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2006年08月26日

1巻目の「謎の彼女X」

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「謎の彼女X」(1)/植芝理一
講談社・アフタヌーンKC
8/23発売

          
謎だ とにかく謎だ でも大好きだ!!
すべてが謎に包まれた“正体不明”の恋愛漫画!
(講談社公式サイトより引用)
          
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●●○
言動の全てが突飛で普通とは明らかに違う変人的なヒロインとの学園ラブコメ。
ある種のファンタジーと言えるほどに謎な設定を持ちながらも、思春期の少年にとっての異性への興味と、倒錯気味な危うさを持つ恋愛シチュエーションを突き詰めていく一品。見せないエロさも有り、読んでて妙にドキドキ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
主人公である普通の少年のクラスに、ちょっとイタイくらいに変な女の子が転校してきまして。
ふとしたきっかけから、この変なヒロインと奇妙な付き合いを始めることになる、というストーリー。
ファンタジー的なラブコメでありながら、幻想的というよりどこか歯車の狂った夢の世界、とでもいったような、奇怪な恋愛模様が描かれております。

まずもってヒロインが魅力的。まぁほとんど一対一で進行する漫画なんでここがダメだとどうしようもない話ではあるけど。
言動がズレていて完全に電波系。一見クールで何を考えているか分からないが、実は情熱的で大胆な行動に出ることもあり。常人とは明らかに違う存在であり、電波。そんなヒロインと、彼女に恋をしながらも一方的に振り回されるというラブコメの形としてまず面白さがあるわけで。

そっからぎこちない純情ラブコメの形を借りながらも、執拗に出てくる“よだれ”による繋がりをはじめとして、思春期の少年にとってのキスやSEXに対する憧れをインモラルに、かつファンタジックに描くことで、不思議な変態的エロさを感じさせる内容になってるんですな。

ちょっとエロいだけのラブコメに見えて、倒錯的でサイケデリックな感触が堪能できる一品。なかなか面白いぞ。

【こんな人に読んでほしい】
構造としては美少女系ラブコメ。ただし最近のエロゲ的なそれではなく、もちょっと古めの純情青春ラブコメ風。ただしあくまで構造に限った話。
ちょっと変なSF的ななんかそういうの好き、ていう成人男性諸氏には読んでいただきたい。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 2006年08月26日 05:09

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