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2005年03月08日
1巻目の「昔久街のロジオネ」

「昔久街のロジオネ」/夢花 李
角川書店・あすかコミックスDX
3/1発売
全1巻
【あらすじ】
都会の隅で一人暮らしを始めた女子高生・ヒメユカ。ある日どういうわけか、彼女のアパートがラクガキだらけに! 犯人の男の子・ロジオネは、なぜかヒメユカになつくけれど…。珠玉のピュアファンタジー集登場!
(角川書店公式サイトより引用)
【感想】
つい最近この絵見たよなと思ったら、「ほしのこえ」コミック版描いた人か。
現代ファンタジーが2編、ラブコメ1編、SF1編からなる短編集。
こうして見るとこの人、絵に力あるなぁ。「表情」にきちんと説得力を持たせることができてます。
タイプの違うエピソードが並んでいるため、作品全体として見た場合のストーリー性は評価しづらいが、悪くはない印象。
展開そのものやギミックは平易だが、プロットの構築がうまく、言葉のチョイスもいいために、そのあたりがとっかかりになればハマれる。
あとおいらとしては、この1冊の最後に収録されているSF短編が好きだ。
前提説明が無いに等しく、物語を読ませる上で欠落している部分が目立ち非常に読みづらいが、面白い。
初出が他社の雑誌であるのがなんだか皮肉に思えてしまうくらい。
まぁ、「ほしのこえ」に便乗したのかと勘ぐってしまう発行タイミングだしなぁ。
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(各5段階評価)
【こんな人に読んでほしい】
短編集としては良い出来。
男女は問わないが、4編のうちのSF話だけは、ストーリーをなぞりつつ、少ない情報量からその向こうにある作品世界を想像できる読み手でないとキツイ。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 2005年03月08日 01:54
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