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2005年02月28日

1巻目の「世界の終わりの魔法使い」

sekainoo.jpg
「世界の終わりの魔法使い」/西島大介
河出書房新社・九龍コミックス
2/18発売
全1巻

【あらすじ・感想】
科学が滅んだ時代の魔法の村。何故か魔法が使えない少年は、ひとりの不思議な魔法少女と出会い、「世界の終わり」と闘うことに――。読めばゼッタイ勇気がもらえる傑作ファンタジー!
(河出書房新社サイトより引用)

本日も記事数多いので追記に分割

 
 
鮮烈な印象のあった著者初の単行本「凹村戦争」に続く第二の単行本。

前作で色濃かったSF臭とサブカル臭は影をひそめ、比較的だれでも読めるようにはなっているでしょう。
上質のおとぎ話でありファンタジーでありSFでありジュブナイル。

この1冊を通しての話の流れも非常によく練られておりまして、描くべきこと、描きたいことがほどよく詰め込まれているなぁという印象です。

こーいう、まるで絵本の挿絵のような画面でありながら、この世界の風景やその他の造形は独特のものを持っておりまして、それが読者に対しての、この作品世界の定着に一役買っています。
マンガマンガしてない絵なので逆にそういう意味ではとっつきにくさもあるかな。

あと、この話の結末にあたって提示される「この世界の事実」というかまぁ物語上のネタばらしみたいなものが、普通におとぎ話読んでたら最後にいきなり、それも大量にSF的になっちゃった、という感じで情報量が多くなるので、人によっては「え、ちょっと待って」とついていけないかもしれないですな。
しかしこの1冊だけではそれら世界観の説明をじっくりやるだけの尺も用意できなかったでしょうから、ここは仕方のない部分か。

なんにせよ、大人向けのおとぎばなしとして上質のものです。
これ以上は西島大介という作者の作品論になっちゃうのでやめときます。
そういうのは余所であっちこっちあるでしょうから。
なんせサブカル受けするんだ西島大介って。

オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
サブカル方面の人。SF読み。

「こんなものを買った」さんとこでの感想はこちら

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 23:50 | コメント (0) | トラックバック
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1巻目の「FRAME SAVER」

framesaver.jpg
「FRAME SAVER」(1)/たくま朋正
ワニブックス・ガムコミックス
2/25発売

【あらすじ・感想】
宮上花音は、クオンと名のる存在に自分の携帯から話しかけられる。携帯は「花音の右脳に間借りしている」と告白し、花音の身体を自由に操って見せた。そして、学校で起こった怪死事件の真相を追って花音に近づく謎の男女。宇宙に存在する真理領域にアクセスするフレーム・ユーザーと、彼等を滅する存在・セイバーの苛烈な闘いが始まる!!
(コミックGUM公式サイトより引用)

 
 
のっけからパンチラ4発。つかみはOK。

オーソドックスな現代ファンタジーアクションで終わっているところはあるものの、作者自身の中で設定がしっかり固まっており、その上で話がスタートしています。
そのため、この紙面で展開される世界が、きちんとした輪郭を持って読み手の頭の中に形作られていきます。
とは言っても、1巻目読んだだけではいったいこいつらがなんなのか、なんで戦い合わなくちゃいけないのか、そーいうところがまだ見えていないんですが、これはおいおい続くうちに明らかになっていくでしょう。

登場人物もちゃんと印象に残るように作ってあります。
ただし、肝心の主人公が、この1巻に限っては受動的な行動が多いため、動機付けや主張に弱さを感じてしまいます。戦闘シーンになると、外観的にも主役が影にまわる、ていう設定のせいかもしれませんね。
どちらにせよまだまだ話は導入に過ぎないので、2巻目3巻目になってからこの作品は面白くなってくるでしょう。

しかしやはり、現代ファンタジーアクションの標準の範囲内であるわけで、今後うまくやってみせないと埋もれる可能性も有り。

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
女の子が主人公でアクションしてるので20代男性なら誰でも読めることは読める


(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 23:37 | コメント (0) | トラックバック
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2005年02月27日

1巻目の「征服魔呼ちゃん」

seifukuma.jpg
「征服魔呼ちゃん」/みなづきふたご
ワニブックス・ガムコミックス
2/25発売
全1巻

【あらすじ・感想】
萌え系4コマ。とある高校の、すごい制服フェチの女の子を主役にあてて。
「セーラー服〜」「ぶるまー〜」「スク水〜」とほぼそんな感じ。

本日も記事数多いので追記に分割

 
 
まずはいきなり、さしたるキャラ紹介や印象づけも無いままに、個々の登場人物が勝手気ままに喋りまくり、2巻目から読んでしまったかのような錯覚に陥る。
が、これはどうやら、いちばん最初期の短期集中連載の分が単行本未収録となっているからのようで。
おかげで巻頭からしばらくはひたすらに読みづらい。それぞれのキャラの相関関係がはっきりしてくるまで、このコマで喋ってるこいつは主要登場人物なのかその他大勢なのかさっぱり分からない段階が続く。

そして「制服フェチの言動」により話が形成されているため、ネタ主導でいまひとつキャラが立っていないのだが、途中から出てくる新キャラを使い、うまいこと他のキャラとの関係性を描いてそれぞれの個性を立てていくため、自然とキャラの印象も残るようになる。
サービスカットとエロネタもぼちぼちあるため、わりかし飽きずに読めるはず。

しかし突出したものが無く、この手の萌え系4コマのカテゴリ内では埋もれてしまうか。
それと絵が終始安定せず、キャラの顔に統一感が無いのも気になる人は気になるかもしれない。

ちなみに作中ではあまり出番は無かったキャラに、メガネ巨乳で垂れマユ困り顔だが、喋る言葉はハートマン軍曹のそれ、ていうのがいたのだが、こいつがインパクト抜群。

オススメ度:★★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
特になし。
4コマというジャンルは往々にして「こーいう人に」てのが決めづらい。
オタ向けネタが受容できないと読めないのは萌え系4コマの宿命だし。

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 04:53 | コメント (0) | トラックバック
この記事のURL http://b-chief.org/archives/2005/02/puv_3.html

1巻目の「スーパーダブル」

superdouble.jpg
「スーパーダブル」(1)/星野リリィ
幻冬舎・バーズコミックス・ルチルコレクション
2/24発売

【あらすじ・感想】
少年型アンドロイド・ダイヤと少女型・ラブは、正義の味方“スーパーダブル”として平和のために闘っている。
ある日、エネルギー切れで倒れていたダイヤとラブを助けたジロウは、二人を匿うことに。
何かと面倒を見てくれるジロウに、ダイヤは惹かれていき…?
(裏表紙より引用)

本日も記事数多いので追記に分割

 
 
なんか二人組のアンドロイドがいて、戦ってる相手がいる。
テレビのインタビュー受けるくらいには、その二人組は世間的にも認知されているようで、そこらの一般人でも二人のことは知っている。
という最低限の背景説明がわずか数ページ。話はいきなりアンドロイドとジロウとの同居生活に焦点があたるため、男性向けマンガを主に読む人はここでとまどうかと。
が、「ああそうかそうだよなこれはこうやって読むんだよな」とスイッチの切り替えができればわりかし飲み込みやすい。

お子様アンドロイドと兄ちゃんの甘酸っぱい日常エピソードが続くのかな。このままこんな感じでずっといくわけなのかなと思ったら「敵」の登場。しかし話はどうも、1巻目ではまだ出てこない脅威の存在に含みを持たせつつ、にわかに複雑さを増す。
憎い作りになってんな。ちょっと続きが気になるじゃんか。

アクション有りの女性向けマンガとして充分に読める一冊。
しかしアンドロイドだのなんだのという点は一見すると必要な設定には思えず。けど2巻目からそういった方向でも掘り下げていくのかと考えればやはり続きが気になってくるところ

ちなみに星野リリィといえば根っからのボーイズ作家だが、なんかこの絵読んだことあるななんでだろな、と思ってたら。そうかこれ描いた人だったか。

オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
星野リリィの続き物が読める!って人は無条件。
男性はよほどの物好きでないとだめかも。

「こんなものを買った」さんとこでの感想はこちら

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 04:06 | コメント (0) | トラックバック
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2005年02月26日

直筆サイン色紙をいただきました

先日、フランス書院より、
フランス書院美少女文庫の新刊、「歌劇団プリンセス」の発売に合わせて
イラストのあきら氏の直筆サイン色紙をいただきました
以下に掲載(画像クリックで別窓拡大画像表示)


光量不足のところを無理に補正かけたから見にくいなぁ・・・

直接の担当に変わりましてこの場で御礼申し上げます。
ありがとうございました。

フランス書院美少女文庫はイラストレーター陣がなかなかに豪華。
ネームバリューのある人揃ってます。

投稿者 bird_chief : 05:19 | コメント (0) | トラックバック
この記事のURL http://b-chief.org/archives/2005/02/mtcf.html

1巻目の「マジンガーエンジェル」

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「マジンガーエンジェル」(1)/新名昭彦・永井 豪
講談社・マガジンZKC
2/23発売

【あらすじ・感想】
チャーリーズエンジェルよろしく、マジンガーシリーズのヒロインキャラとヒロインメカがロボットがらみの事件を毎回解決。
弓さやか、牧葉ひかる、炎ジュンと、さらにアフロダイA以下のロボが登場しますが、原作のマジンガーシリーズとは完全に独立しておりまして、独自の設定と独自のストーリーが展開します。
キャラとメカだけ借りましたっていう具合。
作者の新名昭彦は山桜桃の別PN。色気充分。

(本日は記事数多いので追記に分割)

 
 
キャラだけ借りた独自作品であり、さらに脇の登場人物や出てくるメカなどその他あちこちに、永井豪作品を元ネタとするなんやかんやがちらほらと。昔の永井豪作品知ってれば、「あ、アレがこんなとこに」と探すのが楽しい。

が、それのみで終わってるために、なんだか出来のいいパロディ同人誌を読んでるだけのような錯覚に陥るのも事実か。
ストーリーらしいストーリーも無く、全編アクションシーンのみで進むのがまた、その錯覚の一因となっているところもある。
普通に読めることは読めるんだけどね。

メインはロボットアクションなので、むっちむちの色気充分なキャラがさほど前面に出てこないのも中途半端な印象。
ともあれネタとして、知ってるもの同士で「アレがああいう風になっててさー、笑ったー」と話の種くらいにはなるか(それこそパロディ同人誌の扱いだが)。

あと巻末にある、永井豪本人の寄稿にげんなり。せっかくずっと色っぽい女性キャラを拝めていたのに、あれが最後に来るとは…。

オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●○○○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
豪ちゃんの原作リメイクものは、もうネタとしてしか読まないことにしてます
と、わきまえたお方に。

「こんなものを買った」さんとこでの感想はこちら

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 04:11 | コメント (0) | トラックバック
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1巻目の「色歌」

shikika.jpg
「色歌」/新伊秀策
講談社・モーニングKC
2/23発売
全1巻

【あらすじ・感想】
古代中国にて七つの国が覇を競っていた戦国時代。
(紀元前200年代。三国志よりまだ前。始皇帝の直前)
戦乱の世に生きる人々のドラマを描いた連作短編集。
一国の王からとある邑の少女まで、同じ時代を舞台にしていながらも、実に様々な人間模様がここにあります。

(本日は記事数多いので追記に分割)

 
 
紀元前の古代中国を描きながら、歴史大河ロマンとかそういう方向に行かず。
あくまでもそこに生きた名も無き人物のエピソードに徹してる一冊。
マンガのタイプとしては非常に特殊かと。
変な言い方をすれば、ここにあるドラマの本筋というのは、わざわざ古代中国を舞台にしなくとも、なんらかの借り物の設定で作れてしまう話でありまして。
しかしそこをあえて「紀元前256年」と言い切った上で始まる物語は、やはり重みといいますか。そこに現実感を与えてくれますね。
(どうやら「史記」「戦国策」「漢書」などを元に作っていったものようです※作者サイト内参考リンク)

絵もいいですね。古代中国という時代設定にさらに真実味を与える重厚さを持っていながら、キャラクターは実に表情豊かでありまして、軽やかなんですな。
が、その絵に頼り切ってはいないのでわりかし読みやすい。
けど、もうちっと絵の力を信じて、説明セリフ削ってもいいかなぁとも思える。

デビュー作となる単行本らしいけど、これでここまで描けるとなると、次はいったいなにやってくれるのか楽しみ。
大化けしてくれないかなぁ。でもこの絵は今の流行りではないしなー。

オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
三国志は飽きた!他の古代中国モノは無いのか!て人に。
でも、中国史に詳しくなくても、東洋ファンタジードラマとして読めるんだこれ。

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 03:09 | コメント (0) | トラックバック
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1巻目の「亡国のイージス」

aegis.jpg
「亡国のイージス」(1)/福井晴敏・横山 仁
講談社・モーニングKC
2/23発売


【あらすじ・感想】
最新鋭のシステム護衛艦≪いそかぜ≫がテロリスト達に乗っ取られた。一度は離艦した同艦先任伍長・仙石恒史(せんごくひさし)は、艦を取り戻すべく一人海に飛び込む。その脳裏に甦る10日前の出航の日。――全ては謎多き乗員・如月行(きさらぎこう)との出会いから始まった……!!(講談社公式サイトより)

映画公開を夏に控える同名ヒット小説のコミック化。

(本日は記事数多いので追記に分割)

 
 
あとがきが巻末に4ページに渡り記されており、そこで自ら言っているので明らかなわけですが、ネームの段階からかなり原作者自身の修正がかかっていたようで。
そのためにマンガ作品としてきちんと読めるようにはなってます。

やはり絵の荒さがどうしても気になってしまいますな。
下手っていうんではないんですし、勢いのある絵は描いてくれるんですが、複数の場と局面で多くの登場人物がからみあうこの作品において、同じ人物がページを隔てると別の人に見えてしまうというのはどうだろうなぁ。別のタイプの作品であればそういうことは気にならないもんなんだけど。
この1冊読んで一番印象に残るページが、数ページしか出番の無い人物の自殺シーンってのもなんだか。

ヒット小説が原作なのでストーリーはきっとちゃんと面白いと思われますが。
この作画が後に化けるかどうか、さて。
そういう意味では2巻目以降も気になりますね。

オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
原作未読者のほうがたぶん良。
自衛隊もの好きにも。

「こんなものを買った」さんとこでの感想はこちら

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 02:37 | コメント (0) | トラックバック
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1巻目の「ほしのこえ」

hoshinokoe.jpg「ほしのこえ」/新海 誠・佐原ミズ
講談社・アフタヌーンKCDX
2/23発売
全1巻


【あらすじ・感想】
未来世界。火星にて発見された異文明の遺跡により、この宇宙にある人間以外の知的生命体の存在が明らかなものとなり、その調査が行われようとしている時代。
主人公、寺尾ノボルは中学三年生。彼と仲の良かったクラスメイト、長峰ミカコは異星人とその文明を調査するために遠い宇宙へ向かう、宇宙船団のメンバーの1人として選抜され、今は宇宙にいる。
二人は互いにメールのやり取りを通じ、言葉を交わしている。
しかし、船団が火星から木星、冥王星へと離れていくうち、二人の間でメールの送信に要する時間は次第に広がる。
そして中学を卒業し、高校に入学し、成人していく寺尾ノボルに対し、光を超えて遠くへ行く長峰ミカコは16歳のままだった。

……うーん、この作品の魅力をあらすじに投影させるのはちょいと難しいなぁ。

(本日は記事数多いので追記に分割)

原作は新海誠のアニメ。一時期かなり話題になりましたな。
けどあのアニメは、1人であれだけのクオリティの映像作品を作り上げたというのですごいんであって、ストーリー自体はマンガ原作にするほどのもんでもないだろー。だいたいあれ、30代以上のアニメ好きに見せると笑いながら見るんだぜ?

なんて思ってたんですが。ほんと表紙開くその瞬間までそう思ってたんですが。
あらちくしょう、うまくやりやがったな。とにんまり。

以下、どうしても原作アニメとの比較での文面になってしまうんですが、
原作ではほぼ二人の独白とメール文でのみ物語が進行していきまして、独特な閉塞感があり、後ろ向きなイメージが彼らに出てしまっていたのですが、コミックでは互いが自分の世界で出会う人との関わりを積極的に描くことによって、ふっとうまい具合に空気を抜いて場を緩和してくれます。二人だけの世界を内向きとしたとき、「内」と「外」の切り替えがいいんですな。

もともとがいかにもオタ受けしそうなストーリーだったものを、作画の佐原ミズは自分なりの消化方法で丹念に反芻し、再構築してくれてますよね。うまいこと自分のものにしてます。
描く線は、すんなりと誰の解釈も受け容れる寛容性を持ってます。
表紙絵が若干弱い印象を受けますが、まぁタイトルのネームバリューがあるので大丈夫でしょう。

アニメ原作付きだというのを抜きにしても、全1巻完結の中編としてなかなかにいいものになってます。
誰にでもおすすめ、と言いたいとこですが、ちょこちょこ出てくる「SFやってます」という要素につまづいちゃう人は注意を。
あとウラシマ効果について聞きかじり程度でも知ってないとどうしようもないしな、これ。

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
原作知ってても知ってなくても。
ただし本筋の軸とあまり関係ないとこで出てくるSF的な記号に対して、慣れが無いとツライ。

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 01:29 | コメント (0) | トラックバック
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2005年02月24日

1巻目の「キューティーハニーSEED」

honeyseed.jpg
「キューティーハニーSEED」(1)/永井 豪・星野小麦
秋田書店・ヤングチャンピオンコミックス
2/19発売


【あらすじ・感想】
テレビ番組「キューティーハニー」が好きでややヲタ入ってる、いかにも冴えない高校生が主人公。
この主人公が、偶然に記憶喪失の少女と出会う。主人公は勝手に「如月ハニー」と彼女を名付け、同居生活を送ることになったのだが、どうやら彼女には秘密があるようで…。

……うわぁなんだこの展開…。

(本日は記事数多いので追記に分割)

とまぁ、あんまりに王道すぎていまどき通る人もいないようなこの手の導入パターンです。
それでもあえてこの道を選ぶ場合は、もちっと初期設定なりひねって、他との差別化を図るものだと思うわけですが、これにはそーいった努力の跡も見られず。
その後の展開も、たいして必要も無ければ意味も無いシーンが延々と続きまして。通常だと2〜3話で済むようなエピソードにだらだらとまるまる1巻使ってる感じです。

これが例えば、同一誌上で似たようなタイプのラブコメ作品がしのぎを削る雑誌の場合、設定とキャラ紹介と導入プロットを可能な限り詰め込み、他とは違うのだという独自要素を大いにアピールし、それをバランス良く整えて、この作品1巻分の話を1話で済ませるもんです。
そのくらい中身が希薄。

絵もちょっと…というかかなりしんどいです。
まず古い。今の流行りからかなりかけ離れた絵のタイプで。
いや古いのは絵ばかりではなくて、作品全体を覆うトーンや、セリフのセンスとまぁそこかしこにあるんですが。
…女性キャラの笑顔に「ニコ…」て擬音付けてるマンガ、久しぶりに見たぞ。

が、古いのはいいんだ。別に。
全てのセンスが古いクセに、「こーいうのを描けば今の若いおたく層には受けるのかな?」という描き手のいい加減な認識がはっきり伝わってくるのが良くない。非常に良くない。

おそらく、作画の星野小麦ってぇのは、そこそこキャリアのある漫画家の別PNだとは思いますが。
そうまでして出来上がったのがこれじゃあ、あんまりです。

話の内容に対しては何も触れませんでしたが、これは触れるべきところが何も無いからです。

オススメ度:★☆☆☆☆
俺これ好き度:●○○○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
・・・・・。
永井豪の原作ファンならなおさら読んではいけません。

「こんなものを買った」さんとこでの感想はこちら

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 02:09 | コメント (0) | トラックバック
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1巻目の「B型H系」

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「B型H系」(1)/さんりようこ
集英社・ヤングジャンプコミックス
2/18発売


【あらすじ・感想】
超絶美少女、山田15歳(処女)。学校屈指の美貌を持ちながら、日がな、エロ妄想に身をゆだねる彼女の目標は、ずばり「セクフレを100人作ること」。モテ系なのにエロ。思春期男子の3倍速で空回る彼女の野望の行方は?(裏表紙より)

(本日は記事数多いので追記に分割)


要は「妹は思春期」の集英社版とでも思っていただけると、ぱっと思い浮かべるイメージとしては分かりやすいか。
ただし、こちらのほうが洗練された絵で随分と差が。服装もちゃんと女性になってるしな。
表紙もいいですね。この人は「人には、言えない」っつー作品も描いてるんですが、これも表紙に力がありまして。4コマ専門誌から出した本が多いんですが、一枚絵でも魅せる絵の描ける人です。

内容のほうはと言いますと、経験も無いくせにエロ妄想をたぎらせる女子校生、っつーのは最初だけでして。
この1巻の中盤以降、互いに次の段階へと進みたいと思ってるがどうしたらいいか分からない、初々しいカップルの一進一退の攻防(?)、という展開になってまして。
そっちにシフトしてからのほうが結構面白い。むしろそこまで来ると、露骨なシモネタが蛇足に思えてしまうくらい。
途中で出てくる、彼氏側の幼なじみであるメガネっ娘も、コイツ必要か?て感じですが。
分かりやすいまでに狙いすぎなのがちょーっと見え見えで…。

しかしラブコメとして成立しているだけに、この人はたぶん、直球のギャグを封じたとしても、普通に面白いラブコメ描けるんだろうなぁと思いたくなってきます。
むしろちょっと読んでみたいぞそれ。

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
直接的だがわりかしソフトなエロ4コマなので、男性であればけっこう誰でも読める。

「こんなものを買った」さんとこでの感想はこちら

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1巻目の「いぬばか」

inubaka.jpg
「いぬばか」(1)/桜木雪弥
集英社・ヤングジャンプコミックス
2/18発売


【あらすじ・感想】
主人公は世間知らずでやや天然系だがひたすらに犬好きな18歳女性。
とことんまでに犬が好きだということくらいしか取り柄のない彼女が、とあるペットショップで働くことになる。
そのペットショップを中心に巻き起こる、犬と人間との関わりを描くコメディタッチのヒューマンドラマ。
(本日は記事数多いので追記に分割)


女性キャラと犬のかわいさだけで読めてしまう漫画ですが、ドラマ作りもなかなかに土台のしっかりしたものを描いてます。
個々のキャラの主張もはっきりしていまして、緩急のしっかりついた演出も手伝って、作品に引き込まれるだけの力は充分に持ってると見ていいでしょう。

ただ、動物モノとしてのドラマはわりかしパターンというか、ありがちなところの枠を出てないのが惜しいところ。演出的な水準が高くても話自体がそれに追いついてない印象。
それ以前にあれです。
「犬はいいんだ!猫を出せ猫を!」
っていうタイプなので。私が。

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●○○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
とにかく犬好き。
ただし、ウンチおしっこに関するあれこれがちょこちょこ出てくるので、そういうのはちょっと…って人は注意。

「こんなものを買った」さんとこでの感想はこちら

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 01:19 | コメント (0) | トラックバック
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2005年02月23日

1巻目の「愛人31号」

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「愛人31号」/井上(き)みどり
集英社・クイーンズコミックス
2/18発売
※全1巻

【あらすじ・感想】
主人公は独身OL31歳。身長血液型スリーサイズに動物占いと、全て藤原紀香と同じ。見た目美人だが名前がダサい。山田ヨネ。
そしてもう一つの欠点は、好きになる男がことごとく、恋人持ちや既婚男性。
そう彼女は、不倫しかできない体質の女性なのだった。
といった、山田ヨネが毎回誰かに惚れるがやっぱり他に女がいたというオチで終わる、1話完結ギャグ。

(本日は記事数多いので追記に分割)

テーマはいいものの、オチの決まったぬるいパターンギャグを単行本でまとめて読むというのはやっぱきつい。
「やっぱり今回もダメでした」という点が落としどころではありますが、そこに至るまでのギャグが読んでてしんどいのも難点。

ほいでもってヨネが惚れる男も毎回いろいろと出てくるわけですが。
中年オヤジ、オタク、ミュージシャン、保育士などと種類は揃えてあり、それぞれのキャラ付けが分かりやすいくらいにそれそのもの。
「こーいうタイプって確かこんな感じじゃないの?」てなキャラばっかで。
いやまぁギャグだからリアリティ無くても、パターンに落としちゃって分かりやすくするのはOKなんすけどね。男が読むと違和感出るとこ。

変にギャグにしなきゃもう少し読めたんではなかろうかなぁこれ。
普段は2頭身キャラのギャグ描く人のようですが。
でもこのパターンのテーマは捨てがたいんだよなー。

あ、そうそう。最終話はちょっといいんだよな。けっこうシリアスのほうが読める人なのかもしれない。

オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●○○○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
少年誌を始めとする男性向けコミックを読んだことの無い女性。20代以上。
普段は全然マンガ読みませんって人だと意外にハマるかも。可能性は低いけど。


(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 02:44 | コメント (0) | トラックバック
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1巻目の「GENJI 源氏物語」

genjimono.jpg
「GENJI 源氏物語」(1)/きら
集英社・クイーンズコミックス
2/18発売

【あらすじ・感想】
「源氏物語」を「まっすぐにいこう」等で知られる、きらが平成の物語として漫画家。
紫の目線での語りによるナレーションを牽引役に、1巻目では源氏の君と紫の出会いのあたりまでを描く。

いやー、おいら高校中退だし、源氏物語なんて知らないままに読んで、面白いとか面白くないとかわかるのかねー。
なんて思ってたんですが。

(本日は記事数多いので追記に分割)

読み終わってから「あ、これ面白い」。と気付くこの不思議。
マンガとしての、特に少女漫画としての、技巧的なレベルが非常に高いです。
セリフの読ませ方絵の見せ方、コマの組み立てなどにより生まれる調和が、知らず知らずのうちに物語に引き込ませてくれるんですな。

何故いま源氏物語なのか?という疑問はぬぐいきれないにしろ、原作本来のエピソードをおおいに盛り上げて見せる力量はたいしたもんです。
古典劇モノの現代アレンジとして崩しすぎることなく、また堅苦しくなることもなく。平成に生きる1人の成人男性でも読みやすいです。

しかしこれ、人によっては源氏の君がちっともプレイボーイらしくないというか、はっきり言うと童顔のヤサ男って風情に見えるかもしれないっすな。それが今風と言言い切ることもできなくもないか。
それと、紫のナレーションもそこかしこに出てくるのでわりとうるさく感じるのですが、それがなおさら、嫉妬のこもった紫の語りを引き立てるという、変な効果になってるのが面白い。

が、源氏物語を下敷きにしつつも、「良くできた女性向けマンガ」の枠を出ないものではあるんですが、質自体は高いので安心して読めますね。

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
20代女性でちょっとそこそこに女性向けマンガ読み慣れてる人なら誰でも。
ただし源氏物語の話自体が受け付けないというのであればちょっとキツイか。
男性でも読めないことはないけど、感情移入できるキャラがいないので、「なんかどうでもいいや」となる可能性有り。

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投稿者 bird_chief : 01:57 | コメント (0) | トラックバック
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1巻目の「ハヤテのごとく!」

hayateno.jpg
「ハヤテのごとく!」(1)/畑 健二郎
小学館・少年サンデーコミックス
2/18発売

【あらすじ・感想】
……あ、最初に言っておきますが
あっちこっちで売り切れ続出で、初版の入手が困難になってるようですが。
これは小学館が分かってて初版の発行部数を少なくしてたというだけなので。
あまり踊らされすぎないようにしましょう。
2/25の早すぎる重版も最初から決まってたっぽいですから。

(本日は記事数多いので追記に分割)


今日もバイトに勤しむ高校生、綾崎ハヤテは、両親が作ったとんでもない額の借金をかかえこむハメになり、せっぱ詰まった彼はたまたま目の前にいた少女に対して身代金目的の誘拐を企てる・・・が、実はその少女はすごい金持ちで、誤解に次ぐ誤解の結果、気付いたら主人公はその少女の家の執事となって働くことに。
という導入で送る、不幸少年とタカビー幼女とお姉さんメイドとヒゲ執事コメディ。

まず表紙。少年誌の中では飛び抜けて力のある表紙絵ですね。カラー絵に力があればそれだけでやはり違います。
キャラクター付けもいいですね。最後まで読み終わると、もうこれ以上ないくらいにバチーンと印象が残る感じです。
そして、そこかしこしさりげに盛り込まれるヲタ受けネタがいい味を出しています。

が、そこから先に何か飛び抜けたものがあるかというと何もないのがこの漫画の長所でもあり短所でもあり。
ヲタク層に受ける萌え漫画として必要なものは完璧なまでに全て揃っているが、この作品にしか無いものは何一つ見あたりません。
あと少年誌であるというのを差し引いても、セリフが説明的に過ぎるんですが、これは読み手の解釈を統一させ、100人が読んで100人同じように読むよう作られてるってことです。

最大公約数向けに、売れるように作ってあるから売れたというだけのことでしょう。

が、面白い面白くないで言うともちろん面白いです。楽しいっすよ毎回。
さらに、売れるように作っても売れないマンガが多い中で、ちゃんとピンポイントにドンピシャリとヒットさせる実力は並大抵のものではないです。
新人作家が週刊連載で、これだけのものを見せるってのはすごいです実際。
しかも描き手が好きでやってる感じがひしひしと伝わってくるんですよね。
多くの読み手に対して、彼らの望むものを自ら楽しみながら喜んで形にしてしまうというのは、才能だと思います。ほんと。

オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●○○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
「コメディ」という広い基準でくくられる作品がなにかしら読めるなら誰でも。
男性向けのようですが女性ファンもいるので。

「こんなものを買った」さんとこでの感想はこちら

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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2005年02月22日

訃報、その他数点

訃報−岡本喜八監督・81歳

合掌。
おいらはこの人の「斬る」って映画が好きで好きで。
娯楽作品としての時代劇の中でも一級品の面白さがありましてねぇ。
他の映画でもぶっとんだ描写とかがすっごく楽しい。
喜八監督作品で初めて見たのは「吶喊」でしたが、これのラストシーンで、砲弾が降り注ぎそこら中で爆発起こってるなかで「あった!俺のキンタマあった!」と×××しちゃうのを目の当たりして唖然とした記憶があります。
あと、ゆうきまさみの「機動警察パトレイバー」で、後藤隊長のモデルが仲代達矢だってのは有名ですが、喜八作品に出てくる仲代達矢がまさにそうなんですよね。
「後藤隊長が仲代達矢?どこが?」と思ってる方は一度ご覧あれ。
近作だと「EAST MEETS WEST」がそうですね。つってもこれの場合、仲代達矢は脇役での出演ですが。
関連:goo映画−岡本喜八

TYPE-MOON、「Fate/stay night」イメージアルバム「Wish」試聴サンプル曲公開
 あと、「Fate/hollow ataraxia」の新情報が出てます。
 いつ出るのかなぁ。まだかなぁ。
 部長〜、これ発売されたら、売り上げ使って事務作業用のパソコン買いませんか〜。

「メガゾーン23」DVD発売、公式サイト
 DVD発注書眺めてて気付いてたのですが、ここのところ80年代のOVA作品のDVDリリースが多いです。
 値段もそこそこ手頃なので、出ると分かると「うおっ、どうすっかね」とちょっと悩んでしまうんですわ。

ワンフェス2005のエロいガレキ(画像多し。重いです)
 すごいことになってんな…。
 ところでひょうたん書店でも立体モノはもっと積極的に取り扱っていきたいところなのですが
 ワンコインで買えるトレーディングフィギュアなんかと違ってかなり売りにくいんですよね、あれ。
 なぜかっつーと、単価が高いのと「旬」の見極めが難しいのもあるんですが
 仕入れを躊躇してしまう最大のポイントは、仕入れてみないと出来の善し悪しが分からないところ。
 FAXでまわってくるモノクロの発注書だけではなぁ。

「CLEAVAGE」レビュー
 なんのかんのと言われておりますが(店員やってんのにこういうとこにリンク貼る俺も俺だな…)、聖少女作品としてこれは肩慣らしの前哨戦くらいに思ったほうがいいかもしれません。
 某所から仕入れた情報によりますと、どうやら本格的な聖少女作品はこれから後に控えてるようです。
 そういう意味では、この「CLEAVAGE」は、ブランクの長かった聖少女のリハビリ作品と言えなくもないかも。
 このブランクに関しても、いろんな憶測や噂があるみたいなんですよね。おいらもちょろっとそっち方面の人から聞いたけど。
 
「ハヤテのごとく!」発売
 鹿児島での発売は昨日の月曜だったのですが、おいらは休日で店にいなかったんすよね。
 ……売り切れてたらどうしよ…。

「東方萃夢想」の修正パッチVer.1.02bを公開

以前に、CODE PINK新作「MAID iN HEAVEN SuperS」主題歌サンプル(mp3直リン)が公開されましたよと言いましたが。
 ふと、なにげに、あの歌が頭をよぎって
 つい口ずさみそうになってしまった時
 ここが家の中ですぐそこに妹がいることに気付いて止めました
 恐るべし

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2005年02月21日

週間ランク2/13〜2/19

ひょうたん書店(西田店のみ)
週間コミック売上ランキング
集計期間は2/13〜2/19

1:魔法先生ネギま!(9)/赤松健/講談社
2:真月譚月姫(2)/TYPE-MOON・佐々木少年/メディアワークス
3:ツバサ(9)/CLAMP/講談社
4:エア・ギア(9)/大暮維人/講談社
5:舞-HiME(2)/キムラノボル・佐藤 健/秋田書店
6:ゼロイン(3)
  ドラマCD付きSpecial Cartridge/いのうえ空/角川書店
7:新世紀エヴァンゲリオン
  鋼鉄のガールフレンド2nd(4)/林ふみの・GAINAX/角川書店
8:創竜伝(1)/恵広史・田中芳樹/講談社
9:創竜伝(2)/恵広史・田中芳樹/講談社
10:紳士同盟†(1)/種村有菜/集英社

「真月譚月姫」が2位に返り咲いちゃってますが、これはマガジンKCの鹿児島での発売が19日だったわけでして、集計期間の中では最後の一日だけの数字なのでこういうことに。
にもかかわらずたった一日ですごいことになってる「ネギま」。
じゃあ「真月譚月姫」は実はたいしたことないの?と思われるかもしれませんがいやいやそんなことは。
手元にあるデータを見てみますと、実売数が今週と先週と横並びだ。すごいっすね。

「創竜伝」はランキング上は8位9位となってますが、実売数はまったく一緒です。やっぱみんな1・2巻は一緒に買うよね。
………って、あれ?おいらはまだ1巻だけしか買ってないんだけど?
2巻だけ買った客がいたということか??

「紳士同盟†」は男性に人気のようで10位に。
男性読者からの反応がいいりぼんマスコットコミックスは久しぶりじゃなかろうか。つってもこれの前がなんだったかはすぐに思い出せませんが。

ランク外からは
「らき☆すた」もまだまだまだ売れてますねぇ。ロングセラー中。
成人コミックでは幸田朋弘「Petit-ろいど3」(3)、梅玉奈部「オペレーション大作戦DS9」が好調。

ちなみに講談社マガジンKCよりも一日早く、「犬夜叉」(39)も入荷していたのだが、やはりうちみたいな店では犬夜叉は厳しいか。

投稿者 bird_chief : 05:53 | コメント (0) | トラックバック
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2005年02月20日

1巻目の「家政婦のエツ子さん」

etuskosan.jpg
「家政婦のエツ子さん」(1)/こいずみまり
竹書房・バンブーコミックス
2/17発売

【あらすじ・感想】
父親の借金のカタに、フランス人のハーフ兄妹の家で家政婦やることになった、市川エツ子17歳の日々を4コマで。

初出が古いっ!5年以上前のネタとかあるじゃん!絵がっ!
などとちょっとショックを受けつつ。おかげでけっこう、重複してるというか同じ説明を2度3度と繰り返してたりするんだよなぁ。

しかし、登場人物3人で、しかもほぼ家の中だけでのネタのみで、しっかりとキャラを立てネタを積み上げ、そしてさらにキャラを立たせ、といった展開が続くのはさすがというところ。
ただし、こいずみまり特有のシモネタエロネタの類はほぼ無いと言えるので「わー、こいずみまり新刊だー」と思って読むと肩すかしをくらう可能性有り。
4コマ作品としては標準水準より上なのは当然なのですが、エロネタ無くて、さらに初出が飛び飛びで、といった分差し引いて、プラスマイナスでさて??
といったところ
あとあえて言うなら、キャラ立ては充分なので面白く読めるんですが、あといっこなんか欲しいな、物足りないな、と思ってしまうのが惜しい点(エロでなくとも)。

それとこの1冊、CG塗りがヲタ好みしそうな憎い表紙になってんなーと思ったら
やっぱりというか、売れ行き好調です。この肌の透明感の出し方は完全に特定男性向けのそれだしな。

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
メイドものだけどよくあるヲタ向けとはまたちょっと違ったのはないかなーって人に。

「こんなものを買った」さんとこでの感想はこちら

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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1巻目の「フルたま」

fulltama.jpg
「フルたま」(1)/高岡永生
講談社・少年マガジンKC
2/17発売
※2巻同時発売

【あらすじ・感想】
(同時発売の2巻目は未読です)
フルスイングが信条の高校野球選手が、ケガによる挫折を機に、テニスに転向してテニスでもフルスイングという話。

野球経験者がテニスに挑戦、という点は目を引くものの、そこから先にぱっとするものが見あたらず。
何でもいいので一つだけでも、印象に残るような要素が欲しいところ。絵でもストーリーでもそれ以外でもなんでもいいから。
セリフ、構図、絵のバランスがよく、漫画表現としての水準は高い位置にあると思えるのですが、「これっ!」ていうのに欠けるのは痛い。
プロットの組み立てやキャラの設定付けもまだまだひねってもらえると、それだけでも面白く読めたと思うのですが。

2巻同時発売のようですが2巻で完結。

オススメ度:★☆☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
ジャンプのテニス漫画への対抗心を燃やす、マガジンのひとつの結果を確認したい人に。

「こんなものを買った」さんとこでの感想はこちら

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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1巻目の「創竜伝」

souryu.jpg
「創竜伝」(1)/恵 広史・田中芳樹
講談社・少年マガジンKC
2/17発売
※2巻同時発売

【あらすじ・感想】
(同時発売の2巻目は未読です)
竜王の生まれ変わりである4兄弟がどうのこうのと超能力。陰謀に巻き込まれつつバトルして、と。
おいらは原作を読んだことがないので、この1冊はあくまでも一つの漫画作品として判断しますが。

あちこちに貼られた伏線や、今後につながる「謎」の数々は、2巻目以降への期待を充分に持たせてくれるものがあり、話の広がりがどこまでいくのだろうかと楽しみにはなります。
が、やはり母体となっているのが、今となってはそこら中に溢れかえった現代ファンタジーなわけでして。
原作が売れた小説なだけに、各キャラクターはかなり魅力的ですが、それで超能力でバトルといってもことさら目を引くものはなく、絵としての表現も見慣れたものに落ち着いています。

もちろん、だからこそすんなり読みやすいというのはあるのですが、すんなり読めすぎてしまうため、これがどうして講談社の肝いりなのか分からないわけです。

うん面白いね。面白いけど、これじゃなくても代替品でもっと面白いの知ってるしなぁ、というのが正直なところ。
原作に対する思い入れの無い最近の読者にとっては、「男ばっかの4兄弟でバトル?わかりやすいくらいに女性ウケ狙ってるねぇ」とすら思われかねないです。
というかすでにCLAMPも絵にしてしまってるしなぁ。
本当になんで今創竜伝なんだろう?
2巻目からはまた違う方面で面白くなってくるんでしょうか?

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●○○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
古参の漫画読みには「ああ懐かしいね、田中芳樹」とでも。

「こんなものを買った」さんとこでの感想はこちら

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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2005年02月19日

ひょうたん通信アップ、その他

ひょうたん通信Vol.20アップ

Vol.20をまとめて見る(重いです)
Vol.20の1ページ目を表示

もう下旬じゃん、てタイミングでの完成でほんともう・・・
いろいろとやってはいるがお客さんからの反応はほとんど返ってこないこの通信
しかし配布数も限定的だし、あろうことか配布の時期も月によってバラバラ
こんなんじゃぁ、内容以前の問題なわけで。
きっちりとお客さんとの間を取り持つことのできる通信を目指します。初心に戻って本当に1から作り直し。

さて

うちの妹が、ラーメンズ第15回公演「アリス」の福岡公演を見に行きまして
「いやー面白かったー。ほんと長崎公演見に行けば?」と。
長崎公演は一ヶ月後。どうするかなぁ行きたいなぁほんと。
とりあえず、チケット取ってあとどうするか考えよう。

以下気になったことを数点

PEPSI×NINTENDO
 うお・・・これはちょっといいなぁ。ドット絵カクカクのマリオってのがいいすな。
 春はペプシ飲みまくりかなこりゃ。

TOUHOUAGES 2500シリーズ Vol.1「マスターバーナー」
 東方系疑似3DSTG。東方系をアフターバーナー風にアレンジ。
 サイトの作りも凝ってます。ロゴもいいすね。後でちょっと落として遊ぼう。

『SHUFFLE!』トレーディングフィギュア発売決定
 他にも今年の春はこの手のミニフィギュア関係で良さそうなのがいっぱい出ます。
 やばいくらい出ます。物欲をおさえにおさえてこういうのは極力集めないようにしてるおいらですら欲しいのがいっぱい出ます。発注書がまわってくるたびに苦悶しっぱなしです。
 コナミのメカ娘に、
 ランブリングエンジェルのVol.2も出るし、
 "萌えコレ"アージュマニアックスに、
 カプセルフィギュアがToHeart ReとCanvas2と2種……
 一撃殺虫!!ホイホイさんのコレクションフィギュアもたしか5月あたりだったか。
 ヤバいです。

Leaf新作「Tears to Tiara」、4月に発売延期
 やっぱり延びたか。3月25日発売なのに案内まわってこないところみると、こりゃ延期だなーとは思ってましたが。
 Leafもこの手の情報流れるタイミングが遅いからなぁ。

 延期といえば、オーバーフローの「スクールデイズ」も大幅に延期中ですが、2月→4月の延期は良くない。3月をまたぐ延期は非常によろしくない。
 「……あの、すいません、『スクールデイズ』なんですけど、予約キャンセルしてもいいですか?3月で学校卒業して、鹿児島からよそに行くんで」
 なんてなこと言われちゃったからなぁぁぁぁぁぁもぉぉぉぉぉ。

投稿者 bird_chief : 04:25 | コメント (0) | トラックバック
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1巻目の「野球しようぜ!」

yakyuusi.jpg
「野球しようぜ!」(1)/いわさわ正泰
秋田書店・少年チャンピオンコミックス
2/8発売

【あらすじ・感想】
主人公はこの春から高校生になる男の子。利発だが無垢で優しい感じのキャラ。
運動神経が異様に良くて肩が強い。
実の両親はいないようで、引き取られた家族の中での立場はあまり良くない。特に継母からはいびられているようだが、本人は純真なのであんま気にしてない。
で、この主人公、養母の徹底した野球嫌いのせいで、「野球」というものを一切知らずに育ってきました。そんな彼が高校で野球に出会って、さて、という内容。

まずは読んで最初にやってくる、主人公の置かれた境遇や彼の性格設定を示す導入部がこの漫画のハードルとなる。
「継母のひどい仕打ち」「でもめげない主人公」といったところの表現が、少年マンガだというのを差し引いても、ちょっとこれはあまりにも古典的にすぎる。分かりやすいことは分かりやすいんですが。

そこ超えると「野球との初めての出会い」が待ってるわけなのですが、なるほどこういったパターンはあまり例がないだけに、面白い。
野球というスポーツにおける、選手の一挙手一投足を彼がどう観察し、どう理解していくか。そしてそこからどういった行動に移るか、そのあたりがこの作品のキモとなっているわけです。
なんせ何も知らないから何をしてくるか予測が付かない。最初の試合が進むにつれ、この主人公がいったい次は何をやってくれるのか非常に楽しくなってくるのだ。

そんな主人公の言動はたしかに気になるし、ああこいつはこの先どんなことをやってくれるんだろうかと、2巻目以降への期待を持たせてくれるものは充分にあるんですが、「漫画作品」として見ると、それだけを頼りにこれを買い続けるかは微妙なライン。

まるで赤ん坊のように、「野球」の全てを吸収しようとする主人公はすごい魅力的なんですけどねー。

オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
ちゃんとした野球漫画だけど、ちょっと毛色の違うものが読みたいという人に。

「こんなものを買った」内での感想はこちら

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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2005年02月18日

桜玉吉サイン会、日程決定

都合により延期のまま開催日未定となっておりました
ひょうたん書店Warp店での、桜玉吉サイン会
改めての正式な日程が決まりました。

3月12日(土)
13:00〜開始
先着100名様

※↑若干の変更点がありました。詳細はこちらのページに正式告知という形で案内を出していますので、ご確認ください

となっております。

エンターブレインの中の人からうちの店に連絡がありまして
「あのHPの告知も、至急、修正するように」とのお達しで
取り急ぎの、最低限の開催情報くらいしか私のとこには伝わってきていないので
私個人に対してのメール等問い合わせその他はご遠慮願います
私のいるとことはまた別店舗の話でして、直接的にはあまり関われないイベントでもありますので

「エンターブレインのHPでも告知出してよー」
「いやぁ、うちよりもあのHP、人いっぱい来てるんだし、そっちで告知打ってよ」
というやり取りが上のほうであったとか無かったとか…

各方面の方々に見られているのは別にいいんですがね…

投稿者 bird_chief : 04:02 | コメント (0) | トラックバック
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1巻目の「ホームメイド」

homemaid.jpg
「ホームメイド」(1)/谷川史子
集英社・りぼんマスコットコミックスCookie
2/15発売

【あらすじ・感想】
母親は漫画家で在宅家業。父親は仏像修理師としてあっちこっちを飛び回り、プチ母子家庭。母親の代わりに小間使いのごとく家事全般を請け負う15歳がこの作品の主人公。
この家族の話が軸となる連作と、読み切り1本、描きおろし1本からなる1冊。

私にとって谷川史子は、店で仕事のついでで新刊リストを眺めて、この名前を見付けると「おっ、今月新刊出るのか!」と嬉しくなる作家の1人。
なんせたまにしか本が出ない短編作家っていう印象があるもんで。しかし今回は連載作のようなのでまた嬉しさもひとしお。
今はクッキーで主に描いておられるようですが、りぼん時代からずっと好きなんですわ。
登場するキャラクター群は、決して個性が前面に出てくるタイプではないのですが、その分キャラごとの背景の積み重ねで印象を深めてくれます。どこがどうというわけではないのに、読み終えて思い返すときっちり頭に残ってくれている魅力的なキャラ達。
そういった登場人物を丁寧に配置して、ふんわりと優しさで包んでみました、というストーリーの妙。

……ああやっぱり、この1冊についてではなくて、おいらがいかに谷川史子が好きかと述べるだけになってしまったが、まぁいいか。

あと基本的に善人しか出てこないし、人によってはぬるく感じる作品かもしれないけど、ギラギラと濃い少女漫画は最近多いんだから、こーいうのもいいじゃん。ねぇ。

それと、おいらの周囲の知人で、やはり男性なのに谷川史子は好きだっていう人がちらほらいまして、
「あ、谷川史子新刊入荷しましたよ」
「うん、知ってる」
「レジ裏の棚に置いてありますんで。私のと一緒に」
なんてな会話を店内でしたりもするのですが。

この方もそうだったとは
この記事を書く前に読んじゃったから、なんか文章打ちながら変な気分だったり。

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
「ナニこの最近の、刺さるんじゃねぇのってくらいにトガったアゴの美形ばっか出てくる少女漫画は」とお嘆きのあなたに。

「こんなものを買った」さんとこでの感想はこちら

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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1巻目の「紳士同盟†」

shinshido.jpg
「紳士同盟†(クロス)」(1)/種村有菜
集英社・りぼんマスコットコミックス
2/15発売

【あらすじ・感想】
主人公、乙宮灰音は15歳。彼女が通うお金持ち専用学園には独特の制度があり、生徒全員が金、銀、銅のランクにわけられている。ランクが高いほど、学園内では優遇されている。
ただし最高の金のランクはただ1人、学園の生徒会長であり「皇帝」と呼ばれる者だけがその地位にあることを許される。
そして主人公はその「皇帝」に恋をしている、という導入。

まずはいきなり目を引く金銀銅の設定ですが、「ここには外の社会とは隔絶した、特殊な学園世界が成り立っているんですよ」という学園モノ特有の舞台設定アピールに過ぎないので置いておくとして。

とにかくにぎやかなコマに、テンポよく進む展開、そして次から次に登場するキャラクターなど、それらがまとめて波となって押し寄せてきますが、その波に乗るコツさえ分かっていれば楽しく読める作品。
めまぐるしい移り変わりはそれだけ飽きさせない作りの証拠です。
逆にそういった点がひたすらにうるさく、読みづらく感じてしまう人だとちょっと拒否反応出ちゃうかも。

しかしまぁ、こんだけ騒々しくばばばっとイキオイで読ませちゃうのに、ちゃんと個々のキャラが頭に残り、エピソードもしっかり飲み込めるのはさすが。
一見バタバタゴチャゴチャしたマンガに見えるんですが、「最近の子供向け少女漫画」であるという点をわきまえていれば面白く読めます。

あと、りぼんという少女漫画誌における性表現のギリギリのラインが、「はだけた襟元から胸の谷間が見えて、ブラは見えるか見えないかギリギリのとこ」であると判明したのは興味深い。
・・・・・・というかりぼんで描いてて、セックスを想起させかねない表現を入れるかねフツー。

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●○○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
とにかく楽しい少女漫画が読みたいって人に。


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2005年02月17日

ひょうたん通信、原稿落ち寸前

20日には新しい編集体制としての発行となる101号目の締め切りが・・・
100号はなんとしても出します!落としません!

以下、気になったこと数点ほど

同人ど〜らくさんにて、お奨めの同人ゲーム主題歌紹介(2/17)
 そぉいや2月になっても同人ソフトの新作ラッシュが終わらないです。
 毎日発注で頭のなかぐちゃぐちゃになりそうです。

エロゲメーカーの相関関係
 エロゲやっててもこういうとこまで気にする必要は無いと思いますが、担当としてはけっこう面白く見れます。
 メーカーと他者との関係で言うと、ここにある親子関係からさらにそれぞれの流通さんや審査機関まで加わるわけで、多種多様なしがらみのある世界であることは容易に推察していただけると思います。

5月、キングゲイナーのフィギュアが出る
 あぁ〜〜、欲しい〜、これ欲しい〜
 100%、しばらくするとホコリまみれになって部屋のどっかに転がってしまうんだろうけど
 でも欲しい〜
 これうち入荷できますか〜〜??


真っ暗な自分の部屋に入ったとき
「ガッ」と何かを踏んづけて、すっころびそうになった
「天獄」の第1巻初回限定版の箱だった。(マンガは読んだがフィギュアは出してない)
ほんともうこの部屋片づけたい、と心底思った。

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1巻目の「ホタルノヒカリ」

hotaruno.jpg
「ホタルノヒカリ」(1)/ひうらさとる
講談社・KC kiss
2/10発売

【あらすじ・感想】
主人公、雨宮蛍は27歳、OL。恋に仕事に遊びにとはりきるお嬢さんがたを尻目に、今日も合コンの誘いを断り、散らかし放題の部屋で短パンで二度寝。
仕事終われば毎日直帰で、マンガ読んで手酌で酒飲み、「中学高校のときめき思い出したいなー」なんてなこと言うような、恋に枯れた「干物」な彼女。

借家ながらも広い家に一人暮らしの気ままな生活、のはずだったのだが、同じ会社の上司といきなり同居するはめに。この上司が40代男性ですごいキレイ好き。んで渋い。いわゆる「オトナ」。
そしてさらに
主人公とは仕事の関係でちょっとした付き合いのある年下のイイ男。眺めてるだけだったそのイイ男とちょっといい雰囲気に。
5年ぶりの恋愛にはりきる主人公。だがしかし、長く続いた干物時代のブランクは大きかった……!
「彼氏 彼女って…いったいどーやったらなれるんだっけ……?」
干物女は忘れた恋心を取り戻すことができるのか?

といった導入。
んで、恋愛を忘れてしまった女性が右往左往してつまづいて、そのたびに同居人の上司から手ほどきを受けて一歩前進、というそういった展開が続きます。
いやぁ面白い。恋愛主体の作品でありながら男でも読めるのは、「迂闊な」女性の姿が描かれてるからですな。
彼氏とドライブしてたら話すことなくて、うっかり「………うわっ、寝てたーー!!」っていうような。
もちろん、女性であっても楽しめるはず。主人公と近い年齢なら「わたしも!」っていう読者も多いようで。

男性の側からすると、主人公の恋愛相手となる年下のイイ男が特徴もキャラも無いように見えるのですが、これは作品の本体が「久しぶりに恋愛する女性」のドキュメンタリー(?)であるわけなので、その場合相手役はこれくらいニュートラルなほうがいいってことでしょう。
あと、主人公の同居人である上司(41歳。既婚)の位置づけが1巻目では曖昧というか、親であり保護者であり恋愛指南役みたいになってるところが気になるところ。
「こんな妻子持ちの41歳はいねぇ」というツッコミはひとまず置いといて、この作品中におけるこの上司の存在がどーいう役割を担っているのかが非常に気になる。
年下イケメンとの恋愛話、だけではないエピソードがちらほら有り、それが今後どういうところに着地するのか。
でもまぁ、この場合の「気になる」は、「続きが気になる」という意味なわけで、問題なし。
ただまぁ、渋くてかっこいい41歳既婚男性が絵として描けてないのがなー。

あと表紙がいいですね。真っ白なバックにオレンジの控えめなロゴが視線を留めますな。

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
20代後半の社会人女性。(まんまだ)
「少女漫画読むけど、レンアイものはちょっと…」ていう男性もこれは大丈夫。
やはり20代後半であればなお可。

「こんなものを買った」さんとこでの感想はこちら

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

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2005年02月16日

いろいろとショック

ああ今回も発行が遅れてるひょうたん通信
次号からはもう編集スタイルを根底から見直し
おいらに一極集中してる今の体勢を解きまして、それぞれのページは直接の担当が作ることに。
次は次としてさしあたっては今号だ
ちょっともう無理してでも仕上げなきゃ

と思ってたら

一瞬の停電でデータ消失

ヘコたれてこっちの更新です
主にここ数日で気になったこととか

ドラマCD「ひぐらしのなく頃に〜鬼隠し編」公式サイト
 いよいよですな。キャストも紹介。
 しかし、やっぱジェネオンか出すのは。

AQUA-STYLE、突然の活動凍結宣言
 ショック。
 しかし活動凍結の理由はどこかホッとした気分。
 そーだよなぁ、マリグナってゲーム映像表現の技術的な質を魅せる作品なわけで。そういった技術的なところでのダメージを受けて凍結、ていうのは、サークルとしての本来の位置をしっかり持ってるが故であるように思えて、頼もしく思えますわ(変な表現だけど)。
 …だいたいまぁ、「ネタ」としてのパロディ作品として見ちゃうと、いまいちなわけだし。

本屋はなぜ苦しい
 おいらは書店員としてはペーペーの下っ端も下っ端なのですが
 それでも、今の書籍流通システムが問題点も多いままにほったらかされてるなぁという印象は受けます。
 言い出すと長いしおいらには語る資格も無いのでやめときますが、色々あるんですよねぇ。
 うちの上司の受け売りですが、「本屋さん」っていうのは他の小売業からすると随分と異質なんです。
 
ライトノベル市場は
 この記事とは直接的には関係ないんですが
 この記事のおおもととなった、「新文化」の該当記事に、ひょうたん書店のことも出てきてたそうです。あとで読ませてもらおう


そうそう

店に、DVDの仕入れ元から販促物が届いたのですが。
フィルムの切れっ端。明かりに透かして見ると、どうやらアニメのフィルム。
なんだっけなこれ?販促物もらえるほど発注かけたDVDって最近無いはずだが…?
と思ってしげしげ眺める。
この逆光表現はどっかで・・・
あ!「雲のむこう、約束の場所」か!!
とゆーわけで、「雲のむこう、約束の場所」DVDにアニメフィルム付けます。

投稿者 bird_chief : 01:17 | コメント (0) | トラックバック
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2005年02月15日

1巻目の「DANCE DANCE DANCE!」

dance3.jpg
DANCE DANCE DANCE!(1)/森田柚花
マッグガーデン・ブレイドコミックス
2/10発売

【あらすじ・感想】
舞台は西欧風のどっか。主人公は夢多き活発な少女。
自分の生まれ育った町を愛し、学生としてごく普通の生活を送り、明日のパーティーは何着ていこうかとそんなことを考えているような。
そんな少女が突然に、今まで住んでいた町とほとんど同じだがどこか違う、そんな世界へ飛ばされてしまう。

序盤から主人公の主張が強すぎてハナにつくが、物語の導入部として主人公の紹介を端的に行うにはこれくらいがちょうどいいか。
クセのない線によって描かれている絵は誰にでもすんなり受け容れられるはず。
スクエニ系の例に漏れずキャラや作品世界は飲み込みやすい。
が、この1巻目では話が何も進んでないので困る。いや困るというか……。
なぜ主人公はここに来たのか?なにをしなければならないのか?
そういった、この先を予見させる伏線らしいものもほとんど無いような1巻目でして。
どーいう方向に進む作品なのかすら分からないため、そういう意味では続きが非常に気になるところ。
キャラクターが弱いため、もちっとがんがんと、次への期待を煽る伏線があっても良かったか。

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●○○○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
「近代」ファンタジー好き(蒸気機関とかそういう)。
西欧風無国籍ファンタジーがOKな人。

「こんなものを買った」内での感想はこちら

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 21:03 | コメント (0) | トラックバック
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2005年02月14日

1巻目の「戦争の犬たち」

dogsofwar.jpg
「戦争の犬たち」/傘尾 悟
少年画報社・YKコミックス
2/10発売

全1巻
「地雷屋」と同時発売

【あらすじ・感想】
洋の東西を問わず、戦争の中で活躍した「犬」をテーマに描かれるオムニバス作品集。

「迷彩君」がわりかし読めたのはミリタリーバカのコメディだったからだよなぁ、と思っていたのですが。
笑いの要素を抜くと傘尾悟はやはり少々厳しいか。
陸海空なんでもありで、さらに第一次大戦から現代戦まで舞台として描けてしまう、戦場描きとしての傘尾悟は認めるんですけどねー。
犬をテーマにした話としては、本当にあったかもしれないと思わせてくれるスレスレのラインのところにあるのも惜しいところ。なんらかのデータや文献をちらつかせて、事実に則していると少しでも感じさせてくれるとまた面白く読めたところなのですが。

オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●○○○
(各5段階評価)

【こんな人に読んでほしい】
ミリタリー好き。
犬好き……?

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちらから)

投稿者 bird_chief : 10:19 | コメント (0) | トラックバック
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