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2005年12月28日
1巻目の「龍眼―ドラゴンアイ―」

「龍眼―ドラゴンアイ―」(1)/藤山海里
講談社・シリウスKC
12/22発売
感染すると殺戮のモンスター「異形種(ドラクル)」と化す「Dウィルス」が世界中に蔓延して数十年。人口は激減し世界は危機に瀕していた。
そんな中、異形種から人々を守る役目を果たしたのが破邪侍(ヴァイアス)だ。
破邪侍を目指す少女・レイラは、入隊試験で気の抜けた少年・イッサに出会う。
イッサはひょうひょうとした態度とは裏腹に、実はすさまじい力を持っていた!
ネオ・サムライアクション、ここに開幕 !!
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●○○
少年向け漫画の要素が高水準でバランス良く成形されている作品。
話の大筋はわりとこの手の典型でありますが、まだ導入部ということもあり、うまいこと今後の話を作っていけばブレイクもあるかと。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
しっかり構築された設定とそれを活かしたシーンと、その設定からなる舞台背景もきちんと絵として背景や衣装に投影。
登場人物にはそれぞれに因果のある背景設定を持たせ、その上で相関関係を作り、またそれをちゃんと局面ごとの展開に反映させてます。
キャラの個性は特定のパターンを当てはめるのではなく、与えた背景設定から深めていく形を取ってます。これも成功しているのではないかと。
とにかく漫画としての完成度が高い一品です。
1巻目として話のほうはまだまだ主要キャラを揃えている段階でして、今後の伏線もちらりと見えてはいるんですがまだ種を蒔いているところかと。
その分まだ何をやっていきたいのかが見えてこないというか…、このままでは良くできたジャンプ系アクション漫画に終始してしまうんではないかという印象がありまして。
もちろんそれはそれでいいんですが、何かひとつこれというテーマが前面に出てくると大化けしそうでもありまして。これからどうするのかなぁと。
作者固有の漫画フェチズムというか、「これが!これを!」ていう執着もちょっと見えにくいんですが、これは元から無いのか見せていないのか。
【こんな人に読んでほしい】
ジャンプ系のそれとか好きなら。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 2005年12月28日 06:29
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