« 同人の夏が来ますよ2006 | メイン | 1巻目の「チェックメイト」 »
2006年07月21日
1巻目の「武心」

「武心」(1)/万乗大智
小学館・少年サンデーコミックス
7/18発売
生まれつき体が弱く、病院暮らしを続けていた主人公・流星。そんな流星に生きる喜びを感じさせるため、父は柔道を教え続けた。
危険な手術を乗り越え、14歳になってついに退院を果たした流星は、柔道道場に入門する!
(小学館公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
技と心の面を幼い頃から鍛え上げられた柔道少年が活躍。
少年誌向け格闘技スポーツ漫画として、正面からしっかり丁寧に作り込んであるな、という1巻目。なんらかのブレイクスルーがあれば人気も出てきそう。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
幼い頃からの病院暮らしの中で、正直さと喜びをもって柔道に打ち込んできたという主人公。
純粋培養のため世間知らずなせいもあり、生き方や考え方までもまっすぐで馬鹿正直という性格。見た目はけっこうかわいげのある感じで。
1巻目では主人公の思想、信念といったものを前面に出すとともに、病弱で体も小柄で周囲からの嘲笑もある中、その力をいかんなく発揮して相手を軽々と投げ飛ばし、爽快感のある強さをアピールしています。お約束だけどやっぱこういうのは読んでて楽しい。
同時に周囲の登場人物を固め、ヒロインとライバルも配置したところで2巻目に続くとなってます。
柔道シーンもひとつひとつの挙動と解説を丁寧に挟み込んであり、また「力の流れ」というような言葉も出てくることから、テクニカルな点にも踏み込んだ柔道漫画やっていくんだな、とうかがい知ることができます。
変に奇をてらわず派手さに欠けるところがあるんですが、それぞれのキャラ造形を少年誌掲載ということもふまえてしっかり固めて作ったうえで、気持ちよさと迫力を持って「読ませる」柔道アクションシーンが描けていますんで、あとはこの先のドラマ作り次第でしょうな。
うまいこと盛り上がりを出していければ面白くなってくれそう。
【こんな人に読んでほしい】
少年漫画であろうとちゃんとした格闘技スポーツ漫画が好きなら。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 2006年07月21日 04:28
Trackback Pings
このエントリーのトラックバックURL:
http://b-chief.org/mt/cgi/mt-tb.cgi/896

