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2006年10月31日
1巻目の「みらいのあったかカップ」

「みらいのあったかカップ」/真島悦也
双葉社・アクションコミックスまんがタウン
10/28発売
全1巻
まずいコーヒーが名物(?)の喫茶店で、天然パパさんを助けて孤軍奮闘する、しっかり者の小学生・みらいちゃん。
亡くなったママさんの喫茶店を守るのはわたしです!?
「ちとせげっちゅ!!」(竹書房刊)の作者が描く、ほんわか美少女4コマ。
(双葉社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
ほのぼのホームコメディ調の4コマ。細やかなところでキャラの良さがありますが、全体的に凡庸な感じはぬぐえないか。
ロリっ子がかわいい、ていう読み方でもまぁいける。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
母親のいない、父一人娘一人の喫茶店が舞台。あと娘の同級生と、父親の幼なじみで娘の先生、ていう女性と。
登場人物を絞り舞台と場面も絞ることで、人物同士の結びつきと関係性を強調するネタを重ね、キャラクター陣がわいわいやってる中で生まれる場の雰囲気みたいなもんは出せているか。
あとシチュエーションコメディやりながらも、ラブストーリーをちゃんと進展させてたり。女性陣にほどよい色気をかすかに与えてあるため、けっこうこっちのラブコメ話も読めるんだわな。
派手さは無いですが、嫌いではないすわこういうのも。
【こんな人に読んでほしい】
ほんわか和やかなコメディ4コマ好きに。狭いが。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 23:32
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1巻目の「学天の嵐」

「学天の嵐」(1)/学天の嵐
一迅社・ゼロサムコミックス
10/25発売
キュートな爆笑4コマついに発売!!
恋するみどりのもとに、半人前のキューピッド・ヨウがやってきた!
神堂あらしの描くハイパー4コマついに単行本化です!
(一迅社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
女性向けコメディ4コマやおい方面。美形の男達がイチャイチャキャッキャと。女もいるけど。
天使だなんだとファンタジー設定を足したところでキャラ中心にネタ膨らませるギャグコメディの典型。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
美形キャラを設定や性格の異様さでもってギャグキャラに落としてディフォルメで描いたりとかでコメディ。
ギャグネタはさほど力があるわけではないが、全般的にノリと勢い優先なので油断して読んでるとたまに笑みもこぼれる。
美形の兄が女装してショタ弟に迫ったりとか他にもいろいろやおい要素がちらほら。
でもまー読めるよ、うん。
【こんな人に読んでほしい】
スクエニ系好みの女子とか。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 22:57
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1巻目の「14 ジューシー」

「14 ジューシー」/作画:亜桜まる 原作:朝田光
白泉社・ジェッツコミックス
10/27発売
全1巻
マネージャーのいる部活っていいよね〜。
アノ人もうらやんだ!?まったり中学生部活日記、ついについに登場です☆
(白泉社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
萌え系美少女が百合気味なお色気を振りまくだけショートページコメディ。
どうというものでもないですが、まぁキャラはかわいい。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 22:33
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読み手のぼやき
30日月曜日
入荷したての1巻目の漫画をひょいひょいと選んでいったら、20冊近くになり
読む奴読まない奴と取捨選択しても10冊
さすがにちょっとやる気も萎えそうに
・・・て言うか、あっ
新刊リスト眺めてて気付いたけど
リイド社時代劇コミックの「人形佐七捕物帳」の1巻、うち入荷したっけ??
うちの店はヲタ書店のため、注意してないとおいらの好きな時代劇ものとか入荷してなかったりするんだよね・・・
あとちょっと先の話だが、双葉社の「忍者パパ」1巻もちゃんと入荷するのか心配。
確認してみるべか。
投稿者 bird_chief : 02:11
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1巻目の「HR〜ほーむ・るーむ〜」

「HR〜ほーむ・るーむ〜」(1)/長月みそか
芳文社・まんがタイムきららコミックス
10/27発売
山葉第二中学校に通う素子、千夜、ハナは同じ2−Fの14歳。
3人は仲良く毎日遊んだり勉強したり笑ったり泣いたり怒ったり…そして中には「恋」したりする子も…!?
女の子の季節を温かな眼差しで描いた学園4コマ!!
(芳文社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
女の子3人組を中心に、中学生活の日々をなぞりつつ恋だのなんだのと繰り広げるほのぼのコメディ4コマ。
なんてことない中学生の日常をキャラの魅力とラブコメで彩る感じ。読むほどにじわじわと良さの出てくるなかなかの佳作。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
仲良し3人組の日々をコミカルに描きつつも、それぞれの設定を現実的な範囲で細やかなところまで作っておいて、コメディシチュエーションを形成してます。土台のしっかりしたキャラ造形があるため、すっと自然にこの和やかな日常に入っていけるのはなかなか良いっすな。
あと個々の性格も多面的ながらも揺らぎのないしっかりした個性を出しているため、ラブコメの流れも画一的なパターンにならず、微笑ましい恋愛モノとしても読める作りに。
藤村君とハナちゃんの関係性が非常に良いなぁ。
全体的に予定調和気味の純愛ラブコメであるため、恋愛のある中学生の日常としてはさすがに幻想的ではあるんですが、やはりキャラの個性がしっかりしてるため、現実的に憧れの持てるノスタルジックな風景が読める漫画です。
「ああ、こんな学生時代が欲しかった」と思わせるには充分。
【こんな人に読んでほしい】
ロリエロ漫画描く人でもあるんで、そういう方向からでも有り。女の子がかわいくて、毒の無いほのぼの漫画読みたい人に。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 02:06
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1巻目の「0からはじめましょう!」

「0からはじめましょう!」(1)/ととねみぎ
芳文社・まんがタイムきららコミックス
10/27発売
東屋ことりは新米ユ〜レイ。
憧れの日下部有人クンといっしょに暮らせるのは嬉しいけど、霊能家族・日下部ファミリーやクラスメイト、魑魅魍魎を巻き込んでのユ〜レイ生活は大騒動!!!果たしてことりの運命は!?
(芳文社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
幽霊だなんだというオカルト要素を明るくコメディに落とす萌え系4コマ。
割りと標準的な出来の部類ではあるものの、ネタとキャラと絵柄のバランスが良い。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
とある事故で幽霊となってしまった女の子が、クラスメイトで霊能力者でもある男の子と一緒にドタバタと賑やかにコメディやってる4コマ。
事故で幽霊で、とやりつつもテンション高めで雰囲気は常に明るく。
あと例えば、霊媒体質のせいでナメクジの霊が宿って家中を這い回ったり、といったキャラ設定から一手ひねったネタ展開にほどよいギャグテイストが有り。そこでシチュエーションを作ってさらにキャラの個性で発展させるという作りがうまいこと効果を出しており、ベタ目なネタでもけっこう読める。
【こんな人に読んでほしい】
手に取るとっかかりは絵でもいいかなぁ。コメディ4コマとしては及第点だし。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 01:27
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1巻目の「氏神様といっしょ」

「氏神様といっしょ」(1)/ちざきゃ
芳文社・まんがタイムきららコミックス
10/27発売
加奈ちゃんちに居候している小夜はホンモノの神様!現代社会を深夜番組で勉強?しつつ、人々の願いを叶えるべく奮闘中の毎日です。
お神酒と賽銭はたんまり用意するように!?ちざきゃ初コミックス!!
(芳文社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
とある女の子のうちに、かわいいのと色っぽいのと人外の何かがやってきて、ていうコメディ4コマ。
絵はかわいい目ですが、後はまぁ、萌え系4コマとして普通。キャラやネタが無難なとこで小さくおさまりきってるため、特筆すべき何かがいろいろ足りない。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 01:02
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2006年10月30日
それ町が面白いねぇ

少年画報社、石黒正数「それでも町は廻っている」2巻が出ましたが
いやー、面白いねぇ
コメディものでなんか面白いの5つ挙げろと言われたらこれ推しますよ今。
愛すべきバカ、歩鳥を中心とした商店街世界と人物の広がりが良く奥行きもあるため、どの話も飽きずに読めるし。
2巻目になって内容も思春期ラブコメからしんみり切ない不思議ファンタジーから、とある夜の少年の冒険をノスタルジックに描いたり、オチでニヤリとさせられるSF話もあったり。
コメディ話なのにどれも構成がうまくストーリーとして面白いんだわ
登場回数は少ないけど、あの警官が非常に良いキャラだよな。
投稿者 bird_chief : 01:58
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1巻目の「おヨメにおいで!」

「おヨメにおいで!」(1)/高倉あつこ
秋田書店・ヤングチャンピオンコミックス
10/20発売
東京都舞姫島。静かな時間、豊かな自然、そう、その島にはすべてがあった。ただ一つ、嫁をのぞいては…。
島の掟で決められた24歳までにヨメを取らなければいけない7人の若者たちは…!?
(秋田書店公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
ヨメ不足に陥ってる過疎の島の若者が、数少ないチャンスをどうにかモノにしようとドタバタやるというコメディドラマ。
恋愛コメディの一種であり、また恋に不器用な男のイタさを笑うコメディでもあり。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
島にやってきた女性を誰が落とすか、という恋愛コメディであり。
男性陣は恋愛下手な滑稽さを出しつつも純朴さを持つという、ディフォルメされた性格のキャラになってますが、そっからもう一癖の個性が無くみんな画一的なため、群像ドラマとして読むには少々物足りない。
恋愛パートも少々駆け足気味で、シーンを重ねることよりも結果的なシチュエーションだけを繋いでテンポ良くドラマを展開させていくという感じ。
恋愛ものとしてもコメディとしてもなんだか中途半端だなぁという印象はありますが、まぁ普通に無難に読むことはできるか。
あと失恋の後にみんなが愚痴をこぼす、島で唯一のたまり場として登場するちっこいスナックがなんかいい。
田舎のスナックでいい大人がしょーもなく騒いでる感じが出てるなぁと。
【こんな人に読んでほしい】
どことなく昭和の男性向けラブコメといった感じだ。ツルモク独身寮とかああいうのが好きだったならばどうだろう。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 01:55
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1巻目の「共鳴せよ!私立轟高校図書委員会」

「共鳴せよ!私立轟高校図書委員会」(1)/D・キッサン
一迅社・ゼロサムコミックス
10/25発売
授業が終わった後にはじまる委員会でのまったりハイスクールライフ。
ちょっとおかしな先生も入り乱れて図書室の平安は!?
図書委員会の日々を綴った4コマコミック登場です☆
(一迅社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
若干のヲタネタを散らしながら展開するコメディ4コマ。
高校生の日常、という出発点から、過度な飛躍をさせないところでほのぼのギャグコメディやってます。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
とある高校のとある図書委員の面々がいろいろこう、楽しそう、というコメディ4コマ。
全面的に他愛のない学生の放課後、といった感じで何がどうというものでもないですが、個々のキャラクター性が良い。
キャラの個性がうまいこと相互作用して、楽しげな学園生活に思わず笑みがこぼれるといった具合。
ネタはあるある系でどれもイマイチなんだけれども、様々な個性のキャラにネタの代弁を行ってもらうことで、読者の共感を得やすい作りになってます。
【こんな人に読んでほしい】
アクやクセが無くこれという特色が無い分、誰にでも読める。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 01:30
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1巻目の「東京フローチャート」

「東京フローチャート」(1)/見ル野栄司
小学館・IKKIコミックス
10/26発売
世界初!コママンガの見せ方を一新した“フローチャート”式!「笑いに通じる道は枝分かれする!!」…だんだん効いてきます。
(小学館公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
ギャグ4コマにフローチャート式の分岐を与えることで、並行並列にネタの広がりを見せるギャグ作品。
ネタそのものはくだらなさとしょーもなさが先に立ち、ひとつのネタを行きつ戻りつザッピングするような感覚に、独特のトリップ感が味わえる作品。
「変な漫画があるよ」という意味では知っておいてもいいかな。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 01:10
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2006年10月28日
食彩
最近の晩飯メニュー
野菜ジュース
ヨーグルト(大サイズ)
なんか魚の缶詰
栄養とコストパフォーマンスを考えてったらこんなとこに行き着いてしまった
不健康なんだか健康的なんだか・・・
投稿者 bird_chief : 03:45
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1巻目の「レンジマン」

「レンジマン」(1)/モリタイシ
小学館・少年サンデーコミックス
10/18発売
恋愛衝動過剰な高校生・大塚錬児はある日、恋のパワーによって変身し、悪のモンスター・メガネスターと戦うレンジマンに入隊することになる。
レンジマンに変身して戦うためには女の子に恋をしなければならない。さらに戦いが終わると、ときめいた相手の女の子のことを忘れてしまう……
錬児が運命の恋人と結ばれる日は、やって来るのか!!?
(小学館公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
とにかく告白しては振られまくる主人公、というギャグコメディをベースに、長編的に丁寧な盛り上がりを見せる1巻目。
かなり尺を設けて物語の土台作りをしている段階なので先行きは不透明ですが、そのぶんギャグマンガなのにストーリー展開に期待が持てます。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
極めて惚れっぽくいつでも本気の告白をしては失恋を重ねる主人公。
そんな主人公の「恋をする力」にハカセが目を付けて変身ヒーローになるという導入。
ドタバタギャグとしてスタートしていながら、伏線と設定を徐々に披露し、主人公のキャラクター性を存分にアピールしておいて、「あ、これはストーリー漫画なのか」と気付かせる仕組み。構成の巧さで読ませちゃう感じだ。
加えて、主人公の「恋に対する思い」と報われない姿をじっくり丹念に見せることで、読者に強い感情移入をうながすところもありまして。シリアスに切なさを感じちゃったりするのよ、これが。
ギャグコメディだと思って読むと意外に手応えが強くて嬉しい驚き、という逸品。
うまいこと盛り上がっていけばかなり面白くなってくるはず。
【こんな人に読んでほしい】
特に無し。中高生男子以上ってことこか。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 03:30
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1巻目の「勤しめ!仁岡先生」

「勤しめ!仁岡先生」(1)/尾高純一
スクウェアエニックス・ガンガンコミックス
10/21発売
先生は、子供がキライ。
「子供嫌い」の中学教師のおハナシが 「少年」誌で謎の大人気(マジ)!!
ある意味新しい(?)学園ゆるゆる4コマ!!
(コシマキより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●○○○
ひたすら勢いとテンションでプッシュしてくるコメディ4コマ。
ネタとキャラは弱いですが、独特のノリとアクの強さは有り。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
ちょっと変わった生徒と先生がぎゃーすかやってるというシチュエーションコメディ4コマ。
ネタのほぼ全てがボケとツッコミの応酬といった具合で、4コマの形なんだけど全てのコマのほぼ半分にツッコミのセリフがあるくらい。
このためネタの密度が異様に濃く、またテンションも高め。この勢いで突っ走る感じ。
ただまぁ、キャラがずっと同じ一本調子でネームにもあまり工夫が無く、ネタもちょっとヌルい。密度だけはあるので読んでてダレてくるとこが。
でもやっぱノリだけはいいもんだから、変なとこでクスリとさせられてしまったりも。
【こんな人に読んでほしい】
コメディものとして見た場合に分かりやすさはあると思うんで。10代真ん中くらいのとこに。このノリがうまいこと合えばハマる
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 03:23
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2006年10月27日
1巻目の「恋するプリン!」

「恋するプリン!」(1)/篠塚ひろむ
小学館・ちゃおコミックス
9/29発売
あたし、内田(うちだ)りな13歳。両親の海外転勤で、あたしは遠い親戚の吉川(よしかわ)家に下宿することになったの。
吉川家には双子の兄弟がいて、直也(なおや)くんは無愛想でヤな感じだけど友也(ゆうや)くんは超好み!
でもこの家には二人を独占したいバケツプリンの妖怪・バケツプリンちゃんがいて…!?
(小学館公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
とある女の子の恋敵が、意地汚いプリンの精だったという設定の女の子向けコメディ。
基本的にお子様向けに作ってありますが、普通にちゃんと読める。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
ちょっと気が強い主人公の女の子が下宿することになった家にイケメンが。
アタックかけようとするものの、しかしその家にはプリンの女の子も下宿しており。
このプリンもイケメンを狙ってるもんで、恋のつばぜり合いでドタバタとコメディやってます。
主人公が恋敵を食ってしまうラブコメというのもそう見ない。
掲載誌がちゃおなんで、コメディのシチュエーションもかわいげのあるところが出発点。
お子様にも読みやすい内容となってます。
しかしやっぱ、なんつってもプリンちゃんのキャラですな。かわいい顔してすげぇ性悪女ですからね。
つってもそこまでどぎついことやるわけではないですが、けっこうにやにやと笑みもこぼれるギャグコメになってるんじゃないでしょうか。
【こんな人に読んでほしい】
お子様向けだが意外に読める、というんではあるので。物好きに。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 03:46
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2006年10月25日
1巻目の「イかせて!! バンビーナ」

「イかせて!! バンビーナ」(1)/神崎将臣
小学館・少年サンデーコミックス
10/20発売
その日、1人の少年に奇跡が訪れた…。
ヤリたい盛り、でも童貞の16歳、勇太郎の前に現れたのはなんと、縁結びの神様…??
(秋田書店公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
どうにかして脱童貞を計ろうとする少年のギャグコメディ+ラブコメ。
イタイ童貞妄想話のくだらなさがありつつも、キャラを丹念に描くラブコメ要素がグッと来ますね。
あとエロ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
エロパワーが炸裂しまくる童貞少年のもとに縁結びの女神がやってくるが、こいつが美人のくせにグレた神様でギャル系。この神様とともに、主人公が「愛あるSEX」を求めるてなストーリー。
基本的にドタバタエロギャグでありつつも、恋にまつわるストーリーの要所をシリアスにセンチメンタルにおさえ、単純なエロコメから一歩踏み込んだとこで話を牽引してます。
んでもってこの女神様が非常に魅力あるキャラになっているのもポイント。
神聖さのかけらもない物言いで、自分勝手で奔放な姉御肌。しかしその一方では純真で愛を語り義理固く、スカッと気持ちのいい性格してるんですな。
恋愛ものとして見た場合、この先どういう方向の漫画になってくかちょっと予測できないんですが、この女神さまの魅力があれば、どうなろうともちゃんと読めるな、と安心できます。
でもって当然、エロい。
【こんな人に読んでほしい】
ヤンマガとかそっち側の、一般青年誌系のエロコメ方面で。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 03:54
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2006年10月23日
1巻目の「灼熱マーメイド」

「灼熱マーメイド」(1)/あいかわももこ
集英社・クイーンズコミックス
9/19発売
かつてシンクロの有名選手だった渚は、今は平凡なOL。そんな彼女が、ひょんな事から町おこしのキャンペーンガールに!?
渚の季節が動き出す、アドバンスト・ライフ・ストーリー。
(集英社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
OLさんが海女に転向していろいろ波乱含みながらも頑張る、というコメディタッチのストーリー。
成人女性向け職業コメディの良さはそつなく出ており、楽しく読める。主人公に過去の因果とスキャンダルめいたドラマ要素を持たせ、長編作としても気になる展開に。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
平凡なOLやってるが「こんなはずでは・・!」と日々の不満を募らせるヒロインが、そんな生活を打破するべく、寂れた海辺の町で心機一転を計り海女になる、という流れ。
いかにもTVドラマ的な感じで面白さの要素が細かくちょこちょこ詰め込まれてます。職業漫画としての側面で海女さんというモチーフの特異さがありつつも、頑張る女性の姿というシンプルなとこでドラマの盛り上がりを作り、ヒロインの過去の男女関係でトラブルの影を仕込ませつつ話の先行きが気になってしまう、という具合。
基本的に明るくさっくり読めるコメディとして、恋愛要素が中心でもないため誰にでも一様に楽しめる作品。
それだけならただドタバタしてるだけですが、主要な登場人物に話を牽引させていくうえでの設定と主題をうまいこと与えてまして、キャラが作る物語を読んでいく面白さが有り。個性という点では若干魅力に乏しいキャラですが、それぞれに思惑が錯綜して話が転がっていくとこで、まさに連ドラ的に続きが気になる展開を見せています。
【こんな人に読んでほしい】
基本的に一般社会人女性向け。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 06:14
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1巻目の「DOGS/BULLETS&CARNAGE」

「DOGS/BULLETS & CARNAGE」(1)/三輪士郎
集英社・ヤングジャンプコミックスウルトラ
9/19発売
マフィアに見つかるというヘマをやらかし、いきなり大ピンチのバドー…。しかし間一髪、相棒ハイネの登場でなんとかピンチを脱出ッ!!
マフィア達が隠し持っていたモノは依頼案件の通り、『前時代の遺児(ロストフッテージ)』達だった…。安らぎも癒しも禁じられた街に蠢く、寄る辺なき「狗」達が、今また甦る!
(集英社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●○○○
ビジュアル指向の強いハードSFアクション作。
絵もキレイ目でガンアクションの連続で、全体の雰囲気も耽美的に。ストーリー面は弱い。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
耽美的な雰囲気を持つ暗めのシリアスアクション。
整った線でアクションを描いてはいますが、綺麗な静止画の連続といった風でアクションシーンを読む楽しさは少々薄い。ガンアクションも迫力は出せてますが、並。
アクションやりながら主人公とか色々と身の上話を語って、ダークで悲劇的なキャラ演出を行い全体の雰囲気を整えている感じ。
1巻目延々とドンパチやってるだけなのでストーリーが何がどうってのはまだ皆目なんも分からず。話として盛り上がってるわけでもないのに力の入ったアクションシーンが続き、このへんちょっとダラダラしてるなぁとは思いますが、漫画のスタイルとして絵の要素に比重がかかっているようなので、まぁこんなもんなのでしょう。
【こんな人に読んでほしい】
読むなら絵で。スクエニ系のイケメンビジュアル派漫画とか好きなら。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 05:37
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2006年10月20日
1巻目の「真夜中のアリアドネ」

「真夜中のアリアドネ」(1)/霜月かよ子
講談社・別冊フレンドKC
9/13発売
悩みといえば、背が低いことと、新しいクラスになじめるかどうか。平凡な高校生・千代子の日常はそんなものだった。
だが幼なじみの少年・知治(ちはる)と再会したその日から、千代子の世界は大きく変わり始める。
地下深くにある高級秘密クラブに迷い込んだ千代子は、そこで驚くべき事実を知り……。
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
いたって普通な女子高生が、ふとしたはずみからヤバ目な世界に足を踏み入れ、事件に巻き込まれてしまうというサスペンス。
じわじわと浸食されるように変化していくヒロインの日常に、この先がどうなるのか非常に気になってしまう1巻目。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
主人公は普通の女子高生。かつて仲良しだった男の子がとある事件のために裏社会に関わるようになっており、ヒロインは彼と普通の高校生としての日常を送りながらも過去の事件と危険な世界に足を踏み入れていくという内容。
おとなしめで気の弱い少女が少しずつ危険な領域へと立ち入り、穏やかな日常が少しずつ変化していく様子にシリアスな緊迫感があり、読み進むほどに静かな盛り上がりを見せる展開。
全体として乾いた印象のある漫画のため、大仰なドラマティックさはないんですが、それがかえって、足元の砂山がサラサラと崩れていくようなそんな不安を感じさせてくれますす。
ヒロインがアグレッシブに事件に立ち向かうというんでなく、こう、本人の自覚も薄いままに否応なく事態に巻き込まれてしまうところに、ヒリヒリとした怖さもありまして。
しかし終始重苦しいサスペンス調だと読み手もダレてくるもんですが、息抜きのように挟み込まれるラブコメ風の日常シーンがうまく全体に緩急とメリハリを与えてまして。またそういう要素も示しておくことで、普通の女子高生が裏の世界を覗き込んでしまうというストーリーがより際だつようになってますな。
この先いったいヒロインは何を見て何を知ることになるのか、続きが気になりますなぁ。
とりかえしのつかないことが起こるような、そんな崩壊への期待を煽ってくれるんですよ。
【こんな人に読んでほしい】
シリアスで暗めの少女漫画とか好きなら。でも普通に読んでもけっこういけると思う。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 04:25
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1巻目の「ガブリン」

「ガブリン」(1)/小林まこと
講談社・コミックボンボンKC
10/6発売
260歳も年をごまかして人間の振りをして暮らしていた化け猫・こまが、人間の青年・月夜野研太郎にパンツを見られたことをきっかけに結婚!
ふたりの間には、人間とお化けのハーフ・ガブリンが生まれたのだった!!
元気な少女へと育ったガブリンは、生まれ持った不思議な能力で様々な事件を巻き起こす!
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
ちょっと不思議な化け猫少女を中心に巻き起こるスラップスティックなギャグコメディ。
掲載誌はボンボンで、漫画としてはお子様でも読めるように作ってあるんですが、内容はまったく子供に媚びてません。そしてそれがいい味になってます。
・・・でも一体これは誰がどう読むものなのかが謎だ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
人間の夫と化け猫の妻と、彼らの娘である女の子。
この一家が巻き起こす他愛の無い騒動を子供向けコメディとして描いてるわけですが。
キャラ作りやネタの端々がお子様を完全に無視しておりまして。
1巻目前半部分では面白い動きとか変な顔でウケを狙ってますが空回り気味。後半から登場する、元侠客で戦中派のじいちゃんという、ボンボンで出すキャラとは思えない人物が出てから俄然面白くなってきますな。
義理と仁義に生きてきた89歳の年寄りが、先立たれた自分の妻に負わせた苦労を詫びるとともに、孫の少女に人生を語るとか、どこが児童向け漫画なんだこれはという具合。
しかしこういった、子供でも読めるギャグコメディでありながら要所にこだわり強い作家性を見せるってのは、プロの成せる技だなぁと思うわけですな。
・・・でもやっぱ、とことん他愛のない内容なんで。極めて独特だけど面白いかどうかはまた別だよなぁ。
【こんな人に読んでほしい】
熱心な小林まことファン? あとは不明。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 03:50
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1巻目の「格闘料理人ムサシ」

「格闘料理人ムサシ」(1)/刃森尊
講談社・少年マガジンKC
10/17発売
満腹上等! 包丁一本世間を斬る!! 宮本ムサシ17歳。喧嘩は弱いが、味バトルにはめっぽう強い!?
高校卒業後の進路に悩むムサシの前に、三葉料理女学院のとびきりカワイイ女のコが現れた。
しがない定食屋のせがれムサシが、この出会いをきっかけに奥深い「食」の世界に飛び込んでいく!
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
悩める人に料理食わせて感動させて救っちゃうというドラマ。女性キャラが妙にエロっぽかったりヤンキー絡みが多かったりする。
ハッタリを多用しつつも全体の構成をきちんと組み立て、小難しくならない程度に料理の要素を混ぜ込んで、へ理屈でもって人情噺に落とすというスタイル。
少年誌的に分かりやすいグルメ漫画にヤンキー系のテイストを色濃く打ち出すとこうなる、といった感じ。
うまくまとまっているし独特の作品性も持っているが、見た目派手なのになんか内容は地味で湿っぽい。出てくる料理もあんまおいしそうじゃないし、理屈が先行していてインパクトに乏しい。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 03:16
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1巻目の「星のブンガ」

「星のブンガ」(1)/細川雅巳
秋田書店・少年チャンピオンコミックス
10/6発売
禍いは天空より舞い降りた!! 地上を侵す天帝エデルと翼の軍勢の蛮行!!
全ては愛する人を守りぬくため、赤い道化師(ロッソ=パジャッソ)ディーギの魔炎が唸る!!
情熱のヒロイック・アクション始動!!
(秋田書店公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
典型的なファンタジックバトルアクション作。アクションシーンにそこそこ力があるものの、いまひとつ魅力となる要素が無く、体裁は整っているのにどこかぱっとしない漫画。
舞台設定にそこそこのこだわりを見せつつも、奥行きのある世界観が表現しきれておらず、全体的にどうしても凡庸な印象に。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 03:01
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2006年10月19日
行くか?宮崎
映画「時をかける少女」ですが
上映館がようやく宮崎まで南下するようになりました
・・・あともうちょっと下です・・・鹿児島でもやってください・・・
しかしこのペースでは鹿児島に来たとしても上映は真冬だよな
夏に見るべき映画なんだがなぁ
もういっそ、ひょうたん書店でツアーイベントとしてお客さんとか集めて宮崎までみんなして見に行くとかいうのもアリよね
交通費と映画館の代金を参加者から徴収したとしても、絶対に来て良かった、見て良かったと思える映画ですからあれは
問題はイベント告知後に鹿児島での上映が決定した場合だな
まぁ別にツアー云々以前に、私は見に行きますけどね、宮崎
東京で既に見てますが、また見に行きますよ
何度だって言いますが、劇場であと2回は見たい
そしてDVDも買う
それだけの価値があるのよ、ほんと。
投稿者 bird_chief : 02:11
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1巻目の「ガチ博士のヤンキーラボラトリー」

「ガチ博士のヤンキーラボラトリー」(1)/真右衛門
双葉社・アクションコミックス
10/12発売
科学、巨大ロボット、そしてUMA(未確認生物)に札付きの不良どもが青春をかける!
ネットで話題の4コマギャグ、ついに単行本化!
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
科学と超常現象をネタにした、ちゃんと笑えるギャグ4コマ。不条理気味でなんでもあり。
キャラもほどよく立っていながらネタもなかなかにいい角度で決まってます。
爆笑ってほどでもないけどクスクスにやにや笑える漫画。あと夏侯惇と関羽。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
科学と超常現象つっても、入り口がそういう系統だというだけで、ネタはほとんどなんでもあり。科学関係ない。
ちょっとした小難しさのあるテーマを用いてもギャグとキャラありきですが、理系ギャグの側面も多少ですが見受けられる。あと夏侯惇と関羽。
シュール目にもってたりノリとテンションで押したりと幅のあるネタを繰り出しつつも、そのひとつひとつに意表を突かれることが多く、こっちが身構えてるとこにあらぬ角度からオチが飛んできて思わず吹き出しちゃうような、そんな具合。ベタ気味なネタがほぼ無いため、ギャグマンガ読みも満足。あと夏侯惇と関羽。
でもって、登場人物に連続性がありキャラネタも反復して繰り出されるため、ネタ主導でありながらもほどよいキャラクター性もある4コマになってます。
正直、これ買うとき大して期待はしてなかったんですが、表紙から受ける印象以上の面白さはありますよ。ネタが豊富で飽きないし。
あと夏侯惇と関羽。
【こんな人に読んでほしい】
切れ味鋭く尖ってるということもないんで、お笑いが好きであれば誰彼かまわず。あと夏侯惇と関羽。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 02:09
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1巻目の「若おかみは小学生!」

「若おかみは小学生!」(1)/原作:令丈ヒロ子 漫画:おおうちえいこ
講談社・KCデラックス
10/6発売
交通事故で両親をなくし、祖母の経営する温泉旅館・春の屋にひきとられることになったおっこ。
でも、そこで出会った不思議な少年・ウリ坊やライバル旅館の娘・真月(まつき)らと出会って、なぜか若おかみ修業をはじめることに!?
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
児童向け小説の漫画化。不幸に見舞われた少女が逆境にめげず旅館で頑張るドラマ。ちょっとした不思議要素有り。
完全に女の子向けでありますが内容は真面目に作ってあります。ちょっとした泣かせも含めての感情表現豊かな漫画。まっすぐなひたむきさがまぶしい。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 01:19
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2006年10月18日
1巻目の「ドヒー! おばけが僕をペンペン殴る!」

「ドヒー! おばけが僕をペンペン殴る!」/押切蓮介
太田出版
10/16発売
全1巻
描き下ろしから幻の初期作品まで、
コワくて笑えて癒されるミラクル押切ワールドの万華鏡コレクション!
ぜひ『でろでろ』最新第8巻とあわせてお楽しみください。
(太田出版公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
全てが書き下ろし及び他社での発表による短編集。押切流ホラーギャグの世界が堪能できる一冊でありますが、ファンにとってはギャグ抜きの押切ホラーが読めるという希少な本でもある。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
ホラーのエッセンスを存分に打ち出しつつも、どこか間抜けで珍妙な世界が繰り広げられる、押切蓮介ホラーギャグ。
でろでろ以前の短編や習作も含むため、中身の質にばらつきがあるんでそこのところはわきまえて。
収録作の掲載誌が見事にバラバラであるため内容はバラエティに富んだものになっていますが、やっぱ基本的にどれも同じスタイルではある。
麻雀ホラーギャグ漫画なんて前代未聞なものも。
あと特筆すべきは、ギャグ要素を一切排除したホラー漫画が読めるという点。
収録作のうち小学館IKKI掲載の「かげろうの日々」がそれ。
とある女の子同士の確執から展開されるストーリーで、目新しさは無いんですが、怖い。
普段の奇抜な作風とはうってかわって、シリアスで救いの無い内容でして、押切蓮介ファンはこの24ページのためにこの1冊買っても惜しくないぞ。
【こんな人に読んでほしい】
「でろでろ」を知った上でこれ、という前提があるため、やっぱファン向けかなぁ。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 23:33
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ちょっと福岡まで
用事があって福岡まで日帰りで行って帰ってくる
特に何か面白いものがあったわけでもないですが
天神に新しいエロゲの店ができてましたね
とらのあなは改装中で見に行けなかった
投稿者 bird_chief : 00:40
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1巻目の「ゴーゴー♪こちら私立華咲探偵事務所」

「ゴーゴー♪こちら私立華咲探偵事務所」(1)/渡辺航
新潮社・バンチコミックス
10/7発売
小さな町の小さな探偵事務所に職を得た小金田一耕太郎。
探偵として一歩を踏み出した耕太郎だが、事務所の所長・華咲サヤは大きな事件にしか興味無く…。
(コアミックス公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
ちょっと変わった性格ばかりのキャラによるシチュエーションコメディ作。
探偵事務所が舞台でいちおう依頼とか受けつつも、真面目にやるでもなくドタバタやってる感じ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
なんだかひとくせもふたくせもありそうな面々ばかりの探偵事務所がありまして。そこに新人としてやってきたのが主人公でツッコミ役。
所長を始め、みんななんだか真面目に仕事やってる感じじゃないが、実はスゴ腕探偵なのか?と思わせておいてやっぱりドタバタやってるという具合。
コメディとしてノリと勢いはあるしそつなくまとまった印象もあるが、何かネタに特色があるとか笑えるとかそういう点では少々力不足。
しかし所長をはじめとするキャラが、みんなけっこう良い感じの個性で存在感を出しており。どうってことないんだけどついつい人物の挙動に目が行ってしまう作品。
【こんな人に読んでほしい】
ちょっと特定のこれって人に勧めるものでもないが、無難に読めるギャグコメディではある。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 00:37
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2006年10月17日
1巻目の「住所未定(仮)」

「住所未定(仮)」(1)/まりお金田
一迅社・REXコミックス
10/7発売
緑川優は触った人をエロエロにしてしまう特異体質の持ち主。そんな彼女が管理人として憧れの寮生活を始めることになった。
ちょっとした雑用と寮の管理をするだけで学費と生活費も保証してもらえるいう、夢のような生活の実態とは!?
緑川と5人の寮生たちとのパニック生活が、今始まる。
(一迅社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
メイド姿のヒロインが、いろいろあって脱がされるっていう軽めのお色気萌えコメディ。
キャラがよく動き賑やかで楽しいドタバタ劇。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
まりお金田はなんか最近紹介多いですが、この人もう芸風が固まってるのであらためて紹介するもんでもないかなぁと思いつつも。
かわいい萌え系ヒロインが右往左往とドタバタやって、とりあえず脱がされるという形。
このヒロインは触った相手を男女問わずエロモード発動させてしまうという設定であるため、男にも女にも無分別に襲いかかられ「やーめーてー」となるわけで。しつこくやられるんですがいちいち楽しい。
キャラがぞろぞろ多いんですがそれぞれが話ごとに出番も多く、他愛ないのに非常に賑やかで、ついニヤけてしまう漫画ですな。
エロコメっぽいですがたやすく全裸にはならず半脱ぎとかで。だがそのハプニング的サービスシーンてのはそれはそれで良いわけよ。
【こんな人に読んでほしい】
萌え系コメディ読む人に。強く勧めたものではないけど、なんちうか古典劇の域だし。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 22:57
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1巻目の「エンジェルお悩み相談所」

「エンジェルお悩み相談所」/水上悟志
芳文社・まんがタイムコミックスストーリーズ
10/7発売
全1巻
「天使さまお助けください」ある公園のベンチでそう3回唱えると本物の天使が悩みを聞いてくれるという。
しかもその天使とは、白い衣の○○○○だった!?
ちょっと(?)おかしなお悩み相談所を描く日常ファンタジー!!
(芳文社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
どこかうさんくさくて頼りなさげな天使が困った人の悩みを解決、というハートフルコメディ。ハートフルよりもコメディのほうにウェイトはあります。
人情ものでもありますが、話を重くせず軽薄にもならず、気楽に読めてちょっと不思議でいい話、なファンタジーですな。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
とある街角に天使がいて、こいつがどーにも人間くさくて関西弁で気安いんだけれど正真正銘本物の天使で。
その天使がそこらへんの人々の悩みを聞いてどうこうする、ていうコメディ。
いちおう天使が悩みは聞くものの、なんかすごい能力で助けちゃうとかそういうのではなく、悩める人間の背中をちょっと押してやるくらいの手助けでもって、解決してあげるという感じ。
このへんのさじ加減がなかなかにうまく、どたばたとコントっぽく話を転がしながらも、スコンとちょっと意外なとこでオチをつけてきれいに話をまとめておりまして。かといって過度に湿っぽくもならず、さっくりと読めるのにキャラと話がしっかり印象に残るという作品。
キャラがみんないい個性してるってのが大きいかなこのあたり。
これ単行本1巻分だけで完結ってのはもったいない気もするなー。
けどこれ以上やると、天使だ悪魔だ言う世界のほうに話を膨らませるしかないしなー。そうなるとちょっとなー。やっぱ無理ないのかなー。
【こんな人に読んでほしい】
普遍性のある軽めの人情喜劇なんで読むだけなら誰でも。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 22:07
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1巻目の「ZOO KEEPER」

「ZOO KEEPER」(1)/青木幸子
講談社・アフタヌーンKC
9/22発売
動物園は好きですか?
動物(ズゥ)の守護者(キーパー)が見つめる、リアルな動物園の世界!ただ「見る」だけではわからない、人と動物の深い“つながり”――。
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●●○
動物モノの感動系読み切りドラマ、という枠組みでありながら、キャラ設定や細かな雑学に魅力と面白さのある作品。
動物園が舞台、と聞くといまひとつ食指が動かないと思われがちなとこですが、読めばちゃんと面白い。
この漫画は手を抜かずにしっかりレビューしようと保留にしてたらこんなに時間経っちゃったよ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
TVに出ちゃうような園長で有名な、とある動物園の新米飼育員の女性が主人公。
ただこの主人公、普通ではないちょっと特殊な能力を持っておりまして、その能力でドラマの形を整えていく寸法。
能力そのものも、動物ものだからってんで「動物と会話ができる」とかいうんでなく、ちょっとポイントをずらした上手い設定にしてありまして。この能力がどのように発揮されていくかを見ているだけでも面白い。
けれど物語の作り方はその能力に頼ったものでなく、ベースとなってるプロットそのものにキャラの立ったドラマ性を持たせてあるんで、能力ありきではなくキャラを見ていく面白さがちゃんとありますな。
そのキャラクター陣もしっかりとした個性をみんな放っておりまして。
特に園長のキャラが良い。TVやなんかでは外面もよく人気者だが、動物園の中では言葉も辛辣で食えない性格しており飼育員を困惑させており、しかし自らの職分をしっかりわきまえ、動物園というものに対する強い使命感と持った人物。この園長がぐいぐい状況を引っ張り、主人公をはじめとする他のキャラが翻弄されていくサマも面白い。
動物と動物園という、漫画の題材にしては身近な素材を雑学ネタで彩り、強い個性のある登場人物でもってメリハリの利いたドラマを繰り広げるという、なかなかの秀作。
こーいう均整の取れた面白さを持つ漫画って、おいら好きなのよね。
専門的な知識が散りばめられ、主人公に特徴的な能力があり、しかし能力そのものをウリとしない。この構造は「もやしもん」に通ずるものがありますな。
【こんな人に読んでほしい】
「動物もの」というと逆に間口が広すぎてぱっと見た感じの新鮮味は無さそうですが、手にとって読んでもらえれば誰にでも面白いはず。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 03:42
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1巻目の「Dear Emily...」

「Dear Emily...」(1)/瑚澄遊智
一迅社・REXコミックス
10/7発売
故郷を離れ、コーレスタン邸でメイドとして働くことになった、ちょっとドジなメイド・エミリーの日常を描いたハートフルストーリー。
WARDに掲載された読み切り版も収録された、お得な一冊です。
(一迅社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
ピュアでイノセントなメイドさんがいろいろ頑張って和む漫画。
終始おだやかな展開と淡い絵柄でもって、独特の雰囲気は出ています。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
天然気味で少々抜けてるところがあるが、無垢で優しいメイドさんがおりまして。
とあるお屋敷を舞台に日常の些細なドラマでもって、なんかみんな救われる、ていう話。
癒しとか和みとかそういう。
ヌルめのほのぼのドラマといった風合いですが、主役のメイドさんを始め主要なキャラがなかなかに良いクセのある個性を持っており、一枚岩ではない魅力が出ているのは良いポイント。
絵の作画スタイルとともに雰囲気も良いんですが、細やかな叙情性を売りとする作品のわりに、その感情を全て台詞で説明しちゃうのはどうかな。
せっかくできたいい空気に酔っていたところに、説明台詞でちょっと興ざめ、てなるんだわ。
【こんな人に読んでほしい】
ハートフルなほのぼの話を素直に読める人に。雰囲気と空気を重視する人へ。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 03:22
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1巻目の「My Merry May Believe」

「My Merry May Believe」(1)/原作:KID 漫画:水島空彦
ジャイブ・CRコミックス
10/6発売
1・2巻同時発売
教師実習生として、のどかな田舎町にやってきた岸本浩一。彼はそこで、ふたりの女性に出会う。彼女らは、浩一を昔から知っているような口ぶりなのだが……。
その積極的な態度にどぎまぎするばかりの浩一。これからの生活に胸を躍らせる彼に待ち受ける、真実とは。
話題のゲーム「My Merry May」の世界を、成人コミックで人気の水島空彦がコミック化!
(ジャイブ公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
センチメンタル気味な萌えコメにSF要素を足しの。でも基本は美少女ゲームっぽいそれ。
主人公の側に謎や秘密があってそこでストーリーを形作るという具合。
絵もそこそこだし泣きゲー的展開もそつなく進むんだろうなーということはなんとなく分かるんで、そういうのが好みなら。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 03:04
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2006年10月13日
1巻目の「パーマネント野ばら」

「パーマネント野ばら」/西原理恵子
新潮社・まんがタイムきららコミックス
9/27発売
全1巻
どんな恋でも、ないよりましや――。男にも人生にも負けず、たくましく生きる女の物語。
娘を連れて、故郷の小さな村に出戻ったなおこ。その母が営む村唯一の美容院「パーマネント野ばら」は、女の懺悔室。そこでは女たちが、恋にまつわる小さな嘘を日々告白している。
「女ってどうにかなるみたい」――いつも男に泣かされ裏切られ、それでも恋をやめない女たち。七転八倒する大人の恋心を描く、西原理恵子の新境地!
(新潮社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
底抜けに陽気に、ドタバタを通り越してドシャメシャに描かれつつも、しっとりとした哀切もこもった中年女性の恋の漫画。
読む層は限定的だが他に類を見ない逸品。笑えてやがてホロリ、という西原節も健在。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
ひたすらに惨めでどうしようもない人々をからっと陽気に描きながらも、慈しみの視線でもって情感をたっぷり込め、泣きを誘うという西原理恵子漫画。
そんな「貧」と「関西」の西原ドラマを踏襲しつつも、今回は「恋」が大きなテーマ。それも、中年女性の恋である。
白馬の王子様などいないということなどとっくに知っており、爽やかさもないし美しくもない恋。しかし、それでも恋していたい。恋があるって素晴らしい。そんな女性群像であります。
中年の恋の姿を決して美化することなく示しながらも、滑稽さの中に哀切を忍ばせ、やがて深く心に残る群像劇として昇華していくんですな。
特に作中終盤で描かれる「最後の恋」は圧巻。
しかしテーマがテーマなだけに、20代の男子であるおいらでは理解の及ばないところがあるのも確か。けれども陳腐で腑に落ちやすいメロドラマよりも、よほど複雑な印象を与えてくれる漫画でもあります。あと二回りほど歳とってから読み返してみたいね。
この作者も最近は子育て漫画描いたりしてるんで、このままこの人は家族と子供に作家テーマをシフトするのかなと思っていたら、「中年女性の恋」ときたもんで。
あの作風でもってこのテーマで漫画描けるとなると、漫画家として他の追随を許さない独自の境地にいよいよ達するのかもしれないですな、この作者。
【こんな人に読んでほしい】
サイバラ好きは当然のようにチェック。普段漫画に縁のない女性とかに読ませてみたいね。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 04:37
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1巻目の「ナ*ナ*キ」

「ナ*ナ*キ」(1)/水谷悠珠
一迅社・REXコミックス
10/7発売
ナナキこと薪岡七姫は七人姉妹の末っ子で、背はちっちゃいけど、とーっても元気な17歳の女の子。
高校生活最後の1年は最高に楽しいものになる予感!
(一迅社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
女の子の学園生活の中で繰り広げられる友情のドラマを明るくコミカルに描く作品。
少女漫画的な和気あいあいとした仲良しドラマにちょっとだけキャラ造形に深みを与えた感じ。
いちおう設定では高校生となってますが、読んでる間はずっと中学生かと思ってた。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
子供っぽく純真な主人公がいて、その周りに女友達がいて、彼女たちの間でいろいろとトラブルが起こるんだけど、主人公のイノセント力で気付いたら解決、というスタイル。
トラブルといっても変に大仰にせず、学生生活の中でのクラスメイトとの間で起こるいざこざ程度であるわけなんですが、そこを正面からキャラ同士の内面に根ざしたドラマとして丁寧に語るとともに、和やかにハッピーエンドで締めくくるという寸法。
この感情の発露が過剰で少しばかり陳腐気味な、いかにも少女漫画ライクな他愛のない友情話はちょっと好き嫌い別れるところではあるでしょう。展開だけを切り取れば、別になかよしとかりぼんとかで小学生向けにやってても違和感ない内容だしな。
しかし絶対的に少女漫画とは違う点が一つ。この漫画、男性キャラが全く存在しません。男という存在は、脇役はおろかコマの端にも描かれることがないです。
女の子向けの共感を誘う少女漫画であるならば、ヒロインが恋する対象としての存在が必要となりますが、この作品ではそこを切り捨てることで、少女漫画の母体から、女の子たちが可愛らしい仲良しドラマを繰り広げる要素だけを抽出してあるんですな。
言い換えると百合系の亜種ということでもある。
そのため、非常にピンポイントではありますが、女の子向け少女漫画における女性キャラ中心の学園コメディ要素のみを楽しみたい人。つまり少女漫画好きだが男性キャラがどーにも邪魔だ、という人のための漫画でありますな。
【こんな人に読んでほしい】
むしろあんまり少女漫画読まない人の方が新鮮に読めると思う。百合系だとあえてだまされて手にとってみても。限りなく少女漫画的なのに女性向けじゃないってことだ。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 04:08
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2006年10月12日
1巻目の「明日のよいち!」

「明日のよいち」(1)/みなもと悠
秋田書店・少年チャンピオンコミックス
10/6発売
父と山に籠って修行していた少年剣士・与一が下山。都会での居候先には、なんと美人四人姉妹が!
与一の新たな“修行”は剣の道より、なお厳しい……!?
美少女満開のサムライ・コメディー!!
(秋田書店公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
典型的なハーレム系お色気萌えコメディの設定でありながら、意外にしっかりとした漫画になってます。
けどちゃんとお約束的シーンもあって露出度高めでムッハー、と。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
剣術に長けた主人公が美女だらけの家にやってきて、という話。ドタバタやってるなかでなんかエロいトラブルがあって乳とか尻とかそういうスタイルではあります。
が、個別の話を見ていくと、シチュエーション主体での作りではなく、キャラを中心にしたドラマをじっくり作っていると分かるのはちょっと嬉しい驚きですな。
なにより萌えコメ風でありながら主人公がキャラとして立っていて、読者を引きつける魅力があるってのは大きい。男性サブキャラとして出てくる鷲津くんもいいキャラだしなぁ。
しかし男性キャラの魅力が存分に活きるシリアス要素をアクセントをしながらも、やはりお約束的ラブコメもてんこ盛り。
けどこのラブコメ要素も、キャラの内面の変化を中心に、まずドラマとして組み立てておいてからシチュエーションを挟み込むという具合であり。ヒロイン勢が安易なパターンに陥らないよう丁寧にシークエンスを構築し、絵の魅力も手伝って、(ラブコメ的キャラという前提で)深みのある女性陣が描けていますな。
典型的ラブコメでお色気と女性キャラを堪能しつつも、シリアスパートで主人公のかっこよさに惚れるというメリハリの利いた逸品。
問題があるとするなら一つ。メインヒロインがツッコミ役であり、ヒロイン勢の重心を担う中庸の位置にあるため、ちょっとばかり存在が裏に回りがちで個性がぱっとしない点。
けどこの点はこの先、いくらでも改善可能でしょう。
【こんな人に読んでほしい】
萌えコメを好んで読むなら。2巻目以降、剣術アクション寄りでもラブコメ寄りでも、どの方向性に行こうともちゃんと読めそうなので、安心して続きが買えますな。
でもやっぱりお色気ラブコメなんで色々と注意。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 05:11
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1巻目の「ジナス」

「ジナス ZENITH」(1)/吉田聡
講談社・モーニングKC
9/22発売
吉田聡最新作 新境地!
涙と恐怖と驚愕のヒューマン・ホラー、死者は6日間だけ蘇る。
空に“物体”が現れるとき、死者は6日間だけ蘇る。ある者は愛する人と会うために、ある者は復讐を遂げるために、またある者は「ジナス」の謎を解き明かすために……。
6日目が終わりを告げるころ、銀髪の殺し屋が現れる。蘇った者たちがふたたび死者に還る時が……
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
ダークな雰囲気のある謎なSFと、死者が蘇ることから起こる泣かせドラマをくっつけた感じ。
話の作りに手練れたうまさがあるため、設定の異様さが気にならず普通に読める作品。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
謎の存在と謎の男がいて、死んだ人が蘇ってなんか感動とかそんな具合。
「ジナス」というまったくもって詳細の不明な存在があり、その謎が少しずつ解き明かされていく流れを長編作の本筋とし、その横で蘇った死者とその因縁による読み切りドラマが展開されるという形。
序盤部分では泣かせの要素が少々押しつけがましく、構成に巧さはあるのに感情移入しきれないところがありましたが、中盤以降からはほどよいバランスで安定。
読み切りスタイルを維持しつつも、謎の物体にまつわる話を展開させながら泣かせ話をやるという形も整ってきています。
話の中心となる「ジナス」については、なんだか世界の終わりだの神だの真理だのという言葉も飛び出し、なんかどんどん風呂敷が大きくなっていってるのが気にかかる。この先まだ風呂敷が広がったとして、うまくまとめることができるんだろうかという心配も。
どちらにせよ判断を下すにはこの1巻目ではまだ早いか。
始まったばっかでどういう話になってくのかまだ見えない。
【こんな人に読んでほしい】
一般向けに作ってあるが変に凝ったSF的な要素も有り、特定のこれという層が見えにくい。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 04:45
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2006年10月11日
2006年9月期・おすすめエロゲPV
エロゲの担当店員としてあれこれ見て回ってるOPやデモ映像のご紹介。
9月に発売されたソフトで、メーカーから公開されているOPなどのムービーの中から「お、これちょっといいんじゃないの」てやつをピックアップ。
先月とはうって変わり、9月はけっこうな豊作でして。
ここで紹介するのもどれにしようかと数を絞るのが大変でした。
それでもかなり数が多くなっちゃってもう、編集するのがめんどくて。遅くなりましたが更新です。
しかしそれだけ力の入った期待作が多かったということでもありまして
去年は同時期に「夜明け前より瑠璃色な」が出てたんで、前年比が落ちるよなーKO負けかなーと心配してましたが、どうにか売り上げ的にぎりぎり判定勝ちもってくことができました。
以下ソフト名クリックで「Holyseal 〜聖封〜」内のDLページへ
メーカー名クリックでメーカサイトへ
どれも容量でかいのでそのつもりで。
いつもお世話になってます聖封。
聖封につながりにくいなーって時はメーカーサイトからのほうがけっこう軽かったりします。
・「メンアットワーク!4 ハンター達よ永遠に」店頭デモムービー(Studio e・go!)
エゴ新作ムービー。後半にゲーム内容紹介付き。毎度のことながら、主題歌とマッチしてかっちょよいです。
・「いもうとブルマ2」種別ムービー(萌。)
いもブル2がー、出ーるぞー
バカ系一直線。だがたまにはこういうのも無きゃな。
・「ぴあきゃろG.O. TOYBOX 〜サマーフェア〜」オープニングデモムービー(カクテルソフト)
コミカルに明るく賑やかに、という感じで。うまくできております。
・「幼なじみとの暮らし方」デモムービー(ハイクオソフト)
かわいさを前面に打ち出して主題歌は爽やかに萌えで。アニメ入りです。
・「マブラヴ オルタネイティヴ 全年齢版」デモムービー(age)
全年齢版てことで、熱血ロボットもの風に作っております。熱いぞ。
ダウンロードページはココ。あと、メーカー公式の「マブラヴ全年齢版」「マブラヴオルタネイティブ全年齢版」から、それぞれアバンムービーも視聴可能。asx形式ですがまぁどうとでもなるか。
・「Star TRain」デモムービー(mixed up)
主題歌もかっちょよく、映像も出来が良く完成度高いすな。
・「ARIA The NATURAL」オープニングムービー(アルケミスト)
PS2ソフトより。派手さは無いですが良い雰囲気の出ているムービーすな。
紹介したのはオープニングですが他にもいろいろあるので興味があれば。
・「こんな娘がいたら僕はもう…!!」デモムービー(あかべぇそふとつぅ)
例のツンデレ弁当のやつ。そして今月のオススメ。アップテンポでノリのいい曲合わせて、キャラのアピールを存分にしつつ映像として楽しめるムービーになってます。
サイズはでかいが是非高画質版を落としていただきたい(150MB)
・「淫皇覇伝アマツ」種別ムービー(アトリエかぐや)
使用されてるCGはどエロいですが、熱血和風伝奇っぽく。
・「PP ピアニッシモ −操リ人形ノ輪舞−」デモムービー(イノセントグレイ)
アコギの美しい主題歌とともに、雰囲気のある映像がグッド。イメージムービーのほうは内容紹介的なそれ。
・「SilveryWhite 〜君と出逢った理由〜」デモムービー(桜月)
そつなくまとまった標準的なムービーですが、主題歌は耳に残りますな。
・「BALDR BULLET ”REVELLION”」オープニングムービー他(戯画)
主題歌と映像ともに質が高いです。CMムービーも個別によく出来てます。おいらが好きなのは第1弾のCM映像。
バルド系はいつもアクションパートのゲームシーンを挿入することで面白そうなの作ってくれてたんですが、今回はゲーム画面無しでしたな。
・「おたく☆まっしぐら」デモムービー(銀時計)
フルアニメパート有りなので紹介。
・「SNOW 〜Plus Edition〜」オープニングデモムービー(スタジオメビウス)
主題歌は旧版のままのようですが、かえってそれで足を止めてくれるお客さんも多かった動画。
・「めがちゅ!」オープニングムービー(FrontWing)
贅沢なフルアニメーションを挟み込み、神クラスのPVであった魔界天使ジブリール2に続く同系統作。ということで期待はしてたのですが、さすがにあれと比べたら見劣りするか。
でも決してダメってことじゃないっすよ。良い出来。主題歌はふにふに萌えポップ。
・「魔法、ひとつくださいな。」OPデモムービー(WHITE CLARITY)
主題歌映像ともに普通の出来ですが、3DCG使ってたりとけっこう手も込んでまして。
・「いな☆こい! 〜お稲荷さまとモテモテのたたり〜」オープニングデモムービー(Whirlpool)
映像と主題歌がほどよいバランスでマッチしてますな。明るくポップ目にコメディテイストで。
9月のムービーはやっぱいろいろ削ったつもりでもここまで増えましたか・・・。
ここまでちまちま打ち込んで力尽きました
時期によりこういうのは差があるってのは分かってるんですがねぇ
「おすすめPV」アーカイブ
2006年/1月/2月/3月/4月/5月/6月/7月/8月/
2005年/11〜12月期/12月/
投稿者 bird_chief : 04:34
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1巻目の「カテキン」

「カテキン」(1)/オジロマコト
講談社・ヤンマガKCスペシャル
10/6発売
僕のせんせーは、天然・ぐーたら・ちょいエロです。
勉強だけが取り得の中学2年生・白井幸。勉強をまったく教えない美人家庭教師・茶畑ナナ。この物語はそんな2人が織り成す、青春エロバカラプソディーです。
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
ガリ勉で卑屈な中学生が、エロい家庭教師に対して妄想全開で勉強が手に付かず右往左往、というシチュエーションコメディが出発点。
ウリはやっぱエロかわいい家庭教師なわけですが、対する中2男子のちょっと生々しくもある性的衝動が、ある種の共感も伴う面白さになってますな。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
同じ部屋に美人のおねーさんがいるもんだから、中2男子としてはもう悶々とするばかりだが、しかし当の家庭教師は中学生の苦悶も知らずにのほほんと好き勝手やっている、というのが基本構造にありまして。
中2男子の卑屈さと家庭教師の天然っぷりでコメディを展開させ、そっから徐々に中2男子が男女の性を強く意識していくようになる、という流れ。
基本的にコメディなんですが、思春期まっさかりにある少年の漠然とした不安や厭世観を見せながら、性への興味を露骨に示す様子でもって、いかにも「中2」的な滑稽さのある作品になってます。
ひたすらモノローグを中心にねちっこく繰り広げられる、馬鹿馬鹿しくてしょーもない「女性への興味」がまた変なリアリティ持ってまして。成年男子がこれ読むと10代前半の頃を思い出してしまうはず。
形はコメディのナリしてますが、一種の青臭い青春文学と言えないこともないなぁ。
シチュエーションコメディから主人公の性に関する心理的成長を描くというテーマにシフトしつつあるんで、2巻目からどうなってくか楽しみっすな。
まぁ普通にちょいエロコメディに戻ってもそれはそれで。
【こんな人に読んでほしい】
男の子全般。10代の自分を笑って振り返れるくらいであればなお可。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 04:30
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1巻目の「ハゲルヤ!」

「ハゲルヤ!」(1)/漫画:北河トウタ 原作:福本岳史
角川書店・角川コミックスドラゴンJr.
10/1発売
「あなたのハゲを治してあげる!」若ハゲでおおいに悩む田中翔太(高校2年生)に生物の美人教師・麻衣が声をかけた。
翔太のハゲはどうしたら治るのか???
(角川書店公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
若ハゲに危機感を募らせ恋に臆病になってしまった主人公がどうのこうのというラブコメ作。髪と頭皮に関する雑学的小ネタがちらりちらりと見え隠れし、あとはとりとめのない学園ラブコメの日常風景がだらだら続くという感じ。
ハゲを治そうという美人教師の秘めた過去とかで話を膨らませていくような感じですが、展開が冗長に過ぎてついて行く気は起こらない。絵はまぁそこそこなんだけれども。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 03:40
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2006年10月08日
1巻目の「わがまま戦隊ブルームハート!」

「わがまま戦隊ブルームハート!」(1)/石田敦子
幻冬舎・バーズコミックス
9/22発売
「この街の平和だけ守ります!」が合言葉の少女戦隊ブルームハート!
迷子から誘拐事件まで、今日も街の平和を守るため、“女の子”で戦います!
(幻冬舎公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
複数ヒロインによる魔法少女モノ作品。日曜朝にでもやってるようなかわいらしい内容ではあります。
で、あるフリをしていながら、徐々に登場人物達の内面を語る話にシフトしていき、少女達の悩みや葛藤が痛みを伴い描かれる作品に。読み手を選ぶが濃くて深い漫画。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
ロリっ娘がきゃあきゃあと騒いでるような、序盤だけだとなんかそういう印象の漫画なんですが。
8ページショート読み切りのスタイルでキャラ紹介を重ね、個性や特徴をしっかりとアピールしといたうえで、1巻目中盤からは女の子達の心を話の中心に据え、ドラマを作るという形に。
役柄がきっちりメリハリついて性格設定のなされたヒロイン達なんですが、薄っぺらいパターンキャラではなく、表と裏、陰と陽の二面性を持たせ、女の子であり正義の味方でもある彼女達が悩み、傷つき、迷うさまをドラマとしているんですな。
華やかで明るいシーンが続く明るい魔法少女モノが基本にありながら、ねちねちと陰湿気味に語られる心理的な「負」の側面があるため、深みと厚みのある漫画になっています。
後半から、主役陣に対するアンチテーゼとして黒い魔法少女達も現れるわけなんですが、彼女たちがまた主役の女の子に対して針で心をチクチクと突くような痛みのある言葉を投げかけるわけで。
けどこういうギスギスと、ドロドロとした展開がありつつも、きらびやかで明るい作画のため、地味で暗い漫画になっていないというのは面白いな。
【こんな人に読んでほしい】
ぱっと見で魔法少女ものというのが高い壁としてとっつきにくさにはなってると思うが、キャラの個性もしっかりしているし、面白く読めると思う。
魔法少女アニメとかに感情移入して泣いちゃった経験を持つ人に。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 05:15
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2006年10月06日
1巻目の「闇に恋したひつじちゃん」

「闇に恋したひつじちゃん」(1)/長蔵啓丸
角川書店・角川コミックスドラゴンJr.
10/1発売
魔女の血をひく草原ひつじはカワイイのにゲテモノ大好きな、学園のお騒がせ少女。
ある日、彼女は転校してきた不気味な包帯だらけの少年・黒曜伯に一目惚れ。が、彼の正体は魔女狩人(ウィッチ・ハンター)だった!!
(角川書店公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
学園ファンタジーアクション+変なキャラ同士によるラブコメ。
この手の定型的なパターンでありながら、ほどよいクセと個性が冴える作品。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
ヒロインが実は魔女で、虫とかゲテモノとか大好きで純真天然系。
ダークで影のある異形の青年に恋をしたことからアクション展開に巻き込まれ、てな具合。
このヒロインと彼氏とで陰陽の対比を作り、かわいげのあるラブコメとホラーテイストのアクションとで話の展開にも対比をこさえておりまして。
話の中心となるストーリー展開そのものは割とベタ目なのに、これら対比によるメリハリで読ませる感じですな。
こーいった、ストーリー展開やアクションシーンがお約束的で構造的に四角四面におさまった漫画って、もうキャラや設定で特徴と作品性を打ち出していくしかないわけなんですが、
そのあたりの点において、この作品の場合では「魔女」の設定にいわゆるおとぎ話に出てくるようなワシ鼻ばーさんの魔女を出したり、ヒロインのゲテモノ趣向やバケモノ造形等でグロさを強調してみたりと、なかなか頑張ってるなぁという印象。
【こんな人に読んでほしい】
独自性は打ち出せていると思うんで、ベタ目なファンタジーアクションから一歩踏み込んでこの世界観が好きになれれば。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 04:44
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1巻目の「BLAZE」

「BLAZE〜ブレイズ〜」(1)/細雪純
角川書店・角川コミックスドラゴンJr.
10/1発売
人に取り付き異形の怪物と化す「魔」。人知れず異形を狩る美しき双子姉妹・風間響&巴。
封魔忍びの末裔として彼女達の魔滅往生バトルが開幕する!
(角川書店公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
和風ファンタジーな設定による退魔忍者美少女アクション作。若干のコメディ要素をからませ重すぎず軽すぎず。
絵は整ってるので迫力ある剣劇ドラマとして普通に読めるものの、女の子がかわいいという以外に何かこれというものが無い。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 04:23
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2006年10月05日
1巻目の「冒険少年」

「冒険少年」/あだち充
小学館・ビッグコミックススペシャル
8/30発売
全1巻
あの頃、ボクらには怖いものはなかった。あの頃、見上げていた未来のボクらは…無敵でカッコよかった。
あだち充が紡ぐ7つの冒険する少年心。ビッグコミックオリジナル誌上で大好評を博した珠玉のシリーズ、待望の発刊。
(小学館公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
一般社会人となった男性を主人公に、少し不思議で心温まるドラマを描く読み切り短編集。
穏やかでありながらも主人公の心情を巧みに見せており、爽やかな読後感が堪能できる逸品。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
大人の社会人となったが人生に対して少しばかりうつむき加減な男性ばかりを主人公に、ちょっとしたトラブルや事件、過去との因果からドラマが始まり、かつて若かった頃に抱いていた思いを取り戻すことでそれを乗り越える、といったストーリー。だいたいどの話もこんな感じですが、規模の大小や話の構成に幅があるため、けっこう最後まで飽きずに読める一冊。
冒頭の話でのドラえもんを用いた引用に表現されるように、かつて少年の時を生きていた大人達に対する成人男子のためのジュブナイル作という趣向が強く、「なんか最近涙もろくなってきたなぁ、俺」というような男性が読むと、ぐっと来ちゃう可能性が高い。
どれもハッピーエンドでホロリとさせる話ばかりでありまして、話のモチーフも主人公の内面や少年時代の思い出に起因するものが多く、幅広い共感を得やすいだけに誰でも楽しめるんですな。
加えてあだち充の、漫画の巧さが存分に発揮されている短編集でもあり。
読み切り話としての、ちょっとした仕掛けを交えた構成の上手さがあるため、下手すると地味な人情劇になりそうなところを鮮やかに仕上げているんですな。
【こんな人に読んでほしい】
一般成人男性なら誰でも。あだち充といえば子供向け野球漫画の人、てな程度の認識でこれを無視するのはもったいないぞ。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

