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2006年02月28日

1巻目の「双月巫女」

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「双月巫女」(1)/アキヨシカズタカ
メディファクトリー・MFコミックス フラッパー
2/23発売

          
近未来の火星に住む巫女のヒメ。そこでは人々は実にゆったりとした時間を過ごしている…。しかし、ヒメには過去の記憶がなく、そして彼らの住むそのドームシティには、あまりにも多くの謎も秘めており……。
(メディアファクトリー公式サイトより引用)
          
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
情景に余韻を持たせつつ、巫女さん主役でのんびりとノスタルジックな日常系コメディ。なんだけど、実はSFがあるという。ARIAやヨコハマ買いだしなんかと系統は似てるけど、ややSF長編の色味を帯びてます。
2巻目以降からはたしてどこに向かうのかが見えないだけに、逆にこの先が楽しみ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
日本の昭和初期頃に似た舞台でもって、巫女さんが主役。
けど実は、この世界は遙か以前に造られた、テラフォーミング真っ最中の火星にある巨大ドームシティで、巫女さんはこのドームのメンテナンスをやっているっていう設定。人々はここが巨大な建造物の中であることを知らず、巫女さんはメンテではなく「お役目」としてその勤めを果たしているという。

この前提でもってほのぼのやってくのかなぁと思ったら、1巻目から長編用のストーリー基点を読者に見せており。SFものとしての着地点がこの先どうなるんだろうかと期待を持たせてくれます。
そうでなくて、日常風景からなるほのぼのコメディとして読むのももちろんアリ。巫女さんかわいいし。ただしその場合もやはり2巻3巻とじっくり作品と向き合うことで、徐々に読み手の中で魅力的な作品世界が形作られていくもんなんで。
どちらにせよ、ちょっと長い目で付き合っていきたい作品。

【こんな人に読んでほしい】
やはりARIAとかヨコハマ買いだしとかのそれ系を好む方向へ。あと巫女さん。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 06:24 | コメント (0) | トラックバック
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1巻目の「魔法使いのたまごたち」

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「魔法使いのたまごたち」(1)/原作:雑破業 作画:石川マサキ
講談社・シリウスKC
2/23発売

          
魔法女学園に入学した6人の女のコ――パム、クリス、サラ、フラン、リズ、チェルは、ひょんなことから、学園のはずれにある古びた寮の分館に入れられてしまう。学園には、指輪を気の合ったクラスメイトと交換し、『リングメイト』と呼ばれるパートナーになるしきたりがあった。ワクワクとドキドキがいっぱいの学園生活は、まだ、スタートしたばかり!
(講談社公式サイトより引用)
          
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
東映の魔法少女シリーズ的な、和気あいあいとした女の子の物語ながらも、全体の枠組みをしっかり作り込み、その構成からキャラ中心の話にもっていきつつも、核となるメインのプロットを持ち。
洗練された組み立て方してますんで、2巻3巻とじわじわ面白くなっていきそうな可能性はあります。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
メインの登場人物がいきなり6人、冒頭から出揃うってのは話の作りとして性急なんじゃなかろかと思いましたが、この6人を必ずペアで行動させるという縛りを作り、そのペアとなったキャラ同士との関わり方でもって一人ずつキャラの強調を行うという手法をとってまして。これが実に丁寧で、誰か一人にウェイトを置くことなく6人均等に個性をアピールしていくことができるんですな。
ベースとなる大枠のストーリーも用意してはいるようなのですが、とりあえず今のところは、この6人同士の相関関係を提示している段階。しかしほんときっちりとキャラを作り込みにかかっているんで、今後のエピソードひとつひとつに期待が持てます。
絵柄も相まってか、安定感あるんだよなぁ。

全体的になんちうか、かつてのおジャ魔女どれみシリーズを思わせるものがありまして。バランス良く配置された魅力的な女の子キャラによるファンタジックコメディでシリアスもいけるっていう。

「女学校で『リングメイト』でパートナー」っつぅと百合風味な設定ですが、そっちメインではない感じ。少女の仲良し物語なんだけどそーいう読み方をしようと思えばできるよ、という程度。

【こんな人に読んでほしい】
ここまでしっかり作られてると、逆に女の子向けと思えなくなるから不思議だ。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 05:49 | コメント (0) | トラックバック
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2006年02月27日

「ローカルヒーロー大図鑑」購入

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「ローカルヒーロー大図鑑 」/水曜社
ローカルヒーローについてかねてからいろいろとチェックはしてきましたが、ようやくこの一冊も買うことができました。
こないだふと手が空いた時に、珍しく販売週報(新刊情報とか載ってる冊子。取次から送られてくる)ぱらぱらやってたときに発見して、急ぎ発注した次第。
あぶねー、俺チェックしてなかったらこの本入荷無かったぞ。

さて
この本の内容自体はヒーローごとの画像と簡単なデータと、結成にまつわる情報をがちょこちょこ載ってる程度で。カタログ的な資料集って感じなんですが、それでもこうしてこんなのが一冊にまとまって本になるというのはそれだけで嬉しい限り。
ただまぁローカルヒーローの世界は現在進行形なもんで。むしろこの先さらに活発に増えていきそうな気もするんで、資料としてはすぐに風化しちゃうかなぁとも。

さてこの本の後ろのほうではローカルヒーロー年表なんてのも載ってまして。
これによると、「ローカルヒーロー」という言葉を最初に使った地域密着ヒーローは、「爆煙仮面カゴシマン」(1984年制作)なのだそうな。
しかしこの本の中には資料がなく、解説文の中にその存在が確認できるのみ。
けどググってみたらあっさり発見
これが伝説のローカルヒーロー、カゴシマンだ!
しかも画像付きじゃないか。これは貴重な。
さらに言うと、現在各地でローカルヒーローという存在が盛り上がりを見せておりますが、この今現在の潮流の源は同じく鹿児島の「離島戦隊タネガシマン」にあったりするわけで。あと長崎の「平戸防衛戦隊ひらどしマン」や沖縄の「黄金戦隊かぼっちゃマン」なんかも、古参のローカルヒーローとして有名どころでありまして。
南国っていう土地柄のためなんかなぁとも思ったりしてます。

ちなみに「爆煙仮面カゴシマン」の制作スタッフは同じく鹿児島にて「オモチャキッド」の活動に加わってるそうな。
このオモチャキッドもけっこうよくできてんのよね。地元民放TVにてCM無しスポンサー無しながらもコーナー持つくらい。
公式サイトから動画も見ることができますぜ

あと「ローカルヒーロー大図鑑」ではフォローされてないご当地ヒーローがまだまだいるので、Wikiへのリンクも貼っておく
Wikipedia「ローカルヒーロー」
ググってみても情報網はいっぱいありますぜ

あと本読んで知ったのですが、「戦隊」って、東映の登録商標なのね。へー。

投稿者 bird_chief : 02:08 | コメント (0) | トラックバック
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1巻目の「鉄甲神剣ゴウジン」

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「鉄甲神剣ゴウジン」(1)/上山道郎
講談社・シリウスKC
2/23発売

          
機械生命体ドラットと人類が共存する未来。ドラットであるゴウライと暮らす少年剣士ジュウベエ。修練を積むジュウベエの前に、不思議な少女アイーシャが空から現れた。ジュウベエとゴウライによって助けられたアイーシャだったが、彼女を追う謎の機械生命体の襲撃が! 絶体絶命の危機、ジュウベエに迫る!
しかし、アイーシャの力でジュウベエとゴウライは合体して、鉄甲神ゴウジンとなった!
(講談社公式サイトより引用)
          
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
SF的な背景設定と時代劇っぽいビジュアルイメージによる、骨太な王道熱血アクションアドベンチャー。変身ヒーローものでもある。
少年の気分に立ち返らせてくれるような、まっすぐでかっこいい「男の子向け漫画」です。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
剣術に長けた一人の少年が、謎の少女と出会うことから戦いのストーリーの幕が上がるといった具合で、1巻目では初めての変身とライバル登場とが描かれまして、展開自体も少年向けアクション作として単純明快。

いかにもな分かりやすさを持つ王道アクションファンタジーなのですが、強さの演出や見栄切りのかっこよさによりキャラの魅力がうまいこと出てまして。そのうえ熱血ドラマとして熱い台詞も堂々と吐かせてまして。
加えて変身ヒーロー風味のキメポーズやアクションシーンのかっこよさも、力のある線で存分に描いておりまして。
どこか懐かしさすら漂う、清く正しい男の子漫画という具合です。

【こんな人に読んでほしい】
少年向けなんですが、子供の頃に熱血アクションとか好きで特撮ヒーローも大好きだったという人も。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 01:42 | コメント (0) | トラックバック
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1巻目の「もえちり!」

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「もえちり!」(1)/堂高しげる
講談社・シリウスKC
2/23発売

47人の地方っ娘大集合!
県民性にドキッ! 地方色にドキッ! 特産品にドキッ! ナマリにドキッ! 郷土料理にドキッ! 土着の儀式にドキッ! いまだに続く夜這いにドキッ!
都道府県萌えブームの決定版!
(講談社公式サイトより引用)
           
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
47都道府県ごとに露骨な萌えキャラを設定してドタバタやるっつぅ。
純正統派少年誌であるシリウスにおいて、萌えキャラ使った節操のない下ネタとパロディギャグ全開で、容赦なくシリウスの品位を下げております(褒めてる)。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
都道府県それぞれにキャラをあてこんでどうこう、という形なんですが。
話ごとにテーマを据えてシチュエーション用意しといて、ご当地ネタやパロネタ下ネタを畳みかけるという具合。
表紙こそアレ気だが中身はかなり無茶に突っ走ってます。
今どきのコメディギャグでマンモス西とネジリンボウやるなんて、30代のオタクでもついてこないぞ。

ともあれ。
かわいい感じのキャラ散らしておいて、ちょろっと色気もあったりなんのしたりつつ、一貫性のないテーマでもって、パロディ全開。それも無闇やたらの節操のなさは面白いけど、パロディとしては切れ味がちょいと鈍いか。
ここまで来るともう、面白いかそうでないかとか関係なく、繰り出されるネタに対する好き嫌いの問題でしょうな。
それでもきちんと、ご当地ネタちょくちょく入れることで一応の「都道府県萌え」てのを形にしようとしているのが健気だなぁ。

【こんな人に読んでほしい】
全編これくだらなさに満ちてるんで、無軌道なパロディとか好きなら。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 00:34 | コメント (0) | トラックバック
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2006年02月26日

1巻目の「セイビング・ライフ」

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「セイビング・ライフ」(1)/まりお金田
角川書店・角川コミックスエース
2/25発売

「綾小路春彦」はある事件をきっかけに超お金持ちから貧乏生活をすることに!?
そんな時、幼なじみに実家の元メイドの妹分、バイト先の先輩まで絡んでくるからさあ大変!
春彦の貧乏生活はどうなるの!?
(角川書店公式サイトより引用)
           
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
貧乏生活をしてる学生のとこに女の子がいろいろやってきて、なんだかんだあってパンチラとかブラ透けとかお着替えとか。ヲタ向け萌えコメの典型。
まぁキャラで勝負できるくらいにはかわいい感じではある。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

投稿者 bird_chief : 23:20 | コメント (0) | トラックバック
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2006年02月25日

1巻目の「今日からマの」

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「今日からマのつく自由業!」(1)/漫画:松本テマリ 原作:喬林知
角川書店・あすかコミックスDX
12/26発売

ヤンキーに絡まれたメガネくんを助けて、返り討ちにあった渋谷有利・15歳。トイレに連れ込まれた末に便器に顔を−−と思ったらナゼかいきなり異世界に。おまけに俺が魔王って!? 大人気小説がついにコミック化!
(角川書店公式サイトより引用)
           
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
絵がちょっとキレイ目でそつなく手堅く無難にまとめてある女性向け異世界ファンタジー。
読むだけだったら普通に読めるんですが、原作を忠実になぞっている(と思われる)が故に漫画の尺で1巻目だけでは描かれてないところが多いため、1巻目に限ればキャラもいまいちな印象だし。
原作読者が「ああ、これはあそこのあのシーンだな」と思い返しながら読む本。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

投稿者 bird_chief : 01:47 | コメント (0) | トラックバック
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2006年02月24日

1巻目の「桃組プラス戦記」

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「桃組プラス戦記」(1)/左近堂絵里
角川書店・あすかコミックス
2/17発売

トラブル吸引体質の祐喜は、転校早々「桃太郎の生まれ変わり」「鬼の呪いを解かなければ18までに死ぬ」とショッキングな宣告をされる。
その日から、家来兼友人の猿・雉・犬の三人との学園鬼探索&退治が始まった。
(角川書店公式サイトより引用)
           
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
女性向けビジュアル系の学園アクションコメディ。コメディ部のウェイトが大きく、楽しく読める。
ただしやっぱ基本的に女性向けなので、男の子達が和気あいあいとしてる様は「こういうものだ」と割り切っておかないと読めないかも。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
主人公は桃太郎の生まれ変わりで、鬼の呪いのために超不幸体質。
同様にイヌサルキジの生まれ変わりとともに、これまた学園内に潜む鬼の生まれ変わりを見つけ出そうっていう話の筋。

キラキラした絵柄でもってキャラのアピールとシリアス目なシーンを組み立て、作品世界を全て「学園」の中で完結させて学園モノとしての枠組みを強固にし、ストーリーのルールとシステムを明文化させ設定として話を深めており。
これだけだとかなりガチガチに作り込んだ女性向け学園なんたらってとこなのですが、そこからギャグコメディを畳みかけることで漫画としての厚みが少し出ているなぁという印象。
冒頭から次々に増えていくキャラ陣による2頭身ディフォルメのドタバタパートが賑やかさを演出してるんですが、ここんとこのメリハリの付いた切り替えがなかなかに間も良く、ぐっとマジなほうへ寄ったと思ったらスコンと落としてくるため、意外と笑えちゃうんですな。

アクション方面やシリアスな感じのとこはこの手のビジュアル系のそれとして、見栄切りとかっこよさに重視してキレイ目に仕上げましたという典型的なものなので、そっから振れ幅利かしたコメディ部分の落差でもってけっこう読めるようになっている感じ。

【こんな人に読んでほしい】
一応普通に読めたんですが、やっぱこういうのは女性向けですかね。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 02:27 | コメント (0) | トラックバック
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2006年02月23日

1巻目の「県庁の星」

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「県庁の星」(1)/原作:桂望実 作画:今谷鉄柱
小学館・ビッグコミックス
2/18発売

野村聡31歳、Y県県庁にトップの成績で入庁した期待のホープ。そんな彼が、民官交流プロジェクトにより、田舎のスーパーへ赴任することに…?
実写映画化されたベストセラー小説を、堂々コミック化!!
突如民間で働くことになった、プライドの高いエリート役人・野村。そんな彼と、パート店員の二宮が繰り広げる、ドタバタお役人コメディー第1集!!
(小学館公式サイトより引用)
           
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●○○
いかにもな役人根性の固まりがスーパーのレジ打ちとかであたふた右往左往する様を笑う作品。
設定と構造からくるおかしさもあるんですが、県庁さんと二宮さんのコンビがなかなかに見てて気持ちいい。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
「お役所的」と言われることをそのまんま形にしたようなキャラを主人公にすることで、役所の常識とサービス業の常識のギャップに右往左往するさまをコミカルに描いてコメディやりつつ、堅物な主人公が少しずつ成長していきますよという話。

仕掛けとしての設定にいいネタもってきたなーと、原作の着眼点に目がいくわけなんですが、そのうえで「県庁さん」がうまい具合に漫画として立ったキャラになってまして、そこかしこで「いくらなんでもそんな馬鹿な」という空回りっぷりを披露してくれます。
あと、お役所の代表者たる主人公に対して、サービス業の代表としてツッコミ役を担う二宮さんつーキャラがいるんですが、このキャラも読んでて目が追っちゃうような活き活きとした魅力がありまして。
県庁さんと二宮さんとのボケとツッコミのような掛け合いもまた楽しい。

役所を小馬鹿にして笑うってのはとらえようによってはブラックユーモアってことになるんですが、主人公と二宮さんのキャラ主導でネタを展開させることで、変なアナーキーさを感じさせず、またお説教漫画にもならないようにしてあるため、ほんとどんな人でも面白く読めるはず。

あとはあれですね。私も売り子の一人として働いてるわけなんで。
「そうだそうだ、小売業なめんなよ」と、二宮さんと一緒になって県庁さんを叱ってる自分がいたりして。それもまた面白い。

【こんな人に読んでほしい】
成人してるならだれでも。男女の別なく面白いはず。ただまーなんつーか、基本的にコメディドラマなんで、派手な何かがあるわけではないので。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 02:36 | コメント (0) | トラックバック
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2006年02月22日

1巻目の「Z−EYE」

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「Z−EYE(ゼッタイ)」(1)/横島一
集英社・プレイボーイコミックス
2/17発売

神の眼の持ち主、“岡村絶対”――彼の眼には、相手がこれから動く方向に歪んで見えるッ!
高校に入学し、ボクシングと運命の出会いを果たした絶対。その彼の前に現れた謎の男とはッ!? そして、彼の眼の秘密とはッッ!?
新進気鋭の鬼才が激筆する、超ド級格闘ルネッサンス!!
(集英社公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
ああボクシングねと格闘アクション漫画のつもり読んでると、異様でクセの強いキャラが次々と出てきまして、1巻目なのにいきなりハジけた展開を見せる作品。
あちこち粗さはあるんですが、回を重ねるごとにそういうのが気にならなくなるほどぐいぐいと盛り上がってきます。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
形式上の「導入部」は簡潔済まそうという意図があるんじゃないかというくらい、序盤の展開がかなりバタバタと慌ただしく、テンポが悪くて読みづらいんですが、中盤からは普通に読めるようになってきます。
同時に、派手な造形とキャラ立ての成された登場人物が次々と展開を引っ張り、その展開自体も「おいおいこれってスポーツ漫画じゃなかったんか」という感じでエスカレートしてくのが楽しい。
そんでもって話の盛り上がりに対してエネルギッシュでパワフルな画面がしっかり描けているので、展開の抑揚にしっかり読者もついていけるんですな。
このあたりの「無茶な方向へオーバーに盛り上がっていくスポーツ漫画」てのも今時珍しい。
ボクシングのテストと称して河原で数十人と殴り合いさせるとか、なんか懐かしい感じだなぁ。

容姿と口調でもって明快なキャラの個性を演出し、話を無闇にスケールでかくしながらも画面のケレン味でもってぐいぐい読ませるこの感じは、ちょっと前の山口貴由を彷彿させるものがありますな。
たぶん多少は意識してるとこはあるはず。小悪党が成敗されて主人公側について三枚目キャラになるってのもそうだよな。

迫力のあるちょっと変なアクション漫画、てな言い方しちゃうとそれまでなんですが、デビュー作にも関わらずいい具合にノッて描いてるなということが窺えるため、この先予測のつかないことしてくれそうでちょっと期待したいです。

【こんな人に読んでほしい】
昔の「男」漫画にあったような、本来のテーマから逸脱して無軌道にエスカレートしていく無茶なアクション漫画とか好きなら。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 02:21 | コメント (0) | トラックバック
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1巻目の「紅壁虎」

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「紅壁虎〜ホンピーフー〜」(1)/山本貴嗣
集英社・ヤングジャンプコミックス
2/17発売

時は20XX年、東京特別外国人居留地区の刑事・蛮童玉三郎は、絶倫ゆえにフラれてばかり。そんなある夜、暴力団幹部を狙った大量殺戮事件が発生した!!
犯人は銃弾を浴びるも、赤いヤモリの印を残し逃亡。即刻捜査が開始されるが、犯人を追う蛮童の前に一人の少女が現れた。情報と引き換えに、蛮童の体を求める謎の少女の正体とは…!?
(集英社公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
超絶倫刑事と謎の女殺し屋コンビによる、エロとバイオレンスのアクション作。
エロやらアクションやらドラマやらは形式的な文法に則して作ってあるので読みやすいですが、その分これというものには欠ける。
女性キャラにこの作者ならではの魅力はあるので、お好きならばどうでしょうかというところ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

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2006年02月21日

ボヤキ半分

新しいお店の準備にもう
・・・・
・・・・
・・・何か書こうにも書いてしまいたいことが多すぎてしかも大半がボヤきであるという状況なもんで。
いちいち細かいこと言ったりはしませんが
こういう時はmixiってのもアリかなぁとちょびっと考えてしまいますな

作業しながらのBGM代わりに、無料配信されてるアニメ動画とかちょぼちょぼ見てまして。
いろいろと無料アニメがある中で、Yahoo動画にてヤッターマンなどを延々と見ておりまして
(ゆる〜いマンネリギャグコメディなので古さはあっても台本が苦痛じゃない)
さて今日も見ようかなと思ってYahoo行きましたらば
TVアニメ版「鋼の錬金術師」1〜9話まで期間限定でタダ見放題(Yahooプレミアム会員及びYahooBB会員のみ)
なんてなことやってるもんで。
これはもったいない。タダなんだから見なきゃ見なきゃ。

投稿者 bird_chief : 05:08 | コメント (0) | トラックバック
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1巻目の「スミレ・17歳!!」

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「スミレ・17歳!!」(1)/永吉たける
講談社・少年マガジンKC
2/16発売

野ノ山高校に転校してきたのは、なんと!!スミレという人形女子高生を操るオヤジ!どっからみてもお人形、しかも背後にオヤジだし……。
明らかにおかしな状況なのに、素直でかわいいスミレに、いつしかみんなメロメロ!恋に涙に友情が、いっぱいつまった学園コメディ!!
(講談社公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
ヒゲのおっさんが必死こいて操る人形が女子校生として通学してくるという。
1話目のインパクトが強いものの、今のところはなんだかお馬鹿な学園コメディだなっていう1巻目。でも嫌いじゃないぞこーいうの。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
主役一人をコメディの中心核に据えておいて、そっから一方通行気味にドタバタ劇を展開させるという構造。そのため他のキャラは全て匿名のツッコミ役かゲストキャラという扱いになってしまい、コメディ劇として1巻目でいきなりドラマの幅が狭いなぁ、という印象。
コメディのスタイルとして、性質的にそうなってしまうのはしょうがないところなんで、この先どの方向にどういう形へと展開の幅を広げていくのか気にはなります。巻末の予告見ると新キャラ出すみたいではあるんだけど。
主役の引力が強すぎて他が何やってもキャラ立たなくなってるのがこの先心配。
それというのも全ては1話目。いちばん最初に最大のクライマックスをもってきてしまったもんで、一発でかいの決まった後が、何をしてもぱっとしない。ネタとしては出オチってやつだしなぁこの漫画。

けどうまいことだましだましあるべき方に向かせることができれば、面白くなってきそうではあります。いろいろと切り札はありそうだし。なんにせよこのままスミレとオヤジを埋もれさすのはもったいない。

これと似たような出オチのごとき状態から、萌えコメ方向を向いたのが「ロボこみ」でしたね。

【こんな人に読んでほしい】
まぁたいていに人にとっては「なにこれくだらねー」で済んでしまうかと。変なモノ好きに。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 05:03 | コメント (1) | トラックバック
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1巻目の「ラズ・メリディアン」

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「ラズ・メリディアン」(1)/結賀さとる
秋田書店・プリンセスコミックスデラックスコミックス
2/16発売

新感覚ファンタジー登場!!
英国帰りの幼なじみ・智尋から指輪をもらったマナは、その指輪の力で異世界(アヴァロン)を行き来することになって?
恋と冒険のメリーゴーラウンド!!
(秋田書店公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
異世界ファンタジーなんですが、主人公を巡るドラマが現代日本と別世界との両方で、違うプロットが同時に交互に進行していくスタイル。しかもそのどちらもがけっこう読ませる。
女性向けファンタジーという前提ですがキャラの魅力も絵の力強さも申し分ないところ。
要素のバランスが良いため男でも読めると思う。あとナイスメガネっ娘がいるぞ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
指輪の力であっちとこっちと行ったりきたり。こっちの世界では、気になる男の子を中心に膨らみのあるラブコメドラマで。あっちの世界では、アーサー王と円卓の騎士とでランスロットの恋物語を語り。
質は一緒なんですが毛色の違うストーリーが同時進行するので、一粒で二度おいしいお得感があり。この二つの軸もおそらくそのうち相互に交錯して絡まっていくことになると思うのですが、伏線もちらほらと蒔かれてあり、今後どういうことやってくれるのか素直に楽しみ。

でもってこのストーリーを動かす肉体として、脇役まで含めたキャラクターが非常に魅力的でありまして。
キャラの個性で引っ張るようにしつつもちゃんとプロットを組んでおいて、その上主役が主役たる動きを見せ、キャラの成長も描いてみせる。ファンタジーの定型に頼らず、しっかりと骨格からドラマを作りあげることに成功しています。
ただまぁ基本的に女性向けであり、それ用に特化された男性キャラが彼氏役となっているもんで。男が読むとこいつにまったく共感できないためちょっとしんどい。ただし、これはファンタジーであるという色眼鏡に頼って、多少の現実離れしたとこに目をつぶるという読み方もできなくはないでしょう。

ほいでもってね。
主人公の同級生で美人メガネの永谷さんがいいキャラしてんのよ。
クールでサバサバしてて、強気で知的なメガネさんなのに、アダルトな魅力もあってけっこうな遊び人。しかも手が早い。
こう、鼻であしらわれてみたいというか。
ソフトMの血が騒ぐというか(何を言ってんだ俺は)。

【こんな人に読んでほしい】
少女漫画的なファンタジー好きに。・・・こう言うと対象層が狭いみたいなんだけど、漫画としての質がいいので、ジャンルとして苦手というんでなければ誰でも楽しめるはず。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 04:22 | コメント (0) | トラックバック
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1巻目の「吉原のMIRAIさん」

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「吉原のMIRAIさん」(1)/作画:真里まさとし   原作:真倉翔
集英社・ヤングジャンプコミックス
2/17発売

現代の吉原でNo.1のソープ嬢・未来がひょんなことからタイムスリップ!!
落ちたところはなんと江戸時代、遊郭の吉原だった!?
もう元の時代に戻れないのかしら……な――んて落ち込んでる未来じゃない。持ち前のバイタリティーとプロ根性、そして21世紀の“床技”でみるみるうちに、売れっ子女郎に!!
さぁ今宵も、未来の技でいかせてあ・げ・る。
(集英社公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
時代劇雑学+江戸の性風俗+エロ。どちらかというと雑学漫画にエロがプラスされてますという感じ。「御石神落とし」なんかと同じか。
青年向けなんでエロはいいとして、他の要素に興味ある人でないと読まないかな。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
ナンバーワンのソープ嬢が江戸の吉原にタイムスリップということで、現代のテクでもってどうのこうのと。
エピソードごとに雑学ネタや風俗ネタを紹介しつつ、軽めのドラマを作るという寸法で、定型スタイルの読み切り話ながらも話の幅もそこそこに広くとってあります。ややコメディドラマ寄り。
ただし話が話なもんで、課せられた設定と立ち位置からキャラが出てこないため、ドラマの部分は型にはまった感じで凡庸になっているのはしょうがないところでしょうか。
あとまぁヒロインも含め、女性キャラはかわいく描けてはいるんだけれどエロいってほどでもないんだよなぁ。

【こんな人に読んでほしい】
漫画としてみればイマイチどうかなーってとこなので、時代劇で江戸雑学でエロ、てのをあえて読みたい人でもないとおすすめはできない。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 03:29 | コメント (0) | トラックバック
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2006年02月18日

1巻目の「嗤う伊右衛門」

warau-iemon.jpg
「嗤う伊右衛門」/原作:京極夏彦 漫画:しかくの
角川書店
2/1発売
全1巻

疱瘡を病み無残に崩れた姿になっても凛として生きる女・岩と生真面目な浪人・伊右衛門。
二人の周囲で起こる情念渦巻く陰惨な事件の中、愛と憎、美と醜の物語が、江戸の闇に怪しく美しくよみがえる。
(角川書店公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
胸が締め付けられるほどに切なくて。美しくておぞましい、悲しき恋の物語。
が、漫画としてはかなり読みづらい。内容をきちんと把握するには数度の読み直しが必要。
しかしそういうとこ差し引いても質の高いストーリーを堪能できる一冊。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
(原作未読だ)
まず覚悟しておかなければならないのは、これは「解説役のいないミステリー」であるとして読む必要があるということ。マンガの「慣れ」でさーっと読んじゃうと、何が何だか混乱必至かと。
印象深く描かれる登場人物のほとんど全てが、話の重要なとこに深く関わっており、それぞれが複雑に干渉し合い、交錯していくことで物語が形作られておりまして。
なのに解説役、解説台詞、ナレーションなどが一切無いので大変に読みにくいんですわ。
さりげなく描かれる背景やコマが、後で重要な意味を持ってきたりとかもするし。人物相関図を頭の中でちゃんと組み上げておかないと、主語の無い台詞の意味を見失ったりもするし。

しかしそれだけ複雑で、かつ研ぎ澄まされたストーリーは一級品。
微笑ましさすらある慈愛と優しさに満ちた序盤から悲痛な転換点を経て、激情と愛憎渦巻く凄惨なクライマックスへと話は向かいます。
この終着点に向けて次々と描かれる、登場人物ごとの欲望、狂気、憤怒、悔恨などなど。これらの感情がどろどろに混ざり合い、そして明かされる事実。ここで作品冒頭から散り散りになっていた事象がようやく一つの形となり、結末を迎えるわけです。
重くてやるせない。でもどこか救われる。そういった読後感でありました。
点が線になっていくミステリーの醍醐味と、悲しい恋の話をいっぺんで楽しめるという意味でも、良く出来た話であることは分かっていただけるかと思います。

しかしやっぱり読みにくい。でもたぶん原作自体がややこしいはずで、そうして見るとこの読みにくさは原作を崩さずに漫画として成立させる上でぎりぎりのとこだったのかもなぁと思えます。
それにしても、解説シーンも「おさらい」の説明も一切無いってのは思い切ったことしてるよな、雑誌連載でこれやったら、読者絶対ついてこないぞ。と、思っていたら。
奥付読んでびっくり。
この単行本、描きおろしでした。
なるほどこの原作を漫画にするなら、もうこうしていっぺんで最後まで読んでもらうことを前提として描くしかないんだろうなぁと。
つまり雑誌連載しないことで描ける話もあるんだなぁと、興味深いですな。

【こんな人に読んでほしい】
原作読者はわざわざ読む必要無いかと。「京極夏彦?ああ興味はあるけど読んだことないんだよな」というお方の導入として。おいらもそうだ。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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1巻目の「1/2 ニブンノイチ」

nibunnno-ichi.jpg
「1/2 ニブンノイチ」(1)/木々
秋田書店
2/16発売

五感を共感しながら一日交替で仮死と覚醒を繰り返す不思議な双子、ドギーとマギー。
そんな2人と謎のメカ好き高等部生、シウのファンタジック学園日記!!
(秋田書店公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
ちょっとばかしロボットとかいますよとかいう程度にうっすらとした未来世界の、とある学園が舞台。
そこで暮らす不思議な双子とクール目な学生と鳥形ロボットの織りなす、コメディちっくでおかしな日常と、ささやかでデリケートに揺れ動く心を描く作品。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
軽めのファンタジーやってる設定で学園コメディやる作品なのかな、と読みはじめのうちは思っちゃうんですがこれは性急。
有り体のコメディに器を借りつつも、作品の核として用意した設定をきちんと登場人物の体内に降ろしておいて、そこからシチュエーションを作り話を組み立てています。
そのため話ごとに見せるキャラの悩みや思いが、ありがちで薄っぺらいものではなく、作品のテーマを反映しながらキャラの個性を深めてくれるような、色と形を持ったものになっているんですな。だから設定が変なだけのただのコメディになっていない。
ふとしたところのシーンがけっこう強く印象に残るし、独特のおもしろさになっていると思います。

よくある学園コメディのようでいて実は心理描写に重きを置くSFに近い。という意味では、やはりキャラ主体ではないため、地味なコメディだなぁという印象にはなるかも。
でもこれ色恋の要素があまり無いので、女性向け学園コメディなのに男でも読みやすい。
1巻目を読み進めていくと、ちょこちょこと伏線めいた謎や新キャラも出てくるため、2巻目移行に興味も向くようにはなっています。
なっているんですが、なんせ最初の話が雑誌載ってから1巻目出るまで1年と半かかっているため、次読めるのはいつなんだろうなぁ

にしてもジュリエットかわいいな。うちにもくれ。

【こんな人に読んでほしい】
あんまりドロドロしたものは嫌だけど、女性向けのコメディ漫画にも多少の深みは欲しいな、という人に。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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2006年02月17日

1巻目の「大泥棒ポルタ」

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「大泥棒ポルタ」(1)/北嶋一喜
集英社・ジャンプコミックス
2/3発売

無法都市と荒廃の地が広がり、多くの権力者の陰で数多の泥棒たちが暗躍した時代。
奇想天外な盗みのエキスパートで甘いモノ好きなポルタと相棒・カスケ。彼らが動く時、華麗なる盗みのミッションが開始する!!
(集英社公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
いかにもジャンプ的で単純明快な少年向けコメディ冒険アクション要素を詰め込んできましたという感じ。
楽しげな雰囲気にはなってると思いますが、初の連載作ということもあってか固さは否めず。
自前の世界観でちゃんとキャラも動かせてはいますが、まだまだこれからというところ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

投稿者 bird_chief : 02:23 | コメント (1) | トラックバック
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2006年02月16日

1巻目の「Ares」

ares.jpg
「Ares」(1)/瀬都ナルミ
マッグガーデン・ブレイドコミックス
2/10発売

追われる男と感情をなくした アンドロイドの出会いが、星に もたらすものは…!?
砂漠を舞台に繰り広げられる SFアクションファンタジー!
(マッグガーデン公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
とある因果から、主人公が謎の女性型アンドロイドと出会って、なんか大きな物語に巻き込まれていくようです。というSFでサイバーな雰囲気のファンタジーアクション作。
メカ類の凝った造形が目を引きますが、他はまぁ割と普通のファンタジーアクション。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
服装やらクルマやらは20世紀初頭っぽい感じだけどロボットとかバリバリですよ、という世界観。タイタニック号が砂の海を突き進んでたり。
んで見た目女の子なんだけど強いぞっていうアンドロイドが出てきて、これを狙う組織も出てきて大きな謎を呼ぶストーリーといった具合。
アクションファンタジーとしてはごく標準的な出来。話に引っ張られる作りの分だけ、主人公以下の登場人物も最低限の立ち位置を見せる程度の描かれ方。
普通に読むだけなら問題無し。

やはり特徴なのは銃器からモンスターからいろんなメカ描写にあるわけで。
場面の端にちょろっと出てるようなロボットもしっかりこだわりを持って描き込まれています。
ただまぁ惜しいというかもったいないというか、それらをデザインとして紙面に出すとこまではうまくいってるんですが、そっから漫画の要素として動かすところがあと一歩かなぁと。
どれもこれも描線多いメカなのに、アクションシーンで印象に残らないんですわ。ヒロインのかっちょいいお姿も、動き出しちゃうと随分と控えめだし。
もうちょっとこう、いい構図使えばかっちょよくなるんだけどなーと。もうちょっとなんだけどなぁと思ってしまうところ。
まぁこんだけ描き込んだメカを、漫画としての迫力でもって読ませて魅せてくれる作品のほうが少ないといやあ少ないんですが。

【こんな人に読んでほしい】
軽めのライトファンタジーSFって感じなので。コアなものを期待しちゃうとちょっと拍子抜けかと。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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1巻目の「食玩少女レアだもん!」

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「食玩少女レアだもん!!」/かのえゆうし
メディアワークス・電撃コミックスEX
2/10発売
全1巻

レアは動いてしゃべる「レア」な食玩フィギュア。ある日偶然レアを手に入れた主人公ケースケは、元気いっぱいの彼女に振り回されて大変な毎日。そこへ、密とシークレットという新しいレアフィギュアが加わり、騒がしさは3倍に……!
イトコのお姉さんや、ガールフレンドも巻き込んでトラブルが絶えなかったところへ、さらにレアたちを付けねらう謎の仮面男が登場して、ストーリーは急展開!?
(メディアワークス公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
美少女ゲームっぽいシチュエーションを重ねる、いかにもヲタ向け萌えコメ読み切り中堅作なんですが。
けっこう丁寧に作り込まれてあって読ませてくれます。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
女の子食玩フィギュアが動いてしゃべってドタバタ騒動、というとこにラブコメもあるよという作品。
パターンに即した女性キャラの配置でもって個々の魅力を出すシチュエーションを設定。このあたりをけっこうちゃんとこなしてるんで、自然とキャラの動きに引っ張られる感じでページが進んじゃうんですな。
あとこれ読み切り形式でしかもページ数がバラバラで、話によっては8ページから20ページと差がありすぎるため、消化不良だったり無理に話を広げたりと苦労の跡が見て取れるんですが、それでもしっかりとキャラを活かすように作られているのは感心しますな。
漫画としてみれば、ああそういう感じのやつねというものなんですが、キャラ主導の話の組み立てが出来ていて、シリアスに話を盛り上げていくとこもなかなか引き込まれるものがあるだけに、今後に期待していきたいなというところです。

【こんな人に読んでほしい】
そのまんま。電撃角川系。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 01:44 | コメント (0) | トラックバック
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2006年02月15日

1巻目の「ねこみの暮らし」

nekomino-kurashi.jpg
「ねこみの暮らし」/むっく
メディアワークス・電撃コミックスEX
2/10発売
全1巻

主人公の女の子「ねこみ」はお嬢様。だから性格と態度がちょっとだけ生意気で尊大。そんなねこみお嬢様は、実は人間がキライです。人間ギライのねこみお嬢様の友達は、お部屋のぬいぐるみたち。でも、ぬいぐるみたちは喋らない……ハズですが、ところがどっこいどうゆう魔法? ねこみお嬢様が「ぬいぐるみ」の耳を引っ張ると「ぬいぐるみ」たちは喋りだします。喋るということは、ねこみお嬢様と対等の友達!?
いえいえ、彼女は「お嬢様」で「わがまま」で「尊大」。
そんな、ねこみお嬢様のちょっとダークでユカイな日常。
(メディアワークス公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
ウサ耳ネコ耳エルフ耳と、耳っ娘キャラを揃えておいての8ページドタバタコメディ。
他愛の無い感じなんだけれど賑やかにキャラが動き回ってるのが読んでて心地よい。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
3頭身キャラがガチャガチャと騒いで回って8ページ、というノリでして。ぽんぽんとテンポ良くネタが展開されつつも、それぞれのキャラをきっちり特徴出して描きつつ、なおかつそのキャラが主導してコメディを引っ張っているという感じでして。
シチュエーションやネタそのものは特にこれというものでもないはずなのに、絵のタッチとキャラの勢いで何故かこの世界が居心地よくなってくるという。
ほいでもって、3頭身お子様デフォルメ体型のキャラの中にあって巨乳のメガネメイドさんがえらいことエロく見えてしまう。メリハリ。メリハリ。

あと空きページでの、メガネキャラがお風呂シーンでメガネかけてることについてのこの言葉
「だって裸眼恥ずかしいじゃないですか!」
「眼鏡のお年頃」で眼鏡に対する偏愛振りは知ってましたが、これも名言だと思う。ビバ眼鏡。

【こんな人に読んでほしい】
基本はドタバタコメディなんで。特に好きというんでもないとアレかな。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 01:45 | コメント (0) | トラックバック
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1巻目の「ネジマキ」

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「ネジマキ」/しかげなぎ
メディアワークス・電撃コミックスEX
2/10発売
全1巻

処は東京、文明開化の風吹くそんな時代。父からの手紙を受け取り、カラクリ技師に憧れて上京してきた少年・マキ。
都会ではじめて自動人形を目にしたマキはその魅力に惹かれはじめる。父の家でカラクリで作られたちょっと古い自動人形を見つけたマキはその自動人形の「ココロのネジ」を巻いてしまう……。
(メディアワークス公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
メイド風ドジロボ娘とかメガネっ娘ツンデレとかそういう感じのオタ向け萌えコメディ。
ぷに系の絵柄はなかなかカワイイ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
いちおう中編読み切りとしてオチのあるストーリーではあるものの、うおエロかわいいなぁと読んでくシチュエーションコメディ。
おぱんつのシワとかスジとか。

萌えコメのパターンキャラを配置してシチュエーションをこさえていく作りですが、まぁそつなくこなしているんではないかと。短い尺でもちゃんとキャラごとのアピールはしてますよっていう。

【こんな人に読んでほしい】
萌えコメ方面で。ぷに萌え系好き。どちらかといえば絵で読むほうか。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 01:21 | コメント (0) | トラックバック
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2006年02月14日

1巻目の「べしゃり暮らし」

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「べしゃり暮らし」(1)/森田まさのり
集英社・ジャンプコミックス
2/3発売

ウケるためなら命がけ!?
吉竹高3年の上妻圭右は、自称“学園の爆笑王”。その才能は、昼の放送でいかんなく発揮される!
だがある日、大阪から転校してきた元芸人・辻本潤の出現で、爆笑王・圭右大ピンチに!?
(集英社公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
高校生の青春ドラマの、話の核に「お笑い」があるというスタイル。
ウケるということ、笑いをとるということがテーマの話なんですが、1巻目の時点ではまだまだ「学校名物の、くだらないけど面白いやつ」どまり。たぶん長期の尺でもって話を作っていくはずなので、そこで今後どう展開させていくかに期待。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
全体の構成は少年漫画として普遍的なものなんですが、主人公が笑いをとる、という点に流れを集約させる作りにしてあります。
青春劇の主役として立ち回る主人公の動機そのものを「笑い」「ボケ」にもってきてあり、そにれ対する執念みたいなもんをしつこく語らせることでキャラを形作ってありまして。
そしてひとつの基点となる出会いがある、という1巻目。

基礎はギャグマンガではなく青春劇。そういった中で描かれる「笑い」に関して、逃げずに真っ向から描こうとしているのは評価してもいい点。
しかし1巻目ではまだ主人公が繰り出すギャグも幼稚で悪ふざけの範疇。ただしこれはおそらく「よくいるクラスの人気者」を描くために意図的にそうしてあるはずで、仮にこの後プロを目指す話になっていくんであれば、それなりのネタを用意してくるはず。本格的なボケとツッコミの応酬はけっこうしっかりできてまして。ついプッと吹いちゃいますな。
解説役は要らないような気がしないでもないけど、まぁ分かりやすく読んでもらうためにはしょうがないかなぁ。

まぁなんにしても、作品としてはまだまだ準備期間。しかもけっこう本格的な「お笑い人生ドラマ」にしていくような気配が漂ってるんで。ちょっとこの先気になってくるなぁ。

【こんな人に読んでほしい】
まぁ、お笑いに関してはちょっとうるさいよという人、だろうね。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 03:21 | コメント (0) | トラックバック
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1巻目の「オサムシ教授の事件簿」

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「オサムシ教授の事件簿」(1)/山口よしのぶ
集英社・ジャンプコミックスデラックス
2/3発売
1・2巻同時発売

偏屈で人間嫌いの生物学者・石塚治虫は、自らを“オサムシ”と呼ばせるほどの『虫好き』。そんな彼の、明晰な頭脳と昆虫の知識が、難事件の謎を解き明かす!
地上で最も繁栄したといわれる生物――昆虫。その生態の多様性の前に、ヒトの行動など全て見透かされる! 異色のミステリー、新登場!!
(メディアワークス公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
トリックや推理の手がかりに昆虫があるというんではなくて、普通のサスペンスドラマの合間に、主人公が昆虫の講釈を垂れるというスタイル。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
殺人事件やなんかに昆虫好きの学者先生が首つっこんで解決する、という感じで。
トリックや推理劇に凝ったりというわけでもなく、事件とその背後にある人間ドラマを描く作品という意味では、大まかな流れそのものはよくあるサスペンスドラマ。
ただ話の途中で引用として、虫の生態に関するネタを挟み込んで作品の特色としている作りです。
なので昆虫がどうのとかは無くても普通に話は読めちゃう。

サスペンスドラマとしては、構成と演出にメリハリとケレン味を持たせ、手堅く読めるものとなっております。
ただまぁ虫嫌いにはちょっとアレか。

【こんな人に読んでほしい】
ビジネス系青年誌のサスペンス漫画として標準的なんで。虫嫌い不可。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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2006年02月13日

1巻目の「アジア無頼」

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「アジア無頼」(1)/原作:宮崎学 脚本:和泉昂 漫画:菊地昭夫
秋田書店・ヤングチャンピオンコミックス
1/27発売

“キツネ目の男”そしてベストセラー「突破者」作者として有名な宮崎学氏原作の、ある日本人傭兵の波乱の生き様を描くドキュメントコミック!!
(メディアワークス公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●○○○
元愚連隊でベトナム戦争に赴いた実在の(とされる)日本人を主人公にするドラマ。
絵柄も内容も、井上雄彦「バガボンド」を露骨に意識した感じなもんで、そっちばっか気になってまともに読めなかったなぁ。
漫画としてはけっこう大味で。ドキュメンタリーという印象はありません。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
宮崎学がどうとかドキュメンタリーがどうとかいう以前に、絵のタッチが井上雄彦にあまりに似てるもんで、漫画の内容よりもそっちの差異ばかりが気になってしょうがなかった。
女性キャラの描き方や冒頭での宮崎学の顔かたちからすると全然違うんですが(能條純一がちょっと入ってる)、ふと気を抜くと井上雄彦に見えてしまうという。

ドラマとしての作りも、バガボンドに見られたような、身体能力に優れたヒロイックな主人公を、様々な人との邂逅や遭遇した事件とでもって内面の成長を描くというスタイルで。
しかし読み手の感情移入ができる前に大仰なシーンをもってきちゃうような、2〜3個手順を飛ばした話の組み立てをしてるもんだから、かなり大味で白ける漫画になっちゃってるのがなんとも。

そもそもこれはドキュメントとして企画されたものであるはずで、事実と体験を追う中で浮き上がる凄みとかそういうのを読もうとしているところに、普通のヒューマンドラマを見せられてもこっちが困るというか。
いやそういうのはいいからもっと違うとこ読ませてよ、と思っちゃうんですが。

【こんな人に読んでほしい】
「うわほんとだ、バガボンドそっくり!」とネタとして読みたいなら。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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2006年02月12日

1巻目の「かみちゅ!」

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「かみちゅ!」(1)/原作:ベサメムーチョ キャラクター原案:羽音たらく 漫画:鳴子ハナハル
メディアワークス・電撃コミックス
1/27発売

世の中全てのものに神様が宿る世界。ごく普通の中学生だったゆりえは、突然町の神様になってしまう。その途端にゆりえの身辺は神様絡みのいろいろなトラブルで大騒ぎに!果たしてゆりえは神様として立派にやっていけるのか!?
のどかな港町を舞台に繰りひろげられる、ファンタジック&スピリチュアルラブコメ待望の第1巻!!
(メディアワークス公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●●○
懐かしさのあるちょっとレトロな田舎町を舞台に、八百万の物の怪達と中学生の女の子との交流を描くハートフルコメディ。
ドラマ自体は読みやすくオーソドックスなんですが、質の高いキャラ造形と作画のクオリティが全体の世界観と見事に融合し、完成度の高い漫画風景が展開されております。
そんでもって萌え系として読んでもレベル高いです。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
時代設定は80年代の真ん中頃。黒電話があってファミコンがあって北斗の拳があってスカートの裾は長くて聖子ちゃんカット。
ある一定の世代にはリアリティのある懐かしさも覚えるだろうなぁと思いますが、79年生まれのおいらではちょっと実感としてわかりにくいとこがありまして。VHDなんて完全に知らなかった。
あと各話ごとのサブタイトルも、80年代のアイドルポップスからとってるそうな。
しかし、これらの懐古ネタを前面に出すんじゃなくて、さりげない味付け程度にとどめてるのは品の良さですな。分かんなくても十分に読めます。

主人公も含めた三人の女の子が主人公なんですが、それぞれがしっかりとメリハリの付いた個性を持ち、魅力あるキャラとなってます。脇役のキャラも良い具合。
またそれらのキャラの顔にも力がありまして、あらゆるコマでしっかりと描き分けられた喜怒哀楽のいろんな表情だけを追ってみても楽しめるんですわ。かわいいし。どのコマでもどのキャラも、非常にいい顔してるんだよなー。
作画の点で言うと、背景も実に丁寧に書き込まれておりまして。具体性のある舞台と時代設定が要素のひとつとなっているため、必然的に背景に凝る必要はあったと思うんですが、そのためより明確に、はっきりとした輪郭のある作品イメージを頭の中で持つことができるようになっているんですな。
ファンタジックなんだけど、どこか地に足の付いた漫画として読むことができるというか。デパート屋上の遊戯コーナーとか、神社の境内とか、ただの路地裏とか。
そういう背景を土台として、キャラと絵柄と世界観の一体感を出しているんですな。

お話としては、ほんと小学生でも分かるようなスタンダードな形をとってはいるんですが、きちっとキャラの魅力をアピールしつつ、ささやかでとりとめのない話なんだけど見せるところをちゃんとポイントおさえている印象。

そんでもってあれですよ、ブルマとかスク水とかお風呂とか。こういうとこでさりげなくフェチズムを刺激してくるのも点数高いぞ。……いや、さりげなくなんかないか。

【こんな人に読んでほしい】
電撃なんでわりとオタ方面に作ってあるように見えるんだけど、実はそうでもなかったり。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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1巻目の「ヨキ、コト、キク。」

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「ヨキ、コト、キク。」/コゲどんぼ
ジャイブ・CRコミックス
1/28発売
全1巻

時は昭和初期。猫神家の三つ子兄姉ヨキ、コト、キクと、猫神家のお手伝いにして三つ子の兄スケキヨの許嫁タマヨの四人が繰り広げる因縁バトル!
猫神家の莫大な財産はいったい誰の手に!?
『デ・ジ・キャラット』のコゲどんぼが送る新境地・新感覚ロマンミステリーコミックがついに発売!
(ジャイブ公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
なんかとりとめのないどたばたコメディ。キャラもいまひとつとらえきれず、コメディとしての形が整う前に終わってしまった感じ。全体的にちぐはぐとしているのですわ。
このタイプの描き手として、絵の魅力に関しては一級品のものがあるんですがね。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し

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1巻目の「小悪魔カフェ」

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「小悪魔カフェ」(1)/織田綺
小学館・少コミフラワーコミックス
1/26発売

一目ボレした超美形な千架(ちか)を追って桜(さくら)がたどりついたのは、ウエイターと女性客しかいない怪しいカフェ。
千架に近づきたくて、男だと言い張りアルバイトを始めた桜だけど千架は天使の顔をした小悪魔★からかわれて、あそばれて…。でも桜はあきらめないもんね!!
(小学館公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●○○○○
美形でちょっと危ない性格してるイイ男が、都合良くヒロインに惚れ込んでライバル出てきて勝手に取り合い始めて、肉体関係までちらつかせて、という女性向けラブコメ。
イケメン彼氏を徹底的に理想化させて描くのはこの手の特徴だと分かってても、やっぱ男の読み手にはツラすぎる。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

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2006年02月10日

1巻目の「新釈ファンタジー絵巻」

shinsyaku-funtasy.jpg
「新釈ファンタジー絵巻」(1)/ナントカ
芳文社・まんがタイムコミックス
2/3発売

月からやって来た“うさ耳宇宙人”かぐやとお茶目な家族&妖怪達との、ほのぼの+ギャグ+ファンタジーライフ!!
単行本特別編集+描き下ろしアリだから、読みごたえバッチリのファン待望の第1巻★
(芳文社社公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
ウサ耳の女の子と老夫婦の、昔話風コメディ4コマ。どたばた気味。
とりとめない感じであれこれやってますが、楽しい感じにはなってます。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
かぐや姫のお話でもって4コマやるわけなんですが、その肝心のかぐや姫がウサ耳ケモノっ娘でえらいことかわいい。ぬいぐるみ的な。
昔話をテーマにした4コマでしかも連載が飛び飛びであったためか、全体の印象としてはちょっと一貫性に欠け、漫画としての軸が安定しないうちに1巻分まとまっちゃいましたという感じ。古いのは5年前の掲載だし。
けど向いてる方向が明確で、おさえるキャラをはっきりさせてるネタはけっこう面白いんで。
枠組みが固まってくるとこの先読めるようになってくるかな、という感じです。

にしてもウサ耳かぐやがえらいことかわいい。ぬいぐるみ的な。

【こんな人に読んでほしい】
小動物系のほんわかコメディ好きに?
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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1巻目の「パクニリぐらし☆」

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「パニクリぐらし☆」(1)/藤凪かおる
芳文社・まんがタイムコミックス
2/3発売

長男・一志を筆頭に、兄妹四者四様の楠家!!恋より愛よりモラルよりその日を生き抜くことが最優先!?でも一志は同僚の長瀬さんが気になるこの頃…。
藤凪かおるのニュータイプファミリー4コマ第1巻!!
(芳文社社公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
日常風景と生活感の中からネタを作るタイプのホームコメディ4コマ。
個性のある兄弟にちょっとほほ笑ましいラブコメも。悪くはない感じ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
一つ屋根の下で暮らす四人兄弟の中で一人苦労する、やたらに所帯じみた長男を主人公。行き過ぎない貧乏ネタを軸に、主人公の恋路もコメディやったりとか。

ホームコメディなんでシチュエーションは日常的で、まぁとりとめのないものではあるのですが。
四人兄弟の性格をちゃんとふまえてネタやら台詞に活かしているので、キャラの演じるドタバタ劇としては水準以上ではあります。
ラブコメパートもほのぼのしていながらもいじらしくて応援したくなるような感じで。

ところで両親いなくて兄弟つつましく頑張る話というと、「てんとう虫の歌」がなんかよみがえる。

【こんな人に読んでほしい】
読めることは読めるんだけど・・・特定のこういう人にってのは無いなぁ。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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1巻目の「英会話スクールウォーズ」

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「英会話スクールウォーズ」(1)/マツモトトモ
白泉社・花とゆめコミックス
2/4発売

外国人を見るだけで硬直してしまう女子高生・有栖川希子(通称アリス)。父のN.Y.赴任決定を機に、母の圧力で英会話スクールに通うハメに…。
嫌々行った教室の外国人講師は、なんと100均でサバ缶の最後の一つを取り合った相手だった。イヤミ連発なのにモテモテの彼・イシュだが…!?
(白泉社社公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
ツンケンとしていけすかないイケメンに反発しつつもなんか惚れちゃうというよくある女性向けラブコメ。パターンを重ねてそのたびに「やだなんかあの男のことが気になる」という。
英語と英会話という味付け要素もあるにはあるのですが、やたら目に付く割に面白く活かされてるわけでもなく。お総菜のパセリみたいなもん。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

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1巻目の「飛べない魔女」

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「飛べない魔女 」(1)/川瀬夏菜
白泉社・花とゆめコミックス
2/4発売

ホウキに乗れない魔女・カリン。町で店を開く彼女だが、森に現れた魔女・リゼにお客を取られ、大ピンチ! 偵察に出かけたカリンの前に現れたのは、リゼの弟子・ルイン。少しずつ彼に惹かれていくカリンだが、ルインは…!?
読み切り『約束の場所』も併録!
(白泉社社公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
なんとなくファンタジーな世界を舞台とする恋愛コメディ。
割合に普遍的な恋愛話の味付けに魔法とかあるよ、ってな。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
魔法がある世界の恋愛ものとして、最初はちょっとしたどんでん返しを用意しておいて、何年ぶりかの再会から始まる長編の導入とし、その次にさらなる主要キャラを登場させまして。3話目くらいから男女の行き違う思いを描くドラマが本格的に始まるといった具合。

いちおう魔法使いのお話ということではあるんですが、それ自体が話の中心になるんではなくて、ドラマを作る起点としての要素に使っておりまして。外観的な世界観もそれっぽくしてはあるんですが、ファンタジーなのを前面に打ち出しているわけではなさそうです。

1巻目までのところでは、彼氏側の背負ってきた過去にまつわるところでドラマを作り、それに対してヒロイン側の恋心を動かすという展開です。

【こんな人に読んでほしい】
割とノーマルでライトに読める恋愛少女漫画で、いかにも「いまどき」を打ち出すようなのがちょっと苦手だというならこういうのか。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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2006年02月09日

未公開情報

新しいお店のオープン準備は進んでおりまして
新店舗をまかされるスタッフはここ数日、東京にて出版社への挨拶回りに出ておりました
出版社へ直接に足を運ぶってのはそこでしか聞けない話なんかもあるわけでして
そういった、まだどこにも出てないような情報をいい土産として耳にするのも役得という感じで
東京から帰ってきたスタッフとまさにそういう話をしておりますと

「ねぇ、ちょっとホームページに載せてお知らせして欲しいことがあるんだけど」
「いいすよ。なんすか」
「角川書店に行ってきた時に教えてもらったんだけどね、………の………が………に………だって」
「へぇ、そりゃ確かにけっこうなニュースですね。いいですよ今日すぐにでも告知出しますよ」
「うん。角川からは許可もらってるから」
「……えーと『ホームページ等で公開してもいい』って明確に言いました?」
「『お客さんに伝えてもいいよ』とは言ってた」
「う〜ん、Webに流すのと店頭や口頭で伝えるのとでは全然違いますからねぇ。はっきりとネットに流してもいいとなってない以上は、サイト告知とかやんないほうがいいっすね」
「え〜〜〜」
「いやいや、こういうのは何かあると取り返しの付かないことになるんで」

というわけで
けっこうなスクープだと思えるネタなのですが
今のところは伏せておくことに
……言ってしまいたいけどね……
聞けば「おお!?ほんとに!!」と喜ぶ人は多いだろうし
残念

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1巻目の「惑星のさみだれ」

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「惑星のさみだれ 」(1)/水上悟志
少年画報社・YKコミックス
1/27発売

平凡な学生・夕日はある日現れた喋るトカゲに地球の危機を救うため協力を頼まれる。
拒否するも、敵に襲われた夕日を助けたのは隣人のさみだれだった。
救世主かと思いきや、彼女は実は地球破壊を企む魔王だった?!お待たせの第1巻!
(少年画報社公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
ただの男の子がバトルでファンタジーな世界に巻き込まれてちょっとコメディっぽく、という基本フォーマットではあるんですが。
ちょこちょことしたパターン外しの要素がいい具合の個性となってます。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
あらすじは上記の通りとして、なんか大きな脅威があって、それと戦うことになった主人公がいて、「姫」たるヒロインがいるという構図。ほいでもってコメディパートの比重が大きくラブコメ的シチュエーションも有り。
主人公側と相対する「驚異」は敵が来たらとりあえず戦うというところでとどまり、そいつらが具体的に何がどうという設定が提示されてなくてなんがかまだよく分からない感じ。
そういう話の作り方をしているわりに、主人公の内面性とその成長にシフトした話の展開を見せてまして、興味深いところです。
キャラの成長を主題とするバトル漫画の場合、乗り越えるべき障害は第3者で、個性と具体性を持つ驚異を用意する場合が一般的なんですが。
そうではない、というのがなんか面白いなぁと思うところ。

コメディからシリアスへの切り替えなんかも特徴的で、予定調和な世界を展開させといて、そっから主人公自身の暗部や歪んだ内面を描いたりもする。
前者での主人公は読者視点に立ってるんですが、後者では共感を切り離し特異なキャラを立たせることに徹しておりまして。この人前の作品でもこういうことやってたんで、面白いなぁと思って見てるんですが。
話の作り方の一つとして無い方法ではないんですが、なかなかにうまいことやってるんですよ。

他にもこう、パターンとしての流れで読んでると不意打ちのような台詞なんかがありましてね。いい感じのキャラの立たせ方してるよなと。
全体としてはラブコメ寄りのちょいファンタジーアクションなんだけど。まるで違う感触。

【こんな人に読んでほしい】
内面と心理描写に重きを置くライトノベルなんかが好きならアリかもしんない。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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2006年02月07日

NFLスーパーボウル開催

アメリカ時間で2月5日、日本時間で2月6日の月曜日はNFLスーパーボウルがありまして。
私のいつもの休日は月曜なんで、いえいやったね休日は朝からビール片手にスーパーボウルだとずっと前から意気込んでいたのですが。
直前になって急にシフトの配置が変わり、生中継で観戦というわけにいかず。
まぁしょうがないので録画観戦。次の休みにゆっくり見ようかとも思ったのですが、一週間の間に絶対うっかり「ああ結果見ちゃったよ」てことになるだろうし。
明日も通常通り仕事あるけど、滅多に飲まない平日の酒をあおりつつ、帰宅後速攻で見ておりました。
試合はいいんだけどNHKの映像はちょっと不満なんだよな。来年はケーブルでも入れて専門チャンネルで見るかなぁ。

万が一の事故を避けるため結果は言いませんが、点差が拮抗しながらも目を見張るビッグプレイが要所にあって、なかなかに良い試合でしたな。
ちょーっと、互いにチームの持ち味を出し切れてなかった感じはしましたがね。

今年のハーフタイムショーはローリングストーンズ。口パクじゃなくてちゃんと歌ってたなぁ。
おじいちゃん頑張れって感じがしちゃうのはなんともあれでしたが。
ナマの「サティスファクション」が見られたってのはちょっと感動。

今シーズンのNFLも、プロボウルを残してこれで終了。
ああまた次の冬が来るまで退屈な平日が続くんだなぁと寂しくもあったり。

まーなんというか
漫画とエロゲのブログでアメフト話してもしょうがないんだけどね。

あとNFL豆知識
フィールドのサイドラインで選手のケアを行うトレーナー陣。NFL32チームの中で、女性トレーナーは一人しかいません
そのたった一人の女性は、日本人なのだ

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1巻目の「BLACK LACK NEO」

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「BLACK JACK NEO 」(1)/原作:手塚治虫 漫画:田口雅之
秋田書店・ヤングチャンピオンコミックス
1/20発売

人気歌手・サファイアの異変に気付いたBJ。彼女の体に起こる真実とは…!?
新生BJ、奇跡の医療ドラマ!! あの、奇跡の手を持つ黒き医師が蘇る!!
(秋田書店公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
ブラックジャックの完全新作リメイク。原作を踏襲したヒューマンドラマに仕立て上げつつも、絵柄も手伝ってか読んだ感じは全く別物に。
少ないページの読み切りで切れ味とセンスの良い話の展開を見せる手塚原作が、ただの凡庸で退屈な泣かせ話になってしまったという感じで。普通に読む分には問題ないけど、どうしたって原作と比較しちゃうんで評価も低い。
アレンジも中途半端だしBJのキャラもいまひとつ存在感に欠ける。企画としての意図もよく分からない作品。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

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2006年02月06日

新店舗について続報

ひょうたん書店の新店舗についての告知〜
ほんとはまとめたページなりエントリなり作っておかなきゃいけないんだけど
時間無いのでとりあえず

えー、今回はオープン予定地の住所が分かりましたんで
お知らせ

ひょうたん書店新店舗
オープン予定住所
鹿児島県 霧島市 国分中央5丁目 8−30
(クリックでちず丸地図表示)

だいたいこんな感じ
他の詳細もいろいろと順次告知していきますんで
よろしく

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1巻目の「庭先案内」

niwasaki-annnai.jpg
「庭先案内」(1)/須藤真澄
エンターブレイン・ビームコミックス
1/30発売

きらめく幾多の箱庭! メルヘンファンタジーの名手・須藤真澄が放つ、不思議な不思議なショート・ストーリーズが待望の刊行スタート!!
(エンターブレイン公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●●○
軽やかで美しく、ちょっと泣けてちょっと笑える。そんなファンタジーをまとめたオムニバス集。ショートSFのような味わい。
この独特の世界は読む者にしっかりとした何かを残してくれるはず。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
様々な登場人物にいろんな不思議な出来事が起こって、というショートストーリー集。
メルヘンチックなのに無闇な美化が無く、共感と親近感のあるコメディ仕立てで。
大人も読める現代ファンタジーだけど、重くなく説教臭くなくカラッと明るくて。
ストーリーを読む内容なのに、登場人物がそれぞれ個性的。
ショートSFのようなギミックに凝っているのに、人物とその心の動きが話の中心であり。
ひとつひとつの話がとても味わい深くて、読み終わった後もなんとなく頭の中で思い出して反芻しちゃうような。印象に残る作品ばかりです。
何度でも読み返しできますよ。

少し不思議でメルヘンで、ちょっとおかしくてちょっと切なくて、お気に入りのキャラも出来て、幻想的で美しい絵でもって、さらに細やかで繊細な間の感覚と表現に心打たれるという。
これはもう須藤真澄というどこにもない作家性の成せる技だよなぁ。
凄いなぁ。

【こんな人に読んでほしい】
メルヘンなんだけど男女問わず。こういうのが嫌いってんでなければ誰でも。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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2006年02月05日

1巻目の「杏子ボンバイエ!」

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「杏子ボンバイエ!」(1)/川下寛次
白泉社・ジェッツコミックス
1/27発売

仕事もそっちのけで金と食べ物ゲットに情熱を傾けるものすごい女教師が現れた!! その名も猪木杏子(いのきあんこ)!!
(白泉社公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
天真爛漫でどっか天然の入った女教師が、セクシーとかいう度を超してすぽんすぽん脱いだり脱がされたりしつつも、その腕力でもって暴れまくってトラブル解決という変則教師モノ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
基本フォーマットは「問題児→事件発生→解決」という教師ドラマのそれをなぞりつつ。
しかしこの主人公の猪木先生が素敵に無敵で、勢いに身を任せているだけで楽しめちゃう感じ。

羞恥心無いんじゃないかってくらいに乳とかぽろんぽろんこぼしながらも、実にあっけらかんと陽気であり。しかしエロ本好物でセクハラ下ネタも真正面から打ち返し。けど色気より食い気で給食大好き。そして天然キャラなのに超強くて、ここってところでカッコイイ台詞キメるわけです。でもってエロい体。
そんな猪木先生の野性味溢れる暴れっぷりを見てるだけでも楽しいんですが、教師漫画としても基礎ベースがしっかりしておりまして、ドラマの部分もなかなかに読めます。
暴れる猪木先生のコメディーパートに振っておいて、シリアスもちゃんとやるよっていう具合。

うじうじねちねちした嫌な奴らをぶっとばす、キュートな女教師でスカッと爽快な作品。
しかし青年誌だということを差し引いても、セクシーなんてもんじゃないくらいに露出度は高めなんでそのつもりで。

【こんな人に読んでほしい】
一般青年誌系のエロコメ好きに。そうでなくても普通に読めるよ。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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1巻目の「フライングガール」

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「フライングガール」(1)/笠辺 哲
小学館・IKKIコミックス
1/30発売

うだつの上がらない役人・山田が、ある日上司に“トッド番”を命じられた。
その任務は、山奥に住む科学者・トッド博士を定期的に訪ね、彼が危険な発明をしたときには、それを制止するというもの。
一抹の不安を抱えながら訪ねた先で、山田は博士の助手・磯貝に一目惚れして…
(小学館公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
「変な博士の変な発明と、それに振り回される青年」という構図のドタバタ風コメディ。
なんだけど、そこに独特の変な要素が絡み込んできて、牧歌的コメディなのに異様な世界になっております。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
「博士と助手もの」とでも言ったようなものではあるんですけれども
出てくるものがなんかちょっと変でおかしい。生首ヤクザ、ゲイで両刀、獣姦、野生児、とまあなんともアナーキーな。

博士の発明によって主役が毎回えらい目にあうわけなんですが、これも恥ずかしいこと暴露されるわ耳を切り落とされるわ容赦がないなぁ。
けど、絵のせいもあるのか、話の感触は子供向けショートSFでも読んでるくらいにほのぼのとしてまして。けどやってることはエグいという。
そこんとこの違和感で妙な味わいの漫画となってるんですが、そういうのも嫌いではないなぁと。
あと磯貝さんもいいコだし。しかし山田の恋の行方は絶望的・・・。

【こんな人に読んでほしい】
「ひみつどうぐ」好きにでも。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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1巻目の「地獄少女」

zigoku-syouzyo.jpg
「地獄少女」(1)/著者:永遠幸 原作:地獄少女プロジェクト
講談社・なかよしKC
1/25発売

ねえ、地獄通信って知ってる?
午前0時にだけアクセスできるサイト・地獄通信。そこに憎い相手の名まえをかきこむと、「地獄少女」があらわれて怨みを晴らしてくれる……。子どもたちの間で広まった都市伝説。でも、ウワサは本当だった――。
(講談社公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
様々な少女が、他人から受けた苦しみを「地獄少女」に託してその恨みを晴らすという、女の子向け怪奇ホラー作。
地獄少女自身の謎については2巻目移行で書かれるようで。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
他人の悪意による仕打ちを執拗に描き、目には目をでもってホラーにお仕置きという感じで、低学年でも読めるように分かりやすく作ってます。
その分、深みの出せそうなとこをちょっと省いちゃった印象。「殺してもいいくらいの憎らしい奴」の描き方はほんと徹底してんですけどね。なかよしっていう掲載紙でここまで人の悪意を書かんでもいいじゃなかろうかというくらい。

しかし恨みを晴らすというクライマックスのアクション自体が、怪奇っぽいの重視した感じで表現を抽象的に抑えてあるため、怖さの演出とカタルシスが少々弱く、なんかもやもやしたものが残るとこがありまして、ちょっとすっきりしない。掲載誌と読者層を考えての配慮かそれとも著者が描き切れてないのか。

地獄少女本人にまつわる描写は少ないのですが、周囲に固定的に出てくる登場人物もいたりして、それなりに地獄少女としてのエピソードもありそうなんですが、まだ出番はなさそう。

【こんな人に読んでほしい】
系統としては古典的なお仕置きホラーなので普遍的に誰でも読めるんですが、やっぱ絵柄もそうだし女の子向けでしょう。。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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2006年02月04日

1巻目の「魔法のじゅもん」

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「魔法のじゅもん」(1)/あらきかなお
芳文社・まんがタイムKRコミックス
1/27発売

魔法の国から人間界にお勉強しに来たちづ子は親友(!?)ユリネちゃんのいうがままなすがまま。
それでも…分かってるのにあらがえないちづ子!!禁断の友情は順調にエスカレートしていきます!!
(芳文社公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
女の子3人をエロコメちっくにきゃいきゃい動かしてエロくてなんか楽しいっていう。
百合風味で、キャラの属性がエロ性質っていうんで。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
百合風味で軽めに明るく仕上げてんだけど、グッとくるシチュエーションがエロいすな。
ドSとドMとツッコミ役の3人と。立ち位置からくるネタもほんのりエロ気味で。
そんでキャラもエロ萌えでかわいいしな。わりかしパターンではあるけど。
でもそこんとこのツボどころを徹底してやってんすな。

内容自体はとりとめがないしこれっていうのは無いんだけど、「う、エロいかわいい…」という。

【こんな人に読んでほしい】
萌え系4コマ読んでるならまあおさえててもいいかと。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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1巻目の「ことはの王子様」

kothano-ouzisama.jpg
「ことはの王子様」(1)/渡辺純子
芳文社・まんがタイムKRコミックス
1/27発売

メイドのことはが仕えるご主人様のせのお様はなんと幼稚園生!生意気だけど本当は優しいせのお様にことははこっそりどきどき
思わず笑顔がこぼれる甘〜い世界へようこそ!
(芳文社公式サイトより引用)
 
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
幼稚園生の主人公と、彼に使えるメイドさんたちのシチュエーションコメディ4コマ。ほのぼのテイストで萌えヲタ向け風味。
まゆかのダーリン!」と同時進行の外伝のような漫画。知らなくても読めるけど
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
かわいげのあるラブコメ風でコメディ4コマ。
キャラの立たせかたやネタの作りは美少女ゲーム的な萌えパターンのそれ。
シモというんでもないようなちょっとしたエロネタを小味に。百合とか。

それらの要素はいちおうきちんとこなしてあり、普通に読めることは読めるんですが、やっぱよくある感じの萌え系4コマという感じか。

【こんな人に読んでほしい】
まぁ、メイドさんで萌えとかそういう。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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1巻目の「ワンダフルデイス」