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2006年02月22日
1巻目の「Z−EYE」

「Z−EYE(ゼッタイ)」(1)/横島一
集英社・プレイボーイコミックス
2/17発売
神の眼の持ち主、“岡村絶対”――彼の眼には、相手がこれから動く方向に歪んで見えるッ!
高校に入学し、ボクシングと運命の出会いを果たした絶対。その彼の前に現れた謎の男とはッ!? そして、彼の眼の秘密とはッッ!?
新進気鋭の鬼才が激筆する、超ド級格闘ルネッサンス!!
(集英社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
ああボクシングねと格闘アクション漫画のつもり読んでると、異様でクセの強いキャラが次々と出てきまして、1巻目なのにいきなりハジけた展開を見せる作品。
あちこち粗さはあるんですが、回を重ねるごとにそういうのが気にならなくなるほどぐいぐいと盛り上がってきます。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
形式上の「導入部」は簡潔済まそうという意図があるんじゃないかというくらい、序盤の展開がかなりバタバタと慌ただしく、テンポが悪くて読みづらいんですが、中盤からは普通に読めるようになってきます。
同時に、派手な造形とキャラ立ての成された登場人物が次々と展開を引っ張り、その展開自体も「おいおいこれってスポーツ漫画じゃなかったんか」という感じでエスカレートしてくのが楽しい。
そんでもって話の盛り上がりに対してエネルギッシュでパワフルな画面がしっかり描けているので、展開の抑揚にしっかり読者もついていけるんですな。
このあたりの「無茶な方向へオーバーに盛り上がっていくスポーツ漫画」てのも今時珍しい。
ボクシングのテストと称して河原で数十人と殴り合いさせるとか、なんか懐かしい感じだなぁ。
容姿と口調でもって明快なキャラの個性を演出し、話を無闇にスケールでかくしながらも画面のケレン味でもってぐいぐい読ませるこの感じは、ちょっと前の山口貴由を彷彿させるものがありますな。
たぶん多少は意識してるとこはあるはず。小悪党が成敗されて主人公側について三枚目キャラになるってのもそうだよな。
迫力のあるちょっと変なアクション漫画、てな言い方しちゃうとそれまでなんですが、デビュー作にも関わらずいい具合にノッて描いてるなということが窺えるため、この先予測のつかないことしてくれそうでちょっと期待したいです。
【こんな人に読んでほしい】
昔の「男」漫画にあったような、本来のテーマから逸脱して無軌道にエスカレートしていく無茶なアクション漫画とか好きなら。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 2006年02月22日 02:21
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