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2006年07月30日
1巻目の「とかげ」

「とかげ」(1)/灰原薬
一迅社・ゼロサムコミックス
7/25発売
忍武は、夕佳の参列した葬儀の夜、遺体が動き出したのを目撃してしまう…。
その肉体には、不死の魂「とかげ」が宿っていた――!?
ゼロサムコミック初登場・灰原薬の現代ファンタジーが待望の単行本化!
(一迅社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
とある少年が慕っていた女性の体に、成仏を許されず転生を続ける妖怪が入り込み、妖怪を狙う連中とのバトルがあって。という和風っぽいファンタジーアクション作。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
死ぬことのできない「とかげ」という存在と、その因果や「敵」の存在を主軸に据えたドラマが話の主軸であり、同時に肉体と精神が異なる存在となってしまった女性に対する主役の少年の複雑な思いと変化を語るストーリー。
この2人を中心に、敵味方ともにほどよい個性のあるキャラクター陣も揃ってまして、舞台設定に負けないキャラのドラマになってます。構造としてのバランスが良い。
和風伝奇っぽいダークな雰囲気と、反するコメディシチュとの振幅のバランスも心地よく、硬軟の揺り返しを追ううちに自然と作品の持つ空気に馴染むことができますな。
雰囲気とキャラ重視の和風ファンタジーアクション作として整った出来映え。
ただしストーリー上、舞台となる場面に狭さがあるため、変に閉塞していかないか心配。
【こんな人に読んでほしい】
キャラがまだ漫画の登場人物として育ってきてないとこもあるんで、特徴的な何かにはまだ欠ける点もありますが、しっかり読めるレベル。キャラ中心で和風伝奇とか好きなら。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 2006年07月30日 05:24
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