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2005年10月30日

1巻目の「柳生兵庫助」

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「柳生兵庫助」(1)/作画:とみ新蔵 原作:津本陽
リイド社・SPコミックス
10/25発売

幼少よりの厳しい稽古とその天賦の才で、将来を嘱望された柳生の麒麟児・兵庫助。
その幼き頃よりの、波乱に満ちた戦いの人生を描く!!
(リイド社公式サイトより引用)

オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
本格剣術劇画の新作。ファンなんです、とみ新蔵。
繊細で複雑な剣技を卓越した画力で描くとともに、戦国の世に生きる武芸者の生き様を語る作品。
柳生兵庫助とは、新陰流の祖である柳生石舟斎の孫にして柳生十兵衛のイトコ。
とみ新蔵前作の「柳生連也武芸帖」の主人公、柳生連也斎の父親であります。
新陰流の完成者であるとも言われているようです。
(各5段階評価・合計4つ星以下は感想無し)

 
【感想】
とみ新蔵ならではの、見てきたかのように詳細な解説を加えて描かれる剣技シーンや実戦剣術の数々はやはり見応えと説得力に充分。作中に出てきた一連の対術を試してみたくなるくらい。
加えて、舞台となる時代をふまえたうえで、当時の剣術者の常人ならざる価値観や覚悟を強調することにより、戦国時代の男達に活き活きとした魅力を与えております。
まさに本格の剣術時代劇と呼ぶにふさわしい(とみ新蔵作品は全部そうだけど)。

一般寄りのメジャー系漫画雑誌で描かれる時代劇作品てのは、主人公はわりと現代人の、もっというと現代の漫画の主読者層にとって共感の得られやすいヒーローとして描かれるものでして。
しかしこれが本格時代劇画の場合、今の日本人から見れば理解しがたい行動理念を持っていたりするため、共感しづらくて読みにくいかもしれません。が、しかしだからこそリアリティを感じるとも言えるわけで。

ちなみにこの1巻目では兵庫助の幼少〜少年期を描いております。

【こんな人に読んでほしい】
時代劇好きに。「柳生連也武芸帖」読んだならこっちも。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 2005年10月30日 02:19

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コメント

私も、とみ新蔵先生のファンです。
お兄さんの平田先生もそうですが、
その力強い画力には圧倒されますね。
ところで、とみ新蔵先生がエキサイトブログで
ブログを始められたようです。
意外と(?)関西弁で優しい口調なんですよ〜(^^)

投稿者 とみ先生ファン : 2006年03月19日 12:03

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