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2005年02月17日
1巻目の「ホタルノヒカリ」

「ホタルノヒカリ」(1)/ひうらさとる
講談社・KC kiss
2/10発売
【あらすじ・感想】
主人公、雨宮蛍は27歳、OL。恋に仕事に遊びにとはりきるお嬢さんがたを尻目に、今日も合コンの誘いを断り、散らかし放題の部屋で短パンで二度寝。
仕事終われば毎日直帰で、マンガ読んで手酌で酒飲み、「中学高校のときめき思い出したいなー」なんてなこと言うような、恋に枯れた「干物」な彼女。
借家ながらも広い家に一人暮らしの気ままな生活、のはずだったのだが、同じ会社の上司といきなり同居するはめに。この上司が40代男性ですごいキレイ好き。んで渋い。いわゆる「オトナ」。
そしてさらに
主人公とは仕事の関係でちょっとした付き合いのある年下のイイ男。眺めてるだけだったそのイイ男とちょっといい雰囲気に。
5年ぶりの恋愛にはりきる主人公。だがしかし、長く続いた干物時代のブランクは大きかった……!
「彼氏 彼女って…いったいどーやったらなれるんだっけ……?」
干物女は忘れた恋心を取り戻すことができるのか?
といった導入。
んで、恋愛を忘れてしまった女性が右往左往してつまづいて、そのたびに同居人の上司から手ほどきを受けて一歩前進、というそういった展開が続きます。
いやぁ面白い。恋愛主体の作品でありながら男でも読めるのは、「迂闊な」女性の姿が描かれてるからですな。
彼氏とドライブしてたら話すことなくて、うっかり「………うわっ、寝てたーー!!」っていうような。
もちろん、女性であっても楽しめるはず。主人公と近い年齢なら「わたしも!」っていう読者も多いようで。
男性の側からすると、主人公の恋愛相手となる年下のイイ男が特徴もキャラも無いように見えるのですが、これは作品の本体が「久しぶりに恋愛する女性」のドキュメンタリー(?)であるわけなので、その場合相手役はこれくらいニュートラルなほうがいいってことでしょう。
あと、主人公の同居人である上司(41歳。既婚)の位置づけが1巻目では曖昧というか、親であり保護者であり恋愛指南役みたいになってるところが気になるところ。
「こんな妻子持ちの41歳はいねぇ」というツッコミはひとまず置いといて、この作品中におけるこの上司の存在がどーいう役割を担っているのかが非常に気になる。
年下イケメンとの恋愛話、だけではないエピソードがちらほら有り、それが今後どういうところに着地するのか。
でもまぁ、この場合の「気になる」は、「続きが気になる」という意味なわけで、問題なし。
ただまぁ、渋くてかっこいい41歳既婚男性が絵として描けてないのがなー。
あと表紙がいいですね。真っ白なバックにオレンジの控えめなロゴが視線を留めますな。
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(各5段階評価)
【こんな人に読んでほしい】
20代後半の社会人女性。(まんまだ)
「少女漫画読むけど、レンアイものはちょっと…」ていう男性もこれは大丈夫。
やはり20代後半であればなお可。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)
投稿者 bird_chief : 2005年02月17日 00:14
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