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2006年11月23日
1巻目の「アマル−黎明の出雲伝説−」

「アマル−黎明の出雲伝説−」(1)/原作:伊月慶子 漫画:市東亮子
秋田書店・プリンセスコミックスデラックス
11/16発売
悠久の時を超え、伝説の巫女姫がいま蘇る!? 彼女は、大和王朝の圧政に苦しむ出雲の人々の救世主となりえるのか!?
ドラマチック古代ファンタジー!!
(秋田書店公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
古代日本の王朝伝奇ロマン、といったところ。
テンポ良く読めるが内容は可もなく不可もなく。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
古代日本が舞台。出雲の国は大和王朝による圧政に苦しみ、隣国との代理戦争のような小競り合いも繰り返され、本格的な謀反が起こる寸前となっていた。という導入部。
その出雲の国に過去の記憶を失った少女が神剣の輝きとともに現れ、彼女は16年前に復活を誓い民のために命を捧げた巫女姫の生まれ変わりであるとして祭り上げられることになる。彼女を巡り大和王朝も動き始め、出雲の国と王朝との争いが始まる、という感じ。
大河ドラマ的ですが、大河というよりはもうちょい人物のほうに話がシフトしていて、舞台とスケールの大きなファンタジーロマンという具合。
登場人物が多く、冒頭からばばっと散らばるようにキャラが増える印象で、またストーリーの背景となる舞台設定もかなり密度があるんですが、冒頭からの展開がかなりスピーディーに最小限のシーンを重ねるために読んでてダレることは無い。
ただし特定のキャラに感情移入して読むというよりは、様々な登場人物がそれぞれの思惑を抱いて動き回る群像劇として読む感じ。
1巻目から人間関係が色々と複雑になってくる上でさらなる長編ストーリーを展開させようというところ。
【こんな人に読んでほしい】
なかなかしっかり読めるファンタジーロマンではあるんですが、ぱっとした華に欠けるところはある。ファンタジーものとして見た場合に、舞台が古代日本という以外の何かしらの特徴にも乏しいしなぁ。
作者のファン限定か。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 2006年11月23日 03:09
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