« 12月の花火。あと「新作発売日」の謎 | メイン | ひょうたん通信、発行遅延のお詫び »
2004年11月12日
メガネポニー保護条例制定
講談社アッパーズKC新刊
「ジョバレ」(1)(2)/白井三二朗/講談社アッパーズKC
(1・2巻同時発売)
![]()
アッパーズ本誌連載でちらっと見かけた時に気に留めておりまして
なかなかに良い絵柄だったのであらためて紹介
詳しくは以下に
で、ちょっとした期待作だと思ったのに、発売日を迎えても売れ行きがよろしくありません。
おかしいなぁなんでだろうなぁと、仕事を終えて客の顔になってあらためて内容をチェックしてみますと……
(うちの店は新刊1巻目とかには立ち読み可能な見本品を置いてます)

おおう、なかなかにステキな、今となってはマンガのヒロインとしては古風となってしまったメガネポニーではありませんか
と鼻息も荒くしとったのですが

!!!!!!!!

1話目のほんの数ページで脱メガネ!!
ヒロインが脱メガネ!!
これか!これのせいで売れなかったんだ!そうにちがいない!!
なんてことおおおぉぉぉぉ!!
と、いった魂の咆吼はさておきまして(涙)
こんだけの紹介ではぷに萌え系ラブコメマンガと思われるかもしれませんがさにあらず。
なかなかに読み応えありましたぞ。
この脱メガネを経て物語は本格的な熱血スポーツモノになっていくんですよ。
スポ根展開は最近流行りのスタイルではないかもしれませんが、作者が話にノって勢いよく描いてるのがこっちにも伝わってくるようで気持ちいいです。
登場人物のキャラもそれぞれうまく立ってますし、作品全体のバランス感が良いです。
ともすれば絵柄との調和がとれなかったり、押し付けがましく空回りしてしまう「萌え系熱血」の中では完成度が高いですな。
このタイプのマンガって、話の流れは熱血してるんだろうけど読者をおいてけぼりにして勝手に盛り上がってるようなのがとっても多いだけに、この成功例は貴重だと思いますぞ。
見開きに力があるんだよね。大ゴマ、見開きで読み手の心を掴むのだ。
惜しむらくは、これが作者の初連載ながらも掲載誌の休刊のため、ほぼ打ち切りに近い形での完結となってしまったこと。
でも、この絵でこの水準の話が描けるなら、次の作品がもっと面白くなっていることを期待しても損は無いかも。
そしてメガネポニーを……!
メガネポニーの復活を……!
投稿者 bird_chief : 2004年11月12日 01:58
Trackback Pings
このエントリーのトラックバックURL:
http://b-chief.org/mt/cgi/mt-tb.cgi/79