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2005年11月27日
1巻目の「写楽」

「写楽」(1)/山田タヒチ
幻冬舎・バーズコミックス
11/24発売
コミックマスターを夢見るも、実力が全くともなわない専門学校生の写院楽太。
その楽太の身体に、突然江戸の版画師・写楽が乗り移った!
写楽は何故かタイムスリップしたようで・・・。
(幻冬舎公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
自分の体に乗り移った写楽の手ほどきを受け、ヘタレ学生が漫画の技術を身に付けていく展開。
漫画の描き方指南本の要素を多分に含みつつも、本筋は青年の成長ストーリーなんかな。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
主人公の中に写楽が宿ってしまったという導入部から、漫画描き方事始めとしてまずは線の引き方から入るわけで。
これだけでも漫画指南の漫画なのかなーという感じなんですが、その次がいきなり漫画の登場人物のキャラクター性の話だったりして。
どうも順序立てて一個ずつ説明していく漫画というわけでもない感じ。
テクニックをふまえたうえでキャラの成長を描くとでもいうような。
でもって主人公だけの話ではなくて、写楽の江戸での生き様ドラマみたいなのも挟み込んでまして。いいアクセントになってますな。
山田タヒチというと、成人コミックの分野ではそりゃもう濃っつい絵柄のエロやってきたお人でありますが。
あのタッチで普通の漫画描くとこういう風になるもんなんだろうか?と、この漫画の絵ぇ見て思ったわけで。
主人公の描き方もけっこう特徴的でして、この漫画のテーマに則した何らかの意図があるように思えるんですわ。気のせいかなぁ。でもこの人絶対、絵にこだわり持って描いてるしなぁ。
ともあれそのせいもあってか、人によっては絵にひっかかって読みにくくなりそうな。
太い輪郭でキャラ描くし。
元がWeb上で読むために描かれた作品だってのもどこかで作用してるんだろうか。
あと、写楽が現代に飛んでくることになるシーンにて、 滝沢馬琴と十返舎一九もどっかに飛ばされておりまして。これが今後どうなるのかも気になる。
【こんな人に読んでほしい】
青春サクセスストーリーであるという割り切り方をすれば、誰でも。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 2005年11月27日 02:33
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