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2006年06月30日
1巻目の「宙のまにまに」

「宙のまにまに」(1)/柏原麻実
講談社・アフタヌーンKC
6/23発売
天空に輝く美しい星。仲間と見ればもっときれい!
清く明るい天文部グラフィティ!!
この町には昔、悪魔がいた……。かつて暮らした町に引っ越し高校生になった朔(さく)。そこへ恐怖のハイテンション幼なじみ・美星(みほし)が再び現れた! 読書好きの朔の穏やかで知的な時間が一瞬で打ち破られる!気が付いたら、朔は創部間もない天文部の一員になっていたのだった――!!
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●●○
高校を舞台に、一組の男女の出会いから始まる文化系学園生活ほのぼのコメディ。たまにちょっと若者らしく青臭いこと語ってみせたり。
シチュエーションが主体のラブコメと見せかけておいて、細部のディテールからなる瑞々しい学園風景が大変に良い一品。それぞれのキャラの質も高い。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
静かに読書でもしていたいっていう主人公を引っ張り回す元気なヒロイン。
という基本軸を元に、天文学部の様々なキャラクターを絡ませて展開する学園生活コメディ(ラブコメ有り)なわけなんですが。
コマのスキマを埋めるような形で描かれる、高校生の視線(主に女子)が非常に良い効果を出してまして。小道具や背景だけでなく、主役や脇役のさりげない感情をディテールに加えることで、いかにも漫画的な内容なのにそこに描かれる学園生活は現実味を帯びているのですな。特にアレだ、もう言っちゃうけど、おいらは高校生活をほとんど体験したことが無いんで、二十歳も後半に差し掛かるとこういう風景が非常にキラキラとして見えるんですわ。
キャラクター陣もそつなくしっかり個性を持たせて配置されてまして、彼らがあれこれ動き回ることで話が作られてるんですが。
が、このキャラ達、きちんとできてるんだけど若干の物足りなさも有り。学園コメディとしての強調された個性を各キャラに付与したところまではいいものの、ちょいと付け焼き刃な印象がある。このあたりの厚みが出てくるともっと面白くなってくるんですが。
特に主ヒロインに主役級キャラとしての魅力が足りないのは少々痛い。でも他の女性陣が軒並み良いキャラだからしょうがないのかー??、と悩んだりもする。
中でも、メガネで巨乳で文芸部でメガネの生徒会長が良いぞ。大変に良いぞ。
もう一度言う。メガネの生徒会長が良いのだ。
あと、青春グラフティと銘打つ上で描かれる青臭いシーンは好みの問題でしょう。下手な手法にたよらず正面からクサイ、てのも有りではあると思うので。
とにもかくにも、漫画としては細かな要素ごとに粗や不足はあるものの、男女混合グループでの賑やかで楽しく、爽やかな学生生活を堪能できる一品ですな。美化された世界であるのかもしれんが、過ぎ去った青春時代に幻想を求めて何が悪い!と弁護してみる。
【こんな人に読んでほしい】
学園生活が幻想の世界になってしまった人たちに。てゆか最近おいら、高校生の制服姿に叶わぬ憧れを抱くようになってしまったもんで。こういうのダメだ。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 06:06
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1巻目の「あるいて一歩!」

「あるいて一歩!」(1)/武田すん
メディアワークス・電撃コミックス
6/27発売
成績優秀、スポーツ万能なエリート少年・西園寺。
彼の悩みはただ一つ、並外れてビンボーなこと。
しかし特待生になった彼は、学園の寮に住めることに。喜んだのもつかの間、そこは学園の敷地内のおんぼろアパート!
しかしアパートを切り盛りする美少女大家や変な住人の出現で、西園寺の学園生活は思わぬ方向へ……!?
(メディアワークス公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
男一人に女性多数のハーレム型同居ラブコメ。パターン的ではあるものの、主人公と主ヒロインとの恋の行方を主軸としてストーリー展開させているため、長編として読めなくもない。
絵も整ってるしパターンラブコメのスタイルもきっちりしてるので、こゆの好みなら手にとってもいいかも。
むしろけっこうしっかり読めるだけに、形骸的なラブコメとして肉付けされてるのがもったいない気がする。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 05:18
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1巻目の「ちびでびっ!」

「ちびでびっ!」(1)/寺本薫
芳文社・まんがタイムきららコミックス
6/27発売
フツーの高校生・リョウの母親は魔術好き。ある日唱えた召還術により現れたのは、魔族の女の子リリイ。
ちびっこ悪魔・リリイがくり広げるキュートでドタバタな毎日!!
(芳文社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
女子高校生のご家庭に悪魔の女の子がやってきて、というコメディ4コマ。
キャラの立ち位置が明確で楽しげな雰囲気は出ており、この手の4コマとしては普通に読める。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 04:59
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1巻目の「HONEY VOICE」

「HONEY VOICE」(1)/おーはしるい
竹書房・バンブーコミックス
6/27発売
史上初!読むボイス4コマ!!「天使声おてんば娘×ダミ声美少年!?」
高校放送部を舞台に、声を巡って巻き起こる新感覚青春コメディ♪
(竹書房公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
とある高校の放送部と部員達の活動をテーマに描くコメディ4コマ。
キャラとシチュエーションが主体のよくある4コマですが、キャラの魅力を活かしたネタを心がけているためなかなか楽しめる。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
美声の持ち主だが「サル」と揶揄される元気な女の子と、美形だが迷惑な大声とダミ声である男の子が中心に。恋ともなんともつかないようなほのかなラブコメ要素も。
あと、声をテーマにした漫画なので、主役二人の台詞は写植に凝ってみたり。
学園生活のコメディ4コマながらも、形式的なシチュエーションに頼らず、それぞれの特徴や性格設定をふまえたうえでキャラ同士が相互に干渉しあう形でネタ作りをしており、きちんとキャラ立てがなされております。
なにかこれというアピールには乏しい漫画ですが、キャラの印象がしっかり残るという点では悪くない印象です。
【こんな人に読んでほしい】
文化系部活コメディとか好きなら。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 04:49
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1巻目の「双子のお仕事」

「双子のお仕事」/辰巳ゆめ
竹書房・バンブーコミックス
6/27発売
全1巻
姉・杏奈はナイスボディな清純派…。妹・沙織はトランジスタグラマーな積極派…恋人にするなら、さあDOTCH?
巨乳な清純派の姉・杏奈とHに積極的な妹・沙織が巻き起こすエロカワ4コマ!
(竹書房公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●○○○○
コメディ4コマの体裁でもって、ネタはエロネタのみ。セックス絡みのコメディが延々と続いてます。
テーマがこれなもんでネタの発展性もたいしてなく、お気楽にすぽんすぽんと脱いでハメてとやっとりまして。あっけらかんとしてるもんだからそんなエロいもんでもなく。絵柄はまぁ普通にかわいいんだけど。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 04:35
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2006年06月29日
1巻目の「STAYネクスト 夏休み カッパと」

「STAYネクスト 夏休み カッパと」/西炯子
小学館・flowersコミックス
6/26発売
「わたし、カッパみつけたほうと結婚してもいい」―――幼い日の約束を胸に、カッパの里・岩手県遠野(とおの)へと向かったリカ、リュータ、邦彦の3人。楽しい夏の日は、やがてくる別れの季節を予感するかのようにやさしく過ぎてゆき…。
表代作ほか、青春傑作短編「愛してる」「四月にはレンゲ畑」「口笛吹いて」を収録。
(小学館公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
思春期にある若者達の、大人へとなっていく過程で見せる一瞬のきらめきを切り取ったような短編集。
好きな漫画家が短編たくさん描く人だと、単行本が出るたび「1巻目」としてここで紹介できるてぇのは喜びだ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
「STAY」の名を冠してシリーズ刊行されている短編集のひとつ。一部にキャラと舞台の重複もあったりする。収録されてる中で、後半の作品は旧作から。けっこう前のもあったり。
しかし古かろうとなんだろうと、やはりどの話も暖かくて面白い。キャラもいいしなぁ。
時に幻想的なほどロマンティックな話でありながらも地に足の付いた活き活きとしているキャラがいいんだなぁ。
巻末あとがきで「故郷」に関する著者コメントが有り。
なるほど故郷か。
西炯子の作品はどれも好きなんだけど、好きの理由がうまく見つけられなくて。しかし故郷というこのキーワードはヒントになるなぁ。
故郷を要素の一つとする思春期のドラマを描くということは、成長と変化のドラマを描くということでもあるわけで。
このへんをもっと突き詰めていくと、この一連のシリーズがもっと分かってくるのかもしれない。
なのでもっと読みたい。たくさん描いて欲しいっす。
【こんな人に読んでほしい】
少女漫画が読めるなら誰でも。近年の若い子向けのギラギラゴテゴテしたのが苦手という方にも。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 01:21
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1巻目の「PARTY」

「PARTY」(1)/作:阿部秀司 画:内田早紀
講談社・イブニングKC
6/23発売
世界で十指に数えられる資産家・皆川耕田。彼と彼の一族郎党を乗せた豪華客船が謎の大爆発! 残されたのは世界を牛耳れるほどの莫大な遺産。
しかもその莫大な遺産を受け継いだのは、ごく普通の女子高生・島田緑子(16)だった。目もくらむほどの大金を手にした緑子の、終わらないパーティーが今始まる――!
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●○○○
普通の女の子が、一般人の常識外にある大富豪の遺産を相続したことから始まるドタバタコメディ。分かりやすく言うと、主人公がツッコミ側の「おぼっちゃまくん」。
高めのテンションに同調できたら勝ち。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
地球的規模の超金持ちの遺産をただの女子高生が相続することになり、金の力のままに暴走する周囲の人間にでっかいスケールで振り回されるという感じ。巨大ロボ開発したり街一個潰して作り直したり大和建造しちゃったり。周りのキャラも変態だらけだ。
主人公以外の周囲が根こそぎ「ボケ」であり、そのスケールもでっかいため、バランスとして主人公のツッコミも勢いが増して。ボケとツッコミのスパイラルが産む炸裂具合がウリとなってます。
しかしながら、金の力で凄いことやらかす→主人公が突っ込む→もっと凄いことになるというギャグコメディはインフレ展開の構造上、連載が続くとたぶんしんどくなってくると思うので、2巻目からは話として何かしら組み立ててくると思われます。
【こんな人に読んでほしい】
お馬鹿な悪ノリについてけるような人。ギャグコメディだけど笑えるくだらなさはそこまで無いんだよなー。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 01:06
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2006年06月28日
1巻目の「パイレーツ〜THE PAST LOG〜」

「パイレーツ〜THE PAST LOG〜」(1)/PINKISH・2
新書館・ウイングスコミックス
6/26発売
海賊レッドシャーク一家のボーソー爆走少年ガイはじめ、トンデモキョーレツ王女シェリラ姫や彼らに振り回される帝国王子などなど、タダモノでない問題児たちがゆくところ、常にアラシが巻き起こる……!?
レッツ☆珍妙爆笑騒動記!
(親書館公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●○○○○
著者前作のキャラと舞台を借りた外伝的な内容。知ってないとわかんない。
賑やかな感じは出てますが、やはり読者にはっきりとしたキャラのイメージが残っている前提で展開するコメディといった具合なんで。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 01:56
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2006年06月27日
1巻目の「彩雲国物語」

「彩雲国物語」(1)/著者:由羅カイリ 原作:雪乃紗衣
角川書店・あすかコミックスデラックス
6/26発売
紅家の貧乏お嬢様の秀麗は、彩雲国の若き国王で、即位直後から仕事を放棄している劉輝の貴妃兼教育係を金五百両で引き受けるのだが…!?
(角川書店公式サイトより引用)
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●●○
古代中国風のファンタジー世界を舞台にした、王宮大河ロマン作。でありながら乙女ちっくラブコメも。
世界観を丁寧に作り込みながらもそれぞれのキャラが個性と魅力に溢れ、大河なのに人物ドラマをしっかり描く物語となってます。これは面白いぞ。おすすめ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
タナボタでその座を手にしたボンクラ王様に、教育係として主人公が後宮に入り、そこで王と出会ってどうのという内容なのですが。
歴史と設定をしっかり組み上げた舞台を用意してそこでストーリーを転がしながらも、全てのキャラが非常に立ってまして。多面的でそれぞれに魅力のあるキャラクター同士が二次元三次元に相関関係を築き、その上で主義主張と主体性を持ってそれぞれのキャラが動き、話を構築していまして。世界観やビジュアルイメージにまず目が行くところなんですが、登場人物が紡ぎ出すドラマとしての面白さが有りますな。
普通はこーいう美形な男性キャラ陣が紙面を彩る漫画は、それだけで男の読み手からすると抵抗のあるもんなんですが、細やかに性格設定が描かれ、スタイルや定型文法にとらわれない個人の思惑や観念がきちんと有り、そのうえで非常に活き活きとしているため、キラキラとした男性キャラ陣に違和感を覚えることが無く、むしろ男の目から見てもかっこよく見えてくるくらいで。美形キャラだけじゃなくて爺さんたちも良いしね。女性の描き手で良い年寄りキャラのいる作品にハズレは無いのだ。
しかしやっぱ、ヒロインが非常に良いですわ。
名門の出でお嬢様でありながら、幼少の頃に悲惨な体験をしており。庶民の視線と感覚を持ち、しっかりもので貧乏性。勤勉で知性と教養があり、国のために役に立ちたいという意志もあるが、理想論を口にすることなく地に足の付いたビジョンを持ってまして。そういう才人なんだけど、ロマンチックな恋愛観があり表面的にはおてんばな少女であり、非常に親しみの持てるキャラであると。1巻目だけでこんだけの個性を披露するキャラもそういないぞ。
そういった魅力的なキャラを揃えて、等身大のラブコメやりながらもシチュエーション主体のドラマにさせず、キャラごとの設定や舞台の背景を土台とした長編大河ストーリーを紡ぎ出そうとしているのが大変に良いですわ。もちろんラブコメパートも面白くて、大河パートとの構成バランスが整ってるのだ。
1巻目で効果的に伏線が散りばめられ、早くも権謀術数がうごめき出し、2巻目に対する期待感も充分に煽ってくれますわ。というか、広がりのある世界観と魅力的なキャラのある漫画なんで、たぶん話がどう転がろうとも面白くなってくれると信じて疑いません。
絵的なかっこよさもいいんだよね。花菖蒲の二人のシーンとか、巻末での主上の表情とか。しかもこのいいシーン、二つとも男キャラを描く場面なんだわ。
【こんな人に読んでほしい】
少女漫画に多少なりとも慣れがあれば、男性女性問わず誰でも楽しめる作品。つか、読んで損はしないと思う。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 04:10
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1巻目の「されど罪人は竜と踊る」

「されど罪人は竜と踊る」(1)/原作:浅井ラボ キャラクター原案:宮城 著者:灰原薬
角川書店・角川コミックスエース
6/26発売
エリナダで咒式事務所を営むガユスとギギナは、普段は致命的に相性が悪く毒舌の応酬を繰り返してばかり。だが、いざ戦闘になると抜群のコンビネーションで強大な敵にも勝利する。そんな二人の下に舞い込んだ依頼とは
(角川書店公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
設定と世界観に特徴を持つファンタジーアクション作。
美形主人公だけどノワールでハードボイルドが持ち味。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
インパクトと字面の派手さのある能力設定が目を引くファンタジー作。ワザの名前だとかがかっちょいいですが、まぁ漫画の中での使い方はアクションの小道具。
美形の男二人がコンビを組んでそーいうワザとか使って事件を解決しますよ、というとわりあい定型的なものですが、この作品の場合は物語のトーンに独特の色を帯びさせてまして。
主人公達の巻き込まれるトラブルがヤクザと娼婦の逃亡劇だったり、定番よろしく探偵事務所風のオフィスは常に金欠だったり。あと主人公に最初から恋人が設定されてたり。
作品の肉付けは定型的なファンタジーアクションのそれなんですが、主人公の設定やストーリーの骨格にハードボイルドな要素を含んでまして。話も暗めでけっこう救いが無い。
派手さのあるファンタジックなバトルに、ニヒリズムすら漂うようなノワール展開を見せることで、なかなか独自の面白さのある作品となってます。
【こんな人に読んでほしい】
よくあるファンタジーアクションが読めるなら。話が暗めってのも好きならはまれるかも。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 03:28
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1巻目の「クロム・ブレイカー」

「クロム・ブレイカー」(1)/阿倍野ちゃこ
角川書店・あすかコミックスデラックス
6/26発売
聖母マリアの生まれ変わりの「マリアの娘」と言われ、聖ベツレヘム協会で保護される少女・凪菜聖。
彼女の奇跡の力を狙って、ある日学園に刺客が現れる。窮地から聖を救ったのは、法王庁の代理人、高城 黔だった!!
(角川書店公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●○○○○
ゴシックホラーっぽい雰囲気と画面でもってバトルやってます。
パターン的な文法で展開される内容に、深みに欠け定型的な台詞ばかりのキャラ。説明台詞で語るだけの世界観。
演出面やキャラ造形からなる形式的な雰囲気は出せてますが、それ以外に足りないところの多すぎる作品。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 02:57
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2006年06月26日
1巻目の「バイトでウィザード」

「バイトでウィザード」(1)轟け我が魂よ、と異端者たちは嘆いた/原作:椎野美由貴 キャラ原案:原田たけひと 著者:佐伯淳一
角川書店・角川コミックスエース
6/26発売
日本国中に埋まっている精霊の力を守るため、日夜「魔法」業務に勤しむ豊花&京介。
そんなある日、担当地域で異常な「澱み」を発見する。その場所に待ち受けていたのは予想もつかない大物だった!?
(角川書店公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
双子の学生兄妹が、魔法の力で持って土地を汚す存在とその土地を浄化していく、という流れで。
クールな兄にバカで無鉄砲な妹、というところでドタバタ気味にコメディアクションやりつつも、シリアス展開やったりとか。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
世界観や舞台設定を作り込んだコメディアクション、という印象で。決め台詞決めアクションもかっこよさげ。
全体的によくある形の漫画ですが、主人公ら兄妹の個性が強くインパクトもあるためけっこうキャラの力でぐいぐい読める感じです。
あとこの漫画、原作付きなんですが絵にも特徴があり。
シャープでスタイリッシュな線を持つ絵柄なんですが、その絵柄のままギャグコメディを展開させたり、または線を崩して萌えキャラ仕立てにしてみたりと。
ドタバタしてるのに妙にスラッとした絵柄なもんで違和感にも似た独特の味が出てまして。
また、1巻目後半に重めなシリアス展開が待ってるんですが、ギャグコメディをやっておきながらシリアスに振った際、作品の全体像を崩さずに絵の質でもって硬軟の落差を書き分けているのは面白い。
【こんな人に読んでほしい】
なんてことないファンタジーアクションコメディが、この絵で持って随分と独特の風味を出す漫画になってます。気になるなら手にとってみても。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 04:15
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2006年06月25日
1巻目の「ファイト一発!充電ちゃん!!」

「ファイト一発!充電ちゃん!!」(1)/ぢたま(某)
ワニブックス・ガムコミックスプラス
6/24発売
この世界とは異なる【平行世界】からやって来た不思議なOL・ぷらぐ。
彼女の正体は、元気を無くしてしまった人達に元気を注入する【充電ちゃん】なのであった!?
(ワニブックス公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
SFファンタジー風味の美少女人助け人情コメディ。ぱんちら分多数。
作品全体の基礎固めをしている段階なので星の数はこんなもんですが、キャラの魅力が高いので期待値は充分に有り。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
現代日本よりも科学文明が進んだパラレルワールドよりやってくる女の子が、精神的に弱った人間に「充電」を施し元気にするという内容。
ドジでダメっこなヒロインですが、仕事としてノルマや成績の付けられる「充電」に疑問を持ち、人を救う充電とはどういうことなんだろうと悩んでみたり。
美少女系コメディのひとつとしていたってありがちな構造を持ってますが、世界設定をいきなり細かに展開して舞台を固めるのではなく、最低限の設定要素だけを見せることで、先行きの展開に対して広がりと遊びの幅を持たせてあります。
また、導入部として数話使ってキャラの主義主張まで含めた個性のアピールを徹底しており、キャラの関係性が立ち位置だけでなく考え方の違いでも相関図を描けるようになってます。もちろん個々のキャラはそれぞれに個性が強く魅力も充分に。
舞台の設定にゆらぎと柔軟性を持たせているため、この先の展開はどうとでも転がしようがあり、そのうえで登場人物が明確な主張を持ち個性も有るため、ストーリーがどう動こうともキャラを中心としてストーリーが組み立てていけるだろうと期待できます。このへんは構築の巧さがありますな。話の内容や世界観を整える前にキャラをしっかり立たせておくってことはやっぱ大切。
【こんな人に読んでほしい】
ドタバタ風味のコメディパートも楽しいし。おぱんつとかスジとかそっち方面もあるし。萌え系方面でならしっかり読める一冊ですが、長編作として面白くなるかは今後次第。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 04:56
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1巻目の「マブイノコトワリ」

「マブイノコトワリ」(1)/原作:高円寺雅彦 漫画:森ゆきなつ
ワニブックス・ガムコミックスプラス
6/24発売
様々な場所で起こる怪事件を担当する警視庁・特殊捜査班。そこへ新たな捜査員が配属された。彼女は沖縄の呪術師”ユタ”の女・天御宮祭。
彼女が解き明かされることのない真実を見つけ出すとき、謎の扉が開かれる!!
(ワニブックス公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
謎の多い猟奇事件を霊媒によって解決、というオカルトサスペンス作。
エピソードのモチーフに、現実に起きた事件や都市伝説を用いてます。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
スプラッタな猟奇事件が起こってその裏に謎があって、クールな巨乳のお姉ちゃんが降霊して犯人にお仕置きかまして解決、という具合。
怪奇な事件の因果を探り真相に迫った時、そこにこもった怨霊を呼び覚まして恨みを犯人にぶつける、といった流れ。アクションシーンがあったりというわけではないですが、サスペンスとして事件を追う面白さは出せていると思います。
基本フォーマットでのエピソードを2つ続けた後、主人公と相対する位置に敵役として意味深な新キャラを登場させ、長編の本筋への移行を見せたところで1巻目は終わっております。
基本フォーマットで語られる話には目新しさや独自性は感じられないため、主人公と彼女を取り巻く謎やなんかが明らかになってくる2巻目からどうなってくるかですな。
【こんな人に読んでほしい】
角川系。ホラー色やオカルトものが好きなら。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 03:38
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2006年06月23日
1巻目の「GATE RUNNER」

「GATE RUNNER」(1)/吉富昭仁
秋田書店・チャンピオンREDコミックス
6/20発売
特殊能力者「セカンド」のジョウとマルコ。それぞれの夢を追い求め、二人は冒険の旅に!!
(秋田書店公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
SF世界を舞台とするアクションコメディ。
主人公に面白そうな設定を持たせながらも、話自体はロジックではなく感情で展開。しかしキャラが深みと魅力に欠けるため、よくあるコメディタッチのアクション劇、に収まってしまってます。メカ描写やSF世界を視覚で語る画面の力は充分あるのに、なんかありがちなコメディアクションに過ぎないってのはもったいないなぁ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し
投稿者 bird_chief : 01:51
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1巻目の「夢幻の軍艦 大和」

「夢幻の軍艦 大和」(1)/本そういち
講談社・イブニングKC
5/23発売
大和ミュージアム取材協力のもと、原案協力に阿部信弘氏を迎えドキュメント漫画の雄、本そういちが歴史のifに挑戦する!21世紀の新・大和伝説誕生!
「これは太平洋戦争を題材にした時代劇ではない。戦艦「大和」を甦らせ、今を生きる若者と戦争を「劇」化しようとした現代劇である。」――かわぐちかいじ
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●○○○
現代日本に生きる無気力気味な若者が、太平洋戦争開戦直後の戦艦大和の甲板にタイムスリップしてしまう、というストーリー。
歴史if架空戦記ロマンの一種。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
現代日本を体現する存在として主人公を設定し、戦時中の若者と出会わせて価値観の相違なんかがあったりしつつ。
やがて彼の存在が山本五十六の手に渡り、主人公はこの戦争の行く末を語り日本海軍を勝利に導こうとアドバイスするわけで。
主人公が幽霊のような存在であることと、過去と現代を行ったり来たりするという設定のため、彼はほとんどゲーム感覚で戦争に口出ししてくるわけで。この先の展開で、主人公が戦争の現実を見た時にどうなっていくかそのあたりが話の中心になりそうですな。
もちろんもうひとつ、戦闘の経過を知らされてしまう山本五十六がどう動くかってところも。
あと主人公は、現代の日本の姿が気に入らない。それは戦争に負けたからだ。ならこの際、日本を勝たせてみよう、というような動機を持っていまして。しかし強固な信念があるわけではなく、また主人公の価値観は否定的に描かれるため、結果として「やっぱ日本は負けて良かった」みたいなとこに落ち着くのではないかと。
どちらにせよイデオロギーを語るような性質の漫画ではなく、娯楽作として展開してるんで。
【こんな人に読んでほしい】
架空戦記好きには。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 01:41
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1巻目の「馬の旅人」

「馬の旅人」(1)/やまさき拓味
秋田書店・プレイコミックシリーズ
6/20発売
昭和26年、競馬にイカサマが当たり前だった時代、一人の名もなき装蹄師が次々と馬に奇跡を起こしていった…。彼の名は装蹄屋(てつや)三郎!!
(秋田書店公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
戦後間もない頃を舞台に、装蹄屋の主人公が農耕馬や競走馬の蹄を直して人情ロマン、というお話。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
義理人情に固く熱血漢の装蹄屋と、彼の弟分で金と女に弱いチンピラ崩れの二人が中心でして。金儲けに走る弟に対して実直な兄貴。主に弟分のほうが騒動の種になりまして、馬絡みのトラブルが色々あって解決、という筋書き。
昭和26年という時代設定もあってか、幾分クドさもありつつ硬軟使い分ける古典的人情喜劇てな風味。
漫画としてまっとうな仕事なのでちゃんと読めることは読めるものの、馬と削蹄自体が中心になる話でもないし。よくある人情ものに、馬がちょっと関わってくるっていうような。
【こんな人に読んでほしい】
特に無し。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 01:22
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2006年06月22日
1巻目の「カラクリオデット」

「カラクリオデット」(1)/鈴木ジュリエッタ
白泉社・花とゆめコミックス
6/19発売
天才科学者・吉沢博士に創られたアンドロイド・オデットは、見た目は普通の女の子。
自分と人間との違いを知りたくて高校に通い始めたけど、アンドロイドであることは学校の皆には内緒。
友達が出来たオデットは「普通の人間と同じようになりたい」と、博士に身体を改造するよう求めるが…!?
(白泉社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
人間に興味を持つアンドロイドが人と関わりを持つ中でいろいろあってSFギミックをちょっぴり交えたヒューマンドラマになる、という作品。
主人公・オデットが良いキャラしてまして。これけっこう好き。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
自我と自意識は持つものの、表情に乏しく無垢で無知なアンドロイド、という主人公でして。イノセントであるがゆえにまっすぐなキャラ。パターンとして確立されたキャラの種類ではあるんですが、話の視点を常にオデットに置きながらも、その一途さを丁寧にうるさくない程度に、オデットの無表情も相まって距離感を保ちつつ描いているため、心地よい感情移入に浸れるんすな。
ドラマの展開や起伏の作り方も作法にのっとったもんでして、全体として見るとよくある感じの漫画だと思います。アンドロイドだけどSFしてるわけでもないし。
その代わり恋愛沙汰が中心の漫画じゃないし、男性キャラもうわっついたところが無いため男でも読める少女漫画にはなってます。
それにしてもやっぱオデットのキャラがいいなぁ。
あ、あとあのシーンはアラレちゃんのオマージュですね。首吊ってボディ直すとこ。
【こんな人に読んでほしい】
無表情ロボ子さんが良い、という意味ではむしろ一部の男性向けなのかもね。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 02:53
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1巻目の「anim.―アニマート―」

「anim.―アニマート―」(1)/著者:八坂考訓 原作:高嶋哲夫
集英社・ヤングジャンプコミックス
6/19発売
中途半端でさえない高校生・高槻は、ある日新聞部の取材で、天才チェロ奏者・石井あゆむに会うことに…。自分との格差を痛感し落ち込む高槻に、石井は励ましの言葉をかける。だが、次の瞬間、二人は原因不明の衝撃に巻き込まれた!
事故? テロ? それとも…!? 極限状態の中、迫り来る死の恐怖と戦いながら高槻と石井は懸命に脱出を試みるが…!
(集英社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
関東大震災とほぼ同じ地震が現代の東京で起きたら、という状況の下で、被災者となった少年の視点と災害対策本部とで描かれる災害シミュレーション漫画。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
東京に大地震が起きたらどうなるのか、てところを描く作品でして。
大崩壊によって無秩序となった東京を舞台にどうこう、という話ではない。
少年の視点で地震発生直後から生き残るべくもがく様をサバイバル展開で読ませ、一方で政府の対策本部での動きを追っております。
1巻目の序盤では地震発生直後におけるパニックが中心ですが、今後の流れでは復旧を待つ被災地においてどんな事態が起こっていくのか、そこらあたりが中心になっていきそうですな。
主人公は普通の少年で、まぁ地震という相手に対して無力なキャラなわけですが、いちおう無気力な少年が災害を前に成長していきますという人物ドラマとしての流れも用意されてます。主軸ではないけど。
【こんな人に読んでほしい】
パニックアクションというジャンルにおいては読み手を選ばず。ただ、おそらく今後、災害対策啓蒙漫画としての側面が強くなってきた場合にどうかな、という不安が。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 01:06
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1巻目の「手騎―テキ―」

「手騎―テキ―」(1)/やまさき拓味
集英社・ヤングジャンプコミックス
6/19発売
本邦初、本格調教師コミック!!
「手騎」とは調教師を指す競馬業界の隠語。調教師とは厩舎を経営する“社長”である――
地方競馬で活躍していた若き騎手・一本杉薫は、判断ミスから乗り馬を死なせてしまい、そのまま日本競馬界から姿を消した。――そして10年後、新人調教師として戻ってきた薫が競馬界に新風を吹き込む!!
(集英社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
人柄も良く才能に溢れた新人調教師が、いろいろと問題のありそうな人や馬を抱えつつも成功していきますという競馬漫画。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
主人公は馬に好かれ馬を見る目に長け、爽やかさと実直さがありながら超然としたところがあるといった若者で。職人系漫画の完璧主人公、といったところか。
個性のある脇役を揃えておいて、色々と問題やら反発やらを抱えながらも周囲の人々が徐々に彼に感化されていって、という展開を見せるでしょう。
厩舎の様子や競馬シーンも本格的ではあるものの、ドラマ展開もシンプルでロジックも分かりやすく作ってあります。
それだけ真面目で丁寧な漫画なんですが、テーマもテーマだし、読み手は選ぶか。
【こんな人に読んでほしい】
競馬好きに。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 00:41
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1巻目の「MAIの部屋」

「MAIの部屋」(1)/唯登詩樹
講談社・ヤンマガKCDX
6/16発売
18歳の杉本真衣ちゃんは今年から大学生。ステキなキャンパスライフを夢みていたものの、不動産屋の手違いで女3人同居生活するハメに。それも全員、同姓同名18歳の杉本真衣。
そんなわけで3人の真衣ちゃんの楽しく、Hなハアハアドキドキかしましライフの始まり始まり〜。
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
タイプの違う三人の女の子が毎回色々とコスプレしたりエロいことしてたりというフルカラーショート。コメディタッチで基本的に明るくわいわい。
エロ漫画ってわけじゃないけど、ヌードグラビア漫画みたいなもん。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
設定はいちおうあるものの、話となるストーリーがあるというわけではなく。
女性キャラが毎回色々なシチュでもってエロいですよっていう。ほんとにそれだけ。
しかしそれだけでも勝負できちゃう絵の力を持つ作者なんで。エロいことはいいことだ。
【こんな人に読んでほしい】
ま、ヌードグラビアだと思って。エロ絵の達者は人ではあると思うし。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 00:19
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2006年06月21日
GA文庫からのFAXも菌まみれになっています
こないだ、石川雅之「もやしもん」の菌どもが講談社の発注書をかもしまくっていたとお知らせいたしましたが
つい先日
出版社からお店に送られてきたお知らせのFAXにて・・・
3枚あったうちの1枚

・・・下の方!なんかいる・・・!
ていうかこれソフトバンクGA文庫のFAXじゃん!
他社じゃん!もやしもん関係ねぇよ!
しかも菌どもの会話、他社の話題ばっかだ!
ソフトバンクからのFAXで、講談社のキャラが、白泉社コミックの重版を気にしているとかもう
営業さん遊びすぎ
面白いからいいけど
この調子でかもすぞジャパンの輪が広がってくれることを祈ってみたり
好きな漫画が徐々にブレイクして広まっていろんなとこに影響出てくるってのは嬉しいもんだわ
投稿者 bird_chief : 02:01
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1巻目の「アナザー・キングダム」

「アナザー・キングダム」(1)/藤田麻貴
秋田書店・ボニータコミックス
6/16発売
スクランブル妖怪ファンタジー!!
人に見えないモノが視えてしまう少女・ナオナと、彼女を見守る妖怪たちの物語。
(秋田書店公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
出てくるモノが日本妖怪のそれであるという設定の、スピリチュアルファンタジードラマ。
女性向けファンタジードラマとしては割合に典型ではあるが、主人公の女の子がかなり良いキャラ造形してまして。けっこう好きだなこれ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
「餌」体質のために妖怪の姿が見え、妖怪に寄りつかれてしまう主人公がいて、ふとしたきっかけで彼女を護ることになる言霊使いの委員長と、彼女を慕う美形の妖怪と(当然、強い)。
この三人でもって妖怪ファンタジードラマを繰り広げるわけで。妖怪がらみのトラブルを解決してみたり、主要キャラの過去に大きな因縁があったりと。
ともかく主人公が良い。他人に見えないものが見えるため、幼い頃から気味悪がられて友達もいなくて、いじいじおどおどした性格で。けど妖怪に対して優しさも見せ、自分が餌であることを知ってもなお「食べられてもよかったのに」なんて言ったりして。そして子供っぽいながらもここぞと言うときには芯の強さを見せる。
こういった人物の作りがしっかりしてるから、一つ一つの言葉に読み手の心を動かす力があるし、言葉に力があるからオーソドックスなドラマでもちゃんと楽しめるんですな。
友達いないもんだから、図書室でこっそり一人寂しく昼食。その姿がいじらしい。
「人間の友達ができそう」と喜んでたら○○の××だし。不幸少女万歳。
【こんな人に読んでほしい】
少女漫画的な、繊細な心の軌跡を読むファンタジーが好きなら。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 01:55
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1巻目の「KILL WIZARD」

「KILL WIZARD」(1)/水薙竜唳
講談社・少年マガジンKC
6/16発売
世界で多発・凶悪化する魔法犯罪!その事態に対処すべく魔法協会は、ある特殊戦士を生み出した。あらゆる魔法に通じ、あらゆる魔法を封じる、対魔法犯罪専門特殊戦士――その名はKILL WIZARD(キルウィザード)!!
世界に平和と秩序を取り戻す――最強・魔法使いの戦い!!
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
剣と魔法のアクションファンタジー。世界観とビジュアルイメージにウェイトを置いたスクエニ系作品。
ストーリーや構成に粗さはあるものの、漫画全体から来るかっこよさは出せていると思う。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
なんかのゲームのように整えられたシステムを持つ「魔法」の要素と、独特の密度と描線で描かれる舞台背景や衣装、装飾品とがなかなかに映える漫画。
ゲームのように、というかキャラの頭上にHPやらMPやらメーター描いちゃってます。あんま意味は無さそうだけど。
とにかくこのビジュアルに魅力があり、その絵の持つ力を維持したまま描かれる魔法合戦も良い迫力持ってます。
ただしやはり、登場人物が作中の立ち位置だけで成るパターンキャラであったり、構成があまり巧くなく展開の転がし方や設定の活かし方にもちょっと不十分な点が。もったいない。
けど今の時点でもファンタジーアクションとしてはちゃんと読める漫画ではあるし、作者が成熟してくれば面白い漫画になってくと思いますぜ。
【こんな人に読んでほしい】
スクエニ系。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 01:24
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1巻目の「ハルノクニ」

「ハルノクニ[ひとりぼっちの独立宣言]」(1)/原作:浜中明 漫画:中道裕大
小学館・少年サンデーコミックス
6/16発売
日本一のエリート養成校・紫海館学園に通うギリは、1年前になくなった大親友のハルが残したCDを見て、実はハルが殺されたことを知る。
一大決心をしたギリは、海に囲まれた学校を外界から遮断占拠し、「ハルノクニ」の独立を宣言した。最も無謀で最も絶望的なギリが命をかけて闘う反骨レボリューション!!
(小学館公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
ある少年が、友人の死により気付かされた国家ぐるみの謎と陰謀に立ち向かうべく、東京湾に浮かぶハイテク学校を占拠するという1巻目。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
主人公の友人が、自分達の通う学校に隠された秘密に気付いてしまい、そのために何者かに殺されることになる。
友人の死が殺人であったことと同時に、彼が触れた謎を知ってしまう主人公。そして主人公は、学校のコントロールを奪い生徒や先生を退去させただ一人校内に残り、そこを「ハルノクニ」と命名し、日本国に向けて独立を宣言する、という導入。
「反骨レボリューション」とあるものの、気味の悪い変なプロパガンダ臭さは無く(講談社マガジンあたりがやるとこれが出る)、学校に秘められた謎や「ハル」の秘密。そしてこれから展開されるであろう、日本政府の動きとそれに対する主人公の行動、というところがキモになってくると思われます。
ともあれ1巻目ではほんと舞台が整いましたというくらいの導入部に過ぎないようなんで、これから何をどうしていくのか、面白くなるかどうかは2巻目以降からですな。
【こんな人に読んでほしい】
スケールもでかく現代社会を相手取ったジュブナイルサスペンスといったところで、……でも少年誌なんだよな…対象層は謎。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 00:47
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1巻目の「妖逆門」

「妖逆門」(1)/田村光久
小学館・少年サンデーコミックス
6/16発売
44年に一度、人間の子供を集めて行われる妖怪主催の奇妙なげえむ「妖逆門」
それに勝ち抜いた者は、どんな願いも一つだけかなえられるという。
謎の男・フエに導かれ、冒険に憧れる少年・多聞三志郎もこれに参加!
奇想天外摩訶不思議なげえむが今、幕を開ける…!
(単行本裏表紙より引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
アニメ、玩具の企画と並行して展開される、典型的なタイアップマンガ。
冒険アクション漫画として低年齢層にも分かりやすく丁寧な作りしてまして、話も王道的。
オモチャ売るための漫画にしてはまぁ読めるかなという感じ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 00:23
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2006年06月20日
1巻目の「ラビパパ」

「ラビパパ」(1)/安田弘之
太田出版・f×コミックス
6月発売
草食系小動物パパと飼い主ママに二匹の子供!
愛とムチにあふれた家族の爆笑4コマ日記!!
(太田出版公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
どう見てもウサギだというお父さんとその一家によるホームコメディ4コマ。
それぞれにキャラに毒っ気混じりの個性が有り、ネタのパターンも豊富で飽きない。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
真面目で温厚だが気弱で恐妻家なウサギのパパと、冷徹で厳しいが家族を愛するみゆきママが中心となり。夫婦の子供だとか保育園の面々だとかが主要なキャラで4コマやってます。ラビパパ一家とラビ息子の保育園とで舞台が切り替わりながら話が進むのも特徴。
保育園側では「子供っぽくない子供とアダルトな設定を持つ保母さん」という面々がネタ展開するものの、それなりに面白いけどまぁパターンだよなこれ、という感じであり。
やはり一番の魅力はラビパパとみゆきママである。
特にみゆきママが、夫婦のラブラブ時代も描かれることもありかなり良いキャラしてまして。言動共にキッツイんだけど愛のあるその姿に惚れこんじゃいますな。やー、いいキャラだわ。
このみゆきママの過去(?)を描いているかもしれない、著者前作シリーズ「紺野さんと遊ぼう」も読みたくなってきたなぁ。たぶん内容としては全然系統の違うものなんだろうけど。
前から気にはなってたけど手に取るきっかけがなかったんだあれ。
【こんな人に読んでほしい】
ホームコメディ4コマが好きなら。よくあるやつと違ってピリッと軽めの刺激が利いてるので。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 06:32
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2006年06月18日
1巻目の「らせつの花」

「らせつの花」(1)/潮見知佳
白泉社・コミックス
5/19発売
日向羅雪は浄霊を請け負う強力な霊能者。
とある理由から彼氏大募集中☆なのだが、性格が災いしていまだ彼氏ナシ。そんな彼女のところへ浄霊の依頼に訪れたのは…!?
(白泉社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
とある因縁に関わりつつも高い能力を持つ女の子霊能者が活躍。
読み切りスタイルの心霊オカルトドラマ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
主人公に過去の傷と大きな因縁を与え、長編ストーリーを構築する上での鍵としといて、「それはそれでおいといて」とマンガとしては読み切り形式の話をやるというスタイル。
キャラ描写に関わるところでコメディに振っておきながらきちんとシリアスに話を締めるという形であり、同時にキャラクター性は一定の個性は与えておきながらもキャラそのものに魅力を寄せるほど強い特徴を与えていないため、すらすらと読みやすい。
定型的ではあるんですが、キャラ設定を小出しにして多くを語らず、そこんとこで先の期待を膨らませるようにしてあります。
これっていうものには欠けますが、丁寧に作られてますな。
【こんな人に読んでほしい】
軽めの心霊サスペンスとかでそういう方向。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 01:32
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2006年06月16日
1巻目の「猫ラーメン」

「猫ラーメン」(1)/そにしけんじ
マッグガーデン・ブレイドコミックス
6/10発売
ラーメン屋さんの店主は…猫!?ギャグてんこ盛りのグルメ&アニマル4コマ(?)、待望の第1巻がアツアツ新発売です!
動く大将!!? 描き下ろしパラパラマンガ2編収録!
(マッグガーデン公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
猫が店長やってるラーメン屋ですよっていうギャグ4コマ。登場人物を絞ってネタ中心に。
読みやすさ分かりやすさが先にあるんでとんがったお笑い、っていうんじゃないですが、ほのぼのしてるけどあくまでギャグ、という風味でもあり。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
猫がラーメン屋やっている。で、のっけから作ったラーメン冷やしたり。
猫がどうこうというよりは、ラーメンに氷入れたりイチゴ入れたりバイトに変な人が来たりといった、ゆるめのギャグが中心。でもやっぱり大将は猫だけどな、ていう。
ギャグは全般的にベタ目。直球で捻りが無いので大爆笑ってのは期待できないけど、変にギャグに凝ってスベるよりは、こういうユル目ベタ目も悪くはない。
つか、けっこうこういうノリ好き。
「ショートコミックスペシャル」と称して非4コマもやったりはしますが、何故かこの場合は人情コメディに。
【こんな人に読んでほしい】
ベタなんですがつまんないってことじゃないので。まぁほのぼのと。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 05:09
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2006年06月15日
エロゲ冬の時代と景気の影響
エロゲの仕入れ担当なんぞやってますと
その月ごとの新作リリース予定ってのは一年365日、四六時中気にしてないといけないものなのですが
今年の6月。つまり今月。
ただでさえ数字の見込めるタイトルが少ないとこに来て、延期告知の雨あられ
売り上げ予測の下方修正でうわやべぇこのままじゃ前年比マイナスじゃん!と頭を抱えているのですが。
流通さんに電話して愚痴も同然に泣きついてみてご助言をたまわったりしてみるものの、まぁ根本的な解決にはならないわけで
「夏にかけてもちょっと寂しい感じですし、このまま業界が縮小してくってことは無いですかねぇ」
なんて吐露してみると
「いやー、前にあった冬の時代に比べれば、そこまでは無いと思いますよ」
と気休めの言葉をもらったり
ん?冬の時代?
なんかちょっと気になったのでいつ頃なのかと聞いてみると、2002年あたりがそうであったらしい。
なるほどそういえば、おいらがエロゲ中断期に入る前に最後に買ったソフトは「大悪司」だったもんなぁ(2001年11月発売)
で、2002年のエロゲリリースを調べてみるとたしかにこりゃひどい。(DependSpace発売情報参考)
流通さんの言うことには、この時期、同人ゲーム界が今よりまだ注目を集める前だったこともあり、有象無象の新興レーベルが商業ゲームの舞台に乱立。さらには日本全体の景気の底打ち時期でユーザーさんのお財布のひもががっちり固く。くわえてWindowsOSの転換期による混乱も多少なりとも影響があったらしく、結局、堅実な仕事をする大手メーカーのみが手堅い数字を残すという年であったんだそうな。
非常に興味深いっすな。
景気による影響という点では、今現在、景気回復だのなんだのと言われてますが小売店の側からすると実感を得にくいもんでして。
そのあたりどーなのよと質問してみますと、確かにまだ小売りの現場で実感が得られるほどではないが、違う側面から景気の上向き動向による影響は出ているとのこと。
景気が上向いてくると、普通の消費者のお財布のひもが緩くなるよりも前に、銀行が企業にお金を貸してくれるようになってくるんですな。
資金が用意できれば、メーカー側が新たな展開や動きをかけられるようになる。
今ちょうどこの時期にあたるようで、言われてみればなるほど確かに、これまでのメーカー陣営とは違ったところで、出版やその他の方面からのエロゲ業界への進出ってのが分かりやすいところで見て取れますもんな。
そっからさらに好況感の恩恵を受けるべくお客さんを呼ぶには、やっぱお店作りがんばらないといけないわけで。
景気がどうこういう実感はなくとも、「上向いてはいるらしいんだから、それを信じてここでしっかりしなきゃ」という感じですな。
でもその前に差し当たっては今月6月の数字だよなー。
どーしたもんかなー。
投稿者 bird_chief : 06:37
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1巻目の「蒼海訣戰」

「蒼海訣戰」(1)/納都花丸
一迅社・REXコミックス
6/9発売
三笠真清は内戦の英雄である兄・光清に憧れ、軍人になるべく水軍士官寮に入学する。幼い頃三笠家に引き取られた真清は猫のような耳と尻尾を持つ追那人と呼ばれる少数民族で、そのことによる困難が少なからずあった。その中でも分け隔てなく兄弟として一緒に育った兄に恥じぬよう、真清は第一歩を踏み出した。
(一迅社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●○○○
戦前の日本っぽい架空の舞台設定の中で描かれる架空戦記っぽいやや女性向けっぽい学園コメディ。1巻目だけならこの認識で間違ってないはず。主人公が猫耳の男の子。カワイイ。
青春ロマン長編という枠組みはあるものの、間口を広く取った導入部のため、どの方向に向かっていく話なのかまだよく見えてこない。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
架空戦記というふれこみではあるものの、舞台となる世界や軍事設定についての記述に乏しく、そうと期待して読むと肩すかしを食らう印象。今後おいおい機会があればやるよ、という感じで、必ずしも軍事モノをやっていきたいというわけではないようだ。
あくまで定型的スタイルを持つ学園モノの土台がいちおうそういう世界ですよってだけ。
主人公が外見に強い特徴を持つ少数民族で被差別民、というのも本来ならば作品の根幹となってもいい要素であるものの、あんまりそっちを掘り下げていくつもりも無いようで。ドラマに起伏を付けるための使いやすい設定って感じだ。
あまり活用されていないが作品カラーを打ち出す分には役割を果たしているこれらの設定を下敷きに、士官学校を舞台にした男ばっかの青春ロマン・・・・・・とするには台詞やその他キャラの描き方がお約束じみていて浅薄で、ボーイズ的な友情仲良し学園コメディに終始しているのはちょいと不満。
ただ、そのあたりドラマとしての深みよりも形式のかっちりした安易なスタイルに向かうってのは、おそらく意図的なものだろうから、軍事モノだ被差別民だの全部忘れて、キャラ中心のコメディだとわきまえて読めば普通に楽しめる。
しかしうまく活用しようと思えばできる設定は土台として存在しているため、この先の転がりようによっては面白くなる可能性も無くはない。
【こんな人に読んでほしい】
読むなら男の子達がなんか楽しそうな学園もの、として。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 06:33
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2006年06月14日
1巻目の「涅槃姫みどろ」

「涅槃姫みどろ」(1)/原作:大西祥平 作画:中里宣
秋田書店・少年チャンピオンコミックス
6/8発売
厄い所に、みどろ在り!! 現代怪奇絵巻!!
涅槃、それは現世とあの世のハザマ!! 涅槃城の城主にして魅惑の美少女・みどろ…彼女の去った後には、ただ月光がまたたくのみ…。
(秋田書店公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
読み切りオムニバス形式のホラーサスペンス作。グロさや怪奇性を前面に出したホラー漫画。
主人公の怪しい魅力や「厄いわね」なんてな決め台詞も悪くはない感じなんですが、なんてーか、話の流れや登場人物にもう一ひねり欲しいところで、30年くらい前のホラー漫画読んでるような感じなんだよなぁ。古風さのあるホラー漫画ってのは意図したもんだろうけど。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し
投稿者 bird_chief : 06:35
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1巻目の「ダイモンズ」

「ダイモンズ」(1)/原作:手塚治虫 作画:米原秀幸
秋田書店・少年チャンピオンコミックス
6/8発売
30年の時を超え蘇る傑作サイコサスペンス!!
己の両腕と愛する妻と娘を奪われたヘイトは、すべてを奪った奴らに復讐を誓う…!!
(秋田書店公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●○○○
内戦により荒廃した国を舞台として、とある組織の私刑により家族と両腕を失った主人公が復讐のストーリー幕開けですっていうアクション作。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
手塚原作では、主人公が復讐のため、自らの念力で自在に動かせる義手を手に入れるっていう話で、それをあちこちディテールアップしたストーリーのようで。
1巻目の見せ場はやはり、原作でもあったESP能力を開花させる訓練シーンでしょうな。
舞台設定やキャラクター陣に大味な印象があるものの、無骨で荒々しいアクション中心の漫画だと思えば普通に読める出来だと思います。
ちなみに普通の人間の肉体に強力な義手を付けちゃうと、接合部分の肉体側がもたないはずなんですが、細かいとこはまぁいいか。
【こんな人に読んでほしい】
特に無し。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 06:24
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1巻目の「SDガンダム 武者番長風雲録」

「SDガンダム 武者番長風雲録」(1)/著者:一式まさと 原作:矢立肇 原作:富野由悠季
講談社・コミックボンボンKC
6/6発売
カワイイ小学生武者、黒龍(コクリュウ)が熱血番長に大変身!!
第3武者小学校の黒龍頑駄無(ガンダム)は、泣く子もだまる鬼武者番長だ!!筋の通らぬ野郎には、熱い拳が炸裂するぜ!!
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
独自の進化を遂げてきたSD武者ガンダム系統の最新バージョン。玩具タイアップ漫画の毛色が強いものの、内容は典型的な熱血ケンカ漫画なので低年齢向けと分かってれば割と普通に読める。
ガンダム好き向けの小ネタも散らしてあります
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 06:10
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2006年06月11日
1巻目の「RIN」

「RIN」(1)/新井英樹
講談社・ヤンマガKCスペシャル
6/6発売
石川リン、19歳。自身初の世界タイトルマッチに挑むプロボクサー。みずからの才能に対し露ほどの疑いを持たず、思ったことをそのまま口にすることにも一切のためらいを持たない男。しかも天から才能までをも与えられてしまった男――。
世間を嘲笑(わら)い、世界を震撼(ふるえ)させる男の物語が今、始まる!
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
真面目さのかけらも無くワガママで言動に限度が無く、相手を選ばず他人に嫌われることばかりするものの、その才能においては百年に一人の逸材である主人公が、ボクシングの世界王者となったところから始まるストーリー。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
1巻目のほとんどを使い、タイトルマッチのあったその日の夜の出来事を克明に描き、波乱の幕開けを予感させてくれるところで2巻に続くとなっており。
一晩の出来事を複数話にかけて見せていながらも、主人公の超強烈な個性を存分に披露するため、こいつがいったい何を口にして何をやらかすのかその言動を追ううちにあっという間に1巻目が終わってしまった。
王座を奪う現チャンピオンに対しても不誠実で、会場に集まったファン(及びアンチ)に暴言を吐き、記者会見においても軽薄で。あげくに試合直後に出演したスポーツ番組の生放送でも不祥事を起こし。
とにかく無茶苦茶な主人公がぐいぐい話を引きずり回していくという感じですが、やたら口数の多い中から聞き取れる言葉には明確な理念が有り、ボクシングとその才能についての立ち位置も明確なため、単に無茶なキャラというわけでもないんですな。
さらにこの言動が天然なのか意図的なのかわからんという点や、漠とした悩みや不安も見せるため、一枚岩ではない感じが良い具合のキャラとなってます。
主人公が起こした不祥事から、別の世界チャンプと因縁ができてしまい、この先なにごとか起こっていくぞーってところで2巻目に続くわけでして。
話の行く先がまだ見えてこないものの、主人公の今後が気になってしょうがないし、またこんな強烈な個性を持ったキャラをどうドラマの中で動かしていくのかも興味深いところ。
【こんな人に読んでほしい】
1巻目を読む限りでは、インパクトを強烈に受けると思うので一読してみる価値はあるかと。ただまぁ、ボクシングをテーマにした実直な作りのドラマではあるんで、舞台としてのお膳立てに魅力を感じてもらえるかどーか。
でもリング上でのアクションシーンも迫力とスピード感あって読ませてくれるんだよな。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 04:41
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2006年06月10日
1巻目の「Doする!?パラダイス」

「Doする!?パラダイス」(1)/玉越博幸
講談社・コミックボンボンKC
6/6発売
新感覚恋愛シミュレーションまんが登場!! キミならどうする!?
クラスのアイドル、トモ。幼なじみのいつ子。お嬢様の真理子。憧れのサエコ。クールな学級委員長、喜美子。かわいい少女と少年が織りなす、優しい恋の物語。物語の結末(エンディング)はキミの選択次第!?かつて少年少女だったキミたちに、そして今、少年少女であるキミたちに贈る、新感覚恋愛ストーリー!
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
ストーリーの分岐を用意することでゲーム的な読ませ方を見せる作品。読み切りラブコメショート集。
「かつて少年少女だったキミたちに」とあるように、ボンボン読者である低年齢層向けとはいいがたいお色気ラブコメ。
女の子は抜群にかわいいが、かわいらしい定型的なラブコメが延々と続くという感じ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 04:21
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2006年06月08日
1巻目の「ユートピアズ」

「ユートピアズ」/うめざわしゅん
小学館・ヤングサンデーコミックス
6/5発売
全1巻
そこは、どこにも無い場所──
現実と虚構の狭間を漂う、魅惑の異次元体験・・・。
注目の才能が紡ぎ出す、幻想奇譚ショートSF!!
[ナオミ女王様に仕えた日々]、[オソロ]他全9作品を収録。
(小学館公式サイトより引用)
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●●○
藤子不二雄、筒井康隆、星新一などに見られるような不条理SFドラマ短編集。
ネタ頼みのシチュエーションSFながらも、きちんと人物のドラマになっているため、なかなか面白く読める。表紙はキモいがそれもまた味。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
我々の日常をちょっとばかし変な具合にいじったところでネタを作り話をこさえておりまして。
世界の捻り方や展開の転がし方にパターン幅があり、最後まで飽きずに読めた一冊。モダンホラー調からシュールな不条理ギャグまで。
特に「ナオミ女王様に仕えた日々」「どつきどつかれて生きるのさ」のような、馬鹿馬鹿しい設定の中で大まじめにシリアスな話を作るパターンが秀逸。特に「ナオミ女王様〜」なんてもう、ダウンタウン松本人志の長編コントにも通ずる妙な面白さがあるのよ。
変な世界設定の中での日常SFですが、キャラを描くことでドラマのある漫画として組み立てられているため、一発ネタ的に設定だけ披露して終わり、となっていないのは褒めてもいいところだと思う。
話ごとの出来には若干のばらつきが有り「珠玉のエピソード集」とまではいかないものの、今どきこういう漫画をきちんと巧く描く人がいるってのは、嬉しいことだと思いますわ。
それにしても……。この表紙はインパクトあるなぁ。蓮コラ思い出しちゃったよ。
【こんな人に読んでほしい】
子供の頃は「アウターゾーン」とかけっこう好きだったとかいう方に。でも誰でも読める。さらっと手軽にストーリーを楽しみたい方に。
ブラックユーモア混じりではあるものの、主義思想の過剰な主張は無く、説教臭さや嫌みなアナーキーさも薄いため、かなり読みやすいと思う。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 05:51
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2006年06月07日
書店員なのに・・・ついに・・・
6月に入り、お店でのスタッフ配置に変更があり
私の担当分野をいくつか他のスタッフにやってもらうことにしました
任せることにしたのは、TRPGと一般書籍
これでとうとう
本屋さんの書店員なのに、本に関しては何一つ担当していない店員になってしまいました
まぁそういうのもアリかなと。
投稿者 bird_chief : 01:03
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1巻目の「幻燈倶楽部」

「幻燈倶楽部」(1)/黒輪ビビコ
集英社・ジャンプコミックス
6/2発売
大照二十八年。空前絶後の技術革新に人々が沸き、古い物は打ち捨てられていった時代。
若き古物商、蒼ハレノは、己を捨てた人々を恨む、自我を持った器物「器人」の報復に巻き込まれてしまう!
そこに学生服姿の青年が現れ!?
(集英社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
近代化著しい大正時代っぽい舞台設定のもとに繰り広げられるファンタジーアクション作。
この1巻目では2話目まで収録。残り半分は読み切り掲載時の作品が。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
人々に必要とされなくなったモノ達が妖怪のごとく化けて出て人を襲い、おなじくモノであった一人の青年が人を救うために戦う、といった内容。
「学生服のヒーロー」という外観のイメージからくるキャラのかっこよさを出しているのが一番の特徴。実際かっこいいしね。加えて、レトロでエキセントリックで大正時代っぽい作品風景も魅力のひとつ。バトルシーンでの、ここ一発の決めワザ決めポーズもかっちょいいしね。
しかしセリフや設定からくるキャラクター性には乏しく、またキャラ同士の会話も単調で、いかにもな説明台詞を延々と続けてしまっているのももったいない。
特徴有る世界観とそこに住まうキャラを絵として見せることはできているんで、あとは中身の問題。作者自身の成長により面白くなっていく余地はあると思う。
【こんな人に読んでほしい】
少年誌系で青田買いするような人に。まぁアクション漫画として普通に読めることは読めるんで。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 01:01
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2006年06月05日
講談社の発注書が菌まみれになっています
書店が漫画を出版社に注文する際、新刊の場合ですと版元から直接の発注書がFAXされてきたり、取次にまとめて送る場合がほとんどなのですが
既刊本の場合は、版元ごとの注文書を用います
A4用紙で1枚2枚で済んじゃうものもあれば、大手なんかはちょっとした冊子くらいに何ページもあるものもあります
んでそういった注文書にも、版元独自の工夫やアピールに凝ったものもありまして
その月ごとに、今なにがおすすめであるかとか、アニメ化ドラマ化の情報もコメントとして書き加えられているものもあります。
で、今回の、講談社のコミック専用の注文書がなかなか面白いことになってまして(正確には5月の)
いきなりこいつがお出迎え

なんだか講談社、もやしもんをいたく気に入っているようでして、
注文書の使い方を説明する菌

書店向けWeb発注システムについて紹介する菌

他の作品とのコラボ情報を伝える菌

そして自分達が登場している作品のアピールも忘れない菌

このような具合でして、注文書もただ眺めてチェックつけるだけじゃなくて、けっこう面白いことやってたりするんですわ。書店員じゃないとなかなかお目にかかれないものではありますが。
それにしても講談社、もやしもん推してんなー。
まぁ確かに、今ずっと人気上昇中なわけなんですが。売れてます。
続報:GA文庫からのFAXも菌まみれになっています
投稿者 bird_chief : 03:32
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1巻目の「デトロイト・メタル・シティ」

「デトロイト・メタル・シティ」(1)/若杉公徳
白泉社・ジェッツコミックス
5/29発売
インディーズ界デスメタル最凶のカリスマ・クラウザーII世率いるバンド「デトロイト・メタル・シティ」!! でも彼らの素顔は…!?
超話題のデスメタルGAG!!
(白泉社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
その歌、言動、容姿ともに凶悪なスタイルを持つ人気のデスメタルバンドのボーカルが、実はナヨナヨした青年だった、つーところでネタを膨らませていくギャグ作品。
正面からのギャグ漫画でちゃんと面白いという、ここ最近では数少ない貴重な一冊。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
その話題性の高さから現在品薄中の1巻目。いや今ほんと無いんですって。
こんなことなさっているお方もおりますが、書店員側からすると「その1冊をうちに寄こせ」てなもんでしょう。
ひょうたん書店でもかなり入荷数にカットが入りまして。
これが入荷した当日、その数にあわててコミック担当が白泉社の営業さんに直接電話して確保しようとしたらしいんですが
「あ〜、どうも〜、ひょうたん書店のMです〜。いつもお世話になってます〜」
「○○です〜、お世話になっております〜。…………無いですっ」
「…無いですか」
「ええ、まったく無いです…」
開口一番、即答されたらしいです。
さて内容はと言うと、歌詞も姿もパフォーマンスも過激さが売り、というヘビメタバンドの中の人が地味で気弱な兄ちゃんだったというギャップを中心に据えておりまして。
主人公はデスメタなんか嫌だ、こんな音楽やりたくない、と思いつつも、ひとたびキレればデスメタの才能を発揮し、バンドの人気とクラウザーさんの伝説がまたひとつ築かれていくのでした、という具合。
いろいろと見てると彼の歌う歌詞やアクションがネタとして取り上げられることが多いようですが、ギャグ漫画として秀逸なシーンは「母からのメール文面をバックにPV撮影」のとこですな。あれはお見事。
これが一発ネタ系のやり逃げ漫画として終わらないのは、デスメタバンドのボーカル、クラウザーさんの姿だけでなく、中の人こと根岸崇一や彼の周囲の人物のキャラ付けがけっこう丁寧でして。そのためネタの広がりが生まれてるんすな。社長いいよなー。
根岸くんのキャラ付けだけでも細かく多彩で。
23歳童貞
カヒミカリィ好き
スウェディッシュポップ一筋
母の日には手紙付きでカーネーションを送る
気分転換に「アメリ」を見る
下北沢のヴィレッジバンガードに行っている
大分県犬飼町出身
実家は農家
オシャレピラミッド代官山編
などなど。
こっち側の膨らませ方が効いてるいるんで、クラウザーさんのスタイルもより引き立つってもんです。
あとこの漫画、この先のやりようによっては青年のアイデンティティーをどうたらこうたらというところでストーリー漫画の転がし方もできるんですが。
やっぱそうならずにギャグ漫画としてまっすぐ突っ走って欲しいっす。
【こんな人に読んでほしい】
キワモノには間違いないし下ネタキツイんで誰でもおすすめってわけではないですが、くだらない漫画好きなら是非に。是非に。入手しづらいかもしれないけど。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 02:47
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1巻目の「東京ANGELS」

「東京ANGELS」(1)/藤井みほな
集英社・マーガレットコミックス
5/30発売
麻薬密売組織から街を守るため、メイ・マイ・ユイの3人が立ち上がる!
彼女たちの名前は、東京ANGELS。オシャレでパワフルな伝説が今、始まる。
(集英社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
三人組の娘さんがドタバタコメディっぽくやっていつつ、いざというときはその行動力でかっこよく事件を解決、てな具合の女の子向けアクションコメディ。
キャラが元気で魅力も立っててファッション派手で言動も素敵で、ここ一発ってとこでばしっと決めるけど、どこか等身大で親しみの持てる主人公達、てな具合。
麻薬密売組織から街を守るため─、てなとこを担うサスペンスアクション部分は大味で細部に甘くそれっぽい用語並べてごまかしてるだけという具合だが(読者層に合わせたか?)、かっこかわいい女の子の身近なヒーロー漫画、という意味では読み手も少なくないと思う。漫画としてはしっかり出来てますし。セリフ等がわりと直球でクサめなのも好きずきで。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 01:32
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2006年06月03日
2006年5月期・おすすめエロゲPV
2006年5月期・おすすめエロゲPV
エロゲの担当店員としてあれこれ見て回ってるOPやデモ映像のご紹介。
4月に発売されたソフトで、メーカーから公開されているOPなどのムービーの中から「お、これちょっといいんじゃないの」てやつをピックアップ。
6月なっちゃったけどねー。うまいことヒマ作れんかった。またも。
5月の新作タイトルはGW後ということもあってか、大雑把に言えば一部の大作とそれ以外、てな感じでありまして、デモムービーもそれら一部の大作以外はとりたてて紹介したくなるものは少なかったかなぁというところ。ちと寂しい。
まぁ店頭でどれ流そうか悩まずに済むって利点はありますけどね。
以下ソフト名クリックで「Holyseal 〜聖封〜」内のDLページへ
メーカー名クリックでメーカサイトへ
どれも容量でかいのでそのつもりで。
いつもお世話になってます聖封。
聖封につながりにくいなーって時はメーカーサイトからのほうがけっこう軽かったりします。
・「ひだまり」デモムービー(AXL)
生ギターのイントロがかっちょいいテーマソング。SDキャラがちまちまちょこちょこカワイイ。
・「魔法が世界を救います!」デモムービー(アナスタシア)
オーソドックスな映像ながらも丁寧に作られてますな。歌も明るく。
エウシュリー姉妹レーベルなので「面白そう!」と思わせてくれるゲーム部紹介の映像があっても良かったのになーと思ったり。
・「D.C.U 〜ダ・カーポU〜」プロモーションムービー(サーカス)
前半部にて回想シーンのように前作の映像流しといて、新作のムービーへ。
映像は割と標準的な作りなんですが、その分安心感はありますな。あとキャラ別ムービーも多数用意されております。
・「白濁クダサイ」デモムービー(スカラドギ)
陵辱系。使用曲はインストですが、演出やエフェクトに凝ってまして、じわじわと来る異様な雰囲気がよく出ております。
・「七彩かなた -夏休み!ドキドキラブバカンス夢冒険!-」OPムービー(千世)
ムービーが公開されてから延期しまくったためにずっと紹介できなかったやつ。
歌かっちょ良いのだ。ギターギュンギュン。映像も躍動感ありますな。
けっこう好きだったので発売日近づくたびにDVDに入れて流してましたがそのたびに何度も延期になりましてねぇ…。
高画質版はサイズかなり大きいので落とそうという方は注意。
・「機神飛翔デモンベイン」ムービー各種(Nitro+)
いとうかなこ主題歌に3DCGぐりぐりと動きアニメもあるよっつー豪華なムービー。保存フォルダ行き決定。
さすがに種類が多いので個別に軽く解説を。サイズでかいからいちいち落としてから見分けるのもアレだしね(以下、聖封でのページを参照)。
『予告ムービー』…いわゆる「デモムービー」が見たいならこれ。バージョン違い有りますが初期版はもう落とせないかな。
『劇場CMムービー』…↑の短縮版。ですが各メカごとに決めポーズあったりも。ちょろっと入るナレーションも渋くていい。
『ベンチマーク確認用ムービー』…ベンチマークの動作をそのまま映像にしたもの。挙動の比較用。
『プレイムービー』…ACTパートの紹介映像。ゲームそのまんま流してるって感じ。
『OPムービー』…テーマソングを流しつつ、登場人物の台詞も入り。ストーリーを示唆するような構成になっとります。うーん、かっちょいー。
・「Scarlett 〜スカーレット〜」デモムービー2種(ねこねこソフト)
最初に出たデモムービーはフラメンコ調で。「2」はKOTOKO主題歌で。
どっちかってーとフラメンコのほうが映像としても凝ってて好き。
・「保健室 〜マジカルピュアレッスン♪〜」デモムービー(BunBun)
メーカーサイトからのみDL可。キャッチーな冒頭部が良いすね。歌もキュンキュン風味だ。
エロゲのムービーとしての紹介となると5月はこれくらいでして、やっぱ数も少ないのでちょっと違う方面からいくつか以下に追加で紹介。
・(PS2)「つよきす〜mighty heart〜」デモムービー(プリンセスソフト)
メーカーサイトからのみDL可。主題歌はPC版と一緒。ですが映像は一新。しかもかなりパワーアップしている印象。
・(BL)「マスカレード 〜地獄学園SO/DO/MU〜」オープニングデモムービー(PIL/SLASH)
ボーイズなんでそのつもりで。ムービーはちゃんと出来てんだよなー。歌もちゃんとしてるしなー。…でも映像の合間に♂の絡み絵挟むけど。
ちなみにこのソフト、「BL史上初の容赦ないフルボイス鬼畜陵辱タイトル」だそうで。「学園ソドム」の女性用版みたいな。さすがPILのBLレーベルなだけあるなぁ。
5月発売タイトルからはこんなところ。
BLから引っ張ってきたりもしましたが、やはり今回は数が少なくて…。
次は夏休み商戦あたりのタイトルに期待しましょう。

