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2005年07月19日
1巻目の「サナギさん」

「サナギさん」(1)/施川ユウキ
秋田書店・少年チャンピオンコミックス
7/8発売
マカフシギ・ギャグの奇才、施川ユウキの新作は、ちょっぴり可愛いほのぼのギャグ!! サナギさんの楽しい日常で和みまくり!
(秋田書店公式サイトより引用)
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●●
ナンセンスギャグ4コマの現代的継承者。前作の「がんばれ!酢めし疑獄」より幾分読みやすいか。
(各5段階評価)
【感想】
1巻目レビュー再開第1回目は何にしようかと迷ったけどこれ。
現在4コマ漫画というと、キャラの魅力を全面に押し出したものか、日常に近いところでの「あるあるネタ」で共感を得るものか、そのどちらかに大別できるわけなんですが、そういったポジションの4コマとはまるで違い、純粋にネタの持つ力、笑えるネームの持つ力を堪能できる一品。
匿名性の高いキャラ、あるいは作者本人の妄想による日常からの逸脱。そして瞬発力を持ち、それ一言で場の世界を変えてしまう切り口を持ったネームセンス。
こういった内容は、例えば「『ガキの使いやあらへんで!』のフリートーク」に非常に近い、と言えば分かりやすいかと思われます。
そしてこの魅力は、「ギャグ漫画」として括られている、今現在において連載中のどの作品よりも抜きんでていると断言していいでしょう。
さらに「ガキの使い」と同様、作者による言語センスと妄想ネタの、そこに至る思考そのものが漫画自体よりも魅力的に映ってくるわけなんですよ。
こーいう「マジなギャグ」は今や奇特な存在になってしまっているわけで、そういう意味でも読む価値はあると思います。
【こんな人に読んでほしい】
笑いとはギャグとは、やるほうも見るほうも真剣勝負である、という人に。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 2005年07月19日 01:02
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