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2006年06月29日

1巻目の「STAYネクスト 夏休み カッパと」

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「STAYネクスト 夏休み カッパと」/西炯子
小学館・flowersコミックス
6/26発売

          
「わたし、カッパみつけたほうと結婚してもいい」―――幼い日の約束を胸に、カッパの里・岩手県遠野(とおの)へと向かったリカ、リュータ、邦彦の3人。楽しい夏の日は、やがてくる別れの季節を予感するかのようにやさしく過ぎてゆき…。
表代作ほか、青春傑作短編「愛してる」「四月にはレンゲ畑」「口笛吹いて」を収録。
(小学館公式サイトより引用)
          
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
思春期にある若者達の、大人へとなっていく過程で見せる一瞬のきらめきを切り取ったような短編集。
好きな漫画家が短編たくさん描く人だと、単行本が出るたび「1巻目」としてここで紹介できるてぇのは喜びだ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
「STAY」の名を冠してシリーズ刊行されている短編集のひとつ。一部にキャラと舞台の重複もあったりする。収録されてる中で、後半の作品は旧作から。けっこう前のもあったり。
しかし古かろうとなんだろうと、やはりどの話も暖かくて面白い。キャラもいいしなぁ。
時に幻想的なほどロマンティックな話でありながらも地に足の付いた活き活きとしているキャラがいいんだなぁ。

巻末あとがきで「故郷」に関する著者コメントが有り。
なるほど故郷か。
西炯子の作品はどれも好きなんだけど、好きの理由がうまく見つけられなくて。しかし故郷というこのキーワードはヒントになるなぁ。
故郷を要素の一つとする思春期のドラマを描くということは、成長と変化のドラマを描くということでもあるわけで。
このへんをもっと突き詰めていくと、この一連のシリーズがもっと分かってくるのかもしれない。
なのでもっと読みたい。たくさん描いて欲しいっす。

【こんな人に読んでほしい】
少女漫画が読めるなら誰でも。近年の若い子向けのギラギラゴテゴテしたのが苦手という方にも。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 2006年06月29日 01:21

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