「ひょうたん書店」で検索してきた方へ
  ひょうたん書店公式 Webひょうたん書店 コミック通信販売・ひょうたん書店

« 1巻目の「影風魔ハヤセ」 | メイン | 十代の「聖闘士星矢 」 »

2005年09月25日

NHK「あの日・昭和20年の記憶」

NHK−BSでここんとこずっとやってる「あの日・昭和20年の記憶」が面白くて
ちょっとチャンネル変えた時にやってるとずっと見ちゃうんですわ

60年前のあの日の記憶、体験を、文化人芸能人問わず各界の著名人に語ってもらうという番組。
語り手の回想を淡々と聞かせるだけの内容で、変に説教臭くなったり感傷的にしないため、純粋に「体験談」を聞く面白さがあるのだ。

深夜に店内上映のデモムービーこつこつ作ってると、この番組の特集で、終戦の8月15日の体験談を数十人が語ってくれていまして。
テレビのボリューム上げて聞き込んでしまいました。
こう言うと不謹慎かもしれないけど、実に面白かったなぁ。
同時に非常に興味深いというか、いい参考になりましてね。

ほんともう良くできた映画か漫画の1シーンかというくらいの話がゴロゴロと飛び出すわけで

戦争が終わったその日、もう自分はこれで空を飛ぶことは無いだろうと、上官に「最後に好きなだけ空を飛ばせて下さい」と頼み、最初で最後の、兵士としての義務から開放された飛行をしたという元航空隊員とか。

周囲の様々な反応にわけがわからず、「結局、今日という日はいったい何なの?」と訪ねる子供に対し
「いいか、空を見てごらん、こんなにも空が青いだろう。今日という日は、抜けるような青空だったと、そう覚えておきなさい」
と答える父親とか。

予科練での訓練中に終戦を迎え、自分たちはいったいどうすればいいんだろう、と困惑する少年兵に対し、
「よし、じゃあこれから演芸会でもやろう」
と言った教官とか。

部隊の備品を丸ごとリヤカーに積んで売りに行く兵士とか、官庁街のビルというビルから、書類を焼却処分する煙が立ち上っていた光景とか。

こういった言葉というものは、当たり前ですが肌で感じていたからこそ出てくるものでして。
漫画でも小説でもなんでもいいけど、創作物に描かれる、描こうとするシーンにはこのあたりの限界が出てくるもんで。
「これは実際にあったことなんだ」という重さがあるのはもちろん、戦争が終わるその瞬間の1日、なんていう体験談は聞いておけばいつかなんかどっかで使えそうな気がして。
この今回の特集、ちゃんとビデオにでも録画しとくんだったなぁと思いましたよ。

投稿者 bird_chief : 2005年09月25日 03:27

Trackback Pings

このエントリーのトラックバックURL:
http://b-chief.org/mt/cgi/mt-tb.cgi/386

コメント

コメントしてください




保存しますか?


 
なかのひと