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2005年11月30日
トランスフォーマー!?
夜中にPCに向き合いつつ、見るともなくテレビつけておりますと
シトロエンのCMが流れて・・・画面にシトロエンのクルマがあって・・・
「うお!?変形した!トランスフォーマー!?踊ってる!」

いやぁびっくりした
どうやらイギリスの自動車専門雑誌で読者投票の1位を獲得したほどのCMであるようでして。
ヨーロッパでのCMが日本でも放送されているようです。
日本シトロエンのHPではどうもCM動画アップされてないようでして。
本国イタリアのシトロエンのサイトにはCM動画があるようなんですが
いかんせんイタリア語なので見てまわれないわけで
しょうがないのでURLだけ。h抜きで。
ttp://www.citroen.it/html/newsletter/movies/video_c4.zip
(1.82MB)
この動画のCG製作したとこのサイトからも落とせます
クイックタイムmov動画ですが、こっちのほうが画質もいいし細かいとこまでよく見える。
投稿者 bird_chief : 01:47
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1巻目の「無頼侍」

「無頼侍」(1)/鈴木マサカズ
エンターブレイン・ビームコミックス
11/25発売
金も女も刀もない、ダメ浪人の岩十郎。一攫千金を企むが……。
ビームが送り出す期待の新鋭、鈴木マサカズ。新感覚の時代劇をひっさげて初の単行本化!!
(エンターブレイン公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
極めてクセの強い登場人物達のもとに、百両の賞金首が現れたことから巻き起こる、息の詰まるドラマ。緊迫感があり全く先の読めないストーリー。
コシマキにある通り、これ映画で見てみたいな。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
百両の賞金首が、ふらっとある宿場を訪れる。
そして多種多様な連中が、それぞれにいろんな思惑をかかえつつ、百両を狙って賞金首の周囲に集うという内容。
虎視眈々と賞金首を狙う登場人物を、執拗なモノローグで丹念に心理描写を重ね、なんとも魅力的な個性を持つキャラとして立たせておりまして。
こいつらが実に色んなことを考えながらどーにか百両を手にしようとあれこれする様が、どこか滑稽ながらも緊張感を持って次々と展開するんですな。
でもって肝心の百両の賞金首のほうは、内面を見せないよう描かれ。話の中心にいながらも怪しげで不可解で。いい要素となってますな。
キャラクターの個性と本筋のプロットだけでも、これって映画の脚本にでもなって映像化されても全然いけるんじゃないのと思うんですが。
【こんな人に読んでほしい】
絵がダメじゃなけりゃ誰でも。映画好きとか。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 01:43
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1巻目の「WORKING!!」

「WORKING!!」(1)/高津カリノ
スクウェアエニックス・ヤングガンガンコミックス
11/25発売
北海道某所に存在するファミリーレストラン「ワグナリア」で働く、個性豊かすぎる店員さんたちが織り成すお仕事4コマ! 今日の犠牲者は誰でしょう☆
(スクウェアエニックス公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
特徴的な個性を持つキャラをきちんと活かしたシチュエーションコメディ4コマ。
このタイプの4コマとしては標準的なレベルです。
が、やたらと売れてるのはおそらく表紙デザインによるとこが大きいかな。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
変人キャラをごちゃごちゃっと揃えつつも見た目を整えつつ、それでいてパターンに頼らず、個性を持つキャラ同士の関係性でネタを積み上げておりまして。
これであと一歩、萌えどころを狙える絵柄であれば、という感じがしちゃうのはヲタ本屋店員の性か。
コメディ4コマの中では質のいい作品ではあるんですが。
やっぱり表紙の勝利ですね、これは。
【こんな人に読んでほしい】
若い子なら誰でも。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 00:37
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2005年11月29日
1巻目の「KaNa」

「KaNa」(1)/原作:爲我井徹 漫画:相楽直哉
ワニブックス・GUMコミックスプラス
11/25発売
1・2巻同時発売
新装版
ある日、平凡な中学生の少年・祐二は塾の帰り道で偶然出会った一人の少女に惹かれる。
その少女の名は哀…、妖と人間との間に生まれ、東京の地下の世界で一匹の狼と暮らす少女だった。
少女が人間ではないと知った祐二だが、なぜか惹かれるその少女に、祐二は人として入ってはならない領域へと足を踏み入れるのだった…。
相楽直哉、描き下ろしの美麗ピンナップも付いた新装版、装いも新たに1巻、2巻同時発売!!
(幻冬舎公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
平凡な男の子がなんか不思議な少女と出会って、という導入から始まる伝奇アクション。
どっかで見たような話をありがちなシチュエーションを重ねることで語っているようで。
アクションシーンを始め、いまひとつ絵の力が弱いため、全体としてまぁまぁそこそこのファンタジー、て感じに。ドラマの盛り上がりはちゃんとしてるんですがね。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 00:59
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2005年11月27日
1巻目の「写楽」

「写楽」(1)/山田タヒチ
幻冬舎・バーズコミックス
11/24発売
コミックマスターを夢見るも、実力が全くともなわない専門学校生の写院楽太。
その楽太の身体に、突然江戸の版画師・写楽が乗り移った!
写楽は何故かタイムスリップしたようで・・・。
(幻冬舎公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
自分の体に乗り移った写楽の手ほどきを受け、ヘタレ学生が漫画の技術を身に付けていく展開。
漫画の描き方指南本の要素を多分に含みつつも、本筋は青年の成長ストーリーなんかな。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
主人公の中に写楽が宿ってしまったという導入部から、漫画描き方事始めとしてまずは線の引き方から入るわけで。
これだけでも漫画指南の漫画なのかなーという感じなんですが、その次がいきなり漫画の登場人物のキャラクター性の話だったりして。
どうも順序立てて一個ずつ説明していく漫画というわけでもない感じ。
テクニックをふまえたうえでキャラの成長を描くとでもいうような。
でもって主人公だけの話ではなくて、写楽の江戸での生き様ドラマみたいなのも挟み込んでまして。いいアクセントになってますな。
山田タヒチというと、成人コミックの分野ではそりゃもう濃っつい絵柄のエロやってきたお人でありますが。
あのタッチで普通の漫画描くとこういう風になるもんなんだろうか?と、この漫画の絵ぇ見て思ったわけで。
主人公の描き方もけっこう特徴的でして、この漫画のテーマに則した何らかの意図があるように思えるんですわ。気のせいかなぁ。でもこの人絶対、絵にこだわり持って描いてるしなぁ。
ともあれそのせいもあってか、人によっては絵にひっかかって読みにくくなりそうな。
太い輪郭でキャラ描くし。
元がWeb上で読むために描かれた作品だってのもどこかで作用してるんだろうか。
あと、写楽が現代に飛んでくることになるシーンにて、 滝沢馬琴と十返舎一九もどっかに飛ばされておりまして。これが今後どうなるのかも気になる。
【こんな人に読んでほしい】
青春サクセスストーリーであるという割り切り方をすれば、誰でも。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 02:33
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2005年11月26日
11月末でバタバタ
11月末のPCソフト新作ラッシュがやってきまして。
仕事の段取りをどこでどう組み間違えたのか、やたらとバタバタと余裕無く。
しかしこの後わずか2週間で冬の大作ラッシュが来るんだよなぁ。
意識して早めに動いておかないと対応できないなこりゃ。
11月25日は「魔法少女沙枝Vol.1」の発売日でもありまして。
ちょうど発売日のこの日、キルタイムコミュニケーションの中の人がご来店。
ちょこちょこと話をさせていただきまして。
「そういえばあれですね、沙枝のJANコード取ったんですね」
「そうなんですよー、ええ、結局取ることになりまして」
というわけで、以前に『企業が作る同人ソフト?−「魔法少女沙枝」に見る商業と同人の境目』にて
PCソフト版魔法少女沙枝のことを「JANコードの取得をせず、審査機関での審査も行わず」と紹介しましたが、結果として誤りとなってしまいました。ごめんなさい。
上記エントリも修正しときます。
でも審査は通してないんだよな。
以下、ここ数日でいろいろと気になったのちょこちょこ
大変に興味深いっすな。
投稿者 bird_chief : 04:33
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1巻目の「殻都市の夢」

「殻都市の夢」/鬼頭莫宏
太田出版・F×コミックス
11/21発売
全1巻
いつか存在した、忘れられた都市の物語。
愛ゆえに禁忌を犯した男、3年間だけ命を与えられた餓死寸前の少女、「街」を愛してしまった青年、愛する妻のために生き返った死者…その身に殻をまとうように成長し続ける『外殻都市』を舞台に繰り広げられる、哀しくも切ない夢の残滓―全7編。
<鬼頭莫宏>が描く、切なさあふれるヒューマン・ファンタジー!
(太田出版公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
ちょっとした近未来世界を舞台に、SF的設定を足がかりとした寓話を描く短編集。
意味があるのかないのかわかんないところでハダカだったりカラミがあったりするのは掲載誌の特性上か。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
SFではありますが、人と人とのドラマをしっかりと語っておりまして。
終始静かな画面も手伝ってか、乾いているとでも言うようなさらっとした読後感ながらも、切なさのある個々のエピソードが印象的で、短編集としてなかなかに良い具合。
世界観や背景の説明に欠けるため、唐突に出てくるメカやら造語やらのSF的記号に執着すると「どーいう設定なんだ?」と戸惑うかもしれません。
が、おいらは個人的に、そういうとこは読み手が勝手に考えればいいや、と思ってる性質でして。むしろこうして突き放したところでSF記号を列挙されるほど、自分自身でおぼろげに世界観の輪郭を形作ってみるのが楽しかったりもします。
【こんな人に読んでほしい】
SF好き。……いや、SFっぽさ好きに。そうでなくても読めるけど、
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 04:14
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1巻目の「タイドライン・ブルー」

「タイドライン・ブルー」(1)/作画:連保好恵 原作:小澤さとる・飯田馬之介
秋田書店・チャンピオンレッドコミックス
11/19発売
大災害で60億の人口と90%の大地が失われた地球。
それから14年後、孤島の街で必死に暮らす少年達の夢と希望をのせた冒険が始まる!!
少年達の海洋アクションアドベンチャー始動!!
(秋田書店公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
元気いっぱいの男の子が大きな事件に巻き込まれてどうのこうのという、ジュブナイルアクションのスタンダード的な内容。
ちょっとばかしSFじみた背景設定がありますよと以外にはとりたてて何か特徴があるというわけでもなく。
潜水艦アクションシーンもさほどぱっとしない。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 03:22
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2005年11月24日
1巻目の「あいこら」

「あいこら」(1)/井上和郎
小学館・少年サンデーコミックス
11/18発売
胸・脚・瞳・声… 女の子の容姿ににうるさいちょっとフェチな男の子、前田ハチベエ、15歳。
高校進学のためにやってきた東京で、ひょんなことから女子寮に仮入居することに。
だが、そこで出会ったのは、なんと自分好みの胸・脚・瞳・声を持つ4人の女の子!
奇跡の女の子に囲まれて、フェチいっぱいの新生活スタート!!
(カバー裏より引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
エロゲ的なドタバタラブコメを、実にソツの無いシチュエーションで畳み掛ける萌えコメでありながら、「フェチ」という作品全体を支える芯を一本持つことで、独自色を出すことに成功している印象。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
日常的なコメディシーンを下敷きに、特定の見せ場、ヤマ場をきちんと見せるラブコメ手法は申し分ないとこでして。ツンデレ主ヒロインを中心とする、立ち位置をしっかり持ったそれぞれの女性陣が魅力的なのはもちろんのこと。
主人公がキャラとして弱いと、全体的に締まりが無くなるというラブコメの欠点を、変態的なフェチ嗜好でもって支えているのが特徴でして。
主人公が明確な行動原理を持って話を引っ張っていくから、どってことない流れが変化を持って映るわけだ。
前作での「右手の恋人」でもそうだったんだけど、目を引く設定をちゃんと活かしたコメディシチュを描くんだよなぁ。
以下余談。
特定のポイントに対して変態的なこだわりと好みを持つキャラ、っていうのだったら、胸とか瞳とかじゃなくてもっと「うなじのうぶ毛が!」とか「スネに付いた靴下の跡が!」なんてな細かいとこ責めても面白そうだがな。と思ったのですが。
………あ、そういうのはもうさんざん唐沢なをきがやってたな、と。
【こんな人に読んでほしい】
まぁなんてーか、とりとめのない萌え系ラブコメといやぁそれまでなんだけど。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 02:05
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1巻目の「ゴールデン・アイズ」

「ゴールデン・デイズ」(1)/高尾滋
白泉社・花とゆめコミックス
11/18発売
異様に過保護な母親に反発しながら暮らす、高校1年の相馬光也。
そんな彼の心の拠り所は、バイオリンと、入院中の祖父だけだった。
しかし、その祖父の容態が急変し、病院へ駆けつけた光也は突然の地震に襲われて…!? 大正タイムスリップ浪漫!
(白泉社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●○○○
タイムパラドックスでやるのかどうなのか。このままだらだらとヒューマンドラマやるのかどうなのか。
1巻目だけでは先行きがどう進むのか見えないものの、駒は揃っているのでどうとでも面白くはなっていきそう。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
家庭内に不和を抱え少年が、慕っていた祖父の後悔と無念を背負い、その祖父の若かった頃へ、祖父の身代わりのごとくタイムスリップし、そこで色んな登場人物が出てきてさて、というところで終わる1巻目。
どうも主人公は自分の家庭に重大な問題を抱えているらしい。
主人公の祖父は過去に悔いを残しているらしい。
タイムスリップ後の過去の登場人物達も、なんかみんな様々に事情を抱えているらしい。
といった、どれが話の核になってもおかしくないような、実に意味ありげな伏線を張るだけ張ってありまして。
主人公はとりあえず何かを成し遂げに過去へやってきたわけだから、終わらそうと思えばすぐにでもカタが付きそうなんだけど、でもそうはしないつもりのようです。
ひとまずのところは、クセのある過去の住人達と主人公との関わり合いによるドラマをしばらく重ねていく感じでいきそうですが、そのドラマ自体も、ヒューマンドラマでもサスペンスタッチでもどうとでも進めることができそうで。
進め方の向きと角度が見えてこないのがちょいとやきもき。
漫画としては一応ふつうに読めるので、これという不安は無いんですが、続きが読みたくなってくるような、読み手の心理をくすぐる要素が最初に提示される漠然とした大きな伏線くらいしかないため、2巻目以降が気になるかというとそうでもない。
【こんな人に読んでほしい】
大きな伏線以外に「これ!」ていう何かに欠けるんで、特にという意味でのおすすめはしにくい。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 01:18
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2005年11月23日
1巻目の「人情幕ノ内〜Fundamental Fiction〜」

「人情幕ノ内〜Fundamental Fiction〜」(1)/昌原光一
集英社・ヤングジャンプコミックスBJ
11/18発売
江戸を舞台に繰り広げられる、人情味溢れる庶民のドラマがここにある――。
ヤングジャンプ青年漫画大賞グランプリ受賞作家が描く、新感覚ヒューマン・ドラマの決定版。珠玉の傑作撰歌11本一挙収録。
(集英社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●●
これは個人的に大絶賛しておきます。こういう時代劇を読みたかったんだ。
表紙はなんともアナログな水彩調ですが、中身はCGでシャープに描かれておりまして。
紙面の中に暮らす人々の息づかいまでも聞こえてきそうなほどに、緻密に描かれた江戸庶民の生活風景が素晴らしい。
この背景があることで、人物がより生々しいリアリティを持って読者に迫り、バラエティ豊かで面白い人情噺がさらに鮮やかで活き活きとした魅力に包まれるようになっております。
極めて情報量の多い背景画を見ているだけでも飽きない。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
何ヶ月もずっと、月に何十冊も漫画を買ってきたのはこの一冊に出会うためだったんだと。まったくのノーマークで知らない作家の新刊で、平積みされているわけでもなかったこの一冊を、こうして店の棚から背表紙抜き取って買うために、今までずっと1巻目ばかり買い続けてきたのだと。
そう思わせてくれた一冊。
この一冊に出会えたことが嬉しくて嬉しくて、話が泣けるとかそういうの以上に、読みながらずっと涙流してました。マジで。
CG作画による緻密な画面の細かさは生半可なものではなく、貧乏長屋の所帯から居酒屋の店内からとにかく凝りに凝ってます。
定型的な「時代劇」の景色とは格段に違う世界がここにあるのですわ。ごちゃごちゃとした長屋の土間見てるだけで息をのむほど。
そこに配置された人物も背景と違和感なく画面に立っているため、紙面の向こうの世界が本当に活き活きとしてるんすよ。
そんでもってそれぞれのエピソードもいいしねぇ。
露骨に泣かせがあったり際だってドラマティックだったりとせず、話の本体は登場人物同士の会話を中心にして、繰り返される言葉の応酬が静かな盛り上がりを生み、じわっと読み手の心に染み入るんですよ。
短編集としてエピソードは実に幅広く、病を患う商家の娘、博打打ち、ノミの夫婦、落ちぶれ絵師、前科者、幼い女中、浪人、出戻り、元極道の旦那衆、とまぁ豊かな顔ぶれの主役陣が登場します。
そんでもって全編通して特定の長屋が中心になってまして、あっちで見た顔がこっちでも……、という作りのため、読み進むうちにこの長屋の世界が徐々に輪郭をとっていくんですな。
さらに、ただの人情劇ではなく時代劇作品としての描き方もしっかりとしたもので
(↓長屋に住む貧乏夫婦が、高級料亭の引札にあった会席の内容について会話するシーン
「それから口取肴?」
「さかなってくらいだから何か焼物でも出んのかね」
このやり取りを、欄外の注釈も説明セリフも無しに書いちゃうってのは、すげぇな。
でもってこの会話が出てくる短編「ノミの夫婦」もいい話なんだよな。雨が降って商いに出られなくなった夫と、ちょっとした手遊びに「起こし絵」を作る妻との、本当に些細な会話により語られるエピソード。これに限らず全編通して、日常のほんのすぐ横にある小さなドラマが、なんとも言えず良いのだわ。いわば落語の世界ですな。
CG作画で徹底した時代劇を描くとどうなるか、という試みも目を引くのはもちろんなんですが、短編の中ではわざとマンガチックに描いたり、あえて全て関西弁で通したりと、愛嬌のある遊びも加わりまして。
隅から隅まで読んで面白い。
おいらは今とても幸せだ。
【こんな人に読んでほしい】
いろんな人に読んでもらいたいなぁ。人によってはこの手のは退屈だとか説教くさいとか思われるかもしれないけど。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 01:38
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2005年11月22日
1巻目の「フルスペック」

「フルスペック」(1)/関口太郎
講談社・少年マガジンKC
11/17発売
1・2巻同時発売
誰だって欲しいと思うだろ?この世に1台だけの「夢のクルマ」!!!
アラタ・チンタ・ブーヤンの3人が10年かけてつくり上げた夢のクルマ、ロータリーエンジン搭載のユーノス・ロードスター“ブルースリー号”!幼なじみの女の子・マキちゃんをめぐって、最新最強の公道モンスター・ランエボナインを駆る北里といきなり大バトル!!!
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
週刊少年誌に載るカーチェイス漫画として、マニア用の理屈や下手な小細工を廃し、分かりやすいとこでアクション性を高めた上でクルマのかっこよさを魅力として描く格好。
普通に読める漫画ではあるんですが、少年向けの分かりやすさとクルマ漫画のリアリティとをどちらも出そうとした結果、どこか中途半端になった印象はある。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 01:23
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1巻目の「コマコマ」

「KOMAKOMA」(1)/米林昇輝
講談社・少年マガジンKC
11/17発売
授業は聞かない、制服着ない、ドぎついイタズラはお手のもの!荻斗中の超問題児・樹が、棋士を志す青年・聖一に才能を買われて賞金欲しさに名人を目指すことに。
早速、張り切る聖一に猛特訓を受けるが……?古いようで新しい! 将棋漫画が遂に登場!!
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
元気系ショタキャラで奔放な性格してる主役の魅力を前面に出した作品。師匠となるサブキャラとの絡ませ方を見ても女性読者を意識したものであることは明白か。
少年誌作品としてマガジン特有のハッタリの利かせ方は盛り上がりを生んでいるものの、ストーリーそのものは内容が薄い。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 00:44
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2005年11月21日
目を付けられてしまったようです(涙)
同人ソフト、AQUA STYLEのマリグナ新作について
どうやらうちがフライングの予約受付を行っているとの疑惑が持ち上がり、サークル様をはじめとする関係各位にご迷惑をおかけしている事態になっているようです。
とらのあな様の内部関係者がうちの店に視察で訪れた際、予約受け付けを開始しているとの誤解があったらしく、そこからとらのあな様がサークル様のほうへ通告したのが事の発端であるようです。
これにより各方面に大変なご迷惑をおかけしたことについては深く反省するとともに、謹んでお詫びいたします。
ひょうたん書店としてのAQUA STYELとマリグナに関する告知物の掲示は、あくまで同人ソフトやサークルについてご存じないお客様や、サークルのHPなど情報源を見られていないお客様に対する告知として行っていたつもりでありまして、サークル様がサイト上にて公表されている以上の情報は一切出しておりません。
とらのあな様が一体何を見て誤解したのか判然としないところでして、告知物全てについて「予約」の文字は一切どこにも表記していないのですが……何故なのでしょう?
しかしながら、とらのあな様の通告により、サークル様、ひょうたん書店がFC店加盟しているホワイトキャンバス本部様、他各関係者様にご迷惑をかけてしまう事態になったのは事実でありますので、重ねてお詫び申し上げます。
なお、誤解の元となった告知物については全て撤去しましたうえで、あらためて適切な形で、お客様に対する情報の提供を行っていきたいと思います。
……ついにこんなコメントをここで載せるようになってしまいました…。
個人サイトだっつってんのに誰もそう思ってくれてないんだろうなぁ…(涙)
しかし皮肉ですが、とらのあな様のスタッフは、鹿児島エリアまでチェックしてるんですね。
驚きました…
出店計画でもあるんですかね…?
投稿者 bird_chief : 01:11
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2005年11月19日
2005年11月〜12月期・おすすめエロゲPV
仕事上あれこれ見て回っているエロゲのOPやデモ映像。
今後発売されるタイトルの中から「お。これちょっと良いんじゃない?」てやつをちょこちょことご紹介。
11月末タイトルのPVもだいたい出そろい、12月のもちょこちょこ出てきてますんでタイミングとしてはちょうどいいかな。
いちおう念のためですが、ゲームそのものの評価とか期待値とかそんなん関係なく、映像や歌が気に入って「ああこれお店で流してお客さんに見てもらいたいな」と思ったやつの紹介ですんで。
以前はDVDに編集して店頭で流すのは売れ筋タイトルだけだったんですが、ここ最近になって、売れる売れないは関係なく「よくできてんなー」と思ったものはどんどん流すようになりました。
せっかく面白いの見付けたのに、「でもそんなに売れないし」というだけで省いちゃうのはもったいない。せっかくなんだから、たくさんの人に見て欲しいのだ。
(以下メーカー名はメーカーサイトへ。「ダウンロードぺージ」は「Holyseal 〜聖封〜」内のダウンロードページに飛びますので。いつもお世話になってます聖封)
順序はだいたい発売日順
どれも数十メガ以上のでかいファイルなんで、気長にのんびり落として下さい。
・「部活規格」デモムービー(FC01)−(ダウンロードページ)
弓引いてプルプル震えてんのが好き。
・「ひめしょ!」OPムービー(XANADU)−(ダウンロードページ)
耳に残る萌えロックと、テンポの良い演出が印象的。あと謎の3DCG登場。戦車とか潜水艦とか。かっけー。
・「まんきつ!」デモムービー(るんるんそふと)−(ダウンロードページ)
歌が元気いいのだ。映像はページめくる演出で。
・「ハローワールド メディ倫版」デモムービー(Nitro+)−(ダウンロードページ)
OP、デモ、予告編と3種ありますが、その中のデモムービーを。再公開版なんですが、やっぱニトロは歌がかっちょよいので。
・「恋もも」デモムービー(fizz feat.戯画)−(ダウンロードページ)
キュンキュンと萌えソング全開。3DCGエフェクトを過不足無く活かした演出も。
・「薺ヶ好 なずなと若葉の物語」デモムービー(ネル)−(ダウンロードページ)
映像自体は普通の販促ムービーなんですが……。BGMが何故かファミコン音源。ピコピコです。この違和感というか変な味わいは一見の価値あるかも。面白いことするねぇ。
・「モノごころ、モノむすめ。」オープニングデモムービー(May−Be Softt)−(ダウンロードページ)
メタル調テーマソングで生ギターがギュンギュンと心地よい。映像はソツなく、といった感じ。
・「Nursery Rhyme」デモムービー(Lump of Sugarr)−(ダウンロードページ)
キュンキュン萌えソングが気持ち良いっす。映像もけっこう好き。
・「あえかなる世界の終わりに」オープニングデモムービー(キャラメルBOX)−(ダウンロードページ)
公開したてホヤホヤ。かっちょよいねー。
・「みらろま」デモムービー(ま〜まれぇど)−(ダウンロードページ)
今回の本命。Flash系2DCGモーションのデモムービーとして、現在最高水準のクオリティ。
こういうの見付けちゃうと、どんなに発売日が先だろうと「店で流したい!見てもらいたい!」てなるのだ。
制作のURAという方は、「いただきじゃんがりあんR」OPや「まじれす!」OPもてがけてます。「ああ、あれか」と思われる方もいるかと。
でもってこの二つの旧作ムービーはいまだに好きなんでHDDから消せずにいたりします。
11月期のPVはフルアニメーション作や3DCG全開ってのがちょいと少ない感じでしたが、なかなか見応えのあるやつは揃ってるんじゃないかと思われます。
仕事柄どうしても、こういうのばかり情報として知ってても、そのゲーム自体で遊ぶことがなかなかできないんですが、それなら逆に、ゲームやってないけどPV映像だけ見てるよ、ていう嗜好があってもいいんじゃないかと。
ちょっと反響あったら月イチくらいで定期的にこういう風にエロゲPV紹介していこうかと。
ネット上には公開されてないけどメーカーさんからはムービーデータはもらってるよ、てのも紹介したいとこなんですが、さすがにそれやるとマズいか。
投稿者 bird_chief : 04:02
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2005年11月18日
拾う神だっているさ
先日お伝えしました、地元での競合他店がエロゲから撤退という事実に対して、今日になってもそのショックから立ち直れず。
気晴らしにと、録画しといたNFLのマンデーナイトゲーム観戦すれば、イーグルスが試合終了直前でまさかのインターセプトリターンタッチダウンを決められ衝撃的な逆転負けしてるし(←イーグルスQB・マクナブのファン)。
レジに立ってても心中は不安でいっぱいというそんな状態で、11月のど真ん中と言うこともありお客さんもまばらな店内でぼんやりとお仕事しておりましたが。
今日は嬉しいことがあれこれと
午後、お店に突然の来訪者。
先日とは別の流通さんと、その流通さんが連れてきた、エロゲメーカーminoriの中の人が来店。
いろいろとお話をさせていただきました。
minoriの中の人からは、「BITTERSWEET FOOLS」のリパッケージ版と「ef」の情報を。
それとあともう一個、来年予定の新作タイトルについても教えてもらったんですが、まだ正式なリリース情報が出てないやつだったので内緒にしときます。うひ。
あとお店の中いろいろと見てもらい、お世辞半分なのだろうと分かってはいつつも、こちらの励みになるような嬉しい言葉も頂きまして。
私はそもそもアキバに行ったことが無いし、大阪や福岡の専門店もろくに見たことがないままに店員やってまして。店作りとして進んでる方向がどっち向いてるのかさえ分からなくなるんですが、そういう中で
「よくやってると思いますよー。いい雰囲気作られてますよねー」
なんて言われると、素直に自信がつきます。自然と頬も緩んじゃうってもんで。
でもって、今回は事前に連絡の無かった突然の来訪で、色々と立ち話させてもらった後はお二人とも慌ただしく帰られたのですが
「今日はうちに来られる前にどこかのお店に寄られたんですか?」
「いやー、福岡からまっすぐ鹿児島に入りまして、こちらに」
「あー、そうでしたか。それはもうほんとわざわざどうも」
「それでまた福岡にまっすぐ帰ります」
「それはなんともわざわざどうもご足労を……こんな南の端でエロゲ売っててすんません…」
こればっかりはなんともいまだに肩身が狭いというか。
でもほんと、うちみたいな小さいとこを見に、わざわざこんなとこまで来てもらえるってのはそれだけですごく嬉しいことです。ありがたや。
そして流通とメーカーさんの来訪とは別に、同人ソフトが突然の再入荷。
AQUA STYLEのマリグナ「味も見ておこう」がいきなりどんと届きまして(数ヶ月前の発注分が納品)。
随分前に品切れ起こしてそのままずっと再入荷できず、お客さんにご迷惑かけっぱなしだったんですが、ほんと前触れもなく驚きの再入荷です。
これで久しぶりの再販開始となります。
そこそこの数は用意してあるので、たくさんのお客様の御来店、お待ちしております。
とまぁそんなこんなで、
ヘコんでた最中だっただけに、今日一日でやる気回復できた感じです。
私生活が遊びも楽しみも何もない、いたって味気ないものであるため、仕事上のストレスや不安は仕事で発散させるしかないもんで。
たまにこういうことがなくっちゃなぁ。
大丈夫。
きっとなんとかなる。
拾う神だっている。
投稿者 bird_chief : 02:47
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2005年11月17日
地方の受難は止まらない
PCソフト関連の流通さんが来店されまして。私の担当分野での、久しぶりの関係者の来訪にどこか心も浮き足だっておりましたが、流通さんの開口一番
「ここ来る前に───に寄ったんですけどねぇ、ちょうどPCソフトの棚を片づけて撤去してる最中でしたよ」
と衝撃的な言葉が。
そのお店は系列のPCショップ店として、鹿児島であちこちのお店が軒並み新品エロゲから撤退していく中、最後まで唯一成人向けソフトの新品棚を持っていたお店でした。
翌日、ちょうど店に寄った知人に偵察を頼み、そのあとで
「きれいさっぱり無くなってたよ。空っぽの棚がすこーんと。奥にちょっとだけ一般向けのゲーム残ってたかな」
という報告を聞き、ああついに恐れていた事態になってしまったかと。非常に残念な思いです。(空けた棚をどうするのかまで確認してないので、まだエロゲから完全撤退と100%決まったわけではありませんが)
すんごいヘコんでます。
「競合店が無くなったから良いことじゃん」
と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。むしろまるで逆です。
専門店がしのぎを削るとこならともかく、ただでさえエロゲの買える店が少ない土地で、ひとつの店から棚が無くなってしまうというのは、エロゲで遊ぼうという人そのものがいなくなってしまうことを意味します。
その土地から、確実にある一定のユーザーが消失し、市場全体がさらに小さくなってしまうわけです。
そしてなによりもちろん、哀しい思いをするのはユーザーのほうです。欲しいソフトを探していて「この店には無かった。でもあの店にはあるかもしれない」というときの「あの店」がひとつ選択肢の中から消えてしまうというのは、大変なショックと失望を伴うものでしょう。
そういう意味では、鹿児島におけるエロゲユーザーは「ここに無ければ、もうどこを探しても無い」という境遇になってしまったのだと言っていいと思います。
かつては鹿児島の市内だけでも、成人向けゲームの棚を持つPCショップは4〜5店ほどありましたが、これでもう、新品のPCエロゲ買えるのは、うちとあと小規模な展開やってる店がちまちまあるだけになってしまいました。
かなり前から、全国的なエロゲの中心市場はPCショップからヲタ系専門チェーン店(と、その通販)に移行しており、PCショップや家電量販店は次々と成人向けソフトから撤退しています。
しかしPCショップや家電量販店はあちこちの地方にあっても、ヲタ系の専門チェーン店なんて、ごく限られた都市部にしかないわけで。
かねてから言ってきましたが、地方に住んでいるというだけで好きな趣味が制限されてしまうというのは、ほんと納得がいきません。
通販っていう手段はもちろんありますが、お店に足を運ぶ楽しみって絶対にあるわけですし、お客さんにはそういう楽しみを持ち続けていてほしいんですわ。
まぁPCショップや家電量販店でエロゲ売るには店としてのイメージの問題もありますし、売り上げの大半は月末でしか出ないし、なによりやたらと手間と時間がかかる割に数字が伸びにくいし。
それにある程度の規模の家電・PCチェーン店になると、店員の配置転換がありますからねぇ。家電量販店やPCショップの中にあると、他と比べてエロゲは売り方がかなり特殊なわけで。配置転換があるとノウハウの蓄積が無く専属店員も育ちにくいため、結果として良い売り場がなかなか作れなかったりするのも想像に難くないです。
そんなこんなで撤退っていうのも理解はできるところですが。
それでもやっぱり「頼むから逃げないでくれ!」と言いたいです。
私も頑張りますけど……、私ひとりがどうにかしたところで地元の市場が立ち直るわけではないですし……。
うちに来られた流通さんと話しても、エロゲ業界の明るい先行きはどーにも見えてこないし……。
ああ畜生。この先どうなっちゃうんだろうなぁ。
しかしまさか鹿児島だけがこんな状況というわけではないでしょう。
全国あちこちでこんな地域があるのかと思うと、悲しくなってきますよ。
投稿者 bird_chief : 01:20
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2005年11月16日
1巻目の「ちびもの ちびのもののけ」

「ちびもの〜ちびのもののけ〜」(1)/東雲水生
双葉社・アクションコミックスもえよん
11/12発売
もえよん誌上で大人気(現在コミックハイ!で連載中)のハートフルストーリーがコミックスで登場!
半人前の「ないないの神様」七々菜と、中学生若葉の心の交流。
実力派の著者が満を持して送る、キュートなキャラクター満載のファンタジー。大幅加筆&描き下ろしで堂々刊行!
(双葉社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
8ページでほのぼの風味のシチュエーションコメディ。
ちびこい神様を始め、かわいらしいもののけの魅力を前面に押し出しております。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
8ページという少ない尺でのコメディですんでドラマ性は出しにくいし、描かれる話自体もひょっとすっとこれはどっかの少女マンガ誌でやってんですかというくらいに微笑ましいものなんですが。
しかしキャラがひたすらに可愛いいのですわ。ちっこい神様がちょこまかと元気に動き回る様子を見てるだけで満足できますな。「のシ!」なんつっちゃってな。
東雲水生の描くちまちまとしたキャラのかわいさがありつつ、個々のキャラクターがちゃんと立っておりまして。ページ数が少ないだけに、描くべきところをしっかりとメリハリ付けている感じです。
あとやたらとゲストページが多い。
【こんな人に読んでほしい】
ストーリーというほどのものがないので、読み方をわきまえていないとツライところですが。
ぼーっと眺めてて「あ、かわいいなぁ」と思えたらそれだけでもうアリではないかと。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 02:13
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2005年11月13日
風邪と汁
風邪が流行っております。
うちの店員も一人ずつ順番に風邪ひいちゃってて。
おいらもばっちりかかりまして、ここ数日体調が戻らず。
体調戻ってないのに
アトリエかぐや新作「姉汁」の体験版がエロすぎるもんだからもう。
仕事上、いちおうこの手の体験版はいろいろと触っていまして。
ゲームのタイプによって体験版に求められるものは色々とあると思うんですが、エロさアピールの体験版としてはかなりの出来ですな。
体験版全体の長さ、エロシーンの数、エロシーンごとの尺までもう最強クラス。
すげぇ。
投稿者 bird_chief : 01:42
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2005年11月12日
1巻目の「ふらっとらいん♪」

「ふらっとらいん♪」(1)/ででん♪
メディアワークス・電撃コミックスEX
11/10発売
通販等で限定的に販売された単行本の一般発売
三度の飯よりぺたん娘と黒スパッツとツインテールを愛する困った人・ででん♪が描くドタバタスクールコメディ。
(電撃Webコミック公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
だらだらっとした日常系のコメディにヲタネタを適度に振りまいてつるぺたです、という内容。
キャラクター陣はいまひとつ魅力に欠け、絵柄もどっかの何かの類似品の類似品、といった具合。スク水だのブルマだのもフェチズムを刺激されるには至らず、お約束でやってますという風にしか見えない。
とりとめのないシチュエーションを軸にしたドタバタ具合はまぁいいものの、それを借り物のキャラでなんらかのパロディとしてやっているならまだ面白いかも。良くも悪くも同人誌的。
コレットさん☆とかの人だというのは後になって知った。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 00:36
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2005年11月11日
1巻目の「Y十M 柳生忍法帖」

「Y十M 柳生忍法帖」(1)/せがわまさき 原作:山田風太郎
講談社・ヤンマガKC
11/4発売
1・2巻同時発売
残虐七鬼 VS.美女七人、未曾有の復讐劇が幕を明ける。
江戸時代、徳川三代将軍・家光の世。会津藩主・加藤明成に逆らったとされた会津藩元家老・堀主水一族は、高野山より東海道を江戸へと引かれていった。
引いていくのは加藤家の配下、会津七本槍と呼ばれる男たち。七本槍は堀の男たちに対し、「尼寺に逃げた堀一族の女たちに武士の情けで一目会わせてやる」と告げるが、その裏には恐ろしいたくらみがあった。
一族の男たちの目の前で、堀の女たちを惨殺しようというのだ――。
大いなる復讐劇が幕を明ける。その鍵を握るのは、忍法帖シリーズ最大のヒーロー、柳生十兵衛三厳! 山田風太郎とせがわまさきがタッグを組んだ『忍法帖』待望の第2弾、堂々発進!!
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●●○
純粋な娯楽作としての本格時代劇を、シャープでありながら陰影と濃淡の効いたCG作画で描く、上質のアクションドラマ。エロとグロもやや有り。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
個性的なキャラクター陣を揃え、凄惨な幕開けから始まる化け物7人対美女7人の復讐劇という、波乱に満ちたエンターティメント色の強い原作がまずありまして。その魅力を作画により存分に引き出している作品。
加えて登場人物の造形が非常に巧みであり、男性キャラはその顔かたちを見ただけで人となりが自然に窺えるくらい、特徴的な造形してるんですな。十兵衛三厳もいい顔といい性格してるのよね。
ただし主役の側となる女性7人がいまひとつ弱いか。男性作家で「美女」のパターンを数多く描ける漫画家さんてそういないもんですが、今後エピソード上で個性が深まっていくことを期待。
時代劇としての基礎土台をしっかりと見せておきつつ、超人乱舞のアクションドラマで明快な勧善懲悪の娯楽作として楽しめつつも、7人と7人がどうなっていくのか、復讐劇の行く末も目が離せないところ。
最初は1巻だけ買ったんですが、読んで翌日にはもう2巻目買っちゃった。
作品タイトルの「Y十M」(ワイじゅうエム)、ぱっと見なんのことか分からなかったけど、ああそうか「柳生十兵衛三厳」で「Y十M」か、と後になって気付いた。
【こんな人に読んでほしい】
グロと時代劇とCG絵に抵抗がなければ誰でも。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 03:05
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1巻目の「デビルエクスタシー」

「デビルエクスタシー」(1)/押見修造
講談社・ヤンマガKC
11/4発売
恐怖の巨乳……破滅の爆乳……
悪魔的魅力の風俗嬢500人が在籍する、世にも不思議なナイトメア・ヘルス。「デビルエクスタシー」へようこそ……!!
(講談社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
極度の巨乳女性恐怖症である主人公が、なんともいわくありげな風俗店に足を踏み入れたことにより巻き起こる…………ホラーギャグ……?…ホラーラブコメ……?
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
ビル丸ごと一店舗、という巨大風俗店がありまして。どーもそこで一発抜いちゃうとヤバいらしい。主人公はというとそこに足を踏み入れたものの、巨乳恐怖症が幸いして抜かずに済んだため無事だったんですが、そのために反対に、悪魔的な魅力と巨乳を持つ風俗嬢達から狙われるハメになりまして。
抜くか抜かれるかのドラマが始まるわけっすな。
しかし主人公の巨乳に対する拒否反応が凄まじくて。迫る風俗嬢と強烈に抵抗する主人公、てのをホラータッチで描きつつ、何故か彼のことを守ってくれる貧乳風俗嬢との関係性を絡め、いったいこの風俗店は何なのか、この風俗嬢達は何物であるのかということが徐々に明らかになっていくんですな。
分類としてはエロチックホラーサスペンスてとこになるのでしょうか。
しかし絵柄が絵柄なもんで。乳とかいっぱい出てくるけどあんまエロくなく、怖さもホラーとギャグのスレスレ中間という感じ。そこがひとつの味になっているとは思いますが。
【こんな人に読んでほしい】
「風俗ホラー」という響きが気になるなら。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 02:21
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2005年11月09日
1巻目の「タカヤ ―閃武学園激闘伝―」

「タカヤ ―閃武学園激闘伝―」(1)/坂本裕次郎
集英社・少年ジャンプコミックス
11/4発売
暴力・知力・財力・魅力…どんな“力”でも、“力”無き者は去り、“力”持つ者だけが生き残れる、それが閃武学園!!
“力”が全てのこの学園に平凡な15歳・火叢タカヤが仮入学!? タカヤの日々バトルな高校生活が始まった!!
(集英社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●○○○
ジャンプ的な熱血バトルをヤンキー系漫画のテイストで描いてるんですが。
ヒロインがえらいことカワイくて。そうじゃないのにそっちメインで読んでしまう。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
主人公が喧嘩とバトルいっぱいの学園に入学してとかいろいろやってるんだけど、メインのテーマであるそっちが全部かすむほど、作品内でヒロインの引力が強いのはいいんだか悪いんだか。
良い具合のツンデレヒロインとしてキャラが異様に立ってるんだよなぁ。
基本的には「トラブル発生」→「強い敵出てくる」→「主人公強くなる」→「トラブル解決」→「ヒロインとの仲が進展」という作り方しておりまして。
この中で少年マンガとしての本来のカタルシスは「主人公強くなる」にあるはずなのに、何故か読者は「ヒロインとの仲が進展」に一番の重きを置く読み方になってしまうわけで。これは意図的なことなのかなんなのか。
熱血ケンカアクションの方面がいまひとつ凡庸なわりに、女性キャラのラブコメ的シチュエーションはしっかりとやってるため、結果としてどこかちぐはぐな印象に。
熱血アクションとラブコメの融合を果たしたうえで面白くなるには、まず熱血アクションのほうをどうにかしなきゃいけないのだろうなぁ。
ヒロインが魅力的であるだけに、そこんとこどうにかして長期連載続いてほしいもんです。
【こんな人に読んでほしい】
ヒロイン目当てと割り切るならそっち方面で。ツンデレ分を吸収しときましょう。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 02:09
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1巻目の「スウィート」

「スウィート」(1)/青山 景
小学館・IKKIコミックス
10/28発売
ススムと、双子の弟・ツトムと、幼なじみのさくら。無邪気に笑いあえたあの頃を、もう一度取り戻したい!
IKKI新人賞出身の新鋭が描く、キュートでパラノイアックで最高にスウィートな最新型ラブコミック!!
(小学館公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
セックスとイジメと行方不明事件を交えてセンセーショナルに描かれる、内気な少年とその幼なじみの少女との、奇妙な恋愛ストーリー。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
主人公の双子の弟がある日突然失踪。その後、失踪した弟は主人公にだけ見え、話のできる存在となって鏡の中に現れるようになる。
その幼なじみの女の子は、目下イジメに遭ってる最中で、主人公は彼女を守ろうとするのだが……。
という導入。倒錯的で陰湿になりそうなテーマをドライに、かつポップに描きつつ、まっすぐで純真だが何かワケありの主人公を丹念に見せ、ヒロインはカワイイけどどこか危うい。それらの要素から生じる歪みが読者に変な不安感を与えている内容なんですが、その不安が不思議と心地よく、そのうえ失踪事件はサスペンスめいておりまして、こう、「なんだかいたたまれないけど目が離せない」という感じになっております。
冒頭はインパクトありますが、本体はいたって明るい調子です。そっから歪みと危うさと失踪事件という爆弾を抱えたまま、ぎこちなく進んでゆく純愛ストーリー。
【こんな人に読んでほしい】
どっちかってぇとサブカル系になるんかなぁ。好き嫌いがはっきり分かれそう。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 01:34
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2005年11月08日
1巻目の「御用金」

「御用金」/平田弘史
マガジンファイブ・レジェンドコミックス
9/30発売
1969年20号から29号にかけて「週刊少年キング」誌上(少年画報社刊)で連載された平田弘史の傑作時代劇画!また、1968年発表の『名工自刃』〜めいこうじじん〜(コミックMagazine2.27号/芳文社)も同時収録!!
(マガジン・ファイブ公式サイトより引用)
オススメ度:★☆☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
仲代達也、丹波哲郎らの出演による同名映画のコミカライズ長編作。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
同名作品の脚本を原作として受け取り、1969年3月上旬から5月上旬にかけて10話連載で発表。そして漫画版完結と同時に映画公開が開始。
劇場公開の映像をまったく見ず、脚本のみで漫画一本描き上げるというのは、もはやコミカライズというよりも立派に「平田版御用金」と呼んで差し支えないでしょうな。
映像をまったく見ずに脚本だけを原作とするコミカライズとしては、平田弘史「座頭市海を渡る」「座頭市の歌が聞こえる」「人斬り」と同様であるらしい。詳しくはマガジン・ファイブ公式サイト内の作品解説にて。
この作品、漫画原稿が紛失しまっているようで、雑誌上にて掲載された分を修正したの単行本化となっております。
荒さの目立つ紙面ですが、それでも魅力は損なわれておりませんで。
【こんな人に読んでほしい】
よっぽどの時代劇好きに。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 02:42
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1巻目「烈願記」

「烈願記 平田弘史傑作選昭和四三年」/平田弘史
青林工藝社
9/25発売
初収録、選集未収録6本!初版限定:カラー40ページ完全再現!平田弘史の名を広く知らしめた68年作品を一挙収録!
オリジナル短編を中心に年代別にコンパイルした「平田弘史Chrolonogies」、第3弾をもって完結!通常より大増ページの全280ページ!おまけにカラーページ完全再現は初版のみ!原稿所在不明作品は不眠不休の偏狂的リマスタリング作業により、原本より画質ツーランクアップ!一本一本の描線にさえこだわった異常な編集にも震撼せよ!
(青林工藝社公式サイトより引用)
オススメ度:★☆☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
本格時代劇画短編集。劇画への注目が高まり、青年コミック誌が次々と創刊していた1968年の平田作品を収録。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
鬼気迫る画風は古いとか新しいとかそんなん関係なく、圧倒的な力をもって読者に伝わってくるものがありまして。
加えて美しさまで感じさせる剣劇アクションに、様々な武士の生き様をドラマティックに語り、哀切と無常感に溢れるエピソードは時代劇作品としても素晴らしいものであります。
話の質にはムラがあり、傑作揃いというまでにはいかないところなんですが、それでもやはり、2005年の今こうして読むことができるというのはほんともう喜びですよ
収録作の中では「刃返斬法」(原題「剣記 禄高返上」)が気に入ってます。
【こんな人に読んでほしい】
時代劇好きに。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 02:40
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2005年11月06日
企業が作る同人ソフト?−「魔法少女沙枝」に見る商業と同人の境目
キルタイムコミュニケーション、二次元ドリームノベルス原作の「魔法少女沙枝」が
成人向けPCソフトとしてミルフィーユから出ますが。
これって流通スタイルが一般的なPCソフトと違うんだよなー、どうなるんだろうなー、と思ってたら、同人ソフトのニュースを扱う「同人ど〜らく」さんとこで取り上げられておりまして(多分、記事にするうえで同人ソフトとするべきかの迷いはあったはず)。
なるほどやはりそうなりましたかと、興味深いです。
この魔法少女沙枝、JANコードの取得をせず、審査機関での審査も行わず、流通に乗せず直接ショップに卸すという販売スタイルをとっておりまして。
※(11月25日追記・JANコードの取得は行ったようです)
商業流通にのっかってないから商業ソフトとは言えないけど、企業組織が販売管理を行って営業活動もしてるから同人ソフトでもないような。そういうちょっと不思議なことになってるんですな。
営業さんから聞いたところでは、流通方法をどうするか、JANの取得や審査についてもどうしようかといろいろあったようです。
さて。
何が商業ソフトで何が同人ソフトかというのは、実際に遊んでる方からすればけっこう明確なイメージを持たれているものかとは思いますが。
商業と同人の明確な線引きとなるもの。個人的にそれは、やはり「JANコードの取得」と「審査機関での審査」にあると思っています。この二つの要素はどちらも「このソフトは一般流通に乗せる『商品』です」という明解な意思の表れと見ることができるからです。
しかし商業、同人と両方の仕入れやってる者からすると、まぁ商業ソフトはどれもはっきりと「商業ソフト」なんですが、同人ソフトはそのソフトごとにいろいろと違いがあるんで面白い。
その違いは、おおまかに言うと販売管理と流通形体の、2つのポイントからくるものでして。
表面上は同人ソフトであっても、一般的な商業商品のような販売管理をされているものがあったり、全国流通しているものがあったりとするわけです。
しかも、販売規模やユーザーの認知度とは関係無いところで、これらの差があったりするのも面白いですな。
以下に、私が考える、商業ソフトから同人ソフトに至るまでの違いを、販売管理と流通形体、2つの点から段階的に並べてみました。
(これらは私個人の主観的な分類であり、認識が誤っている可能性がありますので念のため)
| 同人ソフトらしい | 製作サークル本体が販売管理を行っている |
| ↑ | 製作サークル外の個人が販売管理を行っている |
| ↓ | 製作サークル外の企業が販売管理を行っている |
| 商業ソフトに近い | 製作サークル自体が企業によって運営されている |
| 同人ソフトらしい | イベントでのみ入手可能 |
| ↑ | ショップでの入手が可能 |
| ↓ | DL販売サイト、通販サイトでの購入が可能 |
| 商業ソフトに近い | ソフト流通の大手が取り扱っている |
全ての同人ソフトはこの2種類の分類の組み合わせのいずれかに該当し、JANコードの取得と審査機関での審査を受けたものは全て商業ソフトである、というのが私の考えです。
魔法少女沙枝の場合、
「JANコードの取得はしてないが、制作サークル自体が企業によって管理運営されており、ダウンロード販売サイトや通販サイトでの購入が可能」
であり、非常に商業ソフトに近い同人ソフトということになります。むしろもうインディーズとでも呼ぶくらいものんでしょう。
この組み合わせ全てのパターンがほぼ全ての同人ソフトに適用できますが、「制作サークル本体が販売管理を行っていて、ソフト流通の大手が取り扱っている、なんて同人があるの?」と思われるかもしれません。しかしご安心を。ちゃんと存在します。というかむしろ多い。
しかしこの分類も不完全でして、大手流通が扱っててJANコードもあって審査済みなのに、モノの雑誌には同人扱いなのがあったりするわけで。
結局の所、何が同人で何が商業なのかという線引きは曖昧なままなわけですが、同人ソフトをとりまく環境が、「同人」という言葉からくるイメージとはちょっと離れてきているようなのは事実でして。
そんな中で一部のPCソフト雑誌の中には、積極的に「インディーズソフト」という呼称を定着させようとしているものもあるようです。
とまぁさんざん色々と言ってはみたものの、これら全て、店で売ってる立場の人間から見た場合に興味深いことだよなぁ、というだけのことでして。そのソフトがどーいう風に売られているかなんて、作品の内容そのものとは一切なんら関係のないことなわけで。同人か商業かという線引き自体にも意味があるわけではないし。
実際に買って遊ぶ際にはこういったごちゃごちゃしたことは忘れて、純粋に楽しんでいただければ、と思います。
投稿者 bird_chief : 07:31
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1巻目の「ひだまり家族」

「ひだまり家族」(1)/ほへと丸
芳文社・まんがタイムコミックス
11/2発売
北海道に単身赴任中のお母さん、家事を取りしきる長女ルイちゃん、しっかり者の次女たまみちゃん、そしてちょっぴりカゲの薄いお父さん、今日もひだまり家族はハッピーです。
人気急上昇中ほへと丸初コミックス。
(芳文社公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
家庭生活での日常風景を中心とするホームコメディ4コマ。
この1冊に限ると割と凡庸なんですが、作家として今後が充分に期待できる感じ。
この作者の名前を覚えとくと、そのうちいいもの読むことできそうな気がする。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
前半ではシチュエーションに一貫性が無く作品の土台があやふやなんですが、後半になるにつれしっかりとキャラの個性を投影するネタを積み重ねるようになり、明確な方向性が出来上がっていきます。
日常風景を基礎として、そこから4コマとしてのネタをすくい上げるのがこの手の漫画のパターンですが、この作品の場合、その着眼点はまぁまぁとしても、そこからカタチにするところで若干の甘さがありまして。しかし、やはりこれも描き手が急激に成長しているようで、終盤にかけてなかなかに良いネタが続いています。
そういった点が変な効果を生み出しているようで、読み始めのうちはどうってことないのに、ページめくるたびにじわじわとキャラの魅力が引き立ってきて、気付けば「あれ?なんでだかわかんないけど妙に印象に残る漫画だな」という印象を与えてくれる1巻目になってます。
登場人物がしっかりと作者のものになってから面白くなってくるため、2巻目以降に期待しても全然OKなのではないかと思われます。
他のキャラパターンだとどうなるんだろうかと、すでに次回作が楽しみなおいらがここに。
あとあれだ、この作者、九州出身でおいらと同じ歳でしかも誕生日まですごく近いんで。
なんか変に親近感が沸いてきて応援したくなっちゃうのだ。
【こんな人に読んでほしい】
誰でも読めるんだけどモノがモノだけに読む人は限定的か。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 04:19
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1巻目の「たまごのきみ。」

「たまごのきみ。」(1)/住吉文子
スクウェアエニックス・Gファンタジーコミックス
10/27発売
地球とは美醜が真逆の星からやってきた美少女アイミ。
自分をブチャイクだと思い、生きてきた彼女が、真性ナルシストの恭哉と出会ってしまった!二人の価値観は周囲に迷惑と勘違いと笑いを巻き起こすことに・・・。
異種ラブコメ意欲作!!
(スクウェアエニックス公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●○○○
価値観が極端な男女二人を主役に据えたコメディ作。
ツンツンしたイケメン連中の存在感がちょいと好き嫌い分かれるとこだとは思う。
女性向けと割り切ればいたって普通のコメディ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
女のほうは、超カワイイのに美的感覚が真逆で自分のことをブサイクだと思っている。
男のほうは、確かに顔はイケてるが超ナルシストで性格も悪い。
そんな二人が出会ってしまうと非常にややこしいことになるわけで、そのややこしさを出発点とするコメディとなっております。
しかしキャラ設定は特徴的ですが、1巻目後半以降は少女漫画ライクでスタンダードな学園コメディとして進行していくもよう。ヒロインは一応宇宙人なんだけど、あんまそのへんで引っ張る作りにはしないようです。
【こんな人に読んでほしい】
どっちかといえば女性向け。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 04:15
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2005年11月05日
1巻目の「アンリミテッド・ウイングス」

「アンリミテッド・ウイングス」(1)/著者:松田未来 監修:藤森 篤
角川書店・角川コミックスドラゴンJr.
11/1発売
余命短いリズの夢は自らがオーナーのエアレースチームを強くして無敵のチャンピオン、スキップ=ホルムに打ち勝つことであった。
その秘策は旧日本陸軍が遺した幻の高速研究機「研三改」の図面を入手することだった!
(角川書店公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
ケレン味たっぷりの王道熱血スポ根テイストで展開されるエアレース漫画。
作品の題材となるエアレース。第2次大戦のレシプロ機をカスタマイズし、たくさんの機体をヨーイドンで地表スレスレでレースさせるという無茶な競技ですが、実在の競技ですので。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
出だしがズルい。P−51に勝つために、日本の町工場にて元帝国陸軍エンジニアの職人に、キ78「研三」の二号機を作らせるという冒頭なんすよ。マニアはここでニヤリと。
「研三」てのは日本製レシプロ機の速度記録を持つ機体で実在のもの。その二号機というのはさすがに架空の機体。ですが計画だけは存在したらしい。
そんで出来上がった「研三改」の姿は無尾翼で……、ああ、震電を無理矢理牽引式エンジンにした感じなんですね。
1巻目では、機体ができてパイロットが成長してきてチームのメンバーが揃ってライバルが登場して。お膳立てが揃ったとこで2巻へ続くとなってます。
話としてはスタートしたばかりではありますが、ドラマとしての盛り上げ方をちゃんとわきまえた描き方されてるので、この1巻目だけで作品に引き込まれるだけの力は充分にあるかと。
まぁやってることは標準的な熱血スポ根ではありますがね。
あと、ちょっとだけうるさいこと言わせてもらうと、ヒコーキの出てくる場面がいまひとつ力及ばずという印象。頑張ってはいるんですが、もーちょい。もーちょっと迫力ある画面が欲しいなぁ。
ちなみに、エアレースという珍しい題材の漫画ではありますが、実は新谷かおるがちょっと前にエアレース漫画を描いていたりします。
【こんな人に読んでほしい】
ヒコーキ好き。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 01:00
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1巻目の「魔法使い養成専門マジックスター学院☆☆☆」

「魔法使い養成専門マジックスター学院☆☆☆」(1)/南澤久佳
一迅社・ゼロサムコミックス
10/25発売
恋に魔法に――巨大イモ虫!?森と納の恋の行方は!?
そして『モリシン』とは!?森は一流のアニマルマスターになれるのか!?
青春ラブコメギャグファンタジーの決定版・待望の単行本化!
(一迅社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
ファンタジー世界の魔法学校を舞台とする、ドタバタ風味の学園ラブコメ。
掲載誌を変えて再スタートしての1巻目で、厳密には1巻目とは言えないため星付けの判断に迷いますが、学園コメディとしてちょっといい出来してる作品。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
続編にあたる作品のため、いきなり読んでは世界設定やらキャラ配置やら掴みきれずにとまどうことですが、学園ラブコメとしてのルールはきちんとふまえてあるので読みにくいというまでのことはないです。
過不足無く特徴をおさえたキャラクター陣に、小技の利いたネタを散らしつつも、恋愛要素はツボをちゃんとおさえたシチュエーションで描かれておりまして。ギャグとラブのメリハリもいい具合にバランスとれてます。
男女どちらの読者に対しても媚びがや萌えがないのも、おいらにとっては好い印象。あざとさが無い分、ポテンシャルの高いシチュエーションコメディとしての地力がはっきり分かる感じです。
全体的に見れば小さくまとまったありがちな学園ラブコメですが、流行りのスタイルとはおかまいなしでやってるため、むしろ逆に安心して読めるんですな。
前作のも最初からちょっと読んでみたくなったな。
【こんな人に読んでほしい】
若い子向けだが性別問わず。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
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2005年11月04日
ぺんぎん書房倒産と、それに伴う書店の動き
既にご存じの方も多いと思われますが
ぺんぎん書房が倒産したことにより、「コミックSEED!」は休刊。
ぺんぎん書房より発行されていた単行本は全て絶版扱いとなります。
かずみ義幸、オノ・ナツメ、きづきあきら、石田あきらなどなど、今後が本当に楽しみで、一人の漫画読みとして注目していた作家さんの本もたくさんあっただけに、非常に残念です…
(それぞれのリンクから、倒産に対する反応が見られます)
さて
書店に並ぶ「SEED!コミックス」はこの先どうなってしまうのかということについて、書店側の人間として少しばかり言っておきましょう。
(以下、よその書店まで全てがそうだとは限りません)
うちの書店にまわってきた通達としては、「今年の7月以降に発売された『SEED!コミックス』は返品可能。それ以前のコミックは返品不可」ということになっているようです。
返品不可となってしまった本は、店の在庫として持っておくしかないので棚には残ります。返品可能な本については、「今のうちなら売れるかもしれない」と棚においていたところでいつ返品できなくなるかわかりませんから、書店としては返品できるうちに返品しにかかると思います。それも即行で。
なので手に入れようというお方は、ここ最近のものから早めに確保しておかないと、新刊新品としては二度と手に入らないと思ったほうがよさそうです。
もちろん、全ての本が絶版ですから、返品できなくなった既刊でも、書店の棚から消えればやはり二度と手に入りません。
書店側としては、どんなに売れなかろうが店の在庫として持ち続けるしかなくなった絶版本てのは、無駄に在庫金額を増やす厄介な存在です。仕入れの段階でお金は払ってるわけですから、この先ずっと売れなければその分マイナスってことになりますからね。
そういえば、萌え系書籍出しつつ倒産したソフトマジックの本も、いまだに棚に残ってます。
しかし本当に可愛そうなのは作家さん達ですよね…。
今書店にあるこういう絶版本を買ったところで、作家さんには1円の得も無いわけですから。
それにしても…
オノ・ナツメの「not simple」、2巻目以降の続きをどっかで出してくれないすかね…
あんな伏線張られたうえで始まった長編作が、1巻目で終わったままこの先読めないなんて…
投稿者 bird_chief : 02:00
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1巻目の「ヒッカツ!」

「ヒッカツ!」(1)/矢上 裕
メディアワークス・電撃コミックス
10/27発売
『エルフを狩るモノたち』 『住めば都のコスモス荘』 でおなじみの矢上裕が描く、『ヒッカツ!』 のコミックス第1巻がついに登場!
壊れたモノを叩いて直すという “一撃必活” の回復打撃の修行を続ける、天才空手少年ショータ。
この少年の修行の目的とは!?
地球規模の地磁気の異常が暮らしに影響を及ぼしている近未来を舞台に繰り広げるアクションコメディ!
病める未来、壊れた地球に渇!
(メディアワークス公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
「映りの悪いテレビを叩いて直す」てのを技として武道の域まで高めようとする主人公、てのが作品の入り口。
近未来世界を舞台に、メリハリの利いたキャラがコメディチックに立ち回るロードムービー作
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
電磁波が荒れ狂い全ての機械が使い物にならなくなり、半ば破滅的な世界と化した「大故障時代」の近未来。
人を活かすのが武道、という言葉を大いに勘違いした主人公が「一撃必活の回復打撃」を携え、病んだ世界を旅して回ります、という作品。
「回復打撃」そのものも面白い要素なんですが、キャラの魅力がきちんと立ったコメディとしてもしっかりしてまして。
加えてこの世界設定が2巻目以降の展開に奥行きも感じさせてくれまして。
この先充分に期待できる1巻目になっております。
【こんな人に読んでほしい】
まずはファンに。…しかしその先が特にだれってのが見あたらない。誰でも読めそうだしな。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 01:55
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1巻目の「灼眼のシャナ」

「灼眼のシャナ」(1)/原作:高橋弥七郎 作画:笹倉綾人 キャラクターデザイン:いとうのいぢ
メディアワークス・電撃コミックス
10/27発売
シリーズ累計160万部突破の、電撃文庫の大ヒットタイトル 『灼眼のシャナ』。 そのコミックス第1巻がついに発売!
ごく普通の高校生・悠二はある日突然、異世界からの略奪者 「紅世の徒」 に襲われる。
それを助けたのは炎のように紅い髪と眼を持つ謎の少女。
しかし少女から告げられたのは、悠二がすでに死者であり、今の自分はその残滓だという驚愕の事実だった。
「炎髪灼眼の討ち手」 シャナと悠二の物語がいま始まる!
(メディアワークス公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
練り込まれた世界設定の魅力をきちんと引き出しつつ、しっかりとキャラを立たせ、オーソドックスなジュブナイルファンタジーアクションに仕上げた印象。
前半がかなり説明セリフだらけで読みづらいですが、後半からようやく作品としての魅力が見えてきます。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
原作小説は未読。
とりあえずアクションシーンが展開されつつ、この作品を読ませるうえで最低限の設定説明が語られるわけなんですが、その「最低限」の量がけっこう多いため、1巻目のほとんどがその説明に費やされている印象。ご丁寧なことにカバーの折り返しにも世界設定の図式が。
しかしきちんとこの作品の「ルール」をちゃんと呑み込んで消化できれば、魅力的な設定を活かしたドラマ作りが成されていることに、気づけるようにはなってます。
主人公が時折見せる心理的な葛藤や不安の描き方がモノローグに頼り気味で、ちょいと浅薄な気はしますが好みの問題として済ましてもいいレベル。
ヒロインは充分に魅力的。ツンデレ具合がまっこと良い。笹倉綾人の絵もカワイイ。
【こんな人に読んでほしい】
要素とその質はどうあれ、本質的にはジュブナイルなボーイミーツガールでファンタジーアクションですから。若い男性向け。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 01:51
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2005年11月03日
1巻目の「Missウィザード」

「Missウィザード(仮)」(1)/葉月京&エヌ山+TON
スクウェアエニックス・ヤングガンガンコミックス
10/25発売
人間界にやってきた見習い魔女“このは”と“なのは”。
オタク童貞・御手洗太の願いを叶えるために、二人が、ひと肌もふた肌も脱いじゃいま〜す!
男子諸君の夢と希望を叶えるちょっぴりエッチなラブファンタジー!
(スクウェアエニックス公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
葉月京の描く女性キャラを全面的に押し出しつつ乳もぽろぽろと放り出させる、いかにも青年誌的なエロコメディ。
ご都合主義でドタバタやってるだけの内容なので、絵に魅力を感じなければあえて読むようなものでも。エロいことはエロいんだけどね。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 01:53
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2005年11月02日
イーストウッドと7周年
○小ネタ
やべぇ!!!!!!! これどうしよう!!!!!!!!! (【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´))
大量の………が!
あまりの馬鹿馬鹿しさに笑いっぱなし。くっだらねぇけどステキ。
NHK−BSの洋画、今週はイーストウッド特集でして。
「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」と立て続けに見る。
若き日のクリント・イーストウッドの、その渋さにもうやられっぱなし。いやぁかっちょいいわぁ。
んで、渋さにやられたところで
おいらの好きな座頭市と木枯し紋次郎と、この西部劇イーストウッドなんかを現代風に変換したうえで、アニメやマンガのキャラにすることはできないだろうかと、知り合い某氏としばしネタをこね回す。
紋次郎も座頭市も主役にするにはちと厳しいから、牽引役の主人公置いて、あと動的な役割を担うメガネ委員長風キャラ配置したりとか。他にもごちゃごちゃと。
これが意外とカタチになるからフシギだ。
いまさらながらに気付いたが
おいらHP始めて、先月で7周年迎えていたのね。
7年とはまぁちょっとしたもんだよなぁ。
投稿者 bird_chief : 04:28
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1巻目の「営業ものがたり」

「営業ものがたり」/西原理恵子
小学館
10/27発売
あの隠れ人気企画が、待望の単行本化!! 『上京ものがたり』『女の子ものがたり』に続く、“サイバラものがたり三部作”の完結編!!
西へ東へ…サイバラ&担当の書店営業の実態とは!? 漫画家・西原理恵子の日常とは!? そして、手塚治虫文化賞授賞式の裏側とは!? サイバラ版『PLUTO』である感涙の傑作「うつくしいのはら」&『ぼくんち』番外編の「朝日のあたる家」も収録した、4色カラーの豪華永久保存版!!
(小学館公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
「〜ものがたり」シリーズ前2作とはがらりと趣向を変え、旧来の西原ファン向けの色を強めた一冊。
内容はお馴染みハチャメチャエッセイ+手塚パロ+泣き創作、てとこ。
全体的なテーマの一貫性が無いまま一冊にまとめてしまったため、どっかちぐはぐな感じでパワー不足は否めない。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
ていうかこれで『“サイバラものがたり三部作”の完結編!!』て言ってるのはなんかズルいんだけど、そのズルさも西原理恵子らしさと思えるのが1つの魅力。
今回の爆笑ポイントは、浦沢直樹マンガを揶揄しての一言。うまいこと言うなぁ。
手塚賞とってしまったり歳も40を迎えたりとで、サイバラ当人の漫画家としての戸惑いというか「この先どーなんだろ」的な不安が見え隠れする感じ。
このお方は自分の描いてるものがどういったものであるのかちゃんとわきまえているし、商業漫画描きとしての立ち位置も知っているため、そのうえで50、60過ぎても描いてくためには、ということを今考えているとこなのかもなぁと深読みしてみたり。
とまぁこんな読み方できるのはサイバラ本をある程度読み込んだファンのみなわけで。
ファンにとっては、「〜ものがたり」シリーズ終えての楽屋裏を覗きつつ、サイバラという漫画家の重要な節目に立ち会える一冊ですが、そうでない人にとってはなんかとりとめのない内容に思われるかも。
ともあれこの人、あらゆる意味でもっとスゴいもの描ける人だと思ってますから。「上京ものがたり」も「毎日かあさん」もまだまだ。
次は何を描いてくれるかなぁ。
【こんな人に読んでほしい】
ファン限定。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 04:08
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1巻目の「キョウハクDOG’s」

「キョウハクDOG’s」(1)/しゃあ
メディアワークス・電撃コミックス
10/27発売
「電撃帝王」 にて好評連載中の調教系(?)ラブコメディ第1巻が登場!
“狂犬” のアダ名で恐れられる少年・千代。 しかし彼は人には言えないオタク趣味の持ち主だった。
それを隠して生活してきた千代は、ある事件が元でその趣味を気弱な少女・八咲に知られてしまう。
弱みを握られた千代は、八咲の命令に絶対服従、予期せぬ方向に導かれるハメに……。
果たして千代は、平穏なオタクライフを取り戻せるのか!?
(メディアワークス公式サイトより引用)
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
エロ風味のいかにもなラブコメシチュは破壊力充分だが、漫画としての中身は薄い。
ラノベの表紙描くほどの人なんで、萌え絵はほんと魅力的。
限定的な読者層に対してのピンポイント爆撃が強烈に効いてます。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
投稿者 bird_chief : 02:42
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2005年11月01日
Fate/hollow発売後の休日でしんみり
Fate/hollow発売日が来てからようやくの休日。骨休め。
一日中酒浸りといきたいところでしたが、月末でお財布ピンチで日々の食事も危ういので却下。
ひたすらに寝る。
寝ながらぼんやりと
ここまでの一連の、Fate/hollow発売にまつわる異様なお祭り騒ぎは、やっぱエロゲ界全体が今けっこう厳しいが故の反動なんだろうな、と思い至る。
他にこんな騒いで大ヒットになるソフトなんて、ここ最近まるで無かったんだもん。
発売後の評判が高くてなかなかに人気が出たソフトもあるけど、そういうのって大手のメディアミックスが前提となってないと、各方面の媒体でプッシュしてくんないから、発売してからの盛り上がりもちょっとおとなしめなのよね。
大手出版社からコミック版出たからといって、その元となるゲーム自体が評価高いかというとあまり関係ない場合もあるし。
結果的に露出の多いタイトルばかりに目が向くのかなぁと思ったり。
なんかちょっと寂しいよなぁと。
同人ゲームに注目が集まった結果、商業ソフトにかげりが出てきたのかと思ってたけど、どうもそれだけじゃないような感じだよなぁ。
エロゲというジャンルそのものと、そこに関わる各方面とに、変な歪みがあるように思えるんですがね。
具体的になにがどうと言うには、立場上ちょっと慎重にならざるをえないとこですが。
投稿者 bird_chief : 00:48
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1巻目の「ひだまりスケッチ」

「ひだまりスケッチ」(1)/蒼樹うめ
芳文社・まんがタイムきららコミックス
10/27発売
待ちに待った「ひだまりスケッチ」第1巻がついに発売!
やまぶき高校美術科に通うゆのは学校近くのひだまり荘で友人達と楽しい日々を送りながら、今夢に向かって歩き出す。
蒼樹うめの初単行本、絶対にお買い逃しなく!
(芳文社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
キャラのかわいいほのぼの学園コメディ4コマ。
もちろん萌えな方向で。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
典型的な学園コメディ萌え4コマではありますが、キャラクター性は高め。
ネタ自体は若干ゆるめですが、ひたすらにキャラかわいいんでそれだけで充分に楽しめますな。
表情やしぐさのひとつひとつがいちいちかあいいのだ。
表紙カバーを外すと吉野屋先生がエロい。エロいエロい。
あとこの人の絵は既視感あるなぁと思ったら、やっぱそうか、サナララの原画か。
【こんな人に読んでほしい】
萌え系主食の人に。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 00:24
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1巻目の「LR少女探偵団」

「LR少女探偵団」(1)/濱元隆輔
芳文社・まんがタイムきららコミックス
10/27発売
遠野探偵事務所に名探偵を夢見てやってきた少女・小松菜ライナの数奇で華麗な事件解決術の数々…はやってません。探偵しません!!!!
濱元隆輔が贈る非探偵4コマの決定版!買っとけ!!
(芳文社公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●○○○
丸っこいケモノっ子たちによるドタバタ風味のシチュエーションコメディ。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)
【感想】
探偵ってあるけど特になんか事件解決とかそんなん関係なく、賑やかで楽しい感じのコメディ4コマ。
味つけとしてほのかにエロと萌え風味。
ネタ自体にそこまでの強さは無いものの、この手の4コマとしてはいたって標準的。
しかし内容そのものよりも、作中のドラマとして出てくる「刑事愛」(デカ・ラブ)のほうが気になってもう。
【こんな人に読んでほしい】
特になし。ポップめな絵柄にひかれるなら。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 00:22
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