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2006年11月18日
1巻目の「あぁ愛しの番長さま」

「あぁ愛しの番長さま」(1)/藤方まゆ
白泉社・花とゆめコミックス
11/9発売
家庭の事情で私立高校から工業高校へ転校して来たそうか。行ってみると男子850人、女子はそうかたった一人な上、このご時世に番長が存在!!
しかも同じクラスの加藤くんは、番長と何か揉めているようで――!? ウワサの工業高校ライフ!
(白泉社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
設定の特殊性をほどよく見せつつ、キャラ中心の少女漫画ドタバタコメディやってる作品。
絵や構成に色々とアラが目立ちますが、変なクセが逆に個性のある漫画として読める感じ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
主人公は工業高校に転校してきた天然系な高1の女の子。しかし来てみれば、男子ばかりで女子は自分一人、という状況に。
なんだかんだとあって、何故か突然、この女の子が高校の番長になってしまう、という少女漫画コメディ。
こんだけ書くとヤンキー漫画もかくやという具合ですが、設定としてちょこちょこ工業高校的リアルなネタを挟み込む程度であり、体裁としてよくある賑やかな少女漫画ドタバタラブコメに。キャラもまぁ立ち位置ごとによく動く少女漫画の男性キャラばかりだし。
賑やかなドタバタラブコメとして楽しく読めるとともに、ちょっとした実話ネタが面白くあり。
また、作者が新人ということもあってか話ごとの構成がかなり粗く、脈絡もなく個々のシーンが展開され強引なオチを迎えるんですが、これが当人の思惑を超えてどんどんヤバい方向へ展開していく主人公の状況と変にマッチし、ドタバタやったあげく喜劇的に話が大事になっていくという可笑しさが出ていますな。
キャラクター陣がぞろぞろ多く増えていく割に、パターン以上の魅力を持った人物に欠けるとこがありますが、まぁそれぞれが立ち位置通りに動くキャラクターコメディとしては普通でしょう。
ただこのへんのキャラの個性をうまく出して話に反映できるようになれば、だいぶ面白くなっていくと思いますよ。
変に粗が無くなりカドが取れて丸くなるとたぶん面白くなくなると思うんで、この勢いとノリをそのまま持続できるかどうかも今後に注目か。
期待していい新人ではないかと。
あとアクションシーンは壊滅的にダメなのでケンカバトルとか間違ってもやらないでね。
【こんな人に読んでほしい】
花ゆめ、少コミのドタバタラブコメものとか好きなら。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 2006年11月18日 01:34
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