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2005年03月09日

1巻目の「どきどき女子寮ライフ」

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「どきどき女子寮ライフ」(1)/みずなともみ
芳文社・まんがタイムコミックス
3/3発売

【あらすじ】
寮生みんなの暮らしのため、それとも自分の欲のため―!?ライバルは目の前に建つ男子寮!!負けるなはるか!目指すは日本一のゴクラク女子寮だー!!これでアナタも留年間違いナシっ!!!

(芳文社公式サイトより引用)
ん、この絵はなんか低年齢向けとしておいらの記憶にあるぞと思ったら
ポプラ社の「いたずらまじょ子の大冒険」の人か

 
【感想】

女子高校生を主役に据え、寮生活にスポットを当てた4コマである。絵はそれっぽいが、芳文社の萌え系レーベルではない。

4コマのテーマとしてはやはり「寮生活」ではあるわけなのだが、さほどその設定に意味はなく、むしろ女子生徒4コマの側面が強い。
かと言ってこの絵では萌えや色気は期待できない。

基本的に学校か寮かそのどちらかのみを舞台にして展開する4コマであるが、閉塞感は無い。小さな箱庭上で勝手気ままにキャラ群がわいわいやってる、といった中身である。
しかし人物の立たせ方は弱く、特定のキャラでなくても成立してしまうようなネタが続くため、読み進むほどに登場人物全てがだんだんと匿名性を持ってしまう。
そして終いには、名前もあまりよく知らないどっかの学園の楽しい1日を、神の目線でぼんやりと眺めてるといった、そういう感覚に近くなってくる。

個々のネタもさほど力は無く、前述の通りキャラの個性を引き出すタイプのものでもないために、ぬるい印象は終始ある。
そこに寮生活の学生ということになると、それぞれのキャラの家庭環境を描くことすらもできないわけで、極めて限定的なシチュエーションしか許されない設定は、作品のテーマとしてどうなんだろうと首をかしげるくらいである。

かといってまるっきりつまらないというわけでもなく、だらだらとした低速飛行で安定しているところもあるので、これが雑誌の中での掲載作のひとつとしてなら存在意義もあるのでしょうが。
こうしてまとめて単行本にしてしまうと、単調な内容に読み手がダレてしまうおそれがある。

オススメ度:★☆☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
描き手のファンでもないかぎり、あえてこの作品を薦めるのは難しい。
「これ買うんだったら…」という代わりが容易に思い付いてしまうからもうしょうがないよな。
強いて言うなら、ギャグらしいギャグもなく、ゆる〜く展開する力の入らないものを探してる人に。いるかは知らない。

「こんなものを買った」さんとこでの感想はこちら

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 2005年03月09日 00:37

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