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2006年02月21日

1巻目の「ラズ・メリディアン」

laz-meridian.jpg
「ラズ・メリディアン」(1)/結賀さとる
秋田書店・プリンセスコミックスデラックスコミックス
2/16発売

新感覚ファンタジー登場!!
英国帰りの幼なじみ・智尋から指輪をもらったマナは、その指輪の力で異世界(アヴァロン)を行き来することになって?
恋と冒険のメリーゴーラウンド!!
(秋田書店公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
異世界ファンタジーなんですが、主人公を巡るドラマが現代日本と別世界との両方で、違うプロットが同時に交互に進行していくスタイル。しかもそのどちらもがけっこう読ませる。
女性向けファンタジーという前提ですがキャラの魅力も絵の力強さも申し分ないところ。
要素のバランスが良いため男でも読めると思う。あとナイスメガネっ娘がいるぞ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
指輪の力であっちとこっちと行ったりきたり。こっちの世界では、気になる男の子を中心に膨らみのあるラブコメドラマで。あっちの世界では、アーサー王と円卓の騎士とでランスロットの恋物語を語り。
質は一緒なんですが毛色の違うストーリーが同時進行するので、一粒で二度おいしいお得感があり。この二つの軸もおそらくそのうち相互に交錯して絡まっていくことになると思うのですが、伏線もちらほらと蒔かれてあり、今後どういうことやってくれるのか素直に楽しみ。

でもってこのストーリーを動かす肉体として、脇役まで含めたキャラクターが非常に魅力的でありまして。
キャラの個性で引っ張るようにしつつもちゃんとプロットを組んでおいて、その上主役が主役たる動きを見せ、キャラの成長も描いてみせる。ファンタジーの定型に頼らず、しっかりと骨格からドラマを作りあげることに成功しています。
ただまぁ基本的に女性向けであり、それ用に特化された男性キャラが彼氏役となっているもんで。男が読むとこいつにまったく共感できないためちょっとしんどい。ただし、これはファンタジーであるという色眼鏡に頼って、多少の現実離れしたとこに目をつぶるという読み方もできなくはないでしょう。

ほいでもってね。
主人公の同級生で美人メガネの永谷さんがいいキャラしてんのよ。
クールでサバサバしてて、強気で知的なメガネさんなのに、アダルトな魅力もあってけっこうな遊び人。しかも手が早い。
こう、鼻であしらわれてみたいというか。
ソフトMの血が騒ぐというか(何を言ってんだ俺は)。

【こんな人に読んでほしい】
少女漫画的なファンタジー好きに。・・・こう言うと対象層が狭いみたいなんだけど、漫画としての質がいいので、ジャンルとして苦手というんでなければ誰でも楽しめるはず。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 2006年02月21日 04:22

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