは、その業界団体の集まりみたいなので、主催者側から
「今から新規参入してくるショップさんは少ないでしょうし、また業界がダメだと小売店さんが努力しないと物は売れないわけで、この先厳しくなってもその努力があれば大丈夫でしょう」
などと、ヤケクソ気味の開き直りともとれる言葉を言われたことですな。
アニメの方面も、いろいろと声を聞くとアニメやその他メディアミックスに関わる多方面で
「こんなに数作って、コンテンツとしての商品寿命をどんどん短くするのはやめてくれ。どうにかしてくれ」
という声が上がってます。
今のアニメの数がどー考えても多すぎるし、商品価値を使い捨てのように利用している。それは作ってる側も分かってることみたいです。
しかしこの流れ、どうも止めようにも止められないところに来ちゃってるようです。
ダメだと分かってるのに商品展開のサイクルは短くなるばかりで。いつ破綻するんでしょうね。DVD売れないし。
とまぁいろいろあるんですが、これがメディアコンテンツ産業全体の衰退なのか、単に不景気のため個人消費が回復してないだけなのかどっちかは分かりません。
ただ言えるのは、これから先、景気が良くなりお客さんの財布のヒモがゆるくなっても、その売り上げは地元の小売店にはまわってこないだろうな、ということですね。
オタク向けメディアについてはこれが顕著に表われるでしょう。
純粋なマンガ専門店が売り上げを落としている中で、今元気なのは特定の層に対して広い範囲をフォローするような複合店です。
こういったタイプの店の場合、やっぱいろんな商品ジャンルを幅広く、かつ豊富に取りそろえられるよう、ある一定の規模が無ければ厳しいオタ系の嗜好を満足させることはできません。
ところが地方だと、そもそもの人口が少ないので比率的にお客さんの数はどうしても少なくなるわけで。広い売り場と豊富な在庫を持ったところでとてもやっていけないことになりますな。
どうしても規模を大きくできない。物が揃えられない。
そうなるともう、ネット通販で、ていうことになるのも当たり前。
この先何かブレイクする分野があったとしても、地方のショップがその恩恵を受けることは無いんだろうなぁと思うわけで。
暗くなりますなぁ。
まぁおいらの売り場が売り上げ落ちてるわけではないんだけどね。
ちゃんと伸びてはいるんだけど、先を見ると不安でいっぱい、ていう感じです。
2007年に何かを期待したりはしません。せめて何も起こりませんように。
おいらの今年の目標は「自分を大事に」。
投稿者 bird_chief : 2007年01月01日 21:09
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コメント
ひょうたん書店には六年間お世話になった者です。
今でも実家に帰省した際は足を運んでおります。
西田店さんや旧Warpさんの商品のラインナップは大都市圏の書店よりも『本当に面白いものをフューチャーする』形で毎回、お気に入りの本が見つかります。
私が今買っているシリーズものはひょうたん書店さんおススメから知ったものが数多くあります。
いろいろと不景気な話の続く昨今ですが、頑張ってください。
応援しております。
投稿者 真琴 : 2007年02月21日 22:54
warpが天文館から無くなってから新刊ではないマニアックなコミックスの購入場所を失ってamazonの利用が増えました。
ところでBLをコミックスコーナーの最前面に押し出す中央駅の某書店とかは自らの首を絞めているようで痛いものを感じます。
投稿者 3 : 2007年01月01日 23:05

