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2005年04月18日
1巻目の「女の子ものがたり」

「女の子ものがたり」/西原理恵子
小学館
4/13発売
【あらすじ】
サイバラの傑作「上京ものがたり」の続編!
「上京ものがたり」の女の子は、東京に出てくるまで、どんな子供時代を送ってきたのか?
友達との交流を軸に、少女の成長を暖かく、そして限りなくシビアに見つめる、西原理恵子の自叙伝的作品第2弾!!
(小学館公式サイトより引用)
【感想】
サイバラ好きは確実に買うでしょうが、ファンとしては「ああ、西原理恵子はこうして西原理恵子になっていったんだな」と感慨深い一冊。
時間軸としてはこの作品のその後が描かれる「上京ものがたり」と対になっているので、読むなら2冊一緒に。
「なっちゃん」と呼ばれる1人の女の子の目線を通し、自分の友達や周囲との関わりの中で、幼少から成人するまで彼女が何を見てきたか描く作品。
静かで丁寧な語り口ながらも、描かれるのはシビアでどうしようもない世界。それを決して美化せず、時には滑稽に、クールな視線で描くのはサイバラ漫画の真骨頂ですな。
自叙伝というよりも、1人の少女の物語として、そこらの小説よりも読み応えのある一品。
もったいないというか悔しいのは、20〜30年前にどこにでもあったであろうこの風景が、自分にとってはどこか違う世界の話に見えてしまう点。
おいらは今25歳で男で、ここにある世界にはどうしても実感が沸かない。こればっかりはどうしようもないんだけど、でも悔しい。
おそらく世代がばっちり合うなら、とてつもない破壊力を持つんだろうなぁ、これ。
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
しかし正直、うちみたいなヲタ本屋ではそこそこにしか売れないんだわ。納得いかねぇ。
(各5段階評価)
【こんな人に読んでほしい】
サイバラ好き。読むなら「上京ものがたり」を併読必須。破壊力倍増よ。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 2005年04月18日 18:52
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