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2006年03月29日
1巻目の「イカロスの山」

「イカロスの山」(1)/堀内夏子
講談社・モーニングKC
3/23発売
エベレスト人類初登頂から半世紀。現代に、新たな8000m峰が発見された!その報せに世界中のクライマーが沸き立つ中、かつて数々の山を制覇した名コンビが偶然再会する。一人の男は、今もすべてを頂の上にささげ続け、もう一人は下界にしがらみを持ちすぎていた。
人生の苦さと喜びを描く、真の大人のスポーツドラマ、堂々登場!
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●○○○
露骨に一般社会人向けに作られたスポーツロマン作。シリアスで熱血気味で読みやすさもあるんですが、あともうちょい面白味が欲しいなぁ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
かたや失うモノもなく山に挑み続ける男がおり、かたや山を離れ妻子を持つ男がおり。かつてのコンビであった二人が出会い、妻子持ちがふつふつと山への情熱を蘇らせ、妻は後ろで困惑してるっつー。
キャラの立ち位置や関係性で個性を組み立て、命の危険のある題材でもってスポーツロマンのドラマを描いております。
ただし話が本格的に動き出すのは2巻目以降か。
三角関係をちらつかせながら「アナタは私と子供よりも、山とあの男を選ぶのね」的なことをしております。構造上、キャラの魅力に欠けるところがあるため、このような人間関係からくるとこでドラマを作ってはいるんですが、幾分陳腐な気がしないでもない。
分かりやすいので読みやすい、て効果はあるけど。
あとちょいと内容が堅苦しいというか。コシマキと裏表紙のアオリは大仰としてるけど、そう大上段にかまえるようなもんでも。
【こんな人に読んでほしい】
特にないが、スタイリッシュで文法のはっきりしたスポ根ものとか好きなら。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 2006年03月29日 02:44
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