「ひょうたん書店」で検索してきた方へ
  ひょうたん書店公式 Webひょうたん書店 コミック通信販売・ひょうたん書店

« 1巻目の「天使のお仕事」 | メイン | 1巻目の「あの日と同じ暑い夏−異時1」 »

2005年05月19日

エロゲ売り場にお役所が来ました

大馬鹿野郎が起こした事件の騒動もいまだ冷めやらぬ今日この頃ですが

仕事中、支店から電話。

「いやー、県庁の人間が来たよ」
「県庁?」
「鹿児島県庁の職員。ほら、例の事件の関係で」
「ああ!!」
「いろいろ聞いてきたからさ、倫理機構があってちゃんと審査してますとかは言っておいたけど。
 そっちにも行くかもしれないんで、念のため」
「ああはい、分かりました」
「んで連中、ソフトも買ってったよ。2本」
「あいたた…」
そのうち1本は同人ソフト
「うわぁっちゃー」
「…いちおう、同人ソフトについてのことは俺なんも言ってないから」
「ああもー、よりによって……」

電話を終えてしばらく、お役人がここに来たらどうしようかと
ポスターからソフトのパッケージから、ちちとかしるとかでいっぱいで、大画面でエロゲのデモ流してるこの店内を見られちゃうのかと
んで説明を求められたらなんて言おうかと
商業ソフトはどうとでも弁護できるけど
モロに「小学生」とか書かれちゃってたりする同人のエロいあれこれをどう説明すればいいのかと
特定の審査機関によるチェックも無くて、好きにやってる商品ですって言うわけにもいかないしなぁと
ちょっと憂鬱になってました
(結局その後、おいらのとこに来ることは無かった)

たぶん税金で役所が買っていった同人ソフトについて、タイトルがなんであるかは分かっているのですが、とりあえず伏せておきます。
ただひとつ言えるのは、ああいう事件の参考に買っていったものとして、ある意味最悪の取り合わせでした・・・
よりによって同人・・・しかもその中でもよりによってアレ買っていくか・・・

この件で参考にされたソフトが原因で、今後鹿児島のエロゲ販売及び同人関連の作品に対してなんらかの制限や規制が始まったりしたら・・・
そのきっかけを作ったのはうちの店ってことになるんだろうか・・・
規制を加えるとしたら、最初の出口をおさえる意味でも「売ってはいけません」っていうのがてっとりばやいからなぁ・・・
後ろ盾の無い同人創作物なんて、一度公権力に押さえつけられると手も足も出ないだろうなぁ・・・
個別のチェックなんてやってられないだろうから「全部ダメ」ってなっちゃうのかなぁ・・・イヤだなぁ
とさらに憂鬱に
いやいや、考えすぎだなんて笑ってられないんですよ

その後流通さんに電話入れることがあったので、ついでに事件後の影響についてちょっと聞いてみると
「非常に良くない状況」であるらしいことが分かる
具体的な動きはまだ出ていないらしいですが、水面下では大きな影響が出ているのだとか。余談を許さない感じみたいです。
あと、アキバではおおむね自粛ムードが漂っているらしいことも判明。(そもそも「自粛」ってなんだ、とは思ったが)

ほんともうたまらんですよ
たったひとつの犯罪によって、その事件の背景に存在する特定の分野が槍玉に挙げられるってのは、こっちにしてみればとばっちり以外の何物でもないです。

しばらくは、世間の記憶から薄れるのを待つしかないのでしょうけど
でも、反社会的で歪んだ妄想や欲望を現実社会で満たそうとする馬鹿な連中は世の中からいなくならないからなぁ・・・
悲観論ではないですが、そういう犯罪者が後を絶たない以上、エロゲってのはいつか規制の手が伸びると思ってます。
数年後、今のエロゲが違法な市場でこっそりと、コピー品で5万円なんて値が付いて売られてる。そんな未来がわりかし鮮明に描けちゃうんですよねぇ。

コンプエースVol.1に平野耕太がとある漫画描いてましたが、あれがもうネタとして笑えない。

投稿者 bird_chief : 2005年05月19日 03:22

Trackback Pings

このエントリーのトラックバックURL:
http://b-chief.org/mt/cgi/mt-tb.cgi/290

コメント

まったく大変だ。

投稿者 FTO : 2005年05月19日 23:42

コメントしてください




保存しますか?


 
なかのひと