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2005年03月26日
1巻目の「神の雫」

「神の雫」(1)/亜樹直・オキモト シュウ
講談社・モーニングKC
3/23発売
【あらすじ】
そして、人はワインに堕ちる。
神の気まぐれが産み落とした“1本のワイン”を巡る、罪深き人間たちの物語。
巻末に、コラム「今夜使えるワイン談義」収録!!
(講談社公式サイトより引用)
【感想】
やたらにしつこいウンチクと用語に注釈も無い解説がだだ流れで押し寄せてくるソムリエ漫画です。
いわゆる「美味しんぼ」系の体裁をとってはいるのですが、その手の作品としては主人公ちょっと異例。普通はいわゆる山岡さんのような、見た目の割に知識も経験も豊富でっていうのをもってくるところ
そこのところを「下地と素養はしっかりしてるがワインは飲んだこともない」というキャラで話を進めており、そこんとこがけっこう面白い(少年誌系では無いことも無いけど)。
そのため料理漫画などにありがちな、ちょっと軽く人間ドラマを絡めつつ、達観したような主人公をスマートに活躍させ、話の要所で「今回の一品」を出すという1話完結スタイルをとってません。
1巻目では中心に大きな流れを作っておいて、その周辺のエピソードを重ねるうち、徐々に主人公がソムリエとして成長していくという形になっています。
パターン化されてない分、けっこうドラマチックに読むことができますよ。
ただし絵から解説からもうクドさが全開。ワインの感想で用いられる比喩表現はとりあえずほんとに絵に描いちゃうし。
「…花畑…だわ」つったらほんとに花畑を。見開きで。
ギャグと紙一重の手法ですが、シャープで重みのあるキャラの絵があるためにけっこう盛り上がっちゃうのですわ。
ワインにまつわるあれこれもこれでもかってほどに繰り出されておりまして、興味が無いとさーっと目で文字を追うだけしかできなくなるんですが、いちおう巻末にはそれぞれの話の解説はあります。
ワインに興味が無いと読むとこがまるで無いが、しかし解説やら蘊蓄やらすっ飛ばしてもちゃんと最後まで読めちゃうのが不思議なところ。
漫画がしっかりしてるってことなんでしょうね。
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
(各5段階評価)
【こんな人に読んでほしい】
ワインはけっこう日常的によく飲むねー。ちょっとうるさいよオレ。ていう人に。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 2005年03月26日 03:12
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