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2005年03月24日

1巻目の「渋谷ガーディアンガールズ」

shibuyaga.jpg
「渋谷ガーディアンガールズ」(1)/こいずみまり
小学館・サンデーGXコミックス
3/18発売

【あらすじ】
私、丸山佳奈。ワケあって超名門女子校・三島女学館に編入したばかり。
そこで知り合った黒崎美々雨ってコに誘われて渋谷でお仕事を始めたんだけど……。
そのお仕事は、なーんと悪いヤツらをブチのめすこと。
私、元々格闘技とかケンカとかカラダ動かすの大好きだし、美々雨もね鍼とか催眠とか使ってホントにもうスゴイんだから〜。
しかもね、ギャラがいいの。もうやめらんなーい。
小さな悪から、大きな悪まで寄ってらっしゃいデンジャラス!!

(単行本コシマキより引用)

 
【感想】
女性キャラを主役に据えたアクションドラマとしては、ちょーっとサンデーGXでは弱いか。他がスゴイのあるからなぁ。
キャラクター性はそれぞれ申し分無く、さすがこいずみまりといったところなのですが、ちょっと主役が主役として弱い。
プロットの組み立ても少々甘く、小技が利かず展開をなぞってるだけ、という印象。
エピソードのキーワードとして登場するそれぞれの固有名詞もちょっと陳腐。

ただしまだ作品としては序盤に過ぎず、組織だのなんだのというあたりの設定が意図的に隠されておりまして、主人公も「依頼があって、仕事する」という立場で動いている段階。
これから先、作品の舞台設定を徐々に明らかにしていきつつ、うまく作り込んだ登場人物達によって物語を牽引できるようになれば、格段に面白くなってくると思いますよ。
主人公がキャラとしてはよくできてるのに印象が薄いのは、まだ事態を動かす役目を主役に与えてないっていうだけのことでしょう。

それにやっぱ、なーんかもっと大きな話を作ろうとしているように見えないこともないしなぁ。
しかしやはり、ずっとこのまま小悪党退治で終始しそうな懸念もあります。
そのへんがすごい気になる作り方してるので、2巻目まで読んでから結論出しても遅くはなさそう。
(……っていう漫画が小学館には多いんだよなぁ)

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
漫画そのものはきっちりしてるので誰でも読める。
ただし、これまでのこいずみまり作品とはまるで違うとこ向いてるので、旧来のファンにとってはどーだろうなぁ。

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 2005年03月24日 02:16

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